薄型腕時計の人気おすすめランキング16選【薄いメンズ向けも】

薄型以外の腕時計もご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

腕時計は2010年以降は薄さを競うようになっています。20年前には「デカ厚時計」が流行りましたが、今は薄さを各社競って色んな製品が登場していますよね。薄い時計は軽いので装着感は良いですが、磁気を帯びやすくショックに弱いデメリットがあります。

薄型腕時計はケース厚が10mmを切れば薄型、6mmを切れば極薄です。ムーブメントの薄型は機械式では高度な技術が必要なので高価になり、薄型腕時計は作り易いクォーツが主流となります。また、ソーラー式もあり迷ってしまいますよね。

そこで今回は、メンズ・レディースともに薄型腕時計のに選び方と人気おすすめランキング16選を紹介します。ランキングは厚み・ガラスの材質・防水の機能などを基準に作成しました。気になる方はぜひチェックしてください。

薄型時計は、洗練されたスリムなデザインが特徴で、手首にフィットし快適に身に着けられれます。ビジネスシーンやカジュアルシーンなど、さまざまなファッションスタイルに合うのも魅力です。軽量なモデルが多く、長時間使用でも快適です。

薄型時計が人気の理由は、洗練されたデザインとファッション性にあります。シンプルで上品なデザインで、さまざまな場面で活躍してくれます。また、軽さと快適性に優れており、装着時の負担が少ないのも魅力です。

薄型腕時計はケースの厚み・風防素材・防水機能などから選べます。以下で詳しい選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

メーカーは時計本体をケースとして表示しています。ケースの厚みが10mm以下は薄型腕時計と言われているため、以下を参考に選んでみてください。

薄型腕時計と言われているのは厚みが10mm以下の製品です。6mm以下は極薄腕時計と言われますが、明確な基準はありません。厚みが6mmから10mmまでの腕時計は汎用で安価な製品が多くあります。薄型腕時計を手にして装着感など確認するには手頃な製品です。

薄くて軽い最薄型腕時計が良いなら、6mm以下の製品がおすすめです。ブルガリの製品や未ビアジュの腕時計は極薄ですが、いずれも機械式ムーブメントで非常に高価になります。価格的にもリーズナブルなものを求めるなら、クォーツを選んでみましょう。

風防は風の影響を防ぐ器具で、時計のガラス部分を指します。サファイヤガラス、ミネラルガラス、プラスティックガラスの3種類から好みのものを選びましょう。

サファイアガラスは人工的に作られた鉱物です。硬度が高く傷がつきにくく、表面がなめらかでひかり透過性に優れ、視認性が高いため主に高級時計に使われています。硬度はモース強度の9の素材です。モース強度は硬さを1～10のランクで表します。

ミネラルガラスは一般的なガラスを指します。クリスタルガラスとも呼ばれますが、これはミネラルガラスに特殊処理をしたものです。一般的な時計で使用されるケースが多く、強度はそこそこですが価格が安定しています。

プラスチックは軟質のため傷はつきやすくなり、別名「プラ風防」とも呼ばれています。硬さはモース硬度は2前後です。ヴィンテージの時計やオメガのスピードマスター、安価なTIMEXの時計に使用されています。

腕時計を購入する際には、防水機能にも注目しましょう。以下で詳しい選び方を解説するので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

日常生活用防水は日本時計協会では、汗・洗顔時の水滴・雨には耐えられるものとなっています。日常生活に発生する水分には耐えられ、耐水圧30mのスペックの時計は日常生活用防水です。手洗いなどには対応していないので気を付けましょう。

5気圧防水以上は日常生活用強化防水と言われ、フィート・メートル・気圧での単位で表されます。その水深に停止した状態で防水性があるのを意味していて、耐水深度によって防水性が異なるのが特徴です。より高機能が良い場合は強化防水を選びましょう。

腕時計で使われているケースの素材は、コストパフォーマンスからステンレススティールとチタンです。それぞれの特徴を以下で解説します。

ステンレスとは、鉄・クロム・ニッケルなどの合金です。表面のクロムの酸化被膜で錆びにくい特性があります。腕時計の素材の中で一番多く使われており、価格も安定しているのでおすすめです。錆びにくいので、時計のお手入れも簡単にできます。

