フィリップス電動歯ブラシおすすめ10選｜ソニッケアーは初心者にもおすすめ！

普通の歯磨きでは磨き残しがちな、歯間汚れにアプローチする電動歯ブラシ。なかでも人気なのがオランダを拠点とする家電メーカー・フィリップスの「ソニッケアー」です。音波振動で歯茎を傷つけにくいのが特徴です。

ソニッケアーは歯垢を落とすクリーンモードをはじめ、ホワイトモード・ガムケアモード・ディープクリーンモードなどニーズに合ったモードを搭載しています。「歯茎の健康が気になる」「歯垢が気になる」などさまざまなお悩みに応えるおすすめの電動歯ブラシです。

ただ、さまざまなニーズに応じているため機種が多いのもソニッケアーの特徴です。初めて選ぶ人は「どれがいいのか分からない」と悩んでしまう方も多いですよね。そこで今回は、おすすめのフィリップス電動歯ブラシをご紹介していきます。

フィリップスソニッケアは全シリーズとも1分間に約31,000回振動する、高速振動とランダムで領域の広い振動を組み合わせた音波水流（高速振動が歯垢を叩き浮かせてから払い落とす）機能を搭載。手磨きでは落とせない歯と歯の間や歯と歯茎の境目まで隅々の汚れを落とします。

音波水流は手磨きよりも多くの歯垢を除去しますが、歯の表面に付着して黄ばみの原因になるステインという着色汚れを落とすこともできます。クリーンモードで歯垢を除去したら、ホワイトモードでステインに切り替えます。ただし、歯を白くする効果ではなく、歯本来の白さに導くというものです。

機種による違いはありますが、アプリと連動できる機種ならより快適に使えます。フィリップスの公式アプリと連動させると、スマホにプログレスレポートが送られてきます。プログレスレポートというのは、1回の歯磨きの時間、ブラシの使用具合、磨くときの力加減を記録したものです。

定期的にレポートが送られてくるので、自分がどんな風に磨いているのかをチェックできます。レポートを見て歯磨きのポイントを把握できるのがメリットです。

通常モードより高周波振動で磨き上げるのが、クリーンモードです。高周波でも強すぎることはなくやさしい振動で2分間ブラッシングします。毛先をしっかりと当てていれば歯垢を落とせるので、磨き残しが気になるときにおすすめです。

ホワイトモードはクリーンモードと合わせて使うと効果的です。クリーンモードで2分間磨いたら、ホワイトモードに切り替えましょう。通常とは違う特殊な動きで、1本ずつ歯についたステイン（着色汚れ）を落とします。

飲み物や喫煙によるステインも落としやすくなるため、紅茶やワインなどをよく飲む方・タバコを吸う方におすすめです。

ガムケアモードは、歯茎の健康が気になる方におすすめです。2分間のクリーンモードで丁寧にブラシングした後、振動で歯茎を1分間マッサージをする計3分間のコースです。優しい刺激なので歯茎を傷つける心配はありません。

クリーン2分の後に、1分20秒間かけて歯茎をマッサージするガムヘルスモードを搭載した機種もあります。機種により搭載しているモードが違うので、使いたいモードを搭載した機種かどうかを確認しましょう。

クリーンモードよりもさらにしっかりと磨きたいときにおすすめのモードです。洗浄と刺激を交互に繰り返しながら、3分間隅々まで磨けます。歯茎のケアも兼ねており、歯垢がたまりやすい傾向がある、重なり合った歯や奥歯など磨きにくい場所に使いましょう。

口内が臭う原因のひとつは、舌の汚れです。舌磨きモードがあれば、お口の中がすっきりします。舌磨き用のブラシを使えば、舌についた汚れを丁寧に除去してくれます。舌磨きに慣れていない方でも、時間や強さを調節すれば痛くありません。

ダイヤモンドクリーンシリーズは、多彩なモードを使い分けられるという特徴があります。歯茎の状態があまりよくない場合は、センシティブモードでやさしく磨きましょう。ブラシヘッドを付け替えれば舌磨きや歯ぐきマッサージもできます。

ブラシヘッドをダイヤモンド形にすることで、効果的に汚れを落とせるのがポイント。フィリップスソニッケア独自の音波水流が、毛先が届きにくいところの汚れを効果的に除去します。ダイヤモンドクリーンシリーズは、歯磨きと歯茎の健康を考えたケアをしたい方におすすめです。

プロテクトクリーンシリーズはブラシヘッドに力加減と時間を記録するチップを内蔵しており、ブラシヘッドの交換時期を知らせてくれる機能も搭載されています。

初めて電動ブラシを使う場合、力加減がわからないことも少なくありません。そんなときもプロテクトクリーンシリーズなら、力加減を把握しやすいのが魅力です。

電動歯ブラシの使用中に力が入りすぎてしまい「歯や歯茎を傷つけてしまわないか心配」という方には、プロテクトクリーンシリーズがおすすめです。加圧防止センサーを搭載しているので、無意識に力が入ったときにランプの点滅と本体を振動させ合図を送り知らせてくれます。

