空気清浄機の買い替え時期はいつ？寿命のサインや安く買える時期も【引き取りは？】

空気清浄機は自宅の部屋の空気をきれいにすることから普及してきている家電です。そんな空気清浄機にも、買い替えるべきタイミングがあります。長く使いすぎると故障していなくても実は効果が発揮されていなかった、なんてことも起こる可能性があります。

しかし、実際のところいつ買い替えたらいいのか、調子が悪くなったり故障したりしない限り分かりにくいですよね。

そこで今回は、空気清浄機の買い替え時期と寿命、長く使うためのお手入れ方法について紹介していきます。空気清浄機の買い替えを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

製品や使い方によって差がありますが、空気清浄機の寿命は一般的に10年程度と言われています。

ただ、寿命は使い方や部屋の汚れ具合などによって当然差が出てきます。日常的にフィルターを掃除するなどメンテナンスをしっかりしていれば寿命は延びますし、逆にメンテナンスせずを怠ると寿命は短くなります。

また、ヘビースモーカーの方の場合はフィルターが汚れやすいので、さらに寿命が短くなるかもしれません。フィルターを交換することで空気清浄機を使い続けることができますが、それでも空気清浄機自体の寿命があるので、10年を目安に買い替えを検討してみましょう。

空気清浄機をつけているのに部屋の空気がきれいにならない時、寿命の可能性もありますが、その前に単にフィルターが汚れているだけという可能性をまずは考えてください。

空気がきれいにならないと思った時は、故障や寿命を疑う前に空気清浄機のフィルターを掃除してみてください。フィルターの交換時期が過ぎているのなら、フィルターを交換してみるのもいいでしょう。また、空気清浄機の内部も掃除できるのなら掃除すると改善するかもしれません。

それでも改善されないのなら、故障か寿命の可能性があります。修理して使うのもいいですが、修理にもお金がかかりますので、使っている年数も考えて買い替えるかどうか決めましょう。

もし空気清浄機の本体から変な臭いがするのなら、故障を疑いましょう。特に焦げたような臭いがするならかなり危険です。すぐに電源を切り、コンセントを抜いて部屋の換気をしてください。

空気清浄機本体やフィルターを掃除してもなお異臭が続くなら、故障か寿命の可能性が高いです。最悪の場合火災の原因にもなりうるので、買い替えた方がいいでしょう。

空気清浄機をつけていたら普段と違う変な音がする、という場合は故障のサインかもしれません。この場合、まずフィルターなどの掃除をしてみてそれでも音が消えないのなら、故障の可能性が高いです。

こういった異音は、突然出てきた場合は分かりやすいのですが、少しずつ音が大きくなっている場合は分かりにくいかもしれません。そのため、時々周囲を静かにしてしっかりと動作音を確認してみましょう。

本体やフィルターを掃除するなど、いろいろ試したけど改善されないなら故障の可能性があります。もし故障しているのなら、修理をするか、空気清浄機ごと買い替える必要があります。

もし買ってから年数が短いのなら、修理したほうがいいかもしれませんが、年数が長い場合は修理代金も高くなってしまうので、買い替えたほうがいいでしょう。

最近はリーズナブルな空気清浄機もありますし、性能も年々上がっていますので、買い替えたほうがお得かもしれません。修理代金と購入代金を比較してから検討してみましょう。

空気清浄機の寿命を延ばすのに重要なのは、定期的な掃除です。空気清浄機本体とフィルター部分にホコリや汚れが溜まると、空気清浄機の効果も下がり余計な電力を消費することになるため故障のリスクが上がります。

こまめなお手入れが空気清浄機の寿命を長くできるので、最低でも月に1度のお手入れを推奨します。タバコを吸う方の場合は、フィルターが汚れやすいのでさらに掃除の頻度を上げる必要があります。

以下の記事では、お手入れが比較的楽な空気清浄機を厳選して紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

空気清浄機のお手入れが肝心だと言いましたが、フィルターがきれいに保たれているかどうかが最も重要です。フィルターに汚れが溜まっていると、本来の働きができなくなるので空気がきれいになりません。

また、フィルターの交換時期が過ぎているとフィルターが汚れているのと同じ状態になります。フィルターの交換時期は説明書などに書いてありますので、忘れず交換しましょう。フィルター交換については、以下の記事で詳しく解説しています。

空気清浄機は部屋の空気をきれいにするものですので、部屋が汚れているほど空気清浄機もフル稼働させる必要があります。その結果、空気がきれいな部屋よりも多く稼働しますので、それだけ寿命も短くなります。

普段から部屋を掃除したりこまめに換気することで、部屋の空気もきれいになります。部屋の空気をきれいにするのが空気清浄機の役目ですが、普段から部屋をきれいにしていると空気清浄機の寿命も延びます。

家電製品は、発売から数ヶ月すると値下げされます。空気清浄機の場合、だいたい3ヶ月で値下げがあり、半年でさらに値下げされます。空気清浄機は9月頃に新製品が発売されるので、12月、3月頃が狙い目でしょう。

新製品でなくてもいいのなら、モデルチェンジの時期を狙いましょう。新製品が発売された後の型落ち商品は値下げされるのでお得です。空気清浄機が型落ちする時期は、9月〜11月です。

家電量販店のセールも狙い目です。セールの時期は家電そのものが値下げされます。セールの時期は、決算セールが3月・9月、年末年始セールが12月・1月、ボーナス商戦が7月・12月となっていますので、この時期を狙いましょう。

空気清浄機は、小型家電リサイクル法の対象で、購入店舗で引き取ってもらえます。冷蔵庫・洗濯機（乾燥機）・エアコン・テレビの処分は「家電リサイクル法」により処分の際にリサイクル料や運搬料がかかりますが、小型家電リサイクル法の対象家電は、それらの料金の徴収はありません。

空気清浄機を買い換えるなら、購入店舗で古い空気清浄機の引き取りサービスが利用可能です。新しい空気清浄機を購入するのと引き換えに、古い空気清浄機を渡して処分してもらえます。わざわざ回収を申し込む手間が不要で、処分費用がかからない店舗もあるなど、この方法が最も面倒が少なくおすすめです。

ここまで、空気清浄機の寿命の目安と買い時について紹介しました。使い方によって寿命を延ばすことができますが、長年使って故障かな？と思ったら買い替えましょう。安い時期を狙って上手に買い物してくださいね。