ドライヤーが壊れた時の代用品を紹介｜ドライヤーがない時の対処法は？

ドライヤーは濡れた髪の毛を乾かすときや、ヘアスタイルのセットに用いられます。濡れた髪を乾かす役割はもちろん、それ以外にもさまざまな効果があります。

自然乾燥させようと濡れた状態の髪を放っておくとキューティクルが開いて傷みやすくなってしまいます。ですが、スピーディーに乾かすとキューティクルを元の状態に戻しやすくしてダメージを少なくできます。しかし、夜に突然ドライヤーが壊れた場合や修学旅行などでドライヤーが使えない場合、代わりに髪の毛を乾かせるものがあるかわからない人もいますよね。

知恵袋では、キャンプや旅先でドライヤーがない時の乾かし方に関する疑問が多くあがっています。今回は、ドライヤーがない時に使えるドライヤーの代用品となるものやドライヤーがないときのを乾かし方・買い替えをする際のおすすめドライヤーの情報を紹介します。

夏に使用する場合が多い扇風機は、風を直接受けられるので素早く髪の毛を乾かせます。扇風機を使う際のポイントは、あらかじめタオルドライをしておきましょう。ただし、髪の毛が扇風機に絡まないように注意しましょう。冷風に当たるため寒い時期は湯冷めにも注意しましょう。

冬場はファンヒーターを使用するのもおすすめです。温風を使えるので、ドライヤー並みに早く髪の毛を乾かせます。ファンヒーターを使う場合も、事前にタオルドライをしておきましょう。ただし、元々髪の毛を乾かすためのものではないため、やけどに要注意です。

ファンヒーターと同様に温風が出る点では、浴室乾燥や布団乾燥機を活用するのも1つの手段です。

浴室乾燥が家にある方におすすめの方法です。浴室乾燥はパワーが強く、体を冷やさず髪を素早く乾かせます。ただし夏は暑く湯あたりのようになりやすい・ドライヤーより電気代が高くなるので注意してください。

この方法も事前にタオルドライをしてからの方が早く乾かせます。

こたつを使った乾かし方は冬のみ利用可能です。こたつの中に入って熱で髪を乾かす簡単な方法です。熱源が近くにあるため髪を痛めやすいので、タオルを頭に乗せて保護しておくのがいいです。

熱源が近いので顔の乾燥や火傷に注意してください。

こちらの方法も冬におすすめの方法です。直接電気毛布を被ると髪の毛の水分で濡れるので、タオルドライ後に乾いたタオルをかぶってから毛布をかぶるといいです。30分ほどでほぼ乾きます。

タオルドライ後に布団乾燥機のノズルで送風しながら乾かします。あくまで布団乾燥用なので、長い時間かけていると髪がパサつく場合もあります。様子を見ながらかけてください。

高温で髪の毛に当てて髪の毛をセットするためのヘアアイロンは、一見ドライヤーの代用品として使用できるように思われるかもしれません。

しかし、高温のヘアアイロンをキューティクルが開いた状態の濡れた髪に当て続けると、すぐに水分が蒸発してダメージを受けやすくなってしまいます。さらに、開いたキューティクルの隙間から髪の栄養分が流れ出てしまい、枝毛や切れ毛などのダメージの原因となる恐れもあります。髪の毛を乾かすためにヘアアイロンを使うのは避けるべきです。

• 洗髪後、髪の水気を落とす

髪を洗ったら、髪の毛の水気を落としましょう。指で髪の毛をとかしたり、やさしく絞ったりすると水気を取りやすくなります。

• 髪の根元を集中的にタオルドライする

タオルを使って、さらに髪の毛の水気を取っていきます。このとき、毛先ではなく髪の根元を集中的にタオルドライすると、髪全体が早く乾きます。

• 目の粗いくしでとかして自然乾燥

毛先をほぐした後、根元から粗いくしで髪をとかします。こうすると髪の毛の間に空気が入り、乾きやすくなります。

晴れた昼間のみ可能な方法ですが、日光に当てるのも髪を乾かす方法の1つです。日光で乾かす前には、タオルドライであらかじめ髪に含まれた水分を取っておきます。

外へ出て少し歩くだけでも髪が乾きやすくなります。髪を振るようにすれば、根元に空気が入りやすくなるので乾くのが早まります。風がある日ならさらに早く乾かせます。

タオル素材でできたタオルターバンを濡れた髪に巻くと、余分な水気がターバンに吸収されるので早く乾きやすくなります。洗髪後、食事中や化粧の時間を利用して巻きっぱなしにしていると、15分ほどで乾きやすい状態になります。

タオルターバンはさまざまな素材のものが販売されていますが、マイクロファイバーのような吸水性が高く速乾性がある素材が使用されているものがおすすめです。

くせ毛の人におすすめの方法が、髪をタオルと巻き込む方法です。くせ毛用のヘアクリームをつけた後、髪の毛とタオルを一緒に巻き込んでみましょう。サイドでねじるように巻き込んでから首の後ろで留めて、30分ほど置いておきます。

この方法でも、タオルを巻く前に髪の毛に含まれている水気をある程度取り除いておきましょう。

ドライヤーを使わない自然乾燥では、髪の毛が傷むといった情報を目にした経験がある人も多いのではないでしょうか。ここでは、自然乾燥のメリット・デメリットをご紹介します。

自然乾燥のメリットは、ドライヤーを使う手間がかからない点です。忙しくて時間がない方や、夏場などドライヤーをかけるのが億劫に感じる方にとっては大きなメリットといえます。熱風で乾かすドライヤーを使わないので、ドライヤーの熱が髪に与えるダメージを受けない点もメリットです。

濡れた髪はキューティクルが開いた状態なので、ダメージを受けやすくなっています。自然乾燥の場合は、そんな状態で長時間過ごすので髪が傷みやすくなるのが大きなデメリットです。カラーリングをしている場合は、早く退色してしまう場合もあります。

髪だけでなく頭皮も濡れた状態が長く続くので、雑菌が繁殖しやすくなります。また、濡れていると単純に頭皮の表面温度も下がるので、血流悪化にも繋がり頭皮の健康状態に悪影響を及ぼす可能性があります。

故障によりドライヤーが使えなくなった場合、自然乾燥では髪の毛が濡れている状態が長く続くため、頭皮に雑菌が繁殖する可能性があります。頭皮を健康に保つためには、髪をしっかり乾かしましょう。

そのため、ドライヤーが故障した場合は自然乾燥を続けるよりも新しいドライヤーに買い替えるのがおすすめです。

ドライヤーがない・または故障した場合は、髪の毛を自然乾燥させるのは地肌の健康にも良くありません。ドライヤーがなくても、さまざまな方法で髪を乾かせるので、代用品で乾かしてみましょう。故障してしまった場合は、新しいドライヤーへの買い替えも検討してみましょう。