電子辞書はいらない?スマホでいい?必要性について詳しく解説!

スマホが普及した現在、電子辞書に対するニーズは昔に比べると減ったようにみえます。ですが、今でも英語学習向けや社会人向けなど確実なニーズが存在し、さまざまな新機能をもったモデルが発売されています。この記事では、電子辞書を持つメリットやニーズにあわせた商品の選び方を紹介します。

2021/10/21 更新

簡単に検索できることが理由で紙の辞書との差別化を図りたくさんの人から求められた電子辞書。いまではスマホやタブレットといった電話・メール・ゲームだけでなく、検索機能にも優れた商品が発売されているため、電子辞書の需要は大きく下がりました

 

しかし未だに電子辞書を売り続けるメーカー、電子辞書を求めるユーザーがいます。それはなぜなのでしょうか。その理由として電子辞書に求めるニーズの変化が挙げられます。電子辞書のニーズは「調べる」ものから「学ぶ」ものに変化しつつあるのです。

 

この記事では、電子辞書のメリットをスマホ・紙の辞書と比較しつつ説明し、ニーズの変化によって生み出されたさまざまな電子辞書の種類・機能について解説します。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

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スマホやタブレットが広く普及し、分からない単語があってもネットですぐに検索できるようになりました。以前は外国語学習者の必需品だった電子辞書ですが、最近では大きく需要が低下しています。

 

電子辞書は紙の辞書に比べてスピーディに調べることができます。しかしどうしてもスマホには劣るため、辞書がなくてもスマホがあればいいと考える人も多くなっています。

電子辞書とスマホの違いとは

前述しているように、現在では分からないことがあればすぐにスマホで調べるのが当たり前で、言語についてもわざわざ辞書で調べることは減っています。生活に必須の機能をもったスマホが広く普及したことでわざわざ電子辞書をもつ必要はないと考える人も多くなりましたね。

 

ですが、電子辞書には言語に関してネットよりも検索機能・情報精確性が高いというメリットがあります。また、学校の授業や試験ではスマホとは異なり持込み可であることが多いため、学生向けのモデルは今でも堅実に売れています

電子辞書と紙の辞書の違いとは

昔は辞書といえば、紙の辞書のことを指しました。現在はさらに需要が減っているようですが、紙の辞書には同じページにある情報が1度に目に入ってくる一覧性があるため、得られる情報量が電子辞書より優れています。

 

これに対して電子辞書のメリットは、何といっても検索のしやすさです。紙の辞書とは検索にかかるスピードが全く違い、履歴も残ります。さらに、紙の辞書より軽くて携帯性が高いのもポイントです。

スマホが普及した現在、電子辞書をもつメリットについて以下にまとめたので、参考にしてください。

 

  1. 辞書としての機能に特化しているため、ネットを使うより検索がスムーズになる
  2. 電子辞書の方がスマホより情報が整理されていて、情報の正確さでも優れている
  3. スマホが持ち込めない学校や大学の試験などでも、電子辞書の持込み可の場合が多く、学生には一定の需要がある
  4. 電子辞書には文字通り辞書としての機能しかないため、勉強に集中することができる

メリットをみてもわかるように、情報を調べるだけならスマホでも十分です。しかし、電子辞書にはスマホにはない特徴として、語学学習に便利というポイントがあります。そのため、近年電子辞書に対するニーズが「電子辞書を使って調べたい」から「電子辞書を使って学びたい」へと変化しています。

 

学生や語学を勉強する人からの需要が高くなり、それにあわせて電子辞書も単純な検索機能だけのものから、解説を充実させたものや問題集がついたものなど、学ぶための機能をもった製品が登場しています。

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現在、電子辞書は学生・ビジネスマン・従来通りの調べ物をしたい人など、多様なニーズに対応するため、さまざまな種類の機種が売られています。ここでは、学生用・専門性の高いもの・調べ物用など、それぞれのニーズに対してどのような辞書が発売されているかを解説します。

「学生用」としてのニーズ

需要が減っている電子辞書ですが、試験の時にはスマホが使えない場合が多いため、学生用には根強いニーズがあって売り上げも堅調です。近年では、小学生や中高生、大学生といったより細かなニーズに対応した辞書が発売されています。

小学生向け

小学生向けの電子辞書は、子供の英語学習に適した機能を備えています。電子辞書の方がネットに比べて安全で正確な情報を得られるので安心です。小学生向けの辞書は、キーボードがローマ字だけでなく50音タイプのものもあります

 

子供の学習には書いて覚えることも大切なので、小学生向けの辞書には手書き入力の機能がついていたり、子供が正しい発音を身につけられるようリスニング学習ができたりする機種もあります。子供たちの好みに合わせたかわいいデザインの機種が多いのも特徴です。

中学生向け

中学生向けの電子辞書は、収録内容を中学の教科書に合わせたものです。高校生向けより説明がやさしいのが特徴で、5教科の授業内容を電子辞書で勉強できるものもあります。 中学3年間だけのために買うのはもったいない気もしますが、中学生が高校生向けの電子辞書を使いこなすのは難しいため、高校受験に活かすなら中学生向けがおすすめです。

