ヘアアイロンの冷まし方を紹介｜耐熱ポーチに熱いまま収納して大丈夫？

ヘアアイロンは、ヘアスタイリングを楽しむための重要なアイテムです。毎日欠かさず使っている方も多いですよね。お出かけ前や旅行中に急いでヘアアイロンでスタイリングした後に、すぐに持ち運べるので重宝します。

ですが、ヘアアイロンは1度使用するとしばらく高温状態が持続します。使い終わった後にそのままバッグに収納して持ち運びをすると大変危険です。バッグのなかのものが溶けてしまい、火傷をする可能性もあります。

そこで今回は、使ったあとのヘアアイロンやコテを早く冷ます方法・置き場所・熱いまま持ち運んでも大丈夫なおすすめの耐熱ポーチ・アイロンケースを紹介します。何度まで耐熱可能かも記載しています。使用後冷めるまでどこに置くか迷っている方や持ち運び方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ヘアアイロンは200℃前後くらいまで温度が上昇するため、電源を切り忘れて置きっぱなしにしてしまうと非常に危険です。机が焦げて火事になってしまったり、まだ熱いままカバンに入れてしまうと中のものが溶けたりする危険性もあります。最近では、耐熱性のあるグッズなども数多く販売されているので、チェックしておきましょう。

商品によって異なりますが、ヘアアイロンが完全に冷めるまで、平均で30分～1時間程度です。ヘアアイロンは1度使用すると、その後しばらく高温が持続します。ただ、低温に設定できるものもあり、冷める時間にも多少のばらつきがあります。

現在使用しているヘアアイロンがどのくらいで熱が冷めるのかを知っておけば、収納するときも役立ちます。また、火事などのトラブルを未然に防げます。

ヘアアイロンを早く冷ましたいときはどうすればいいかご存じですか？ここでは、早く冷ます方法としてよく知られている「濡れタオルにあてる」と「冷風を当てる」の2つについて解説します。

ヘアアイロンの熱をなるべく早く冷まして収納したいときは、濡れたタオルなら熱を冷ませるのでは、と考える人もいるかもしれません。ですが、この方法は高温すぎるとタオルが焦げたり、火災の原因にもなります。

乾いたタオルでくるむのも、絶対にNGです。できれば自然に冷ます方法をおすすめします。タオルでくるんでいなくても、周囲に置いていたタオルに引火して火事に発展した事例もあるので、冷ますときは周囲のものにも気を配るようにしましょう。

ヘアアイロンにドライヤーの冷風をあてて冷ますといった方法もあります。しかし冷めるまでの時間は外気の気温に左右されるため、気温の高い時期にはあまり効果が感じられないかもしれません。やはりヘアアイロンを冷ますときは、耐熱性のある場所に置くか、耐熱マット・耐熱ポーチに収納して自然に冷めるのを待つのがベストです。

ヘアアイロンの熱が冷めるまでの間、フックにかけておく冷まし方があります。フックにそのままヘアアイロンがかけられなくても、フックにかけられる耐熱性のある収納グッズに入れるのもおすすめです。

床や机に置かずに冷ませるので、火事になる心配がありません。ただ、アイロンが壁や家具に触れない位置にかけられるように、フックの設置場所は気を付けてください。

高温になるヘアアイロンを冷ますには、キッチンのシンクや洗面台に置くのもおすすめです。手の届きやすい位置にあるので、冷める前に誤って触れないように気をつけましょう。

燃えやすい素材の机に置くと、火事にはならなくても熱で焦げ付いて跡が残るケースもあります。燃えにくい素材が多いキッチンや洗面台に置く場合も、周りにタオルなど燃えやすいものを置かないようにしてください。

燃えにくい金属製のかごや筒に置くのもおすすめです。ですが、樹脂でコーティング加工されていないものに限ります。

樹脂をコーティングしているものだと、ヘアアイロンの熱でコーティングを溶かしてしまう場合があるため、金属のみのものを使用しましょう。縦長の金属製のカゴがあれば、安定性を保持できます。周囲を焦がしたりする心配もなくなります。

ヘアアイロン用の耐熱トレーやスタンドなども、さまざまな種類が販売されています。なかにはお部屋のインテリアにも馴染む、おしゃれなデザインのものもあります。収納と置き場所の両方を兼ねたものを探している場合は、耐熱スタンドの使用がおすすめです。

花瓶は陶器やガラスなど、耐熱温度が1100〜1200度と耐熱性に優れた素材でできています。ヘアアイロンは高くても200度程度にしかならないので、溶かしたり壊したりする心配はありません。ただし、ヘアアイロンをさしたときに倒れないような大きさと重さのあるものを使いましょう。

高温のヘアアイロンが冷めるまでは、どうしても時間がかかります。ですが、冷めるまで待つ時間がなく、すぐに持ち運びしたいときもありますよね。そんなときには耐熱ポーチがおすすめです。ここでは、耐熱ポーチの特長や機能について解説します。

ヘアアイロン用の耐熱ポーチは耐熱温度が高く設定されています。熱で溶けない素材を使用しているので、ヘアアイロンを使用後すぐに収納しても大丈夫です。冷めるのを待つ時間がないときや、自宅で使用した後収納したいときにも役立ちます。

熱が冷めないままカバンに入れると火傷などの可能性もあり危険です。必ず耐熱の設定温度が高いヘアアイロンポーチを使用しましょう。持ち運びだけではなく、さまざまな機能性を持ち合わせたハイスペックなポーチもありますよ。

耐熱ポーチには、耐熱性だけでなく、使用しやすいようにさまざまな工夫が施されているものもあります。たとえば

• コンパクトにまとめて収納可能なタイプ
• コードと本体を分けて収納できて、コードが溶けるのを防げるタイプ
•  ポーチと耐熱トレーの両方の機能が備わる2wayタイプ
• フックにかけられて、そのままサッと入れるだけで収納ができるタイプ

などです。機能的な商品が多数販売されていますので、目的に合わせて選ぶのをおすすめします。

以下の見出しでは、おすすめの耐熱ポーチをご紹介しています。機能性に優れたアイテムを揃えましたので、ぜひ参考にしてください。

ヘアアイロンやコテ用の耐熱ポーチは、ダイソーやセリアなどの100均でも購入できます。ダイソーのヘアアイロンケースは耐熱素材でできており、使い終わったあとでもすぐに収納できるので重宝します。

また、セリアやキャンドゥで販売しているヘアアイロンカバーはシンプルな見た目で使いやすく、旅行や外出にも持って行きやすいサイズ感です。もちろん内側は耐熱素材になっているので、使い勝手も抜群です。

サロニアの耐熱ポーチは、メーカーの取扱説明書によると耐熱温度が150℃になっています。そのため、記載された通りにヘアアイロンを十分冷ましてから収納し、ジッパーを閉じるようにしましょう。

ヘアアイロンの熱が冷めるのを待っている時間がない日もありますよね。そんなときに限って、持ち運びしなくてはいけないときも、耐熱ポーチがあれば重宝します。一覧を参考に、お気に入りのポーチを見つけてください。