外反母趾サポーターおすすめ12選！外反母趾の原因や選ぶ際のポイントは？

親指の付け根がくの字に歪曲する”外反母趾”。靴の内側と親指の付け根が接触し、歩いていると親指がズキズキと痛みます。外反母趾というと、高いヒールを履く女性に多いイメージですが、男性や子どもでも悩まされる人が多い症状です。

そんな辛い外反母趾の痛みを軽減してくるのが外反母趾サポーター。親指にフィットして靴との摩擦を減らしてくれるため、外出中でも痛みを気にすることなく快適に過ごすことができます。

100均やドラッグストアで購入できる身近なアイテムのひとつですが、商品が多くどれが良いのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、おすすめの外反母趾サポーターとその口コミをご紹介していきます！

外反母趾とは、簡単に言えば足の親指の付け根がくの字に曲がっている症状のことを指します。また、親指がくの字に曲がっている以外にも、靴を履くと親指の付け根が痛む人も外反母趾の可能性が高いです。

初期段階の外反母趾であれば軽い症状ですが、進行すると普段履き慣れている靴でも足に違和感を感じたり、歩くだけで痛みが出るようになってしまいます。そのため、早い段階での治療がとても重要です。

特に足の裏にタコができる、足の親指や小指が赤くなるといった症状が出ている方は注意が必要です。発見次第、すぐに病院などで治療を行いましょう。

外反母趾の原因は、現在でも明確な物となっていません。しかし、外反母趾を起こしやすい人の特徴として、足の指・足裏の機能が低下していることが挙げられます。ここでは、足の機能が低下が考えられる原因を、2つ紹介していきます。

外反母趾になりうる大きな原因として、足に合わない靴を履いていることが考えられます。例えば、ヒールや小さい靴など、足にとって負担が掛かりやすい靴を履いている場合、体重が前足に集中しやすくなります。

その結果、一歩が狭くなったり、歩く際の足上げが小さくなることで、足の筋肉の使用部位に偏りが生じます。そして、足の指・足裏の機能が低下し、外反母趾になるという訳です。

これにより、土踏まずの形が崩れる偏平足になってしまったり、つま先の形が地面から見て並行になる開帳足になることもあるので注意しましょう。

足の形は人によって様々であり、大きく分けて以下の3つの種類の形に分けることが出来ます。

この足の形は生まれつきのものであり、どの型の足であっても正常です。しかし、エジプト型の場合親指が一番長いこともあり、歩く際に親指に負担が掛かりやすいのも確か。そのため、エジプト型は外反母趾になりやすく、偏平足ぎみにもなりやすいのです。

外反母趾の治療方法は、整骨院ではテーピング、整形外科では手術が用いられます。しかし、軽度の外反母趾であれば、以下の方法で処置が可能です。

• 外反母趾サポーター
• 冷やす・湿布を貼る

ここでは、上記の処置について解説していきます。

外反母趾サポーターとは、足の親指を中心に装着するサポーターのことであり、痛みを緩和する効果があります。そのため、外反母趾による指の痛みが気になる方にとって、とても力になるアイテムであることは間違いありません。

しかし、痛みを緩和するだけであり、外反母趾の改善目的ではない所に注意が必要です。

外反母趾の痛みに悩まされている方は、単純に痛む部位を冷やすだけでも効果があります。この冷やす手段として、アイシング・冷たい湿布を貼るのも効果的。冷やすことで、部位への消炎鎮痛効果を望めます。

しかし、悪化を防ぐために、間違っても痛む部位を温めないようにしましょう。

先ほど外反母趾の処置方法として挙げた、外反母趾サポーター。しかし、外反母趾サポーターには様々な種類があり、その中で自身の外反母趾に適切なものを選ぶのは少々難しいです。ですが、予め自分の理想を定めておくことで、スムーズにサポーターを選ぶことが出来ます。

