富士通 スマートフォン・携帯電話 らくらくスマートフォン ME F-03K

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kは、シニア世代のスマートフォンデビューする人でも使いやすい、こだわりのメニュー画面となっています。

大きなアイコンボタンで、縦スクロールがメインの簡単操作。よく使う機能は画面上部へ配置され、重要な情報には色をつけて強調するなど、初心者でもとても見やすく使いやすい設計です。ワンタッチダイヤルも9件登録でき、全15種類のアイコンから表示可能。どこに誰を登録したか、ひと目でわかるので便利です。

他にも、誤動作防止のための、押したいボタンだけが反応する「うっかりタッチサポート」機能や、次に行う操作を画面上でお知らせしてくれたり、初心者には安心の機能がたくさんついています。

スマートフォンデビューした後に心配なのは、やはり操作方法。同梱されている操作ガイドを読んでも、分からないことって多いですよね。

そんな時、富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kは「らくらくホンセンター」の専門アドバイザーいるから安心です。専用ボタンを押すだけで、ワンタッチで繋がります。通話料も無料なので、料金も気にせずゆっくり聞くことができます。

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kは、高さ1.2mからの落下にも耐えうる富士通独自の耐衝撃構造。うっかり落としてしまった時にありがちな画面割れなどのリスクを抑えてくれます。

また、防水機能も搭載されているので、水回りやガーデジング時にも安心して使用することができます。

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kはバッテリーが2100ｍAhなので、他のスマートフォンと比べるとバッテリー容量は小さいです。

バッテリー消費も早く、あまり使っていなくても簡単に減ってしまうので、1日一度は充電が必要です。シニア世代向けとするならば、せめて2日はもってほしいですね。

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kの内臓メモリは2GB。少なめではありますが、通常の文字入力や画面スクロール、LINEの起動などはレスポンスも気にならずに使用できます。

ただし、徐々にレスポンスが悪くなるようです。「半年使って日に日にレスポンスが悪くなっていく」「すぐに固まる」という声もみられます。

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kは、シニア世代を想定している割には文字が小さめです。アイコンは大きく見やすいのになぜか文字は小さく、拡大鏡はありますが使いづらい上にそこまで大きくならないのは残念なところ。

高度な設定項目で文字の大きさを変えることはできますが、ホーム画面の表示が全て崩れてしまい逆に使いづらくなってしまうようです。

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kには、押したいボタンだけが反応する「うっかりタッチサポート」と、届きにくいボタンもしっかり押せる「おまかせタッチ」の機能が付いています。

本体を握る手や指が画面の端にかかってしまっても誤動作しませんし、タッチする指の角度から自動的に、パネルのどの部分を押したいのかを検知してくれます。

シニア世代のユーザーが意外と気にするのは防水機能ですが、富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kは防水・防塵機能が最高ランクのレベルです。防水はIPX5/8、防塵はIP6Xとなっています。

塗れた手で触っても問題なく、うっかり水たまりに落とした場合などでも、よく拭いて水抜きをした後自然乾燥させれば使用できることになります。ただ、海水など水道水以外の場合は別ですので注意しましょう。

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kは、画面解像度が720×1280。ミドルスペックの他のスマートフォンとほぼ同等のスペックなので、写真や画像を大きな画面で綺麗に見ることができます。

また、カメラもアウトカメラで1310万画素と、ガラケーよりもはるかに綺麗な画像で撮影すること可能です。シニア世代のユーザーにとっては、十分に楽しめる綺麗さと言えます。

らくらくスマートフォン me F-01Lは、富士通から2019年02月15日に発売された、らくらくスマートフォン me F-03Kの後継機種にあたるスマートフォンです。価格は、F-03Kが3万円台であったのに対して、F-01Lは4万円台と若干値上がりした形となりますが、仕様も大きく進化しています。

ディズプレイサイズは、F-03Kが4.5インチ(1280×720)でしたが、F-01Lは4.7インチ(1280×720)に拡大化。F-03Kよりも大きな画面で、文字や画像を見ることができるようになりました。本体サイズも、幅3mm、高さ6mm、厚み0.6mmと大きくなっています。

CPU(プロセッサー)はスペックダウンしていますが、ストレージが16GBから32GB、RAMが2GBから3GBにアップしています。F-03Kの時に感じていたレスポンスの悪さは、F-01Lでは改善したようです。

その他F-01Lの大きな特徴としては、

・ハンドソープでの洗浄に対応

・健康管理アプリで心拍測定と血管年齢も測定できるようになった

この2点です。

F-03Kも防水・防塵機能は最高ランクでしたが、F-01Lはさらに進化。本体が汚れたときに、ハンドソープで丸洗いすることができるようになりました。

また、F-01Lは健康測定アプリ「Lalasia(ララしあ)」に、背面の脈波センサーで血管年齢を、正面カメラで顔を撮影して心拍数を測定する機能が追加されました。

他にも細かい仕様でも変更があり、F-01Lはよりシニア世代向けに考えられた画期的なスマートフォンになったと言えるでしょう。

らくらくスマートフォン4 F-04Jは、富士通から2017年2月10日に発売された、らくらくスマートフォン me F-03Kの1つ前のモデルになります。

F-04Jから1年後にF-03Kが発売されましたが、実はそのスペックとしてはほとんど変わりがありません。本体サイズやディスプレイの大きさ、CPU、RAM、ROM、カメラの画素数など基本仕様はほぼ同じです。

大きく変わったところは、OSがAndroid6.0からAndroid7.1.2へ進化したところ。また、赤外線通信とワンタッチブザーが非搭載になったところです。他には、バッテリーの持ちが若干良くなった程度ですね。

ガラケーとの通信に役立つ赤外線通信は、昨今搭載されている機種が少なくなってきています。まだ周りにガラケーの人がいる場合は、赤外線通信搭載のF-04Jは貴重な存在になるかもしれません。

富士通 らくらくスマートフォン me F-03Kについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

らくらくスマートフォン me F-03Kは、シニア世代向けに発売されたスマートフォンで、スマートフォンデビューする人も使いやすい画面設計になっています。防水・防塵も高いレベルで、もしものことがあっても慌てることはありません。

しかしながら、全体的な評価は低め。電話やメール、LINE程度であれば、問題なく使用できますが、それ以上の動作や素早い処理を求める人は物足りなさを感じるでしょう。スマートフォンデビューで期待を大きくしている人は、少しガッカリしてしまうかもしれません。バッテリーの消費スピードも早いのが残念なところです。

スマートフォンもどんどん進化していますが、価格もどんどん上がっているのが現状です。自分はどの機能までは必要なのかを考え、価格と相談しながら納得できる機種を選んでくださいね。