釣り餌箱のおすすめ5選！選び方のポイントや自作方法もご紹介します！

釣りにおいて竿や針、仕掛けが重要なのは言うまでもありませんが、忘れてはいけないのが餌の鮮度です。釣り餌は釣り餌専用の箱に入れて保管、持ち運びする事がほとんどだと思いますが、ただ餌を入れておくことができれば良いわけではありませんよね。

釣り餌箱には素材から様々なニーズに応えた便利な機能性を揃えたものまで種類が豊富にあります。ルアーやロッドはこだわったのに餌箱はテキトーなんてことでは勿体ないです！

この記事では釣り餌箱の選び方やおすすめ商品など詳しく情報盛りだくさんでご紹介するので最後まで読んで、自分の釣りスタイルに合わせた最適の釣り餌箱を見つけてください！

釣り餌箱の選び方では、特に下記の5つが大切です。

• サイズ
• 形状
• 素材
• 保冷剤が入れられるかどうか
• 収納スペースや仕切りの有無

どれも、釣り餌箱の使いやすさに関わってくるので必ず確認する必要があります。

釣り餌箱を選ぶ際には、サイズをきちんと確認しましょう。そして、できる限り余裕のあるサイズを選びます。釣り餌箱のサイズに余裕があると餌を取り出しやすく、虫がぎゅうぎゅう詰めにならないので弱りにくいです。

また、サイズに余裕があると収納性も高まるので便利です。多くのアイテムを収納できると釣りもさらに快適になります。重量があると安定感も高まり、餌を入れ替える時にもひっくり返ったりしないので、持ち運びやすさにも繋がります。

釣り餌箱は、出かける場所や魚の釣り方に合わせて、形状を考えることが大切です。代表的な釣り餌箱の形状は下記の2つになります。

• プレーンタイプ
• フックタイプ

釣り餌箱の形状が違うことで、使い方も変わってくるので購入する前に確認しましょう。

磯などで置き竿や腰を据えて船釣りをする際には、プレーンタイプの釣り餌箱が向きます。コンパクトなタイプから大容量なものまであり、バリ―ションが豊富で重宝します。保冷性や断熱性などの機能性も高く、さらに安心して釣りをすることができるでしょう。

構造がシンプルなので、ヒモやフックを取り付けて、ご自身の好みにカスタマイズを楽しめるのも特徴の1つです。また、プレーンタイプの釣り餌箱は蓋の開け閉めが楽で扱いやすいので、快適に使えるのも大きな魅力になります。

フックタイプの釣り餌箱は、竿を持って投げ釣りしたり、川での渓流釣りをする際に使いやすいです。そして、最大のメリットはフックやベルト通しなどの固定できる金具を、服やバックなどに取り付けられることです。首掛けやカラビナ付けも可能になります。

釣りの最中に釣り餌箱を落としてしまうリスクもあるので、固定金具がしっかりした商品を選びましょう。さらに、竿に餌を付ける際にしゃがんだりしなくて済むので、足腰に大きな負担をかけずに済みます。釣りがより、手軽になるのでフックタイプはおすすめです。

釣り餌箱は素材によっても使い勝手や、特徴が変わってきます。素材は主に下記の3つが使われていることが多いです。

• プラスチック製
• 木製
• 金属製

断熱性や耐水性などにも関わってくるので、素材に何が使われているかも確認しましょう。

プラスチックは、加工がしやすい素材なので、釣り餌箱でも使われることが多いです。そして、何といっても、軽量設計であることが多く荷物になりにくいのが魅力的です。手軽に持ち運びすることができるので、負担になりにくくなります。

さらに、密封性が高く、臭いが強いエビ・オキアミ・小魚などの生餌を入れるのにも適しています。他の荷物などに臭いを移したくない方にとって、特に重宝する機能です。また、値段も安いので、非常にコスパが良いのも特徴になります。

木製の釣り餌箱の最大のメリットとしては、通気性の良さが挙げられます。なので、アオイソメやイシゴカイなどの虫餌を入れるのに向きます。ただし、耐水性はあまりよくないので、水分を含んだ餌を入れるのには向いていないので、注意です。

木材を見ていく際には、杉でも問題ありませんが、桐だとさらに断熱性に優れるのでおすすめです。キス釣りなどに使う際には事前に多めの水に浸して、濡れた紙などで包みながら乾燥をから守って使いましょう。

金属製の釣り餌箱は、耐水性が高く、しっかりとした密封性が確保されています。なので、長く使っていても高い密封性から、周りのものに臭いが移ることもないので、非常に安心です。移り香を気にする方にとって特に重宝します。

ただ、金属製の釣り餌箱は、素材に金属を使っていることから重さがあります。プラスチック製や木製の釣り餌箱と比べると、少し持ち運びの際に負担を感じるかも知れません。持ち運びを気にする方は、購入する前にきちんと確認しましょう。

