ドライヤーが断線する原因とは?断線防止で長持ちさせよう!

ドライヤーが壊れる原因の1つに断線があります。断線をすると修理するのが難しいため、捨てるしかないことも…。しかしその一方で、ドライヤーの断線は使い方次第で防ぐことができます。今回は、ドライヤーの断線防止のコツや、断線しかけたドライヤーの危険性を解説します。

2021/06/08 更新

ドライヤーがある日突然動かなくなった、ということは決して珍しくありません。ドライヤーが突然壊れる原因はさまざまですが、その中でも多いのが「断線」です。いざドライヤーを使おうとしたときに、断線によって動かない状況になっているとかなり不便ですよね。

 

断線は、ドライヤーの使い方によっては新品でも起こります。そして、断線しかけているドライヤーを使い続けると大変危険です。この記事では、ドライヤーが断線する原因や断線を予防する方法を解説します。

 

断線を防ぐことができれば、ドライヤーの寿命は格段に長くなります。ちょっとした工夫で断線を防ぐことも可能です。また、断線したドライヤーは修理するか買い替えるか、その目安も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

今すぐ見る!断線したドライヤーを修理する方法

ドライヤーが断線する主な原因として、以下の状況が考えられます。

 

 

日頃のついうっかりが原因になっているかもしれません。それぞれの原因について詳しく紹介していきますので、あらためてドライヤーの扱いを見直すことからはじめましょう。

コードの巻き方が悪い

ドライヤーはコードが長めの製品が多いので、くるくる巻いて収納する方も多いはず。しかし巻き方が悪いと内部で断線してしまいます。特にコードの根元部分が断線しやすく、無理に折り曲げると一度で断線することがあるので注意が必要です。

 

また、断線に至らなくとも線が弱くなり、使っているうちに断線することも。コードを巻くのと同時に強く引っ張るなどすると、断線する危険性がより高まります。

ドライヤーをコードを持って持ち上げてしまう

ドライヤーの本体は数百グラムの重さがあります。それに対し、コードの強度はそれほど強くありません。数百グラムの重さを何度も持ち上げれば、負荷に耐えきれずに切れてしまうことも想像がつきますね。このとき、カバーごと切れることは滅多になく、ほとんどが内部で断線しています。また、断線しかけているときもカバーに隠れて見えません。そのため気が付かないうちに断線し、急に動かなくなってしまうのです。

根本の部分を折り曲げて収納する

ドライヤーのコードの根本の部分は、強度を保つために他の部分より固くつくられています。そのため柔軟性が少なく、強く折り曲げると断線しやすいのです。これはドライヤーに限ったことではありません。他の電化製品も、コードの根元の部分は断線しやすくなっています。また、断線しかけていても、コードの角度を調節すれば使えることもありますが、そのまま使い続けるのは大変危険です

経年劣化が原因のことも

ドライヤーのコードはゴムのカバーと、電気を通す銅線で構成されています。ドライヤーは造りが単純な家電なので、使い方によっては10年以上使用可能です。しかし、コードは経年によって劣化していき、予兆なく切れることもあります

 

ある日突然電源が入らなくなったら、経年による断線を疑ってください。再びスイッチが入ったとしても、そのまま使い続けるのは大変危険です。また、10年以上使ったドライヤーは、劣化による発火などの危険性があるため、異常がなくても買い換えををするのがおすすめです。

完全に断線しなかった場合、ドライヤーを使い続けることは可能です。しかしそれは、感電や漏電火災の怖れがある大変危険な行為と言えます。最悪の場合、火事や命の危険に晒されることも。ここでは、断線しかけているドライヤーを使う危険性を解説します

断線しかけたドライヤーはどうなる?

断線しかけていると、通電した際に正常に電気が流れずに熱がこもることがあります。その結果、断線しかけている箇所が過剰に熱くなったり、コードが柔らかくなったりすることがあります。

 

また断線しかけている状態によっては、通電した際に火花が散ることもあります。これは漏電火災の原因にもなるもので大変危険です。

断線しかけたドライヤーの使用はすぐにやめよう

断線しかけたドライヤーでも動くので、使うことができるのは確かです。「ちょっと調子が悪いけど、まだまだ使える」と思えるケースもあるでしょう。また、単にコードが熱くなるくらいならば断線に気付かないこともあるかもしれません。

 

