【2023】音波式電動歯ブラシおすすめ10選｜音波式と超音波式の違いとは？

電動歯ブラシを使うと、手磨きよりもはるかに効率的に歯の汚れを除去することができます。そんな電動歯ブラシはいくつかの種類に分かれていることをご存じですか？振動式や回転式などがありますが今回おすすめするのはその中の一つ、音波式です。

音波式電動歯ブラシはその性能の高さが最大の特徴です。特に、ホワイトニングや他の種類ではケアできないような細かいところまで効果的にケアできるというところは最大の魅力でしょう。一度使えば、あなたもきっと虜になること間違いなしです。

この記事では、電動歯ブラシの効果、音波式電動歯ブラシの特徴・超音波式との違い・選び方・人気メーカーからおすすめ商品まで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

音波式電動歯ブラシは普通の歯ブラシに音波振動を加えた歯ブラシです。約200Hzから300万Hzまでの振動数があり、ブラシ形状は通常の歯ブラシと同じような細長の形になっています。

音波の振動で水流や気泡を発生させ、毛先が直接当たらない歯間や歯周ポケットまできれいにしてくれます。振動が大きいのがデメリットですが、歯や歯茎にやさしく刺激が少ないメリットがあります。

「音波式電動歯ブラシ」の振動数よりも「超音波式電動歯ブラシ」は、超高速の160～200万Hzの細かい振動で歯をきれいにしてくれます。その細かな振動は虫歯の原因といわれているバイオフィルムまでも除去するパワーがあります。

音波式、超音波式の振動式電動歯ブラシは、モーターにより起こる音波速度以下の振動で磨いてくれます。歯や歯ぐきに負担をかけにくく、刺激が少ないのがメリットです。また、電動歯ブラシの中では安価に手に入れることができます。

回転式の電動歯ブラシは、円状のブラシが左右に回転してしっかりと歯垢を除去してくれます。磨いた後のつるつる感が欲しい方におすすめです。歯垢除去力を持つブラシがぐるぐると動いているのが直観的に伝わり、歯や歯ぐきにはやや強い刺激があります。

磨いてる感を味わいたい方にはむいていますが、歯や歯ぐきが弱い方は振動式の電動歯ブラシがおすすめです。

電動歯ブラシは歯の表面についた歯垢や汚れをきれいにかき出すことができ、歯垢や汚れの着色も予防する効果があるといわれています。効果を高めたい場合は、ホワイトニング効果のある歯磨き粉と併せて使ってもいいでしょう。

歯科医院のホワイトニング施術費用は高く、通わなければなりません。自宅で回転式や音波式の電動歯ブラシを正しく使って、ホームホワイトニングをすればコスパ最強です。

毎日使うものなので自分に合った使いやすい音波式電動歯ブラシを選びましょう。ヘッドの大きさは自分の口の大きさや歯並び、あごの大きさなどに合わせて選ぶようにします。本体の持ち手も握りやすく、手に負担がかからない重さかどうか確認をしておくこともポイントです。

家電量販店などで実際に持って、確かめてみてもいいでしょう。旅行や出張などが多い方は持ち運びができるタイプの音が静かな音波式電動歯ブラシがおすすめです。

音波式電動歯ブラシの電源方法は、充電式と電池式があります。充電式は電池式よりも手間がかからず充電スタンドに置いて、コンセントなどの電源があればどこでも充電ができるので自宅用に適しています。

一方、電池式はコンセント不要で外出先でも使うことができます。コンセントやスタンドを持つ必要もないので持ち運びに便利です。本体もバッテリーが搭載されていないため軽く、価格もそれほど高くないという傾向があります。ただし、電池切れには気をつけておきましょう。

電動歯ブラシはブラシ部分だけではなく、本体部分も汚れるため毎日のお手入れが必要です。音波式電動歯ブラシには防水機能がついているものがあり、お手入れが簡単です。

使用場所がお風呂であれば、防水効果のすぐれた丸洗いできる音波式電動歯ブラシをおすすめします。防水等級「IPX」の数値が高いと防水効果が高くなるので、IPXの数値もチェックしておくといいでしょう。

音波式電動歯ブラシを選ぶ時は、交換ブラシや付属ブラシの種類の確認をしておきます。気になる部分を集中してお手入れできる専用のブラシが付属されていて、歯茎ケア用や歯垢除去用、コーヒーやワインなどのステインを除去するブラシなどがあります。

各メーカーや品番などによって付属されているブラシの数や種類が違うことがあるので、どんなブラシが付属されているかどうかチェックしておくといいでしょう。また、音波式電動歯ブラシの交換ブラシは単独で300円代で購入できるブラシもあるのでランニングコストを抑えることができます。

最近では、Bluretoothに対応してスマホと連動できる音波式電動歯ブラシが人気です。アプリと連動すると内蔵センサーが磨き残しを確認してくれたり、押し付け防止センサーなどがついているものもあります。

ゲーム感覚で歯磨き具合をチェックできるので、歯磨き嫌いな子供がいる家庭に便利なアイテムになりそうです。大人用だけでなく、キャラクターが登場する子供用電動歯ブラシも販売されています。

体温計などで名の知られている「オムロン」の音波式電動歯ブラシの特徴として、海外メーカーよりも軽量でスリムな点があげられます。軽くて細く持ちやすいデザインで、電動歯ブラシを正しく持つことができます。操作性に優れており、国内メーカーならではの長所が活かされています。

人気のあるパナソニックの音波式電動歯ブラシ「ドルツ」は、機能性に優れたさまざまな種類がラインナップされています。ハイスペックランクにはパワーコントロール機能があり、パワフルに磨きながらも歯や歯茎を労わるようなバランスのとれた歯磨きを実現してくれます。

他にも、携帯に便利な「ポケットドルツ」は、キャップがついていて、外出先でも気軽に使うことができます。また、細かな配慮や工夫が施されたブラシの種類が豊富なことも特徴です。

フィリップスの音波式電動歯ブラシの「ソニッケア」は、日本の歯科医や歯科衛生士の使用率10年連続1位を獲得しています。その理由は、音波水流の洗浄力で、コーヒー、ワイン、タバコのステイン除去効果と高い歯垢除去力に優れている点です。

それだけではなく歯肉に負担をかけず、歯と歯の間や歯と歯茎の間まできれいにしてくれます。スマホと連動できるモデルには、ブラシ交換をお知らせしてくれる機能が搭載されていて便利です。

音波式電動歯ブラシの使い方は下記の通りです。

【音波式電動歯ブラシの使い方】

• あて方は歯に対してブラシを90°にあてるようにする
• 歯と歯ぐきの間は、毛先が歯ぐきの溝に入るよう45°に傾けるように意識する
• 前歯の裏や歯並びの悪い部分は、ブラシをたてにあて歯面に沿って1本ずつみがいていく

ブラシを強く押しあてすぎると、歯や歯ぐきを痛めたり、故障の原因に毛先が広がりやすくなったりします。磨き方は口中のそれぞれの部位を同じ時間、同じ順序で丁寧に行う必要があります。

自分では歯の細かな部分までケアをすることは大変です。音波式電動歯ブラシを使えば、毎日自宅で歯のケアが簡単にできます。最初は慣れない方も多いですが、使い方に慣れてしまえば毎日のオーラルケアを習慣づけることができます。