炎天下などの釣りでは、釣り餌箱には保冷剤が必須となります。というのも、釣り餌は鮮度が命になるからです。アオイソメやイシゴカイなどのゴカイ類は水から出すと、だんだん弱って鮮度を失います。餌は鮮度を失うと、魚の食いつきも悪くなるので要注意です。

なので、保冷剤を釣り餌箱に入れることが大事になります。二重ケースの釣り餌箱であれば、収納スペースも確保されるので保冷剤が入れやすくなりおすすめです。保冷剤を入れる際には、収納スペースが必要になるのであらかじめ覚えておきましょう。

釣り餌箱では、収納スペースも非常に大切な要素となります。生餌を入れるスペース以外にだけでなく、針や錘などを入れる収納スペースがあるタイプがおすすめです。きちんと広い収納スペースが確保されている釣り餌箱だと、釣りの際の負担はさらに軽くなります。

仕切りがあるタイプや、二重構造になっているタイプも収納性が上がるのでおすすめです。その分、物の出し入れが楽になるので、ストレスも軽減されます。より、便利な釣り箱を探している場合は、収納スペースが付いているかどうかも確認しましょう。

数多くのメーカーから釣り餌箱が販売されています。その中でも、特に下記の3つのメーカーはおすすめです。

• シマノ
• ダイワ
• マルシン漁具

使いやすさや質を重視した釣り餌箱を展開しており、国内でも人気のメーカーです。

シマノとは、釣り具のみならず、ロードバイクなどの自転車も製造し、取り扱うメーカーです。様々な製品を作ることで、ノウハウを蓄積している会社です。品質もかなり高いので、ユーザーから高い人気を博しています。

シマノの釣り餌箱は、保冷性を重視したものが比較的多く販売されています。仕切りなども標準装備していることがあり、収納スペースも確保されていて使いやすいです。また、素材にもこだわっているので、長く使えるのもシマノの釣り餌箱の特徴となります。

ダイワはロッド、釣り用品全般の商品を幅広く扱う釣具メーカーです。さらに、創業から50年以上経っているので、歴史も長いのが特徴です。確かな技術力と製品のクオリティを誇っていることから、国内ユーザーから人気があります。

ダイワの釣り餌箱は、持ち運びやすいタイプの釣り餌箱が多いです。首掛け式のものもあるので、快適に持ち運べます。また、価格が安いのも特徴的で、安く釣り餌箱を手に入れられるのがメリットとなります。

マルシン漁具は、大分県にある釣り具メーカーです。イカエギを始め、メタルジグなどのルアーやウキ・天秤などの釣用品を全国の釣りショップに卸しています。多くの釣り具を取り揃えているので、非常に人気のあるメーカーです。

また、マルシン漁具は、木製やプラスチック製の釣り餌箱を多く販売しています。値段も非常に安く、お手ごろな価格設定で手に入れやすいです。開閉しやすいものも多く、使い勝手が大幅に高められているもの見逃せません。

釣り餌箱は多くのメーカーから販売されていますが、実は自作することも可能です。まずは、100均ショップなどで下記の材料を揃えましょう。

• 木板　45×9ｃｍ×厚9ｍｍ　2枚
• 蝶番　25ｍｍ　４P（ゴールド）　１袋
• 平頭釘　＃17×19ステンレス　1袋（約90本入り）
• 木工用ボンド

その上で釣り餌箱の自作は、下記の手順で行うとスムーズです。

1. まずは、木板2枚を切断していきます。ご自身の好きなサイズ感で切っていきましょう。
2. 切断面がなるべく垂直になるように紙やすりで調整して、切断した木板を組み立てていきます。
3. 最後に蓋と箱本体を蝶番とネジで固定して完成です。

実際に釣り餌箱を購入するよりも安く済む時があるので、是非、自作にも挑戦してみましょう。

釣り餌箱の代用として、100均のアタッシュケースを使うことを考える方もいるでしょう。しかし、100均のアタッシュケースは釣り餌箱の代用にあまり向きません。というのも、生餌が動き出して、漏れ出すということが起きるからです。

なので、100均のアタッシュケースを代用する際は、生餌は禁止した方がいいでしょう。せっかくの釣り餌が無駄になってしまうので、かえって手間がかかり不便です。なので、釣りを行う際には、できるだけきちんとした釣り餌箱を使うことを心掛けましょう。

釣り餌箱をご自身に合ったものにするだけで、さらに釣りが快適になります。釣り餌箱によっては、ウェアに取り付けられたりするので持ち運びが快適です。また、保冷剤が入れられるものもあるので、暑い季節でも使えます。

季節や環境に合わせて、最適な釣り餌箱を選ぶと良いでしょう。是非、ご自身に合う釣り餌箱を見つけてください。