電動歯ブラシのメリット・デメリットとは？子ども用おすすめ4選を紹介【人気のブラウンも】

歯磨きが嫌いな子供は多いですよね。子供に正しい歯磨きを習慣づけることは親御さんにとって一つの試練のようなものです。いくら子供が嫌がっても、口腔ケアは小さいころから気を遣いたいですよね。そこでおすすめしたいのが子供用電動歯ブラシです！

「子供に電動歯ブラシはまだ早いんじゃない？」とか「子供が使って危険じゃないの？」と思う方もいるかもしれませんが、正しく使用することで電動歯ブラシは普通の歯ブラシ以上に子供の口腔内の健康を保ってくれる便利アイテムになります！

この記事では、子供が電動歯ブラシを使うメリット、注意点、対象年齢、種類、選び方、口コミからおすすめ商品まで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

子供用電動歯ブラシのメリットは、手動よりも磨きやすいことです。電動歯ブラシは高速振動で歯と歯の間の汚れをかき出します。奥歯のように毛先が届きにくいところも毛先が当たれば汚れを落とすことが可能です。ゴシゴシこすらなくていいので、歯と歯茎にも負担をかけません。

アプリを使ったりライトがついたりというように、子供の興味を引く要素を取り入れることで歯磨き嫌いを克服できるのもメリットです。

子供に電動歯ブラシを使用するデメリットとしては、扱いが難しいため正しく使わないと口の中を傷つける可能性があることです。握力が低い子供にとって、振動する歯ブラシを制御するのは簡単ではありません。

一度でも嫌な思いをすれば歯磨きを嫌がったり怖がったりして、ブラッシング技術が身につかない可能性もあります。そうならないためにも、いきなり子供に磨かせるのではなく、慣れるまでは親御さんが付き添い磨き方を教えてあげてください。

また、子供用の歯磨き粉は研磨剤入りだと歯の表面が削れる可能性があるので、研磨剤の入っていないものを選びましょう。ある程度使用して毛先が広がってくると磨き残しにつながるため、定期的にブラシヘッドを交換することも大切です。

メーカーによる違いはあるものの、一般的な電動歯ブラシは対象年齢が3～5歳くらいからです。中には1歳ごろから使える子供用電動歯ブラシもありますが、子供が1人で電動歯ブラシを使用できる年齢は大体5,6歳と言われています。

保育園や幼稚園では、普通の歯ブラシを持たせるよう指示されることがほとんどです。小学校に上がるまで、子供には普通の歯ブラシで磨かせ、親御さんは補助として仕上げ磨きに電動歯ブラシを使用するという始め方をするとよいでしょう。

子供用の電動歯ブラシは主に、「アシスト型」と「音波歯ブラシ」の2種類です。それぞれにどのような特徴があるのかを見ていきましょう。

アシスト型電動歯ブラシは、ブラシヘッドの振動する力を借りて自分で手を動かすものです。基本的な動作は手磨きと同じですが、ブラシヘッドは振動しているので、通常の手磨きよりも効率よく汚れを落とせます。

手頃な価格で購入できることや、子供が興味を持ちやすいキャラクター入りのデザインが豊富に揃っているのがポイントです。初めての電動歯ブラシで上手に使えるかどうか不安なら、試しやすいアシスト型をおすすめします。

音波歯ブラシは、アシスト型よりも振動回数が多く高速なのがポイントです。手を動かさなくてもブラシが当たれば振動で汚れを落とせます。歯垢除去率を重視して選びたい方におすすめです。こする必要がないので、歯や歯茎にダメージを与えません。

高性能なため、アシスト型に比べると価格は高めです。振動に慣れていないと子供では扱いきれないことがあるので、初めて電動歯ブラシを使用する場合はアシスト型から試すとよいでしょう。アシスト型を使ってみて、慣れてきてから音波歯ブラシへの切り替えるとスムーズです。

子供用の電動歯ブラシを選ぶ際は、サイズやデザイン、充電方式、ライトの有無と駆動音をチェックして選びましょう。それぞれのポイントについて詳しく解説します。

子供用の電動歯ブラシは、子供の口の中の大きさを考えて選ぶことが大切ですブラシヘッドが大きいと細かい操作ができなかったり、奥まで届かなかったりして磨き残しができてしまいます。子供でも細かい操作がしやすいよう、ブラシヘッドが小さめなものを選ぶとよいでしょう。

子供の口の中や歯茎はとてもデリケートです。毛先の柔らかさも注意して、口の中や歯茎を傷つけないものを選びましょう。メーカーやモデルごとに対象年齢を決めているものも多いので、対象年齢に合っているかどうかも見極めポイントです。

子供用の電動歯ブラシは、ポケモンやディズニーキャラクターが描かれた可愛いデザインを選びましょう。子供が興味を持つデザインを選ぶことで、歯磨きに良いイメージをもたせることができるからです。

電動歯ブラシに大好きなキャラクターが描かれていたら、子供はそれだけでも興味を持ちます。デザインと合わせて、アプリと連携して歯磨きタイムが楽しくなるような工夫も取り入れるとよいでしょう。

乾電池式と充電式はそれぞれに特徴が異なり、使い勝手も変わってきます。それぞれの特徴を比較して、使いやすい方を選んでください。

持ち運びのしやすさを重視して選びたいなら、乾電式がおすすめです。幼稚園や保育園、外出先や旅行に持っていきたいときにも便利。頻繁に使用する場合でも、電池がある間は使用できます。電池を交換するだけで使えるので、使い勝手が良いでしょう。

ただし電池式はランニングコストがかかります。また、電池が減ってくると動作がやや不安定になることなどに注意しましょう。電池交換の時期を見定める必要がありますが、使用していれば電池交換のタイミングを見極められるようになります。

経済的で手軽に使用できることを重視して選びたい方には、充電式をおすすめします。バッテリーを内蔵しているので電池交換の必要がなく、ランニングコストはかかりません。スタンド型の充電器に置いておけば、常に充電されています。

充電式は充電器を置いたまま使用するので、コンセントや置き場所の確保が必要です。充電が切れると動きませんので、外出先で使用する場合は充電切れに注意してください。バッテリー内蔵型は重量がありサイズも大きめなので、子供が使いやすいかどうかも要チェックです。

歯磨きが苦手な子供は、親御さんが仕上げ磨きをする際もじっとしていられないので、口腔内が良く見えないこともあるでしょう。また、部屋の照明では口腔内が良く見えないので、磨き残しがあるかもしれません。

LEDライトを搭載している電動歯ブラシなら、口腔内を照らすので磨きやすいですし仕上げ磨きにとても便利です。磨き残しがあっても、ライトで照らせばひと目でわかるので、磨きやすさが格段に上がります。

子供用に設計されていても、電動歯ブラシには振動や振動音があります。歯磨きが苦手な子供にとって、振動や振動音は不快に思うこともあるでしょう。音を怖がるような場合は、電動歯ブラシを拒絶するかもしれません。

子供用の電動歯ブラシには、できるだけ振動音が小さいものを選ぶとよいでしょう。大人から見ると大きな音ではなくても、子供にとっては大きく感じることもあるので、いきなり磨かせるのではなく徐々に慣れさせることも大切です。

子供用の電動歯ブラシを購入する際は、実際に使用した人の口コミを参考にして選びましょう。

子供の頃から口腔ケアを習慣づけたいなら、楽しく磨ける電動歯ブラシがおすすめです。ポケモンやディズニーキャラクターなど、子供が好きなキャラクターデザインのものを選んであげましょう。自分で磨けない小さいお子さんには、親御さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。