しかし断線しかけたドライヤーの使用には、漏電火災や感電の危険性があります。火花が散った際に燃えやすいものがあれば、一瞬で火事になることもあるのです。また、感電すれば命に危険が及ぶこともあります。断線しかけたドライヤーは絶対に使わないようにしてください

今すぐ見る!断線防止におすすめドライヤーホルダー3選

断線したドライヤーを修理する方法は、ネット上でたくさん公開されています。最もメジャーな方法は、断線した部分を切り取って新しいコードに繋ぐという方法や、絶縁テープで断線箇所をぐるぐる巻きにして繋ぐという方法です。

 

作業自体は決して難しくありませんが、素人の電気工事は大変危険です。一見うまく修理できたように見えても、漏電したり再び断線したりする可能性もあります。個人のブログでは、「うまく修理できた」と締めているものが多いですが、耐久性も確かなものではありません。安全面を考えると、自分での断線修理はあまりおすすめできません。

先述したように自力で断線したドライヤーを修理するのは危険が伴うため、おすすめできません。しかし「使用頻度が少なく新しく買うほどでもない」「保証は切れているけれど高級品なので、どうにか使い続けたい」など、どうしても自分で修理したい理由をお持ちの方もいることでしょう。

 

ここでは、どうしても自分で修理したい方に向けて「断線したドライヤーの修復方法」をご紹介します。リスクはありますので、あくまで自己責任で行うようにお願いいたします

修理に必要な道具を揃える

まずは以下の必要な道具をそろえましょう。

 

  • プラスドライバー
  • ニッパー
  • ハサミもしくはカッター
  • ビニルテープ
  • 絶縁被覆付圧着スリーブ
  • 圧着ペンチ

 

専門的な工具ではないので、ほとんどが100均などでも購入可能なものになります。新しい電源コードを使用する場合のみ、上記の道具に加えて「VFF2芯 2~4m 1.25mm」を用意してください。1200ワット以下用の表記があるものでしたら使用可能です。

実際に修理する

修理を開始する前に、断線箇所の確認が必須です。コードを曲げ伸ばししながら、接触不良が起こる箇所を把握してください。確認できたら、以下の手順で修理にとりかかりましょう。ここでは既存のコードを修復する方法をご紹介します。

 

  1. 持ち手のねじをドライバーで外し、ドライヤーを分解する。
    この時に写真を撮っておくと、修理後に元の状態に戻しやすくなるのでおすすめです。
  2. ドライヤーの断線部分を切断し、コードの断面を二股にカットする。
  3. 切断部分の両面コードの被覆を剥ぎ取る。
  4. コードの先端を圧着スリーブに挿入する。
    (※銅線をくりっとねじってまとめると、挿入しやすくなります)
  5. 圧着ペンチを使って、圧着スリーブを潰す。
    (※狙いを外して銅線だけ潰さないように気をつけてください。)
  6. 圧着部分をビニールテープで固定する。

 

1~6のステップが完了したら、1で撮影した写真を確認しながらドライヤーを元通りの形に復元して完成となります。特に、銅線の扱いは慣れていないと、被覆を通り越して銅線を傷つけてしまったり、カッターで手を切ってしまうなどトラブルが起こりやすい部分です。十分安全に配慮して、慎重に作業を行うようにして下さい。

 

ドライヤーが断線した場合、メーカーに修理を依頼する方法がおすすめです。ほとんどのメーカーがドライヤーの修理を受け付けています。保証期間内であれば、無料で修理してくれることもありますので、まずはお手元の保証書を確認してみてください。

 

有償修理の場合、4000~5000円の修理費用が相場です。元値が安いドライヤーの場合は買い替えた方がお得な場合もあります。また、電気工事を行っている店でも修理を請け負ってくれるところがあります。

 

今は、便利屋などでも修理を請け負うことがありますが、その際は「電気工事士の資格」の有無を確認しましょう。電気工事士の資格を持っており、経験がある人にならば修理を依頼しても安心できます。これも、費用は数千円が相場です。

ドライヤーは、一部を除けば高くても数千円の家電です。5年以上使ったドライヤーは数千円かけて修理するより買い替えた方がお得です。ドライヤーの寿命は10年前後が平均と言われていますが、製造終了後、5年以上経ったドライヤーは部品が残っていないこともあり、修理が困難なケースも少なくありません。

 

