防水電動歯ブラシおすすめ8選｜お風呂場でも使える！フィリップスのソニッケアーも

電動歯ブラシは口腔ケアにとても便利なアイテムですよね。しかし、電動歯ブラシにはある弱点があります。それは水に弱い点です。毎日使うからこそ、衛生面に気を遣ってきれいに洗って保存したいとは思いませんか？

そこでおすすめしたいのが防水電動歯ブラシです！防水機能を搭載することで何の心配もせずに洗えて、お風呂場など使用場所を選ばずに使えるようになり、使い勝手がよりよくなりました。

この記事では、防水電動歯ブラシのメリット、種類、選び方、人気メーカーからおすすめ商品まで詳しく解説していきます。人気商品ソニッケアーについても紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

防水電動歯ブラシのメリットは、丸洗いができることです。丸洗いができることで、汚れを歯ブラシに残さずに清潔に使えます。そもそも、電動歯ブラシは水に近い場所で使うので、防水設計になっていないと電子回路部分が濡れて壊れてしまう可能性があります。

その点、防水設計になっているものなら、洗えて衛生的なだけでなく、お風呂でも使用可能です。お風呂で使っても壊れない防水設計です。電動歯ブラシを買うのであれば、防水機能は必須になります。

防水電動歯ブラシを購入するのであれば、IPX4以上が欲しいところです。IPX4〜8がどの程度防水できるのかを表にまとめました。

IPX1〜3に関しては防滴レベルなので、お風呂でも使いたい人は万が一を考えてIPX7くらいの製品が理想です。

振動式は、モーターによって起こる音波の速度に満たない振動で歯垢を除去します。携帯用の電動歯ブラシで採用されており、安価に手に入るのが特徴です。手軽に買える反面、3つの中では一番歯や歯茎にダメージを与えやすいので注意して使いましょう。

歯や歯茎に、ダメージを与えてしまう原因の一つが押し付けすぎによるものです。ハイスペックモデルになると、押し付けすぎた時にセンサーが反応してくれるものもあります。振動式を選ぶのであれば、センサー付きのものを選びましょう。

回転式は、円状のヘッドが回転することで歯垢を磨き落としてくれます。ブラシが左右にぐるぐる回転することで、満足のいく磨きになります。強く押し付けすぎることはありませんが、刺激が歯に伝わりやすいため注意が必要です。

そのため、強めの刺激に耐性があり、ツルツルの磨き上がりを求めている人におすすめです。歯に伝わる刺激が苦手な方にはあまり向いていません。

超音波式は、音波速度の振動で歯垢を取り除いてくれます。細かく分けると、超音波式と音波式の2つのタイプがあり、アプローチできる部分が異なってきます。

• 超音波式…160〜200Hzの超高速振動。虫歯の原因のバイオフィルムを除去
• 音波式…200〜300Hzの振動数。毛先が届かない奥の歯垢にもアプローチ

ただ、超音波式は蓄積した歯垢には弱い弱点があるため、音波式と超音波式を組み合わせたモデルがおすすめです。

W音波式はブラシを縦・横に振動させて歯垢を取り除く方式です。歯と歯ぐきの境目を横にかき出すヨコ磨きで歯周の汚れをかき出し、タタキ磨き(縦)で歯間部の汚れを強力にかき出します。

歯間の歯垢までパワフルに磨いてくれるため、通常の音波式よりも歯垢除去に大きな期待ができます。この方式が採用されている電動歯ブラシは主に価格が高いハイエンドモデルのみのため、これから電動歯ブラシを使い始めたい方にとっては少し手が出しにくいのが弱点です。

本体サイズは、口の大きさや手の大きさを考慮して選びましょう。口の大きさとヘッドの大きさがあっていないと使いにくいのはもちろん、持ち手がしっくりこないものだと使い勝手が悪くなってしまいます。家で使うだけでなく持ち運びを考えているのであれば、重さも重要なポイントです。

カバンの中で邪魔にならないサイズ感、そして持ち運びに必須のケースが付いているかどうかもチェックしましょう。実際の使用感と、持ち運びができるかどうかなど、自分の希望に添った使い方ができるかどうかが大切です。

電動歯ブラシには、電池式と充電式の2種類があります。電池式は乾電池の予備さえ持っていれば、外出先などどこでも使えるため持ち運びに便利です。一方の充電式はスタンドに立てておくだけなので、電池交換の手間がいらないのが特徴。

