300mlの電気ケトルはある？持ち運びにおすすめの小容量電気ケトル17選

300ml使用の電気ケトルはなかなか売っておらず、通常使用のものだと800ml程度が容量の基準となっており、旅行に持ち運ぶといった用途には少しサイズが大きく難しいです。

300mlサイズとなると、車載用12V仕様の低出力タイプやあまり耳にしないメーカーの400mlサイズの電気ケトルから選ばなければなりません。有名メーカーの出す電気ケトルはほとんどが800mlからの展開となるため、小型の電気ケトルを選ぶのはなかなかハードルが高いです。

そこで、この記事ではおすすめの車載用ケトルと600ml以下の小容量ケトルを紹介します。ぜひ購入の参考にしてください。

300mlの電気ケトルを探してみると、意外にもあまり商品が見つからないと気づきます。インターネットで「小型　電子ケトル」「持ち運び用　電子ケトル」などと検索しても、ヒットするのは800mlや600mlなどのものが多いです。

車載用の電気ケトルでは400～500mlのものもありますが、300mlとなると商品が少ないのが事実です。実店舗も含めて探していくと300mlの電子ケトルがないわけではないのですが、いずれにしても入手性は悪いですし品質もイマイチなものが多いです。

持ち運びをするにあたって必要以上に容量の大きなものは不便だと考える方もいると思いますが、実際の使い勝手としては、少し容量が大きくても品質や機能を兼ね備えた電気ケトルの方がおすすめです。

車載用電気ケトルは、シガーソケットで電源を取りながらお湯を沸かすアイテムです。入力電圧は12Vと低出力のものが主流となっていますが、中には24Vのものや電圧を2段階で調整できるものもあるようです。手軽に温かいコーヒーやカップラーメンを作れるため、車中泊の方や長距離トラックドライバーの方に人気となっています。ここでは車載用電気ケトルの特徴をまとめてみました。

【メリット】

• 火を使わないので車内でも安全にお湯を沸かせる。
• 温かい飲み物や食べ物を手軽に楽める。

【デメリット】

• エンジンを掛けた状態で使用する必要があるので、移動中などにうまくタイミングを見計らって使用する必要がある。
• 500mlの水を沸かすのに30分ほど時間が掛かる。

以上のようにメリット、デメリットがありますが、車内で長時間の移動をよくする人にはおすすめです。旅行用の電気ケトルもありますので、気になる方は以下の記事もご覧ください。

メリット

• 本体が軽いので片手で持てるため、持ち運びする場合にはおすすめ
• 表面の温度が他の素材より上がりにくいため、やけどの危険性が低い
• 比較的低価格でコスパのいい商品が多い

デメリット

• 耐久性が低く衝撃に弱い一面がある

メリット

• サビにくく耐久性に優れている
• 汚れを落としやすくお手入れが簡単
• デザイン性のある商品が多いため、見た目にこだわる方におすすめ

デメリット

• 熱伝導性が高く、加熱中の本体は熱いのでやけどのリスクがある

ステンレス製の電気ケトルが気になる方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

メリット

• 中身が見えるので、水の量や沸騰の様子を確認しやすい
• 水に臭い移りしにくく、美味しさをキープできる

デメリット

• 衝撃に弱く、割れてしまったら怪我をする恐れがある

ガラス製の電気ケトルについては、以下の記事で紹介しています。

家庭で使われる電気ケトルは、一般的に出力100V～120Vの商品が多いです。一方、シガーソケットで電源を取る車載用電気ケトルの場合には、車の電圧によって12Vか24Vかを選択する必要があります。最近ではどちらにも対応できる商品もありますが、使用する車の電圧は確認しておきます。

お湯が沸くまでにかかる時間は、ワット数と出力が高いほど短縮されます。ただし、小型の電気ケトルの場合にはそもそも容量が少ないので、比較的短時間で沸きます。

海外旅行などで使用する予定がある場合には、海外の電圧に対応しているかを確認しておく必要があります。旅行用電気ケトルの中には電圧切り替え式のものもあり、240Vに対応できる電子ケトルは海外でもコンバーター（変圧器）なしで使用できます。電源交換アダプタが必要な場合には、そちらも合わせて購入するのを忘れないようにしたいです。

調理器具である以上、清潔に保てるかどうかは大切です。商品選びの際は、掃除がしやすいかが重要になってきます。電気ケトル本体に汚れがつきにくいコーティングが施してあったり、抗菌効果が期待できる銀イオン配合の素材が使われているものは衛生を保ちやすいのでおすすめです。

また、ふたやフィルターが取り外せる仕様のもの、本体がある程度分解できるものは、洗浄しやすいメリットがあります。お手入れのしやすさは物持ちのよさにも繋がりますので、商品スペックなどと参照して選びます。

詳しい掃除方法については以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

蒸気レス機能は、お湯を沸かしたときに本体上部から蒸気が出ないようになっている機能です。蒸気は非常に高温なので、触れてしまうとやけどをする恐れがあります。また、車内などで使用する場合には湿気によるカビも心配ですよね。

蒸気レス機能があれば安全面、衛生面共に確保できますのであると安心な機能です。蒸気レスの電気ケトルについては以下の記事で紹介しています。

電気ケトルを使用していて倒れてしまった場合、ロックがないものは熱湯が流れ出る危険性があります。特に、子どもが触って電気ケトルが倒れ、やけどをする事故は多数あるようです。実際、消費者庁からも注意喚起されている事例であり、こうした事故を防ぐためにもロック機能は大切です。

給湯ロックがついているものは、給湯時以外はロックがかかってお湯が出ない状態になっているのでやけどのリスクを減少できます。さらに、万が一倒れてしまってもお湯が流れ出ない仕様のものはより安心して使えます。

空焚き防止機能は、その名の通り、水が入っていない状態では加熱しないように設定された機能です。空焚きは電気ケトルの故障に繋がるだけでなく、火事が起きる場合もあります。気をつけていても誰にでも起こり得る事故ですので、空焚き防止機能があると安心です。

旅行に電気ケトルをもっていきたいのであれば、携帯性を重視して選びましょう。折りたたみできるものは荷物の邪魔になりにくく、すっきり収納できます。また、ロングドライブやキャンプに持っていきたい場合は、車載用のスマートなデザインのケトルがおすすめです。容量は500ml前後あれば、コーヒーを淹れたりカップラーメンを食べたりできます。

電気ケトルで一番小さいサイズは200mlです。最小サイズの電気ケトルは、車にある 12Vのシガレットライタープラグを使ってお湯が沸かせます。一杯分沸せるので、ドライブ中にホッと一息つきたい時に便利です。コーヒー好きな方は、旅先に持っていくと重宝します。

夫婦二人暮らしやカップルなら500ml以下の電気ケトルがおすすめです。電気ケトルはスイッチひとつで簡単にお湯が沸騰するので、しばらくしてコーヒーのお替りが欲しいと思っても手間がかかりません。コンパクトサイズでお湯を注ぐ際もスムーズです。500ml以下の電気ケトルが気になる方は下記をご覧ください。

上記のおすすめ商品を見ても分かるように、300mlの電気ケトルを必要としている場合でも、機能面や品質を考慮すると少し容量の大きいものや有名メーカーのものの方が使いやすい場合があります。用途や使用頻度などを踏まえた上で、自分に合った電気ケトルを選んでください。