ワイヤレストラックパッド(タッチパッド)おすすめ12選｜iPadやMac用も紹介

「マウスだと机の上で動かすスペースが邪魔になってしまう」「スマホやタブレットに慣れてしまい、パソコン操作も指先で行えたら便利なのに」と感じている方も多いのではないでしょうか？

そこでおすすめしたいのが「ワイヤレストラックパッド」です。「タッチパッド」と呼ばれることもあるトラックパッドは直感的に操作ができる便利なアイテムです。使いこなすと、作業の効率アップや手首の疲れを軽減させるなどのメリットがあります。

しかし、ワイヤレストラックパッドにもさまざまな商品が発売されているため、どれを選べばいいのか迷う方もいるでしょう。そこでこちらの記事では、ワイヤレストラックパッドの選び方を徹底解説します。ワイヤレストラックボールも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ワイヤレストラックパッドは、スマホ操作のようにパソコンを指先で直感的に操作できるガジェットのことです。マウスでの長時間作業は手首の負担になり、ひどい場合は腱鞘炎になることもあります。

しかし、トラックパッドでの操作なら指先だけを使用するため、手首への負担を軽減できます。また、ワイヤレストラックパッドなら、固定された範囲の中で使用するので、マウスに比べると省スペースで操作可能です。マウス操作で感じる不満を解消できるでしょう。

ワイヤレストラックパッドが使用したいデバイスと互換性があるかどうかは必ず確認をしてください。対応のOSやバージョンによっては、使用できないこともあるので要注意です。

macOSなら、やはりMac純正品や専用モデルを推奨します。特に、純正品を使うことでMacオリジナルの操作性をより体感できます。また、windows用のモデルは、windows８やwindows10に対応していることが多いです。

そのため、windows対応のモデルでもパソコンのバージョンが古くて使えないこともあります。OSはもちろん、対応のバージョンも必ず確認しましょう。

iPadやMacを持っている場合、純正品を買うか互換製品を買うかで悩む方もいるでしょう。互換製品は純正品に比べると価格が安いので、予算の都合で検討する方も多いと思います。しかし、以下のようなデメリットも挙げられます。

• 純正品に比べると、ジェスチャーの数が少ない
• 純正品と同様の使用感ではない

ジェスチャーの数が減ることで効率が下がってしまう可能性や、純正品と異なるために使用の際ストレスを感じる場合もあります。そのような点も踏まえて、どちらを購入するか一度考えてください。

ワイヤレストラックパッドとパソコンやタブレットの接続方法には2種類あります。ここでは、接続方法それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

USBレシーバーを外付けするタイプの2.4GHz無線方式は、USBポートに専用のレシーバーを装着して、トラックパッドとパソコンを接続して使用します。PCのスペックを選ばず、通信に方向性もないので場所も選ばない点がメリットです。

一方で、複数の機械で同時には使用できません。ノートパソコンとの互換性もあまりよくない点もデメリットでしょう。複数台の機器に接続したい方は、Bluetooth方式のモデルをおすすめします。

Bluetooth方式は、Bluetoothを搭載している機器に接続して使えるタイプです。Bluetooth方式はバッテリーが長く持ち、USB接続機器を複数同時に使える点がメリット。先述したように、USB接続機器を同時に複数台使用したい方はBluetooth方式がおすすめです。

ただし、電波によって途切れることがあるのはデメリットです。離れた場所や機器の間に障害物があると、通信が不安定になることもあります。

ワイヤレストラックパッドには、さまざまなサイズのものがあります。持ち運びが多い場合にはコンパクトモデル、手が大きめの方には面積が広いものなど、用途や使う人によって使いやすいモデルは異なります。そのため、なんの用途で使うのか購入前にしっかり考えましょう。

キーボード一体型のワイヤレストラックパッドは、手を大きく移動させることなくパッドとキーボード間を移動できるため、作業効率アップに繋がります。また、一体型なので持ち運びがしやすく、携帯性に優れている点もメリットです。

一方で、独立型に比べてパッド部分の面積が小さい点はデメリットです。そのため、のびのびとジェスチャーを使用したい方や手が大きめの方には、独立型モデルが使いやすいでしょう。

独立型は一体型に比べて、パッド面積が広い点とのびのびジェスチャーができる点がメリットです。パッドでの作業が多い方や広々とパッドを使用したい方は、独立型のモデルをおすすめします。

しかし、面積が広い分、一体型に比べると場所を取ってしまいます。購入前に設置予定の場所とサイズが合うかどうか確認しておくと安心です。

ワイヤレストラックパッドには、充電が必要なモデルと乾電池を使用するモデルの2種類があります。用途や使う場所によって適したものを選びましょう。

電池式のワイヤレストラックパッドは、充電ができない外出時でも電池さえあれば使用できる点が大きなメリットです。外出先で充電ができない場合に重宝します。一方で、予備の充電を持ち歩く必要があり、荷物を少なくしたい方にはストレスになるかもしれません。

充電式のモデルはパソコンから給電でき、電池を使用しない分軽量でコンパクトな点がメリットです。携帯性に優れているため、外出時に使用したい方にもおすすめ。ただし、事前に充電しておかなければ使用できません。充電する手間を省きたい方は電池式のものが使いやすいでしょう。

ジェスチャとはワイヤレストラックパッドのショートカットキーのような機能です。アプリを起動したりデスクトップを表示したりできるため、あると活躍します。ワイヤレストラックパッドを使いこなしたい方は、ジェスチャ対応製品がおすすめです。

上記でご紹介したおすすめ製品を表にまとめました。サイズや対応機種などひと目でわかる一覧表なので、ぜひ購入の際の参考にしてください。

現在販売されているおすすめ商品をご紹介しましたが、実はトラックパッドは自作も可能です。感度の調整やカバーの取り付けなど、製作はかなりレベルが高い作業になりますが、ガジェットの自作が好きな方や自作に興味がある方は1度挑戦してみるのもいいでしょう。

ここまで、トラックパッドの魅力やおすすめ商品をご紹介しましたが、マウスに使い慣れているから高機能なマウスで作業の効率化を図りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが「トラックボールマウス」です。

トラックボールマウスはマウス本体にボールが付いていて、そのボールを指で回すことでカーソルを動かします。マウス本体を動かさないので、手首の負担軽減や作業中の無駄な動きを省くことが可能です。

また、商品によってはマウスに付いているボタンを自分好みにカスタマイズできるものもあります。よく使う操作をボタンに割り当てることで、作業の効率化が実現します。トラックボールマウスについてもっと知りたい方は、ぜひ以下の記事も合わせてチェックしてください。

今回は、ワイヤレストラックパッドの選び方やおすすめ商品をご紹介しました。ワイヤレストラックパッドは直感操作で効率的に作業をしたり手首の負担を減らしたりと、とにかく便利なガジェットです。本記事を参考に自分に合った商品を見つけて、作業効率をアップさせましょう。