ソニー オーディオスピーカー SS-CS5

「広指向性スーパートゥイーター」、「25mmソフトドームトゥイーター」、「MRC（発泡マイカ）素材を採用したウーファーユニット」という3つの独自ユニットを搭載。自然な広がりで生き生きとした音を出し、楽器の位置や奥行までも表す正確なサウンドステージを実現。音色は素直さの中に芯の強さを備えています。

各ユニットから出る音のタイミングを徹底的にコントロールすることで、音色や臨場感・スケール感などを再現しています。そしてキャビネットやバッフルから生じる不要なノイズを排除することで、クリアで品質の高いサウンドステージを実現しているのです。

アンプから入力された音の信号を傷付けることなく、そのままの表現を可能にするために優れたパーツを採用。低い品質のパーツでは失われがちな音の情報ロスを最小限にし、演奏家のエネルギッシュでありながら、繊細な感情の変化まで表現できるようになっています。

エンクロージャーというスピーカーの外側、箱の部分の響きをコントロールし不要なノイズを排除して、広くて正確な臨場感と高品質なボーカルの再生を実現しました。さらに不要な振動を効果的に抑えることで、立ち上がりの良いクリアでタイトなベースサウンドを可能にしています。

オーディオに関してかなりキャリアをお持ちの方からすると、メーカーが推しているように「心に響く音」とは言えないそうです。ヨーロッパの小型スピーカーのように、実際にスピーカーから出る音を第一に設計してほしいとの声がありました。また価格などから考えて全体的には優れていても、個性が物足りなく何かキラリと光る特色が欲しいとのことです。

外装は黒でシンプルですが、その分やや地味、木目調が欲しいなど、デザイン性を求められる方にはやや不満のようです。デザインも好みによって左右される部分がありますが、ソニーの製品には全般的に見た目の格好良さを求める方もいらっしゃると思うので、無難なデザインは残念に思えるのでしょう。

サイズとしては「テレビの周りなら良いと思うが、パソコン周りにはちょっと大きかった」など、思ったよりも大きいという意見もありました。ブックシェルフ型ということでコンパクトなものをお探しの方にはやや不評です。また奥行きが220mmと短いので、音に深みが足りないのではないかと感じられた方もいました。

クラシックの曲を専門的に聞かれている方からすると、きちんと聞こえない音があり大編成のオーケストラの音楽を再生するのには向かないようです。比較的小音量で室内楽や小編成のオーケストラの曲にはよいようですよ。また、接続するアンプなどにより電源が入った状態で小さなハム音が出る場合があるので、メーカーに改善を求めたいとの意見もありました。

なんといっても口コミの中で一番多かったのが、コストパフォーマンスの良さです。もっと値段が高くてもよいのでは、と思うほど音が凄く良いので、多くの方に喜ばれています。3WAYという機能の高さにも驚いたとか。使い方としてはホームシアターに向いており、特に変な個性が無いため様々な音楽に対応しています。

良い意味で普通で、癖がない素直な音です。ボーカルは艶やかでスーパーツィーターがあるからといってキンキンしません。

こだわりの低音は必要な量がありながらボワつかず、他の音域を邪魔しません。中音域は厚みがあまりないので重厚感は感じにくいですが、高音はよく響き、価格から考えると十分満足できる音です。

デザインはシンプルでオーソドックスな見た目が、すっきりしていて良いという意見も多かったです。サイズとしては高さがそれなりにあるけれど、奥行きは短めで全体としてスリムな作りになっているのでテレビ横にも置きやすいとのこと。音質を損なわないギリギリのサイズと言ってもいいそうですよ。

SS-HW1はソニーの中級グレードのウッドキャビネットスピーカーで、SS-CS5の上位機種です。サイズはSS-CS5とほぼ同じくらいですが、価格は5万円台とお高めです。

SS-HW1はスーパートゥイーターが上下に二系統ある点がSS-CS5と異なります。ハイレゾ音源がどこにいても自然な音に感じられるほど、聞く場所が変わっても音があまり変わらないためスピーカーの配置が比較的自由にできます。

