京セラ スマートフォン・携帯電話 URBANO V01

urbano v01のデザインは高級感があります。上質感を演出するリアルメタル素材のボディ、高いホールド感で手に心地よ滑らかにつながるラウンドフォルム、上品な外観で押しやすい設計のメタルハードキー、これらのおかげでurbano v01は愛着の持てるスマートフォンとなるでしょう。

またボディカラーはロイヤルブルー・プラチナホワイト・フォレストグリーンの3色から選ぶことができます。

urbano v01の「シンクコール」は着信が来ても、画面をそのままの状態で通話ができます。自分のスマートフォンの画面を通話中の相手と共有できるので、情報の交換がスムースになります。最大30人で通話ができる「ボイスパーティ」機能もあります。

またurbano v01は京セラの独自機能｢スマートソニックレシーバー」により相手の声がとてもクリアに聞こえます。

urbano v01は床や地面に落としても安心の耐衝撃性能を実現しています。さらに防水（IPX5/IPX8）や防塵（IP5X）に対応しているので、水や汚れを気にせず、アウトドアでも大活躍できます。

液晶ディスプレイには傷つきにくい高い強度を持つ「Dragontrail X」を採用しています。また画面の周囲の高さを上げることでガラス面を保護し、ディスプレイが割れにくくなっています。

画面の下に3つの物理ボタンがあるのがurbano v01の特長ですが、これについての不評が見受けられました。ポケットに入れていると物理ボタンを勝手に押してしまうことが多く、電源ONがホームボタンなので勝手に電源が入るそうです。

また右の履歴キーがあまり役に立たず、メニューキーの方が良かったという意見もあります。物理ボタンは押すのに力が必要という時点でバーチャルボタンの方が勝ると言う人もいました。

urbano v01のホーム画面のメニューが使いづらいと言う人が複数いました。auのカスタイマイズの出来がよくなく、アプリの配置が悪い、UIのデザインがかっこよくないと不評です。

urbano v01のAndroidバージョンは4.4と今から見るとかなり古いのですが、これのアップデートのアナウンスはありません。同時期のGalaxyやXPeriaやAQUOSなどは5.0へのアップデートが可能なので、見劣りしてしまいます。

メニューにはOSバージョンアップの項目があるのにという不満や、4.4ではセキュリティに不安があるので設定で端末の暗号化をしたほうがいいという指摘もあります。

2015年4月以降のスマートフォンはSIMフリーが義務化されたので、中古の白ロムを買ってドコモ・au・ソフトバンクのどの回線でも使用することができます。

しかしurbano v01はVolte系のSIMで、義務化の前の機種のため、auでしか使えません。義務化前の機種でもVolte系でなければau以外でも使えるそうですが、義務化前でかつVolte系の数機種は無理で、そのうちの一つがこの機種とのことです。

urbano v01のカメラの映りが良くないと不評です。iPhone6の方が綺麗とのことです。特にインカメラの画質はガラケーのカメラ並に悪いと言われています。

いわゆる「尿液晶」です。urbano v01は解像度がフルHDなのにそれより解像度の低いiPhone6の方が綺麗と言われています。複数の指摘があるので個体差のハズレというわけでもなさそうです。

urbano v01のCPU2.3GHz、フルHD解像度というスペックは後継機種のv02等より勝っています。レスポンスが良くサクサク動作する、iPhone6からの乗り換えの人でも気にならないとのことです。

antutuベンチマークでは3万～4万という数値で、これはほとんどのスマートフォンに勝るそうです。

urbano v01のバッテリー容量は3000mAhを誇り、これは後継機種のv02等より勝っています。ヘビーに使用しても丸一日持って、それほど使わないなら数日に一度の充電で済むということです。

京セラはTORQUEというタフなスマートフォンを発売しているだけに、このurbano v01も耐久性や防水性がとても優れています。ケースや保護フィルムを装着する必要を感じないとのことです。

京セラのurabano l01はurabano v01の前年に発売された旧モデルです。v01の前にl01,l02,l03があるので3代前ということになります。

違いとしてはまずl01はAndroidバージョンが4.2とv01の4.4より古くなっています。CPUはl01はデュアルコアの1.5GHzで、クアッドコアで2.3GHzのv01より大幅に低いスペックとなります。

バッテリーはl01は2700mAhでv01は3000mAh、画面サイズはl01は4.7インチでv01は5.0インチ、解像度はl01は1280x720でv01は1920x1080とl01は全体的にスペックが低くなっています。そうでありながらl01の厚さは11.3mmとv01の10.6mmより厚くなっています。ただし重さはl01は140gとv01の155gよりは軽いです。

さらにデータ通信サービスがl01は4G LTE/WIN HIGH SPEEDとv01の4G LTE/WiMAX 2+より旧式で、l01は下りデータ速度がかなり遅くなります。なおカラーバリエーションはl01はv01には無いブラックがあって4色となっています。

比較してみると、l01には良い所は電池が取り外しできるくらいしかありません。その上、口コミでも評判が良くありません。結論としてはv01を購入するべきですが、l01は中古価格が非常に安いので、スマホ本体にお金をかけたくないなら買う意味はあるかもしれませんね。

京セラのurabano l03はurabano v01の同年に発売された1つ前のモデルです。時期が近いだけに、仕様・スペックはほぼ同じです。

目立つ違いは、v01がVoLTEを利用した通話、および2015年度より順次開始した700MHz帯エリアのサービスに対応しているのと、カラーバリエーションがl03は黒・緑・ピンクでv01は黒・白・青と言う違いがあるくらいです。

口コミもl03はv01と同様にまずまずと言ったところです。結論としては、中身がほぼ同じなのでカラーバリエーションと価格で判断すれば良いでしょう。

京セラのurabano v02はurabano v01の翌年に発売された次期モデルです。

違いとしては、Androidバージョンはv01は4.4でv02は5.1となっています。ただしバッテリーはv02は2200mAhでv01の3000mAhより減っていしまっています。その代わりv02の厚みは8.6mmとv02の10.6mmよりかなり薄く、重さは138gとv01の155gより軽くなっています。

画面解像度はv02は1280x720で、v01の1920x1080より下がっています。またCPUはv02は1.4GHzで、これもv01の2.3GHzより落ちています。

Bluetoothバージョンはv02は4.1でv02の4.0より新しくなっています。カラーバリエーションはv02は黒・緑・ピンクで、v01の青・白・緑とだいぶ違います。

v02はv01より新しい機種なのに、CPU・解像度・バッテリーで劣っているということになります。v02は薄くするために色々と犠牲にしているのでしょう。

口コミを見るとv02はスペックが前より落ちた割には好評です。とはいえv01よりバッテリー残量などが下がったことについての不満はやはり出ています。

結論としてはv01の方がスペックで勝るものの、Androidのバージョンはv02の方が新しいため、どちらを重視するかによって判断すべきでしょう。

京セラ urbano v01ついて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

urbano v01の概要は以下になります。

CPU・解像度・バッテリーのスペックが高く、後に出たurbanoよりも勝っていること。

防水・防塵・耐衝撃が優れていて、口コミでもそれについて好評であること。

口コミでは高スペックのためサクサクと動作して重いアプリも動くと好評であるものの、Androidのバージョンが4.4と古いことや、カメラの画質の悪さについての不満も出ていること。

以上のことから、

・スペックが高い割に実売価格が落ちているスマーフォンを求めている人

・Android4.4という古いバージョンでも構わない人

・SIMフリーではなくキャリアはauのみしか使用できなくても構わない人

そういった方々には是非、このurbano v01をおすすめしたいと思います。