3DCG制作ソフトのおすすめ12選【無料・有料・これから始めたい人に】

3DCG制作ソフトを使えば映画やゲームのワンシーンを自分で再現することができます。自分で作ってみたいと趣味から始める方や将来プロのクリエイターとして3DCG制作ソフトを仕事にしたい方必見です。3DCG制作ソフトの選び方やおすすめの商品をご紹介しています。

2020/06/26 更新

映画やゲーム、広告などのあらゆるシーンで使われる3DCG。迫力のあるかっこいい映像を見て、「自分も3DCGを作ってみたい...」と思われた方もいるのではないでしょうか?将来的にはプロのクリエイターとして3DCG制作を仕事にしたいという方もいるはず。

 

ですが、3DCG制作ソフトには初心者向けの無料で使えるソフトから、数十万円もするプロのクリエイター向けのソフトまでさまざまな種類が存在します。「せっかく高いソフトを購入したのに自分に合わなかった」という失敗はしたくないですよね。

 

そこでこちらの記事では、3DCG制作ソフトの種類や選び方、おすすめの商品をご紹介していきます。無料ソフトと有料ソフトの違いについても解説しているので、これから3DCG制作を始めようという方はぜひ参考にしてみてください。

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3DCG制作ソフトは「統合型」「特化型ソフト」の2種類あります。自分のスキルや目的に合わせて選ぶのが大切です。ここでは、それぞれの特徴を説明していきます。

統合型ソフト

統合型ソフトはCGソフトの機能をすべて搭載しているソフトです。1つのソフトですべての機能が集約されているので便利なのが特徴です。

 

平面の設計図を可視化する「モデリング」、実際に存在するように加工することができる「アニメーション」、イメージ計算を行う「レンダリング」など最初から最後までの作業を1つのソフトで制作することができます。

 

3DCG制作を試してみたいなと思っている方は、まず統合型ソフトから初めて見るのがおすすめです。デメリットとしては、1人ですべての機能を学ぶのが大変な点と、そもそもの機能が使いづらい場合などがあります。

特化型ソフト

特化型ソフトは「モデリング」「スカルプト」など特定の機能だけを搭載しているCG制作ソフトです。スカルプは、彫像を作る、彫刻するという意味です。限られた作業しかしないために使いやすさと機能性が優れています

 

統合型ソフトでは簡単に再現することができないものでも特化型ソフトなら簡単できます。統合型ソフトのように最初から最後まで1つのソフトで制作することはできませんが、1つの分野をどんどん追及することができるのが特徴。

 

ある程度の目標がある方に特化型ソフトはおすすめです。

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3DCG制作ソフトは無料ソフトと有料ソフトがあります。無料と有料ではできることが違ってきます。無料ソフトは本格的な編集機能が実装されていない、もしくは実装されていても有料で制限を解除するケースが多いのが特徴です。

 

その点、有料ソフトはクオリティーを上げるための機能が充実しており、プロが商品を作るときに使うような機能が多数搭載されています。有料ソフトは高価なものが多いので、続けられるか不安な場合は無料ソフトから初めてみましょう。

 

特に初心者は入門用に無料ソフトを使い、スキルアップしたくなったら有料ソフトの購入を検討するのがおすすめです。使い勝手の良さもソフトによっては大きく異なるので体験版や無料ソフトから試してみましょう。

種類と無料・有料ソフトの違いが分かったところで3DCG制作ソフトを実際に選んでみましょう。ここでは3DCG制作ソフトの選ぶときのポイントを詳しくまとめました。選ぶときの参考にしてみてください。

使用目的に合わせて選ぶ

3DCG制作ソフトを使う用途から選んでみましょう。統合型ソフトと特化型ソフトでそれぞれ特徴が異なるため、目的に合ったソフトを選ぶのがポイントになります。初心者の方は基礎からCGを学べる統合型ソフトがおすすめです。

3DCG制作の全体的な基礎を学ぶなら統合型がおすすめ

統合型ソフトは全体的な3DCG制作の基本を学びたい方におすすめです。3DCG制作を勉強する学校でも使用されているソフトで、幅広い知識が身につきます。3DCGソフトで何ができるのか知りたい方にもおすすめです。

 