費用対効果よく考えて、修理か買い換えを選びましょう。下記の記事でおすすめのドライヤーを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ドライヤーの断線を防ぐには、以下のような方法が効果的です。

 

 

細かなポイントですが、注意して扱うだけでも断線を防止に役立ちます。それぞれ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

コードの巻き方に気をつける

ドライヤーのコードを巻くときは、余裕を持ってゆったりと巻きましょう。ドライヤー本体にぐるぐる巻きにしたり、きつく巻いたりすると断線しやすくなります。余裕を持って巻けば、中で断線することはありません。

 

また、使うときは必ずほどいてから使用してください。巻いたまま使用すると電気がうまく流れず、ショートすることがあります。面倒でもコードはまっすぐに伸ばして使うことで、安全に長く使用することが可能です。

コードをねじったまま使わない

ドライヤーを使用しているといつの間にか、コードがねじれた状態になっている経験はありませんか?ドライヤーのコードをねじったまま使うと、そこに無理な力がかかります

 

引っ張ったり、コードを持って本体を持ち上げたりしなくても、時間が経つにつれて負荷がかかり断線しやすくなるのです。極力まっすぐ伸ばして使うことで断線しにくくなりますので、ぜひ意識してみてください。

コードを持ってドライヤーを持ち上げない

前述したように、ドライヤー本体の重さは数百グラムあります。コードを持って本体を持ち上げれば、負担がかかって切れやすくなります

 

ドライヤーを落としてしまいそうになるときや、ドライヤーを手元に引き寄せる際、とっさにコードを持ってしまうこともありますよね。しかし、このような行為はどれもドライヤーの断線に繋がるので、できるだけ行わないよう注意しなければいけません。

コードをコンセントから抜くときはプラグを持つ

ドライヤーを使い終って電源コードを引き抜くとき、コードを持ってしまうことはよくあります。しかし引き抜く際にかかる力は意外と強いもので、コードを持ってプラグを抜いた際に断線してしまうケースは多いようです。

 

コードを抜くときは必ず "プラグを持って引き抜く"ことが大切です。そうすれば、コードに過剰な負荷がかかることもありません。またプラグを持つときは感電の怖れがあるため、濡れた手で触らないようにしましょう。

安全にドライヤーを収納するには、ドライヤーホルダーの活用が効果的です。形状やデザインなど豊富にそろっていますので、設置環境に合わせて使いやすいものを取り入れることをおすすめします。

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スペースを取らない「引っ掛けタイプ」のドライヤーホルダー

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

幅は1.4~2cmまでの扉に引っ掛けられる、フック型のドライヤーホルダーです。洗面台の下の収納扉に引っ掛けるなど、省スペースで設置できます。吸盤やねじで固定するタイプと違って、落下の心配や穴をあける必要がないことも嬉しいポイントです。カラーはブラック・ホワイト・ローズ3種類の展開です。シンプルで主張しないデザインが、まわりのインテリアとも馴染みます。

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山崎実業 ドライヤー&ヘアーアイロンホルダー ボーテス ブラック 7594

価格:1,091円 (税込)

アイロンもまとめて収納可能なマルチタイプ

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

2つの収納ポケットがあり、ドライヤーの他にアイロン・ブラシなど、まとめて収納することが可能です。ドライヤーと併用してアイロンを使用する方には、特におすすめの商品です。また設置方法についても、扉用フック・吸盤・直置きの3種が選べます。シンプルなデザインでどんな環境にもなじみやすく、フレキシブルな仕様が魅力的です。

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収納・取り出しが楽ちん!スタイリッシュな壁掛け式

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シンプルなフック式のドライヤーホルダー。壁掛けタイプなので手の届きやすい高さに設置すれば、収納・取り出しの手間も最小限です。コード用のフックがあるので、コードの収納が楽なところもメリット。粘着テープは強力な上に剥がした時の跡が残らないので、賃貸マンションでも安心して使用いただけます。ステンレス鋼なので耐久性に優れ錆びにくく、湿気の多いバスルームでの使用にもおすすめです。

今回はドライヤーのコードが断線するのを防ぐコツなどを解説しました。ドライヤーを寿命まで使い切るには、断線を防ぐのが一番の方法です。コードを丁寧に扱うだけで断線を防ぐことができます。また、コードを巻くときは緩やかにを心掛けましょう。