 

中高一貫校では、中学から高校の内容を先取りした授業をしているところがあるので、その場合は高校生向けの辞書を使った方がいいこともあります。よく吟味して選びましょう。

高校生向け

高校生向けの電子辞書の特徴は、大学受験に対応していることです。英語はもちろん、現代文・古文・日本史・世界史・生物など、共通テストの必要科目にも対応していて、各科目を満遍なく学習することができるようになっています。

 

さらに、今後大学受験の英語科目にも導入されるTOEICやTOEFLといった民間試験や英検にも使える英語学習に重点を置いた機種が展開されています。

大学生向け

大学生向けの電子辞書は、専行する学科によって必要な内容が違います。経済学なら経済辞典、法学部なら六法全書、理工学部では理化学英和辞典などがあると便利です。

 

大学生になると、TOEICやTOEFLといった英語試験を受験する機会も出てくるので、英語学習の充実はもちろんですが、高校にはない第2外国語学の授業もあるため、自分の選択言語にあった辞書を選ぶ必要があります。

「専門性」としてのニーズ

社会人向けの電子辞書になると、ビジネスマンが使用するモデルや、語学学習をする人が使うモデルなど、専門分野に対応した電子辞書が発売されています。

ビジネス向け

ビジネスマン向けの電子辞書では、ビジネス用語や金融用語などビジネス向けの辞書が搭載された機種やビジネス書が収録された機種まで発売されています。時間のないビジネスマンが使うことを考えて、タッチパネルで操作できるようになっていたり、変形させてタブレットとして使うことができるようになっていたりと、使いやすい形状になっているのも特徴です。

外国語モデル

社会人向けの辞書として、語学学習をする人のための外国語に特化した電子辞書もあります。外国語モデルの電子辞書は、英語だけでなく、中国語・韓国語・ドイツ語・スペイン語・イタリア・フランス語・ポルトガル語・ロシア語などさまざまな言語を勉強することができるものが展開されています。

 

外国語モデルの辞書には、もともと外国語に特化しているタイプもありますが、外国語のコンテンツを後から追加できる機種もあります。趣味やビジネスを問わず、外国語に触れることが多い方に特におすすめです。

専門分野

社会人向けの電子辞書には各専門分野に対応した辞書も発売されていて、医学・理学・経済学などの分野に関しての専門辞書や辞典を搭載したものがあります。医学なら医学専門辞典・医学英和辞典、理学では理化学辞典・理化学英和辞典、経済学では、経済・ビジネス用語辞典などが収録されています。大学生用の辞書でもこれらの辞典を搭載した電子辞書はありますが、収録内容がより高度になっています

「調べ物」としてのニーズ

「分からないことを調べられる」機能は、今も昔も変わらない電子辞書の大きな役割です。電子辞書に対する調べ物というニーズは今でも存在し、特にシニア世代向けや旅行の時に使えるモデルが発売されています

シニア向け

シニア世代向けの電子辞書には、キーボードの配列がローマ字ではなくひらがな50音配列になっているものがあることから分かるように、使いやすさにこだわったものが多いのが特徴です。俳句を作る時に使うために季語辞典が入っているものもあります

生活・旅行用

生活・旅行での調べ物をするための電子辞書も発売されています。旅行用の辞書は主に海外旅行先で使えるようになっているもので、旅行先でよく使うフレーズや翻訳機能が搭載されており、非常に便利に使うことができます。

電子辞書も時代とともに進化しており、最新の電子辞書には辞書とは思えないような便利な機能も備わっています。ここでは、最新電子辞書の驚きの機能を紹介します。

折りたたみ可能・タブレット電子辞書

最新の電子辞書のなかには、折りたたみ可能なものやタブレット型のものもあります。シャープの電子辞書ブレインシリーズは、通常の電子辞書としても使えるほか、辞書を折りたたんで画面だけにした状態でタブレットとしても使えます

 

タブレット状態の時には、画面が回転して縦画面になる機能もあり、縦型学習や片手持ちで扱えるようになります。

Wi-Fi対応

最新モデルの電子辞書には、Wi-Fi通信に対応しているモデルもあります。電子辞書を、Wi-Fiに接続することで、コンテンツを追加でダウンロードすることができます。SDカードを挿入するだけで、コンテンツ追加できるモデルもあるので、非常に便利です。

トップ画面をオリジナルにカスタマイズ

辞書のトップ画面に自分の好きなコンテンツをいつでも使えるように登録しておくことができるモデルもあります。好きな辞書・よく使う辞書・検索辞書などを自由にインタフェースを配置して辞書を使い勝手がいいようオリジナルにカスタマイズできます。

電子辞書は昔に比べれば需要は減る傾向にありますが、今でもニーズは確実にあるため、新しい機能や専門性のある辞書を搭載したものなど、豊富なバリエーションのモデルが発売されています。この記事を参考に、自分に必要なのはどんな機能なのかを考えて自分にぴったりの辞書を選びましょう