そこでここからは、以下の観点から外反母趾サポーターの選び方を紹介していきます。

• サポーターの種類
• 厚さ
• 素材
• 内反小趾がある場合
• 防菌・防臭加工

外反母趾のサポーターは、主に以下の2種類が存在します。

• パッドタイプ
• サポータータイプ

ここでは、それぞれのタイプについて見ていきましょう。

外反母趾を発症してしまうと、親指がくの字に曲がるので、それを矯正したい方もいるでしょう。そんな方には、パッドタイプの外反母趾サポーターがおすすめです。その手の外反母趾サポーターは親指に挟むタイプ、そして全ての指を広げるタイプがあります。

前者は親指の矯正、後者は全指の矯正を行えるのが特徴です。また、サイズも幅広いものが用意されているので、男性や子供どもも使えるのです。

サポータータイプの外反母趾サポーターは、親指から足裏までを対象範囲としたサポーターのことを指します。土踏まず部分を加え足をしっかりと支えることができるので、外反母趾はもちろん、扁平足のサポートも行えます。

しかし、靴下の下に履きにくいので、外出には向きません。その意味では、家用のサポーターとして見るべきでしょうか。

外反母趾サポーターは、商品によって厚さが異なっており、その厚さにより足の動かしやすさや効果の強さが変わってきます。ここでは、使うシーンによってどのような厚さの外反母趾サポーターを使えば良いのかを見ていきましょう。

外出やランニングなどのスポーツを行う場合は、足に違和感を与えにくい薄めの外反母趾サポーターを選ぶと良いでしょう。その方が足を存分に動かせますし、薄いことで靴下の下でも履きやすいといったメリットが生まれます。

それでいて、しっかりと外反母趾をサポートしてくれるのが魅力的です。

外出時に厚い外反母趾サポーターを使うと何かと不便ですが、家の中であれば厚めのサポーターでも問題ありません。むしろ厚めでしっかりサポートしてくれるので、薄いものと比べて高い効果を望めます。

特に就寝時と言った長い間眠りにつく場面で厚いサポーターを使うことで、親指の高い矯正効果などを発揮するでしょう。

外反母趾サポーターは、物によって様々な素材が使われています。主な使用素材は、以下の通りです。

• シリコン
• メッシュ
• ナイロン
• スパンデックス

ここでは、それぞれの素材の特徴について見ていきましょう。

数ある素材の中でも、外反母趾サポーターの種類が豊富なのがシリコンです。その多くは半透明なのが特徴で、付け心地もぷにぷにしていて気持ち良いです。また、水洗いが可能なものであれば、水でさっと洗うだけでOK。そのためお手入れも簡単です。

メッシュ素材の外反母趾サポーターは、通気性の良さが最大の魅力です。外出中やスポーツなど靴を履く機会で使用しても、足が蒸れにくくその分外反母趾の悪化を防ぐことが出来ます。特に夏などの暑い季節の場合、一つは用意しておきたい素材のサポーターです。

ナイロン素材の外反母趾サポーターは比較的頑丈な作りとなっているため、使用途中に破れたりしにくいのが魅力的。そのため、耐久性が高い素材のサポーターと言えます。また、その耐久性から、長く使えるのも良い部分。

長期的に見れば買い換える機会も減るので、コスパも良いです。

スパンデックス素材の外反母趾サポーターの特徴は、高い伸縮性にあります。足の指の動きに沿ってサポーターが伸びてくれるので、足を使ったアクションを妨害しません。加えて、足にぴったり付くので、快適なフィット感を得ることが出来ます。

サポーターを付けつつ、自由に足を動かしたい方におすすめです。

親指がくの字に曲がる外反母趾に加え、小指もくの字に曲がる内反小趾がある場合は、全指サポートタイプや併用タイプの外反母趾サポーターがおすすめです。そちらのサポーターであれば、外反母趾と内反小趾のどちらも同時にサポートすることができます。

特に外反母趾サポーターを付けた状態で靴を履くと、足が蒸れて菌が繁殖しやすくなってしまいます。すると、外反母趾の悪化にも繋がるので注意したい所です。そういった菌の繁殖を防ぐために、抗菌・防臭加工されたモノを選ぶことも重要と言えます。

外反母趾サポーターは、あくまでも応急処置として活躍します。親指の付け根の激痛や親指の大幅な曲がりについては本格的な治療が必要なので、心当たりがある方は病院で適切な治療を受けるようにしましょう。