【2023最新】おすすめ電気シェーバー18選｜ 深剃りかつ肌に優しい商品！

電気シェーバーは男性の毎日の身だしなみに欠かせないアイテムの1つ。しかし、今お使いの電気シェーバーに「上手く深剃りができない」「肌が炎症したり、傷ついたりしている」などのお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

そのお悩みは、電気シェーバーが髭質や肌質に合っていないことが原因かもしれません。近年では、電気シェーバーは種類豊富にラインナップされており、モデルによって解決できる悩みもさまざまです。

そこでこの記事では、深剃り重視・肌への優しさ重視・5000円以下からの良コスパモデルなど、さまざまなタイプをご紹介します。シェーバーの買い替えをご検討中の方は是非参考にしてください。

一般的にT字カミソリも電動シェーバーの方が肌に優しいと言われていますが、それは構造を考えるとまさにその通り。T字カミソリは肌に刃を直接押し当てて滑らせますが、電動シェーバーは外側の網にヒゲを引っ掛けて、内刃で剃ります。肌に刃を当てるわけではないため、優しいのは電動シェーバーです。

しかし電動シェーバーの中でも、往復式よりも回転式の方がさらに肌の負担が少ないなど違いもあります。また、使い方を誤って無理に押し当ててしまうと、摩擦が増えて負担も増えてしまいます。肌に優しいシェーバーが欲しいなら、正しい商品選定と正しい使い方を覚えることが必須です。

電気シェーバーには「往復式」「回転式」「ロータリー式」と、大きく分けて3つのタイプに分かれます。それぞれメリット・デメリットがあるので、髭質・肌質・お悩みに合わせて選びましょう。

髭を立たせる外刃と、左右に高速で往復する内刃で髭をカットするのが「往復式」。パナソニックやブラウンなどがこの方式で、最もスタンダードかつ製品ラインナップも豊富です。このタイプはパワフルに剃ることができるので、髭が濃い・太い方におすすめ。

また、スピーディかつ剃り残しも少ないので、忙しい朝にも適しています。刃の枚数が多いほど肌への接地面積が大きく圧力が分散できるので、深剃りできて肌への負担も少ないです。3枚〜5枚刃が一般的で、どれがいいかはヒゲの濃さによって選択します。

注意点は、往復式はパワフルなため使い方を誤ると肌への摩擦が強くなってしまうこと。往復式が合わなかった方や敏感肌・乾燥肌の方は回転式を使ってみるのも一つの手です。

「回転式」フィリップスの電気シェーバーに採用されている方式で、1~3枚の円形の外刃を搭載し、中の内刃が回転することによって髭をカットします。独特なのは見た目だけでなく使い方にも言えることで、往復させるわけではなくくるくると円を描くようにシェービングします。

特徴としては動作音が比較的静かで、刃が自動研磨されるため潤滑油を差す手間がありません。また、肌への接地面積が広く圧力が分散されるので、肌に優しいのがメリット。一方でシェービング性能は往復式に劣るので、濃い・太い髭には適していません。細いヒゲやくるくるヒゲの方におすすめです。

デメリットとしては、往復式のように使用するとうまく剃れないため慣れが必要なこと、剃りたい場所と剃りたくない場所の剃り分けが難しいことが挙げられます。

往復式と回転式の特徴を兼ね備えた駆動方式が「ロータリー式」。日立の一部モデルに採用されています。外観は往復式と似ていますが、円筒状の内刃が回転することでヒゲを巻き込みながらカットする独自の機構です。

また、T字カミソリに近いシャープな剃り心地で、比較的静かな音で稼働します。一方で強く押し当てると肌を傷付けやすいので、上手く剃るにはコツが必要です。慣れれば肌への負担を抑えて深剃りすることができます。

シェーバーの中でも特に往復式を選ぶときは歯の枚数も気になりますよね。スタンダードとして見かけるのは3枚刃で、高級モデルは5枚刃、最近では6枚刃の商品も存在します。この刃の枚数はもちろん、多ければ多いほどしっかりと逸れますが、ヒゲがそこまで濃くない人にとってはオーバースペックとなることも。

