富士通 スマートフォン・携帯電話 Arrows M01

ホーム画面には、電話・電話帳・メール・インターネットなど、使用頻度の高い項目が大きく表示されています。

またホーム画面を左右に振るだけで電話帳が出てくるため、『電話帳はどこにあったかな…』などと探す手間が省けます。

電話の発信・応答シーンにおいても、画面を見るだけで直感的に操作することが可能です。

電話をするときに困るのが、周囲の雑音で相手の声が聞こえなかったり、逆に自分の声が相手に届きにくいことですよね。

ARROWS M01なら、スーパーはっきりボイス４により相手の声が明確に聞こえます。

またスーパダブルマイクが周りの騒音を感知すると、あなたの声を自動的にクリアに変えて相手に届けてくれます。

聞き返す時間が減り、通話時間の削減に繋がるかもしれません。

ARROWS M01には防水性能（IPX5/IPX8）と防塵性能（IPX5）が付属しています。

防水性能について簡単に説明すると、水深1.5Mの場所に30分間放置しても通信機能に問題なく使用できるというものです。

インターネットを見ながらゆっくりと入浴したい方、料理中に濡れた手のまま画面操作をしたい主婦の方、雨の中でも故障を気にすることなく通話・操作したい方におすすめできます。

悪い口コミで一番多かったのが、内蔵メモリが8GBだという点です。

メモリが少ないため大きめのアプリを入れられない、複数アプリを入れると動きが悪くなることに不満を感じるユーザーが多いようです。

写真をたくさん撮って保存したい人は、SDカードの使用が必須になるでしょう（ただし、SDカードへの直接の移動はできず、アプリを使用しての移動になります）。

ARROWS M01のアウトカメラは800万画素ですので、背面カメラから撮る分には良さそうです。

ただしインカメラは130万画素のため、写りが荒い、鏡代わりに使おうとしても見えづらいなどという口コミがありました。

また手ブレ補正はついていませんので、ブレずにクリアなな写真を撮ることを重視する人や自撮りを好む人は不便さを感じるかもしれません。

ARROWS M01はマイナーな機種になるせいか、店頭で手に取りながらケースを選ぶことができないという口コミがありました。

店頭でなかなか見つからない時は、ネットショップでお気に入りのケースをじっくりと探すといいでしょう。

ARROWS M01のバッテリーは2500mAhです。

そのせいか良い点として一番多かったのが、バッテリーのもちが良いという声。

あまり使わない（1日30分程度）の人の場合、3－4日充電しなくてももつという人もいました。

常に充電のことを心配せずに使用できるのが、高評価の決め手のようです。

また充電速度もかなり速く、1時間でフル充電できるという口コミもありました。

四隅が丸くシェイプされたラウンドフォルムのため、持ちやすい、落としにくい、操作時に手が疲れない、服のポケットに入れやすいという口コミが見られました。

手にフィットして落としにくく、携帯性が良いというのは、女性や握力の弱い方に嬉しいポイントです。

スマートフォンを購入すると、自分では使わない不要なアプリが最初からセットされていることが多いですよね。

ARROWS M01はプリセットアプリが少ない、またセットされていても削除できるアプリが多いことが好評のようでした。

不要なアプリが少なければ少ないほど快適に使えますので、特にアプリ操作が不案内なスマホ初心者にぴったりではないでしょうか。

ARROWS M01の上位モデルとして2015年10月に発売されたのが、ARROWS M02です。この２つの違いについて説明します。

まずはカラーバリエーションが広がりました。M01はブラックとホワイトのみでしたが、M02はブラック、ホワイトに加えピンク、ゴールド、ロイヤルブルーの5色展開です。

OSはAndroid4.4から5.1に進化。

重量・画面サイズはやや改良されているものの、ほぼ変わりありません。

一番の大きな違いは、メモリ容量です。

M01はRAMが1GB でしたが、M04は倍の2GB になっています。たった1GB と侮ることはできません。1GB の違いでも、サクサクゲームなどを楽しむことができるでしょう。

同様にストレージ容量であるROMもM01は8GBですが、M02は16GBと倍増しており、写真の保存量やインストールできるアプリの数が増えても安心です。

インカメラとアウトカメラについても改良されています。

M01は130万画素／800万画素ですが、M02は240万画素／810万画素になっています。画質が荒いと不評だったインカメラの画素数を2倍に上げたようですね。

自撮りが大好きな人には、嬉しい仕事をしてくれそうです。

初代M01の発売から約1年7ヶ月の時を経て、2016年7月に誕生したのがARROWS M03です。M01とM03を比較します。

まずカラーは、ブラック・ホワイト・ピンク・シャンパンゴールド・グリーンの5色展開。鉱石からインスピレーションを受けたというだけあり、5色とも都会的でクールな印象です。

M01もM03も四隅がラウンドフォルムなのは変わりません。とはいえ、やや分厚く感じるという口コミもあったM01に対し、M03は厚さ約7.8mmと薄型化されています。横持ちでも縦持ちでも手の中によりフィットするようになったので、ますます女性は持ちやすくなりそうですね。

また使い勝手の良さに直結する容量（RAM/ROM）については、M01は1GB/8GBでしたが、M03では2GB/16GBとそれぞれ2倍に増量されています。

可愛い子どもの表情の移り変わりを逃さず写真や動画におさめたいというパパ・ママには嬉しい改良点ですね。

カメラの画素数（アウトカメラ／インカメラ）については、M01 が800万画素／130万画素だったのに対し、M03はなんと1310万画素／500万画素とそれぞれ大幅にアップしています。

M03の一つ下のモデルであるM02と比較しても、文句のつけようがないくらいの改良です。

家族やペット、旅行先の思い出など写真を撮るならできるだけ綺麗に撮って残しておきたい人におすすめです。

またM01になかった点として、おサイフケータイとワンセグ対応が挙げられます。

全体的にM03はスマホを生活の中で使いこなしていきたい人向けに進化を遂げたと言えるでしょう。

富士通 ARROWS M01について、製品概要、おすすめポイント、口コミ評価、他製品との比較についてお伝えしました。

ARROWS M01は発売時期が古く、上位モデルもたくさん出ているため、最新機能を使いこなしていきたい人には向いているとは残念ながら言い難いです。

でもその分安く、手に入れやすいとも言えます。

またお年寄り世代にはキーボード操作が苦手でメールが打てない人が少なくないと思いますが、液晶を指でなぞることで文字認識する機能が喜ばれています。

さらに周囲の騒音を感知すると自分の声も相手も声もクリアに変えてくれる機能があるため、耳の遠い方も安心して通話できるでしょう。

ARROWS M01は、携帯電話から初めてスマートフォンに移行する人や、メールや電話などのシンプルな機能があれば十分だという人にとってはまだまだ使える製品だと言えそうです。

スマホデビューさせたい親御さんをお持ちの方やライトユーザーの方は、候補の一つに挙げてみてはいかがでしょうか。