美容師愛用のおすすめブラシアイロン22選｜サロニアやパナソニックなど人気ブランド紹介

ヘアメイクの際に髪が痛むのを心配する方には、ブラシアイロンが適しています。ブラシアイロンはコテと比べて髪に対するダメージが少なく、しかもブラッシングしながら熱を加えられるため一石二鳥。美容師も愛用する人気アイテムです。

ブラシアイロンは比較的価格が安く、パナソニックのような有名メーカー品でも4,000～6,000円程度とリーズナブル。またストレート・カール・ボブに適したタイプがあり、ヘアスタイルに合わせて選びやすい利点があります。

以上を踏まえ、本記事ではブラシアイロンの選び方・おすすめメーカー・おすすめ商品22選を口コミ付きでご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

まずはじめに、ブラシアイロンを使うメリットを考えてみましょう。大きなポイントとしては髪に熱を加えながらブラッシングできる点が挙げられます。くしがけするだけではなかなかヘアメイクできませんが、熱を加えながら行えば効果が飛躍的に高まります。

また、寝ぐせ直し・ハネ毛の矯正といった整髪作業にもおすすめ。短時間でヘアメイクできるため、忙しい朝における身支度の時短にもぴったりです。

ストレートタイプは名称の通り、ストレートのヘアメイクに最適化されたシンプルなブラシアイロンです。クセ毛・寝ぐせなどをケアするのに役立つほか、雨の日でもストレートヘアが長持ちしやすくなる点でも効果的。技巧を凝らしたヘアスタイルの方でなくとも、1台あると役立つタイプです。

カールタイプはカールを作るためのブラシアイロンです。巻髪・外ハネといった個性的なヘアスタイルを実現したい場合に役立ちます。円筒状の本体に巻き付ける一般的な形状のほか、髪を挟んだ後に自動で巻いていくオートカールタイプの機種もあるのでチェックしましょう。

2way・3wayタイプは1台で2役・3役をこなすブラシアイロンです。2wayタイプはストレート・カールの2役、3wayタイプはボブスタイルが加わって3役をこなします。髪型をよく変える方方に適しているほか、携行しやすいコンパクト・コードレス機種が多いため、外出する機会の多い方にもおすすめです。

ブラシアイロンの効果は温度・当てる時間の長さによって異なります。温度調節できる機種なら、用途に合わせて柔軟に使い分けられる点でおすすめです。またマイナスイオン作用のある機種なら髪に与えるダメージを軽減できたり、ツヤをプラスできたりする場合があります。

自動電源オフは、一定時間を経過すると電源が切れる機能です。ヘアアイロンは非常に高い熱を発するため、不使用の状態で電源が点いていると事故の原因になり得るため危険。自動電源オフ機能付きのブラシアイロンなら、電源を消し忘れてしまっても事故のリスクを減らせます。

急速加熱はブラシアイロンの起動後速やかに加熱されるため、少ない待ち時間で素早くスタイリングできる機能です。機種によっては1分足らずで最高温度に達するため、時短したい方にぴったり。「30秒の急速加熱」を謳うサロニアの一部モデルが有名です。

コードレスのブラシアイロンは、自宅以外でも扱いやすい点でおすすめです。たとえば外出時にバッグに入れておけば、パウダールームを利用して手軽にヘアケアできます。ただしコードレスタイプはコンパクトな造りである場合が多く、髪全体をスタイリングする用途には不向きです。

海外の多くの国ではコンセントの形・電圧が日本とは異なるため、一般的なオートカールアイロンは使用できません。しかし「海外対応」と明記されている商品は例外で、日本以外でもユニバーサルに使用できます。外国に行く機会が多い場合は、海外対応のブラシアイロンがおすすめです。

アイロン部分の太さはヘアメイキングのしやすさに影響します。ショートヘアの場合は19～26mm程度の細身で構いませんが、ロング・カールヘアの場合は32mm以上がおすすめ。特にロングヘアで大きくゆるめのカールを作りたい場合は、38mm程度を目安にしましょう。

重さ・サイズは取り回しを左右します。せっかく機能・デザインなどの優れたブラシアイロンでも、重すぎたり大き過ぎたりするものだと日々使用する意欲につながりません。重さ・サイズといった情報はメーカーの公式サイト・商品説明欄に開示されている場合が多いので、購入前にチェックするようにしましょう。

家電ブランドの中では高額なイメージのあるパナソニックも、ブラシアイロンの分野では4,000～6,000円程度と比較的リーズナブルな価格設定です。ただし品質は非常に高く、プロ美容師の愛用者も少なくありません。日本ブランドならではの安心感も高ポイントです。

サロニアはマイナスイオンを発生させる独自のセラミックプレートで有名なブランドです。設定温度が100～220℃程度と非常に高く、機種によって3～5段階で調節できます。価格設定も3,000～5,000円とリーズナブルで、初心者にもおすすめです。

クレイツはプレートに独自の「クレイツイオン加工」を施したヘアアイロンで人気のブランドです。天然鉱石をバランスよく配合しており、熱で傷みがちな髪をサラサラに仕上げます。豊富なラインナップを誇り、エレメアのように1万円を超えるプロ仕様のモデルもあるのが特徴です。

ヘアセットに使えるアイテムはブラシアイロンだけではありません。たとえば三面鏡のようにブラシアイロンを当てる動作をサポートしたり、ヘアスプレーのようにブラシアイロンではケアできない部分・用途をカバーしたりといったものもあります。

スタイリングゼリー・ヘアジェルを利用すれば、パーマカールを長持ちさせられる点でもおすすめです。ヘアセットに使える最強アイテムを3点ピックアップしましたので、合わせてご覧ください。

ブラシアイロンの基本的な使い方は以下の通りです。

【持ち方】
アイロンの柄を中指・薬指・小指でつかむ
すべり止め部分に親指・人差し指を軽くかけ、回転させられるよう握る

【ブラッシング】
髪の内側・外側に分けてブラシアイロンをかける

【カール】
一度に巻く髪は3～5cm程度の幅を目安に

具体的な使い方は商品ごとに異なります。メーカー推奨の手順が記載されている場合もあるので、ぜひチェックしましょう。

ブラシアイロンの基本的な手入れ方法を紹介します。詳細は下記の通りです。

• 溜まった汚れを綿棒で拭う（本体パイプ部分・ピンの間）
• 溝の付いたパーツがある場合は毛先の柔らかい歯ブラシでブラッシング
• 中性洗剤を薄めた溶液を柔らかい布に塗布し、本体部分を軽く拭き上げる

なお、最適な手入れの要領は商品ごとに異なります。メーカー推奨の手順が記載されている場合もあるので、ぜひチェックしましょう。

ブラシアイロンはヘアメイク・時短を一度に行える優れものです。寝ぐせ直しにも役立つため、男性にも適しています。本記事を参考に、ぜひブラシアイロンでヘアセットを楽しみましょう。