モデリングをはじめレンダリング、3DCGアニメーション制作など統合型のソフトはCGソフトの機能をすべて搭載しているので、やりたいことを色々試してみることができます。まずは全体的な基礎を学びたいという方には統合型ソフトがおすすめです。

特定分野のスキルを学ぶなら特化型のソフト

特化型ソフトは作りたい作品ややりたいことが明確に決まっている方におすすめです。特化型ソフトは特定の機能だけを搭載しているCG制作ソフトなので、結合型ソフトでは再現が難しいものでも特化型ソフトなら再現することができます。

 

モデリング、スカルプト機能など特定の機能に特化しているので、操作方法がわかりやすいのが特徴です。学校では統合型ソフトを使うケースが多いですが、製作会社では統合型と特化型ソフトを組み合わせて利用しています。

 

統合型ソフトだけではできないソフト技術を学びたい方は特化型ソフトがおすすめです。志望している企業や学校などで改良され独自ツールとしてスタッフや学生に配布のみを行っているものが多くあるのでどういう環境で使うか考える必要もあります。

特徴的な機能を確認する

3DCG制作ソフトに搭載されている機能はソフトによって異なります。それぞれのソフトの特徴的な機能をチェックして自分に合ったソフトを選びましょう。

キャラクターの造形にはモデリング・スカルプト機能

キャラクター制作や3Dプリンターで作品を制作したい人におすすめなのが、モデリング・スカルプト機能が優れているソフトがおすすめです。モデリング・スカルプト機能が強い商品は造形物の形を作り出す3DCG制作の基礎になります。

 

ポリゴン風の作り方が主流でしたが、より直感的な操作や造形物を作れるスカルプト機能に対応しているソフトが最近は人気です。また3Dプリントによる作品を作りたいと考えている方にもおすすめです。

リアルな造形物を作るならテクスチャー・ペインティング機能を重視

リアルな造形物を作りたい方はテクスチャー・ペインティング機能が優れているものがおすすです。制作した造形物に「色を塗る、質感を出す」ことで完成した作品をよりリアルなものに近づけるために重要な機能です。

 

色と質感にこだわるものほど造形物がリアルに完成されていくので、人の肌の質感や光の反射具合などこだわってみましょう。

アニメーション機能があると動きのある作品を作れる

制作したキャラクターなど制作物を動かしたい場合はアニメーションに強い3DCG制作ソフトがおすすめです。しかし、アニメーションの仕組みは自動で機械がしてくれますが、アニメーション作りは自分で行うためスキルが必要です。

 

自分で制作したキャラクターや自動車など動かすことができるので、自分でアニメーション制作を楽しむことができます。物理演算を動かす必要性があり、グラフィック描写のためPCのスペックが要求されることになり高性能パソコンが必要になります。

 

ある程度のCPU・グラフィックボードが搭載されている高性能パソコンでないと滑らかに動かないので気をつけましょう。また映像作品はCGソフトだけで完結できるものが少ないので合成ソフトを使う場合があります。

表現の幅を広げるならエフェクト制作に優れたものを

爆発や破壊など表現させたい場合や物の衝突など表現にこだわりたい方はエフェクト制作に優れているソフトがおすすめです。エフェクトもPCのスペックが必要になります。物理シミュレーションによって操作が行われためある程度の性能がなければ不可です。

 

爆発などの表現も自分で制作するとなると時間がかかるので初心者よりも経験者向けの機能です。

本格的な作品を作るならレンダリング機能に特化したもの

3DCGで作ったものをまとめてアニメーションにするならレンダラー機能が優れているソフトがおすすめです。初心者には難しい作業や設定を行う必要があるため最初は難しいです。「レンダリング特化は情報形成」となるため、この分野のみ特化したソフトというのは限られています。

日本語情報が豊富なもの

3DCG制作初心者の方はネットや本から情報が得られるソフトがおすすめです。初めて使うときは操作が分からないことが多いため、必要な情報が手に入れやすいものだと分からなくてもすぐに解決することができるので使いやすいです。

 

日本語で検索してもすぐにヒットする「MAYA」「3DS MAX」などランキング上位の有名なソフトから選ぶのもおすすめです。多くの3DCG制作ソフトは日本語に対応していないものが多いので初心者には向いていません。

 

