ゼットティーイー スマートフォン・携帯電話 Blade V6

低価格帯のスマートフォンながら、テザリング機能を搭載しています。また、ZTE Blade V6はテザリングの帯域制限が可能で、テザリング時のデータ転送速度を制限することが可能になっています。データ容量の少ないプランで契約したい方には、予想以上の容量を消費して月額料金が高額になってしまう、ということがなくなる嬉しい機能と言えますね。

ZTE Blade V6はZTEの他のスマートフォンと比べても、薄さ約6.8mm、重さ約122gと、スリムで軽量化を実現したモデルとなっていながら、画面サイズは決して小さくなく、使いやすいサイズ感となっています。長時間使用していても軽くて疲れにくく、かばんやポケットに入れても気にならない薄さです。

カメラが人の顔を判別するだけでなく、被写体の笑顔を検出した際に自動でシャッターを切るスマイルショット機能があります。また、動いている被写体を追いかけて撮影し、1枚の静止画にすることができるストロボシューティングなど、様々な機能を搭載しています。

ZTE Blade V6は、使用1年以内の充電不良が多く、ある日突然電源が入らなくなったり、充電が全くできなくなったりといった症状が多くみられます。また、無償交換を行っても再度1年以内に故障するといったレビューも多く、スマートフォン使用の根幹にかかわる部分となりますので、注意が必要です。

低価格帯スマートフォンの中では決して悪くはない画素数ですが、特に食事の撮影などを行う際は色味が気になるところ。最近はスマートフォンで様々な写真を撮影するケースが増えていますので、カメラの性能に重点を置く人にとっては、物足りない性能となりそうです。

ZTE Blade V6は、SIMトレーにSIMカードをセットする方法がわかりづらいという声があります。ZTE Blade V6はデュアルSIM仕様のため、1つははmicroSD共用のnanoSIMスロットとなっています。1つのトレイの表裏に、microSIMスロットとnanoSIMスロットがそれぞれ搭載されているため、どちらにセッティングしてよいか分かりづらいようです。

ハイエンドモデルのスマートフォンと比べるとさすがに劣りますが、低価格帯スマートフォンの中では、コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。スマートフォンに多くの機能を期待するという方でなければ、電話やメール、ゲームやSNSなどのアプリの使用を行っても、そこまでストレスなく使用することができます。価格に重点を置く方にとっては、低価格でそこそこのスペックを持つZTE Blade V6は、良い選択肢といえるでしょう。

iphoneに似た、スリムで飾らないシンプルなデザインが高評価を得ています。iphoneに比べて軽量で、手になじみやすいカーブがあしらわれています。また、アルミ合金とガラスで構成された、高級感漂うボディが人気です。無駄がない、とにかくシンプルなスマートフォンが欲しいという方には、おすすめの機種と言えそうです。

初期設定の時点では、最低限のシステムアプリのみとなっています。一見デメリットに感じそうな部分ですが、低容量スマートフォンは空き容量をどれだけ確保できるかが大切なため、余計なアプリをアンインストールする手間もなく、またアンインストールできないシステムアプリに悩まされることもなく、シンプルで使いやすい機種となっています。

ZTE Blade V7 Liteは、ZTE Blade V6の上位互換機種です。発売は2016年ということもあり、OSはAndroid6.0となっています。バッテリー容量は2500mAhと、ZTE Blade V6よりも300mAh増え、バッテリー持ちがさらに良くなりました。

カメラの画素数は前面背面ともに800万画素となっており、前面カメラはZTE Blade V6よりも劣るものの、背面カメラは勝っています。自撮りをするなど、インカメラを多用する場合は、インカメラの画素数が高いのは嬉しいですね。

大きさは、全体的に一回り大きくなっています。また、重さについても135gと、ZTE Blade V6よりも若干重くなっていますので、軽量で持ち運びしやすいサイズを求めている人にはZTE Blade V6の方がおすすめです。

ZTE Blade V7 Liteの一番の特徴は、指紋認証機能を搭載したことです。低価格の普及機でありながら、指紋認証によってプライバシーをしっかりと守ってくれます。

また、指紋認証による端末の起動だけでなく、最大5本の指にそれぞれ起動したいアプリを結びつけることによって、電源オフの状態から登録したアプリをすぐに起動することができます。

ZTE Blade E01は、ZTE Blade V6の下位互換機種です。価格がお手頃なエントリーモデルとなっており、ZTE Blade V6以上に、必要最低限の機能に絞られた、スマートフォン初心者向けの機種となっています。スペックが大きく異なるのは、下記の2つです。

1つ目は、内蔵メモリの容量です。ROM 8GB、RAM 1GBと、どちらもZTE Blade V6の約半分となっています。ZTE Blade V6は、SNSやゲームなどをほぼストレスなく使用することができるスペックを持っていますが、ZTE Blade E01は特にハードな利用には向いていないと言えるでしょう。

2つ目は、サイズと重量がどちらもアップしていることです。ZTE Blade V6と比較すると、ずっしりとした重みが感じられる、155gとなっており、厚みや大きさも一回り大きくなっています。

価格の安さは魅力的ですが、コストパフォーマンスの高さという意味では、ZTE Blade V6の方がおすすめと言えるでしょう。

docomo Galaxy S6は、ZTE Blade V6の類似機種となります。CPUの性能は8コア、RAM容量は3GBと、ZTE Blade V6よりも高い性能を持っています。ゲームやSNS、動画視聴などを頻繁に行う場合は、docomo Galaxy S6の方がストレスなく使用できるでしょう。

サイズは、厚み以外はすべてZTE Blade V6よりも少々大きくなっていますので、当然重さも増しています。軽量モデルへのメリットが大きい方は、よく検討したほうが良いですね。特に片手で捜査した時の重量感は、腕の疲れやすさに直結しますので、よくチェックする必要があります。

バッテリー容量は2550mAhと、ZTE Blade V6と比較して350mAh上回っていますが、高性能なCPUを備えていることによって電池の消費がやや多く、連続待受時間だけを見るとZTE Blade V6の方が長く電池を維持することができます。日中電話やメールを確認する程度の使い方であれば、どちらも大差ありません。

また、カメラの性能については、docomo Galaxy S6の方がメインカメラの画素数が300万画素高いので、フォトジェニックな写真を撮りたい場合はdocomo Galaxy S6の方が良いと言えるでしょう。

全体的にdocomo Galaxy S6の方がスペックが高い機種にはなりますが、SIMフリースマホではない分、購入価格も高くなりますので、コストパフォーマンスで選ぶならZTE Blade V6、性能で選ぶならdocomo Galaxy S6がおすすめです。

ZTE Blade V6 携帯電話の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

こちらの携帯は、価格に対する性能のバランスであるコストパフォーマンスが非常に高い機種ですので、エントリーモデルでは物足りないがハイエンドモデルは必要ないという、中級者向けの機種だと言えるでしょう。

容量やCPUはハードな利用をする方でなければ事足りる性能を持っており、シンプルで使いやすいモデルとなっています。

また、カメラの画素数については低価格帯のモデルと比較すると高性能ですが、オートモードの際の色彩調整がうまくいかないなど、高性能モデルにはやや劣る部分もありますので、重視する部分とそうでない部分とで取捨選択する必要があります。

価格を抑えつつ、iphoneのようなスタイリッシュなデザインで、そこそこの性能のスマートフォンが欲しいという方に、おすすめします。

SIMフリースマートフォンは、様々な種類のものが存在します。価格・デザイン・性能のどこに重きを置くかをよく考え、自分に合った最適の1台が見つかると良いですね。