刃の枚数は多ければ多いほどいいわけでなく、自分にあったものを選ぶ必要があります。

電気シェーバーの首振り機能は基本的に高級機に搭載されています。ブラウンの場合は最上位の9シリーズ&その下の7シリーズ、パナソニックも5枚刃以上のシリーズが対象。ただし、首振りが必要かどうかは顔面とヒゲの形状次第。

ヒゲの生え方と顔面の凹凸は人それぞれのため、首振り機能はあってもなくても変わらない…と言う人ももちろんいます。こればかりは個人差なので、使ってみるほかありません。ただの往復だけでは剃りきれない場合は首振り機能を検討することもおすすめです。

電気シェーバーの電源方式は「充電交流式」「充電式」「電池式」の3タイプです。それぞれに特徴があるので、利用シーンに合せて選びましょう。

「充電交流式」は、電源コードを使ってコンセントで給電しながら使用できるタイプです。たいていのモデルが充電式としても使用することができます。充電切れを気にする必要がなく、常にフルパワーで剃ることが可能です。

基本的に、ウェットシェービング非対応でドライシェービングのみ対応の電気シェーバーに採用されています。

「充電式」は本体にバッテリーを内蔵し、充電することで使用できます。コンセントに接続したままでは使用できず、専用の充電器を用いて充電するタイプが多いです。防水設計のモデルが多いので、ウェットシェービングに対応したモデルはたいてい充電式を採用しています。

充電がなくなってくるとシェービング性能が落ちるので、本来の性能を発揮するためには使用前に十分な充電が必要です。

バッテリー非搭載で、電池を使用して稼働するのが「電池式」です。基本的な性能は他タイプに劣りますが、コンパクトかつ軽量で価格が安い傾向にあります。また、電池さえ入手すればどこでも使用できるので、旅行・出張用など持ち運びに最適です。

電気シェーバーは、定期的にお手入れをしないと雑菌が繁殖してニキビ・肌荒れを引き起こす原因となります。洗浄方法はモデルによって異なり、お手入れのしやすさや洗浄レベルに差が出るのでチェックしておきましょう。

十分な洗浄ができて最もスタンダードな洗浄方法が「水洗い」です。低価格モデルから高性能なハイエンドモデルまで幅広く採用されています。水で洗い流して乾燥させるだけなので、メンテンスが簡単です。ただしほとんどのモデルは注油が必要なことと、毎日の水洗いは手間となる場合が多いのが注意点。

水洗い非対応のモデルは、髭クズをハケやブラシなどで掃除する手間がかかり、洗浄レベルも水洗いより劣ります。

電気シェーバーのお手入れをできる限り楽にしたいという方は「自動洗浄機」に対応したモデルがおすすめです。洗浄機スタンドにセットするだけで、洗浄・乾燥・充電を自動で行なってくれます。また、専用の洗浄液を使用するので、洗浄レベルも非常に高く衛生的です。

ちなみに、パナソニックは「水＋洗浄剤」で、ブラウンが「アルコール洗浄」となっています。アルコール自動洗浄はブラウンのみのため、衛生面にこだわりのある人はブラウンがおすすめです。

シェービングフォームやジェルを使ったウェットシェービングは、ドライシェービングより肌に優しく剃ることができます。ウェットシェービングを希望する方は、防水性能の高い「お風呂剃り対応モデル」がおすすめです。

防水性能が高いと水に濡れても故障する心配がなく、お風呂に入ったついでに浴室内でそのままシェービングができます。

近年若者を中心に人気があるのが、このスキンケアシェーバー。パナソニックのラムダッシュの新シリーズとして発売されました。電気シェーバーと美顔器が一体となった商品で、髭を剃りながらスキンケアが可能です。乾燥肌・敏感肌で肌ケアも同時に行いたい方におすすめです。

