DVDプレイヤーおすすめ9選｜再生専用デッキや最新DVDプレイヤーも

お気に入りの映画やドラマ、子供番組などをいつでも楽しめるのがDVDプレイヤー。ですが、家電量販店に行くと種類が豊富にあり、モデルによって価格や性能もさまざまです。自分にぴったりのDVDプレイヤーをどう探せばいいのか、迷ってしまいますよね。

購入するからには用途や見る場所に合ったDVDプレイヤーを選びたいものです。しかし、再生専用機種でも出力端子の種類が違ったり、海外のDVDが再生できなかったりと、購入したもののきちんと使えなかった経験がある方も多いです。

この記事では、失敗しないDVDプレイヤーの選び方とおすすめ商品をご紹介します。HDMI端子や対応メディアなどつまずきがちなポイントも詳しく解説しています。記事後半では持ち運びに便利なポータブルDVDプレイヤーについても説明しますので、ぜひ最後まで読んで購入に役立ててください。

DVDプレイヤーでBlu-rayの再生はできません。理由はBlu-rayはDVDよりもディスク容量が大きく、DVDプレイヤーでは対応できないからです。ですが、Blu-rayプレイヤーでDVDを再生することは可能です。

ただし、Blu-rayプレイヤーには下位互換性があるので、Blu-rayより容量の大きいDVDの再生ができません。Blu-rayもDVDも見たいときは、両方に対応しているプレイヤーを探す必要があります。

映画やドラマなど市販されているDVDであれば、メーカーやモデルに関係なく再生できます。しかし、レコーダーで録画した映画やドラマ・ビデオカメラで撮影した映像は、プレイヤーに対応しているメディア以外は再生できません。

一般的に市販されているDVDは、DVD-R・DVD-R DL・DVD+R・DVD+R DLなどです。レコーダーで映画やドラマを録画するときはDVD-RW・DVD+RWを使用します。前者は1度しか使用できませんが、後者は上書きできます。

再生したいDVDにプレイヤーが対応しているかどうかを確認して選ぶことが大切です。

コントラスト比が高いほど、1つの画面内で再現できる輝度の範囲が広がります。黒がより暗く、白がより明るくなるため、全体的にメリハリのある映像が視聴はコントラスト比が高いほど有利です。

一方、コントラスト比が低い場合は、黒が強く出てしまい、画面全体が白くのっぺりした印象になってしまいます。映画やドラマを視聴する際には、コントラスト比の高いポータブルDVDプレーヤーを選択しましょう。

5.1chサラウンドは、6つのスピーカーを内蔵しているため音が多方向から聞こえるのが特徴です。前方・前方左右・後方左右の5chと、中低音のためのサブウーファーが0.1chで5.1chとなります。

お気に入りの映画やドラマ、好きなアーティストのライブなどを臨場感たっぷりに楽しみたい方には5.1chサラウンドがおすすめです。特に映画は、ご自宅でも映画館のようなクオリティを再現できます。

お気に入りの番組をリアルタイムで見られないときや、繰り返し見たいという場合は録画機能付きを選びましょう。DVDプレイヤーでもアンテナに接続すればmicroSDに録画できるものがあるので、レコーダーがなくても録画は可能です。

ただしオマケ的な機能となるため、たくさんの番組を録画して繰り返し見たいのであれば、DVDレコーダーをおすすめします。

DVDの映像を大画面テレビで楽しみたい方は、HDMI端子搭載モデルがおすすめです。HDMIは、映像と音をデジタル信号で伝えるため、品質が劣化しにくく高画質で楽しめるからです。

本体の背面を見て、USBのような端子があればそれがHDMI端子です。赤・黄色・白の端子はコンポーネント端子ですので間違えないように注意しましょう。

見たい映画やドラマがたくさんあるけど、ゆっくり見ている暇がないという方は早見機能が便利です。あらすじだけ知りたいときにも活用できますね。モデルによって倍速～8倍速とスピードが異るので、用途に合っているかどうか確認しましょう。

