ドラム式洗濯機のかさ上げ台おすすめ8選｜パナソニックや東芝も高さ調節可能

ドラム式洗濯機とかさ上げ台のサイズが合っていないと設置が不安定になってしまい、本体がズレて振動が多くなったり、故障の原因になったりする恐れがあります。かさ上げ台を長く使用したい場合は、洗濯機の買い替えも考慮して、サイズ調整ができるものを購入するのがおすすめです。

また、ドラム式洗濯機はモデルによっては非常に重いため、かさ上げ台の耐荷重値は必ずチェックしましょう。本体の重さだけでなく、水を入れて洗濯する時の重さも考慮して選ぶことが重要です。

かさ上げ台は大きく、据え置きタイプとキャスタータイプに分けられます。

洗濯機周りを隅々まで掃除したい方はキャスタータイプが適しています。ただし、キャスタータイプは不安定になりやすいため、ジャッキが付いているモデルがおすすめです。「防音性」と「掃除のしやすさ」のどちらを重視するか考えてタイプを選びましょう。

防振・防音性を重視したいなら、防振ゴムが搭載されているかさ上げ台を選ぶのがおすすめです。防振ゴムでない場合は、騒音や振動の対策にあまり効果が期待できません。特に集合住宅に住んでいる場合は、振動・騒音はトラブルの原因になるため、しっかり考慮して選びましょう。

洗濯機のかさ上げ台は、ホームセンターやAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどのネット通販でも取り扱っています。キャスター付きのものや4つ足に対応したものなど種類がきわめて豊富ですので、ご自身の好みに合わせて選んでください。

ドラム式洗濯機のかさ上げのメリット・デメリットを紹介します。かさ上げが必要かどうがしっかり確認しましょう。
 

ドラム式洗濯機をかさ上げするメリットは以下になります。

• 排水ホースが取り付けやすくなる
• 掃除がしやすく落下物が取りやすい
• 通気性を良くしカビや悪臭を防止する
• 騒音を軽減できる
• 水漏れを防ぐ

洗濯機は重量があるため、持ち上げるのは難しいです。そのため、少しかさ上げしておくだけで、さまざまなメリットが生まれます。掃除がしやすく通気性も良くなるため清潔感もキープできます。

ドラム式洗濯機をかさ上げするデメリットはありますが、洗濯機の駆動には問題ないため心配はいりません。かさ上げのデメリットは以下の通りです。

• サイズが大きく、圧迫感がある
• 重量があるため、かさ上げするのに人手がいる
• 業者に依頼すると費用がかかる
• メーカー保証対象外になる可能性あり

とくに、ドラム式洗濯機はサイズが大きいため、位置が高くなると部屋が狭く感じます。また、かさ上げを自分で設置する時は、1人で行うのは難しいため、必ず2人以上で作業をするようにしましょう。業者に依頼する場合の具体的な金額は次で紹介します。

ドラム式洗濯機のかさ上げは、業者に依頼するのがベストです。一般的な洗濯機は約30kg程度の重量ですが、ドラム式洗濯機は50kgを超える製品が多く、個人でかさ上げ台に設置するのは難しくなります。また、ドラム式洗濯機を傾けすぎると故障の原因になる可能性もあります。

ケガや故障のリスクをなくすために、かさ上げ台の設置はプロに任せましょう。料金は、6,000円程度の価格帯が多いです。1度設置すれば、買い替えや引っ越し以外で洗濯機を下ろすことは基本的にないため、長い目で見ればコストはそれほど高くありません。

ドラム式洗濯機のかさ上げ作業をする前に、まず、給水ホースや電源プラグを外してください。給水ホースの長さが足りない場合は、給水延長ホースを利用するのがおすすめです。念のために前もって購入しておきましょう。

かさ上げ台は後方から設置します。個人でかさ上げ台を設置する場合は、4つの足が独立したタイプがおすすめです。独立していないタイプのかさ上げ台だと、洗濯機を持ち上げる必要があります。洗濯機を前方に傾けて、後方のかさ上げ台を設置してください。

後方のかさ上げ台を設置した後に、前方のかさ上げ台を設置しましょう。後方・前方どちらの設置の際にも、ドラム式洗濯機を傾けすぎると、故障の原因になる可能性があります。また、傾けすぎると洗濯機の重さで倒れることもあり、ケガにもつながりますので慎重に設置してください。

洗濯機の置き台はドラム式洗濯機用の製品だけでなく、縦型洗濯機用の製品もあります。縦型洗濯機を含めた洗濯機の置き台について気になる方は、こちらの記事をぜひチェックしてください。選び方・おすすめの商品・DIYで自作する方法などを紹介しています。

ドラム式洗濯機の下にかさ上げ台を設置することにより、下に空間ができので、汚れやすい洗濯機の下や排水口の周りのお掃除が非常に楽になります。また、振動や音も少なくなり、家の中が静かな雰囲気になります。本記事を参考にされて、ドラム式洗濯機のかさ上げを行い、洗濯機パンや洗濯機周りを清潔に保ち、快適に暮らしましょう。