価格面を見てみると、電池式の方が安価なので「できるだけ安く電動歯ブラシを手に入れたい」人には電池式がおすすめです。

電動歯ブラシを長く使っていくのであれば、ランニングコストも重要なポイントです。電動歯ブラシのブラシ部分は当然消耗品です。メーカーによって交換のタイミングは違いますが、目安として3ヶ月を基準にしているところもあります。

交換ブラシにかかるコストとしては、メーカーやブラシの種類でも変わってきますが、安いものだと数百円で購入できます。ランニングコストがどのくらいなのかも考慮して、機器を選びましょう。

電動ブラシには、さまざまなブラシが付属しています。ブラシがたくさん付いているのは、ブラシの種類によってできることが異なるからです。

• コーヒーやワインなどの着色汚れ（ステイン）落とし用
• 歯の矯正をしている人向けのポイント磨き用
• 歯垢除去用
• 歯茎ケア用

などさまざまなブラシがありますが、機器によって付属しているブラシは異なります。そのため、自分にあったブラシが付属しているかどうかをしっかりとチェックしましょう。

ハイスペックな電動歯ブラシには、スマホと連動できるモデルもあります。スマホと連動させることで、子供がゲーム感覚で歯磨きができるなどさまざまなメリットがあります。Bluetoothを使って無線で接続できるので、簡単に使用できるのも嬉しいポイント。

スマホ連動をすることで、歯ブラシの内部センサーが磨き残しのチェックをしてくれます。また、押し付け防止センサーが付いていることで、必要以上の力を歯に加えるのを防げます。

ブラウンは、シェーバーなどを販売しているドイツの家電メーカーです。ブラウンの電動歯ブラシは回転式でパワフルなのが特徴です。スマホと連動できるタイプや、子供向けのかわいいものまで幅広いラインナップがあります。

ブラウンの電動歯ブラシにも防水加工は施されていますが、あくまで防滴レベルだと指摘されています。使い方としては、本体にブラシをつけたまま濯ぐのであれば、下を向けて本体にはあまり水がかからない程度にする必要があります。あくまで生活のなかで自然にかかってしまう水に対処しているため、がっつり濡らすのは避けましょう。

フィリップスはオランダを拠点とする医療機器メーカーです。有名なのがソニックケアーシリーズです。音波水流を発生させて歯の隙間や、歯と歯茎の間のような、ケアしづらいところも負担なく簡単に歯垢を落としてくれます。

フィリップスの電動歯ブラシは、歯科衛生士の使用率でNo.1となるなど、その性能の高さは専門家の間でも好評です。

パナソニックの電動歯ブラシは「ドルツ」シリーズを展開しています。機能性が高いだけでなく、ブラシの種類も豊富でお口の悩みを幅広くケアしてくれます。パワフルな磨き心地で、ツルツルに仕上げられますが、強すぎることなく歯を労るモデルが多いのも特徴です。

外出先に持っていける携帯用のポケットドルツも発売されていて、学校やオフィスでも手軽に使用できます。

血圧計や体重計で有名なオムロンも電動歯ブラシを発売しています。音波式を採用していて、軽量でスリムなのが特徴です。ブラシの種類も多く操作性が優れていると言われています。

機能面では、ブラシの角度を45°になるように光で知らせてくれるなど、本格的な口腔ケアを始めたい人に適したモデルを多く発売しています。

初期費用を抑えたい方はサブスクサービスの利用がおすすめです。一般的に電動歯ブラシを購入するには1万円前後かかります。サブスクサービスは、月に数百円程度で利用でき、ブラシ交換も行えるので、衛生的に低コストで使えるのが魅力です。

電動歯ブラシは、歯に押し付けずに優しく当たるように使います。よりしっかり磨けるように、磨く場所によって角度を変えるのがポイントです。また、歯間や刃と歯茎の間、下前歯の裏などは歯垢が溜まりやすいので、重点的に磨きましょう。

電動歯ブラシは歯へのダメージが心配だといわれたこともありますが、今の電動歯ブラシは歯や歯茎へのダメージを最小限に抑える工夫がたくさんされています。ステイン除去や舌のケアなど幅広いケアが可能なので、自分好みの電動歯ブラシを見つけてください。