ただし多くのモデルは早見機能を使用すると音声が聴けなくなるので注意が必要です。音声も聴きたい方は、音声付き早見機能の有無をチェックしてください。

映画鑑賞の途中で急用が入りやむなく席を立つ、ということもあるでしょう。再生を一旦中断したいときは、レジューム機能があると便利です。レジューム機能があれば再生を再開したとき、前回の続きから再生されるので早送りをする必要がなく便利です。家事や育児に忙しい方にもおすすめの機能です。

画質に拘りたい方にぜひチェックしてほしい機能が、「アップスケーリング(アップコンバーター)機能」です。これは、DVDの画質をさらに向上させられる機能です。アップスケーリング機能搭載DVDプレーヤーを4K対応のテレビやモニターに繋ぐと、より高画質な映像を楽しめますよ。

ただし、アップスケーリング機能搭載モデルを購入しても、テレビなどのディスプレイが4k対応していなければ高画質にはなりません。こちらの機能を使いたい方は、映像を映すディスプレイにもこだわりましょう。

テレビ台やラックにDVDプレイヤーを置く場合は、スペースに収まるかどうかサイズを確認しましょう。予定している場所に設置できないと、テレビ台やラックを買い直す羽目になるなど、余分な出費に繋がる可能性もあるので注意が必要です。

DVDプレイヤーを移動して使用する場合は、持ち運びやすい重量かどうかも押さえておきたいポイントです。また多機能なほどサイズが大きくなる傾向が見られるで、機能性を重視する方はサイズも確認してください。

コスパ重視で選ぶと操作性に不満を感じることがあります。DVDプレイヤーの操作はリモコンで行いますが、再生ボタンを押しているのに再生されない、反応が遅く再生までに時間がかかるなど、ストレスになることも。

楽しいはずの時間が台無しにならないよう、操作性は必ず確認しましょう。可能であれば家電量販店などの店頭で実際に操作してみるのがおすすめです。

DVDプレーヤーの選び方がわかってきたら、次に知りたいのは「どこのメーカーのがいいのか」ですよね。DVDプレーヤーを販売しているメーカーはたくさんありますが、ここでは特におすすめのメーカーであるソニー(SONY)とパイオニア(Pioneer)について紹介します。

総合家電メーカーとして有名なソニー(SONY)は、テレビやレコーダーなどのAV機器に定評があります。5.1chサラウンド再生に対応可能で、画質や音響以外にも3段階の早送り機能などさまざまな便利機能が詰まっています。コンパクトでスリムなデザインのモデルが多いので、インテリアに馴染み部屋をすっきりとした印象に見せられますよ。

イヤホンなどのオーディオ機器で有名なパイオニア(Pioneer)の販売しているDVDプレーヤーは、音響にこだわりたい方にぴったりです。端子で映像と音響を分ける機能や、アナログ音声専用端子などのハイスペック機能搭載で高価なモデルから、低価格で高音質・高画質を目指したモデルまでさまざまなDVDプレーヤーを取り揃えています。ライブDVDを鑑賞したい方にぜひおすすめしたいメーカーです。

DVDプレイヤーを車の中や外出先でも使用したい方には、ポータブルDVDプレイヤーがおすすめです。家の中でも部屋を移動して使えますし、キャンプなどのアウトドアでも映画やドラマを楽しめます。

小さいお子さんを連れての長時間のドライブにも重宝します。お気に入りのアニメやこども番組を流しておくと、長時間でも飽きずに楽しい時間を過ごせます。

DVDプレイヤーは、好きな時間・好きな場所で映画やドラマを楽しめます。平日は忙しくてゆっくり見る暇がないという方も、休日にはDVDプレイヤーを使って、心ゆくまで映画やドラマを楽しんでみてはいかがですか？