シェーバーはオーソドックスな往復式の商品でも非常にたくさんのラインナップがあり、しかもお試しができないことから、いろいろ知識を得ても選びにくいですよね。そんな時には、まず気にいるメーカーを見つけるところからはじめるのをおすすめします。

一つのメーカーでも色んな商品を出しており迷ってしまいますが、剃り心地に関するメーカーの癖は低価格なエントリーモデルでも反映されます。そのため、お手頃なモデルから試してみて、気に入ったらランクアップしていく…という順序が合理的です。

電気シェーバーや電動歯ブラシで有名なドイツの小型電気器具メーカー「ブラウン」。電気シェーバーは往復式のシリーズ1~9が展開され、数字が大きいほど高性能となります。シリーズ5以上はドイツ原産で、確かな品質と剃り心地に定評があります。

低刺激でしっかり剃れる密着3Dヘッド・ハイブリッドカットシステムなどを採用しているので、深剃りを希望する方にぴったり。おすすめのメーカーです。

オランダのヘルスケア製品・医療関連機器を中心とする電気機器関連機器メーカー「フィリップス」。回転式電気シェーバーのパイオニア的存在で、PQ・1000・3000・5000・6000・7000・9000の計7シリーズを展開しています。

いずれも肌に低刺激で、滑らかな使い心地が魅力です。構造上往復式にパワーでは劣るものの、柔らかいヒゲやクセのあるヒゲの方に最適。さらに回転式の構造上使えば使うほど歯が研磨されるため、メンテナンスがいりません。肌へのダメージが気になる方におすすめのメーカーです。

白物家電分野などを中心に手掛ける日本の大手電気メーカー「パナソニック」。電気シェーバーでは、リニアモーターによるスピーディな深剃りを実現するラムダッシュシリーズが大人気です。また、リーズナブルな充電交流式もラインナップしています。

お風呂剃りに対応したモデルが多いので、ウェットシェービングを希望する方におすすめのメーカーです。

日本が誇る世界有数の総合電機メーカー「日立」。現在、ロータリー式の電気シェーバーを手掛けている唯一のメーカーです。また、往復式の製品ラインップも豊富で、どんな髭質も絡め取ってしっかり深剃りすることができます。

髭のクセが強い方やシャープな切れ味をお求めの方におすすめのメーカーです。

ここでは肌に優しく深剃りする電気シェーバーの使い方を紹介します。

• 洗顔後、蒸しタオルで髭を柔らかくする
• シェービングフォーム・ジェルを剃る場所に塗り広げる
• （往復式の場合）シェーバーを肌に直角に当ててゆっくりと上下にスライドさせる
• （回転式の場合）⼩さく円を描くように動かす
• 髭が寝ていて上手く剃れないときは、シェーバーを持っていない⽅の⼿で肌を引っ張って毛を立たせる
• シェービングが完了したら、化粧水や乳液でしっかり保湿する

以上を守ってシェービングしましょう。なお、起床直後は肌がデリケートな状態なので、15〜30分時間をおいてからシェービングするのがおすすめです。

電気シェーバーは替え刃・バッテリーなどの消耗パーツによって構成されています。メーカーによって推奨されている交換期間はさまざまですが、替え刃の寿命はおおそよ1年~2年程度です。

また、交換期間は髭の濃さや電気シェーバーの使用頻度などによっても変動するので、切れ味が悪くなったら交換するようにしましょう。バッテリーは3～4年くらいを目安に交換する必要があります。

電気シェーバー本体の寿命は3~4年と言われていますが、丁寧に使用すれば10年以上使用できることもあります。不安な方は、メーカーが想定する耐用年数を参考にするとよいでしょう。

ここまで電気シェーバーの選び方とおすすめ商品18選を紹介してきました。電気シェーバー選びはまず、自分の肌・顔の凹凸にあったメーカーを見つけること。使い方や選び方をしっかり押さえて、自分にぴったりの電気シェーバーを見つけましょう。