多彩なモードや高性能の上位機種よりもシンプルですが、基本的なケアだけでいいという方にはベーシックモデルがおすすめです。クリーンモードとガムケアモードがあれば、歯垢を除去して歯茎をマッサージするケアができます。

ベーシックモデルでも、毎分約31,000万回の音波水流で、歯と歯の間や歯茎との境目の汚れもスッキリと落とせるのがポイント。音波水流は振動を利用して汚れを落とすので、歯科矯正器具や補綴物を使用している方にもおすすめです。

フィリップスの電動歯ブラシは、機能によっても使いやすさが変わってきます。快適に使うために搭載されている機能もチェックするといいでしょう。

加圧防止センサーは、内蔵されたマイクロチップがハンドルと連動して、ブラシヘッドにかかる力を感知するセンサーです。ランプ点灯とハンドルに振動を与えて、使用者に力が強すぎることを伝えてくれます。

利き手で握ると無意識に力が入ってしまいがちです。軽く握っていてもいつの間にか力が入ってしまうという方には、加圧センサー機能がある機種を選びましょう。加圧防止センサーがあれば、力加減を見極めやすくなります。

イージースタート機能は、14段階に分けて少しずつパワーを上げていく機能のことです。電動ブラシを初めて使う場合、手磨きとは勝手が違うため刺激を感じてしまうことがあります。最初は優しく徐々にパワーが上がるので、初めて電動ブラシを使う方におすすめです。

また、電動ブラシはいつまで磨けばいいのか判断できないケースもあります。フィリップスソニッケアシリーズ全機種には、スマートタイマーが搭載されており2分間経つと自動で停止するので時計を見なくても時間がわかります。

フィリップスソニッケアにはさまざまな種類の替えブラシがあります。モードや目的に合わせて使い分けられますし、どのブラシもすべてのシリーズに共通で使えるのが嬉しいところです。購入した機種に付属していないブラシでも、別途購入すれば使えますので目的に合わせて買い足してもいいでしょう。

フィリップスソニッケアは標準充電器・グラス充電器・トラべルケース充電の3つのタイプがあります。トラベルケースがついている機種なら、旅行や出張にケースごと持っていきそのまま充電もできます。標準とグラス型の充電器はコンセントに差し込み、スタンドにハンドルをセットすればOKです。

トラベルケースで充電する場合は、ケースとMiniUSBケーブルを接続してUSBアダプターかパソコンに接続すればOKです。ケース底部にUSBケーブルが内蔵されているタイプもあるので、使いやすいタイプを選んでください。

電動歯ブラシに歯磨き粉をつける際は、流水でブラシを数秒間湿らせます。歯磨き粉が飛び散らないようにブラシヘッドを口の中に入れてからスイッチをONするのがポイントです。電動歯ブラシを使う場合はいくつかコツがあります。

手で磨くのに慣れているとついブラシを動かしたくなりますが、自動で振動しながら磨くのでハンドルを持ち歯や歯茎との境目に当てるだけでOKです。手磨きのように動かすと歯や歯茎を傷つける恐れがるので、毛先を強く押し付けないようにします。持ち方は軽く握る「パームグリップ」と、ペンを持つように親指と人差し指だけで持つ「ペングリップ」の2つです。

全体を磨くときはパームグリップ、細かい部分はペングリップを使い分けます。歯と歯茎の境目はブラシを斜め45度に、奥歯や歯の裏側はブラシを縦にするとピンポイントで毛先があたり歯垢を落とせます。噛み合わではブラシを垂直に当ててください。

電動歯ブラシのヘッドは定期的に交換が必要です。メーカーでは3ヶ月ごとに替えブラシに交換することを推奨しています。ただし力加減や使用回数、ブラシヘッドの種類によっても交換時期は変わってきます。ブラシ交換の見極めは、ブラシの青い部分の先端が白くなったら交換のサインです。

機種によってはブラシに加わる力や使用した時間から、交換時期を見極め交換時期であることをランプで知らせる機能が搭載されたものもあります。ベストな状態で使用するためには定期的にブラシヘッドを交換しましょう。

フィリップスでは保証期間内であっても、他社メーカーの替えブラシを使ったことが原因の故障は保証対象外となってしまいます。替えブラシはフィリップスの正規品の使用をおすすめします。

磨いたつもりでも磨き残しがあると歯周病のリスクを高めます。歯磨きを面倒に感じてしまうなら、フィリップスの電動歯ブラシをおすすめします。スイッチを入れて歯に当てるだけで効率よく汚れを落とせるので持っているだけでOKなので、ぜひ試してみてください。