チタンは希少金属で表面に酸化被膜を作るため、海水につけても錆びない耐食性を持っているのが特徴です。チタンの普及がステンレスほどでないのは、加工が難しい点と光沢が出にくい点にあります。チタンは塩化物イオンに強く簡単にとけないのも魅力です。

時計のムーブメントは機械式とクォーツ式があります。以下でそれぞれの特徴を解説するので、参考にしながら好みのものを選んでみてください。

クォーツは電池と電子回路で動きます。クォーツムーブメントの製造はスイス製と日本製のみになっているのが特徴です。薄型腕時計にはクォーツ式が多くあります。クォーツ式は精度が高いですが、電池の交換が定期的に必要で寿命は10年ほどです。

機械式は手巻きと自動巻きがあり、現在では自動巻きがほとんどです。「薄型自動巻きムーブメント」は今は限られたメーカーの技法になっています。厚みはクォーツ式と比較して不利ですが、長期間こだわって腕時計を使いたい方におすすめです。

デジタルソーラーは文字盤に当たった光で発電するタイプで、基本的に電池の交換をしなくてもいいムーブメントです。また、電力が足りなくなると秒針の動きを制限したり、節電モードにできたり、さまざまな機能を持ったモデルもあります。

腕時計のバンドには革ベルトと金属ベルトの2種類あり、ベルトの素材によって装着具合が変わります。それぞれメリット、デメリットを見ながら選びましょう。

主に使われている皮革は以下のようなものがあります。

• ワニ皮…クロコダイル・アリゲーター・カイマン
• カーフ…生後６ケ月以内の子牛の皮
• バイソン…蛇の皮
• リザート…トカゲの皮
• 合成皮革…人口的皮革

肌になじみやすく付け心地が良いのが皮ベルトの魅力です。ただ、汗や雨などの水分に弱いデメリットがあります。軽くて付けやすいため、レディース用の時計を探している方にもおすすめです。

金属ベルトの薄型腕時計に多いのはメッシュタイプです。金属部分が薄くできているため、金属製でありながら軽く付けられます。金属製のベルトはとてもカッコよくスタイリッシュに見えるため、高級感のあるメンズ用の腕時計にもよく使われているのが特徴です。

腕時計で人気のメーカーやブランドには、シチズン・セイコー・Daniel Wellingtonなどがあります。以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。

セイコーの腕時計は機能性が高く、時間が正確で防水性に優れたモデルが多くあります。金属製のベルトを採用した薄い腕時計も多く扱っており、ユニセックスなデザインもあるのでカップルで使いたい方にもおすすめです。

シチズンの腕時計は頑丈なチタンを採用したり、防水性に優れていたりとハイスペックなのが特徴です。機能性に優れながらも手の届きやすい安い価格設定なのも魅力で、若い世代から年配の方まで幅広く親しまれています。

Daniel Wellingtonは薄型でオシャレな時計を多く扱っており、見た目を重視したい方におすすめです。普段使い用のカジュアルなものから、スーツにあわせられるようなシンプルかつ上品なデザインまで幅広く取り揃えています。プレゼント用にもピッタリです。

女性への贈り物なら、相場を確認しておきましょう。レディース用の薄型腕時計の相場は、4,000円から21,400円程度です。機能性やブランドによっては価格に差があります。約4,000円の価格帯では、スマホと連動できる薄型腕時計も販売されています。

21,400円程度で購入できるFolli Follieなどの人気ブランドもおすすめです。洗練された上品なデザインが魅力で、プレゼント用にも最適です。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

世界一薄い時計ブランドは「Richard Mille」です。フェラーリとのコラボモデルで、厚さ1.75mmの腕時計「RM UP-01 Ferrari」を開発しています。150本限定生産で、価格は188万8000ドル（約2億6800万円）となっています。

地板とブリッジには、剛性と耐食性に優れたグレード5チタンが採用されており、5000G以上の加速度にも耐えられる耐久性を持っています。「Richard Mille」は2023年12月現在の情報では、世界一薄い時計ブランドですが、今後更新される可能性があります。

今回は薄型腕時計の選び方や、人気おすすめランキングを紹介しました。薄型腕時計はとても人気がありますが、強度に弱いのでスペックの良い製品を選びましょう。軽くて使いやすい腕時計が欲しい方は、ぜひ本記事を参考に選んでみてください。