おすすめヘッドホンカバー8選｜どこで売ってる？100均グッズで代用は？

「何年も使っていたお気に入りのヘッドホンのイヤーパッドがボロボロになってしまった…」そんな経験はありませんか？イヤーパッドの素材にはスポンジやビニール、高価なものでは皮といったものもありますが、常に耳に触れる部分だけに劣化は避けられません。しかし新たにイヤーパッドを交換するとなると、それなりの費用がかかります。

そこでおすすめなのがヘッドホンカバーです。ヘッドホンカバーはイヤーパッドを覆うカバーで、劣化する前から使えばイヤーパッドの劣化を防げます。またさまざまなカラー展開をしているヘッドホンカバーもあります。その日の気分によってイヤーパッドの色を変えるのも楽しみ方の1つです。

この記事ではそんなヘッドホンカバーの魅力を紹介するとともに、おすすめのヘッドホンカバーについてもご紹介します。ヘッドホンカバーがどこで売ってるか、100均グッズで代用できるのかについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

ヘッドホンカバーとは、ヘッドホンのイヤーパッドを保護する目的で使用されるカバーです。さまざまな大きさや素材がありますが、イヤーパッドを覆って汚れやべたつきを防ぎます。製品によっては、さまざまなカラーバリエーションもあります。

最大のメリットは、イヤーパッドの劣化を防げる点です。耳と直接触れるイヤーパッドは、皮脂や汗により汚れて劣化していきます。ヘッドホンカバーで覆うと、イヤーパッドが直接耳に触れるのを防ぎます。

また、装着感の向上が期待できるのもメリットです。肌触りのいい素材や吸湿性に優れた素材を使ったヘッドホンカバーは蒸れを防ぎ、より快適にヘッドホンを使用できます。

一方、使い捨て前提のヘッドホンカバーも存在します。1つのヘッドホンを複数人で使う場合でも、毎回ヘッドホンカバーを取り替えれば清潔に使用できるためおすすめです。

ヘッドホンカバーは、ヘッドホンのイヤーパッドを覆う形で付けます。しかし、どのように覆うかは、それぞれの製品によって異なります。イヤーパッドにぴったり密着するように装着するものもありますし、使い捨て前提のものは簡単に着脱できるようにイヤーパッドにかぶせるものが多いです。

製品によっては、複数の装着方法を持つものもあります。イヤーパッド全体を隙間なく覆い、外見上はヘッドホンカバーを装着していないように見せたり、逆にカバーで覆っているのをアピールしてファッションとして楽しんだりできます。

ヘッドホンによって、イヤーパッドのサイズはさまざまです。耳全体を覆うアラウンドイヤータイプと、耳に乗せるオンイヤータイプでは、そもそもの大きさも形も異なります。ほとんどのヘッドホンカバーには対応するヘッドホンの情報が記載されていますので、まずはそれを確認し、自分のヘッドホンに合うカバーを探しましょう。

それと同時に、ヘッドホンカバーには対応しているイヤーパッドの直径も記載されています。対応ヘッドホンの情報がない場合は、所有しているヘッドホンのイヤーパッドの大きさを測り、カバーを探すのも可能です。

ヘッドホンカバーの素材は製品によって異なります。高級繊維を使っているものもあれば、使い捨て用の不織布を使っているものもありますので、代表的な素材について解説します。

• 布地：高級繊維から一般的な化学繊維まで、さまざまな布地が使用されています。通気性を重視したものが多いです。洗濯すれば清潔に繰り返し使えます。
• 不織布：使い捨て前提のヘッドホンカバーに多く使用されています。強度は劣りますが、安価なため気軽に交換できます。
• 革・合皮：ごく少数の特定のヘッドホン専用に作られています。耐久性が高いので、長く使えます。汎用製品ではないため、対応製品がない場合は自作するしかありません。

布地のヘッドホンカバーには、さまざまなカラーを展開している製品があります。定番の黒や白はもちろん、ピンク・紫・迷彩柄のものまであります。

まずは、所有しているヘッドホンのカラーやデザインに合わせて選んでみてください。また、さまざまなカラーを複数購入し、その日の気分に合わせてセレクトして付け替えるのもおすすめです。

ヘッドホンカバーを装着すると多少ですが音に影響がでます。そのため音質にこだわりたい方はヘッドホンカバーの形状にも着目しましょう。なるべく薄い生地で開口部を塞がない商品であれば、音への影響が抑えられるためおすすめです。

ヘッドホンカバーの選び方に悩んでいるなら人気メーカーで選ぶのもひとつの方法です。以下で特に人気のメーカー2社のそれぞれの特徴を解説します。

ギークリア（Geekria）は、ヘッドホンスタンド・ケースなどのヘッドホンアクセサリーを展開しているメーカーです。ヘッドホンカバーも販売しており、種類の豊富さが特徴です。

ストレッチがきいて装着がしやすいニット製・柔らかくて上質な合成皮革などの素材や、カラー・柄もさまざまなものを取り揃えています。品質のみならずデザインにこだわりたい方におすすめのメーカーです。

ミミマモ（mimimamo）は、フィフティスクエア株式会社が展開するブランドです。ヘッドホンカバーの縫製は国内老舗アパレルメーカーが行っており、付け心地がよくデザイン性にも非常にこだわっている点が特徴です。

また抗菌・防臭加工で雑菌の繁殖を抑制し、汚れたら洗濯して繰り返し使用できます。さらに音響に配慮した極薄の生地も魅力です。カラー・柄のバリエーションも豊富で、ミミマモで数種類購入してその日の気分で付け替えるのもおすすめです。

ヘッドホンカバーは製品のカテゴリーとしては小さなものなので、なかなか実店舗で見つけるのは難しいです。ヨドバシカメラなどの家電量販店や音楽系の専門店で販売している場合もありますが、最も確実なのはオンラインショップです。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングといった大手販売サイトだけでなく、イヤホンやヘッドホンのある音楽系の販売サイトなら取り扱っている可能性があります。実店舗での購入にこだわりたい方は、ヘッドホンカバーを販売している各社に販売店舗の情報が掲載されているので、チェックしてみてください。

既存の製品にどうしてもほしいヘッドホンカバーがない、あるいはサイズが合わない場合は、100均アイテムで代用する方法があります。ドアノブカバーなどでイヤーパッドを覆えば、ヘッドホンカバーの代わりになります。

また自分だけのヘッドホンカバーを裁縫して自作するのも1つの方法です。100均で買えるハンカチ・タオル・合皮など好きな布地やカバーにしたい素材を裁断して縫い合わせれば、ヘッドホンカバーの完成です。さらに伸縮性のある靴下・ストッキングを使うと、はじめからゴムが入っているためより簡単に自作できます。

ヘッドホンのイヤーパッドはどうしても劣化し、ボロボロになりやすい部分です。ヘッドホンカバーを使えば、そんなイヤーパッドを長持ちさせられます。こちらの記事を参考に、ぜひお気に入りのヘッドホンカバーを見つけてください。