初心者でも楽しみながら3DCG制作ソフトを使いたい場合、日本語に対応しているソフトや日本語の情報が見れるソフトがおすすめです。

ライセンスも考えて選ぶ

上記で説明しましたが、無料ソフトと有料ソフトの2種類あります。購入する目的に合わせて商品ライセンスをどうするのか決めましょう。とにかく3DCG制作ソフトを使ってみたい方、コスパ重視の方は無料ソフトがおすすめです。

 

初めてハイエンド3DCG制作ソフトを試してみたい方は無料体験版ができるソフトがおすすめです。ソフトによって使い勝手や性能が違うので色んなソフトを試して自分が使いやすいソフトを選びましょう。学生割などお得に利用できるものもチェックしておきましょう。

 

購入後にライセンス登録をする永久ライセンス品は完全なプライベートで使いたい方や趣味でやってみたいと考えている方におすすめです。月額の費用が発生するハイエンド向けよりもコストを抑えることができます。

Tinkercad

デザイン・CADの知識がなくても簡単に3DCGを作成できるフリーソフト。学生やプロの方まで愛用されており、入門ツールとして人気を集めています。メールアドレスを登録すれば、誰でも使うことができ、必要な機能だけ集約されているので使いやすいです。ブラウザーツールなので、インターネット環境が必要になりますが、インストールしなくていいので便利。

 

機能
種類

メタセコイア

メタセコイアは日本製の3DCGソフトで、キャラクターのモデリングなどの使い勝手がいいのが特徴です。インターフェースが直感的で使いやすいため、アマチュアからプロまで愛用されており初心者の方にもおすすめです。無料版は機能が制限されていますが、一定の機能は自由に使えるので、初心者で3DCGを学びたい方にぴったり。制限を解除してもハイエンドソフトに比べると安いので、コスパ重視の方にも最適です。

 

機能
種類

Blender

フリーソフトといえば、Blenderが有名。完全無料で使えるソフトで、一部のプロの方も愛用してしています。モデリング・アニメーション・レンダリングをすることができ、Blenderのみで最初から最後まで作品を作ることが可能。完全無料なので、初心者の方にもおすすめですが、機能が多いので使いづらく場合があります。使いこなせることができれば、コスト最強のソフトなので本気で挑戦したい初心者におすすめです。

 

機能 モデリング・アニメーション・レンダリング・エフェクト
種類 統合型

DOGA‐L1&L2CG

「初心者にCGアニメーション制作の楽しさを体験してもらう」をコンセプトにしたフリーソフト。宇宙空間で戦闘機同士をバトルさせる設定になっており、コックピットなどのパーツ500種類から組み合わせて簡単に3Dアニメーションを作成することができます。DOGAシリーズは何種類かあり、DOGA-1が無料で使え、基礎を学ぶことができます。スキルに合わせて上位モデルに挑んでいきましょう。

 

機能
種類

ZBrush

まるで粘土をこねているかのような感覚で3DCGを作成することができます。操作はかなり直感的なものになっているので、ビュー空間を操作するためにマウスを動かしたり、ショートカットキーを使います。ショートカットキーを覚えておけば、初心者でも使いやすく、操作に慣れてきたら、ハイクオリティのCGを作ることが可能です。

 

機能
種類

Advanced RenderMan

有名な映画製作会社「ピクサー」が開発したフリーソフト。レンダリング機能に特化したソフトで、商用利用しなければ無料で使うことができるので、お試しで使ってみたい方におすすめです。CPU性能だけではなく、GPUも使ってレンダリングを高速化。

 

機能 レンダリング
種類 特化型

ZBrush

スカルプト初心者におすすめです。キャラクターや動物を制作したい方にも最適。3Dプリンターを使う方にも選ばれています。UV上でスカルプトとペイントが使え、直感的な操作が可能。滑らかで、自然なキャラクターを作り出してくれるが特徴です。日本語情報があり、体験版もあるので使い勝手を体験することができます。商用利用目的では使うことができませんが、機能制限がないので嬉しいですよね。

 

機能 モデリング・スカルプト
種類 統合型

LightWave

LightWaveは映画やモーショングラフィック、ゲームデザインなど様々な分野で使うことができる3DCG制作ソフト。直感的な操作によるモデリングやアニメーション制作をしたい方におすすめです。このソフトの大きな特徴は、日本のアニメの色に合わせた仕様に作られていることです。レンダリング機能の充実や使用頻度の高いツールが使いやすいようになっているのもポイントです。