SC-M41-CWは、確かな技術で信頼を得ているDENONの2WAYスピーカーです。ソニーのSS-CS5よりコンパクトなボディーで初心者向き。木目調の高級感あふれる外観ですが1万円弱で購入できます。

低音はかなり優秀で、低音を鳴らす音楽に向きます。高音もバランスよく出ていますが、ハイレゾ音源には未対応です。そのため、どちらかと言うとアナログ音源に向く仕様だと言われています。パソコン用としてもおすすめで、どんなジャンルの音楽にも合います。

ヤマハNS-BP200は全ての音楽ジャンルに対応したバランスの取れた2WAYスピーカーです。サイズは典型的なブックシェルフ型で、2010年から人気が続くベストセラーモデル。一番の魅力は7000円というお手頃な値段です。

また、NS-BP200は低音の響きが良く、低音再生におすすめできます。しかしSS-CS5とは違い高音質なハイレゾ音源には未対応です。

それから、NS-BP200は少しパワー不足のため、ステレオ用のオーディオというよりはパソコン用のオーディオに向いていると言えます。

ヤマハのNS-BP182は、ヤマハらしい中音域に暖か味のある自然な音を出す2WAYスピーカーです。ブックシェルフ型としては標準的なサイズで初心者向きです。

このNS-BP182はNS-BP200と違い、ギリギリですがハイレゾ音源の再生基準を満たしているため、ハイレゾ対応となっている点でSONYのSS-CS5と共通しています。また、クラシックの音源に強い素材を使ったバランスの良い機種なので、クラシックやジャズなどに向いていると言えるでしょう。

ONKYO D-055はハイレゾ未対応で、ONKYO製品の中でも特殊な2WAYスピーカーです。デザインはSS-CS5より少しだけ人気が高く、ブックシェルフ型としては標準的なサイズと言えます。

ONKYO製品の中ではD-055は低音が良く出て少し中音域が弱い印象ですが、開放感のある気持ちの良い音が聞けます。また、密度の高いMDFと呼ばれる木材を使用しているので音の余韻を味わえます。大音量を楽しむというよりは夜でも聴けるスピーカーとして使用されることをおすすめします。

フォステクスのP802-Sは、高音質でハイレゾ対応のブックシェルフ型2WAYスピーカーです。

ソニーのSS-CS5との大きな違いは、そのコンパクトなボディーです。大きさは幅100×高さ195×奥行120mm、重さ1.1kgとかなり軽くてコンパクトなので、卓上にも向いていると言えるでしょう。

また、P802-Sはサイズが小さいですがハイレゾ超高音域まで鮮やかに再生します。そして音量を上げても中音も低音も割れにくく、楽器の位置やボーカルの息使いも感じられるような臨場感を楽しんでいただます。

パイオニアS-CN301-LRは、天然木のエコ素材を使用した小型2WAYスピーカーです。

グラスファイバー振動板と天然木のキャビネットにより大変優れた響きで、楽器のような空気の振動を感じさせます。S-CN301-LRの中音域はSS-CS5よりも高評価を得ており、SS-CS5と同様に高い解像度のため小さな音までしっかりと聞きとれます。

S-CN301-LRはピッタリ合った場所に置いてあげれば、最高の音を実現してくれるハイコストパフォーマンスのスピーカーと言えるでしょう。

SONY SS-CS5 スピーカーの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

このSS-CS5は、いろいろな音楽を聴きたい方に向いているスピーカーと言えます。

なぜなら、立体的な音の広がりも十分に感じられ音域が広いスピーカーは、いろいろな音楽に合いやすいからです。高音と低音に特徴があるので煌びやかな印象がありますが、それほど豪華ではなく素直な音色なのでオールマイティな製品だと言えるでしょう。そして、多くのジャンルに適していて、様々なアンプにも繋ぎやすくリーズナブルな価格という点は、オーディオ入門者の方にもおすすめのスピーカーです。

また、ブックシェルフ型はその見た目がコンパクトなのも特徴です。本棚などにも手軽に置けるサイズのため、設置スペースに限りがある方にもおすすめだと思いますよ。