 

機能 モデリング・アニメーションほか
種類 統合型

Shade3D

コスパ重視の方におすすめのソフトで、初心者からプロまで幅広い方に人気の3DCG制作ソフト。入門はベーシックタイプから初めてみるのが最適です。1つのソフトで、モデリングからアニメーション制作をすることができます。入門から初めて徐々にスキルに合わせてアップグレードしていく使い方がおすすめです。

 

機能 モデリング・アニメーション・ペインティング
種類 統合型

3ds Max

3ds Maxは制作した3DCGをアニメーション化するのにぴったりのソフトです。アニメーション制作をするための機能が優れています。統合型の中でもアニメーション制作をしたい方におすすめです。3ds Maxは機能を足して使うことができるので、ニーズに合わせてカスタマイズしながら使うことができます。

 

機能 モデリング・アニメーション
種類 統合型

Maya

MAYAはスクエアエニックスなど多くの企業でも採用されているソフトです。3DCG制作ソフトの代表ともいえるソフトは数々の方が愛用しています。リアリティー溢れる作品を作りたい方やクリエイターとして働きたい方、フリーランスの方におすすめです。機能の数が多く、細部までこだわった作品を制作することが可能。壮大なCGやインパクトある作品を作りたい方は是非、MAYAを試してみましょう。

 

機能 モデリング・アニメーション・レンダリング・ビジュアルエフェクト
種類 統合型
メガソフト

3Dマイホームデザイナー12

価格:12,000円 (税込)

ホームデザインに特化した3DCG制作ソフト

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

家のデザインが簡単に制作することができる3DCG制作ソフトです。新築やリフォームの現場で使われることが多くクライアントと現場で働く人とイメージを共有しやすいので便利です。ホームデザインに特化している機能に優れており和室やリビングなどパーツが豊富です。家のあらゆる状況をシミュレーションするのに最適です。自分の理想の家を再現してみるのも面白そうです。

機能 ハウスデザイン 種類 特化型

3DCG制作ソフトは各企業によって使用するソフトが異なるため、将来CG制作を仕事にしたい方は就職したい企業で使われている3DCG制作ソフトを選ぶといいでしょう。スクエアエニックスではMAYA、ハリウッド映画ではRendarManが使われています。

 

クリエイターを目指すなら志望する業界で使われているソフトを使いこなせるように勉強すると良いです。使いこなせるようにしておくことで大きな強みとなり、自分の自信にもつながるので志望する企業のソフトはチェックしておきましょう。

志望する会社が決まっていない場合は?

志望する企業が決まっていない場合もあります。その場合は数多くのCG制作会社が紹介されている「CGプロダクション年鑑」などを参考に選ぶといいでしょう。CGプロダクション年鑑には企業で使われているソフトウェアの情報も掲載されています。

 

また、フリーランスの方は未経験でCGの仕事をする方は少ないでしょう。多くのフリーランスの方は業界を経験してフリーランスになるのでソフトで悩むことはありません未経験でCGの仕事を始める場合は、どのソフトを使っても問題はありません

 

ですが、大きなプロジェクトを担う場合はCGソフトの独自形式でデータやり取りをするケースがあるので関わる業界でよく使用されているソフトを選ぶといいでしょう。

3DCG制作ソフトを使って製作したものを実際に手にとって確認するなら、3Dプリンターを使って形にしてみましょう。最近の3Dプリンターは家庭でも使える手頃なものが増えてきています。家庭でキャラクターフィギュアなど作れるのでおすすめですよ。

 

3Dプリンター使う場合、フィギュアや動物など作る場合はスカルプト機能に優れているZBrushやSculptrisなどのソフトがおすすめです。工業製品のようなものならFusion360のようなCAD系のソフトがおすすめです。

 

アニメーション制作を楽しむのもいいのですが、3Dプリンターを使って自分の作品を作り上げてみましょう。以下の記事も参考に3Dプリンターも使ってみてはいかがでしょうか。

3DCG制作ソフトを使って自分の作品を作ってみましょう。初めは難しいと感じますが、将来プロのクリエイターになりたいと思っている方は是非チャレンジしてみましょう。また、自分で制作した作品を3Dプリンターで手にとることもできるので面白いですよ。