小型洗濯機って何？おすすめシーンから人気商品まで徹底紹介

ハンカチやシャツ一枚だけ洗いたい時、泥だらけの作業服・体操服だけ別にしたい、靴だけ別に洗いたい時などに、普段使っているものとは別の小さめサイズの洗濯機が欲しいと思うことはないでしょうか。そんな時に活躍するのが小型洗濯機です。

小型洗濯機は、ボータブル洗濯機・ミニ洗濯機・簡易洗濯機とも呼ばれ、大型洗濯機では洗いにくい小物類の洗濯に需要があり、ひそかに注目を浴びています。そこで今回は、生活スタイルに合わせたおすすめの小型洗濯機を紹介していきます。

小型洗濯機と言っても電動タイプや手動タイプなどさまざまな種類があり、ニーズによって適切なものが違います。そこで、おすすめの小型洗濯機を紹介する前に、選び方についても詳しく見ていきましょう。

小型洗濯機は汚れた作業着やユニフォーム、学校の上履き、ベビー服やスニーカーなど、少量のものを洗いたいときに活躍します。

普段洗濯を行う時、少量洗濯するのは面倒くさいし時間もかかる…と困っている方にピッタリです。

小型洗濯機があれば、それだけ手作業でさっと洗うことができます。普段使う洗濯機に比べて洗濯時間が短く、節水・節電に期待できるのもメリットの1つです。

小型洗濯機はコンパクトサイズなので、置く場所を選ばないことがメリットです。特に洗濯機を置くスペースがないマンションやアパートでも、「収納場所からお風呂場に小型洗濯機を持ち運んで洗う」という使い方ができます。

また、手動やハンディタイプの小型洗濯機は、アウトドアで使うことができ便利です。一般的にイメージする洗濯機と比べると、置く場所の自由度が高い洗濯機といえるでしょう。

小型洗濯機は泥汚れや油汚れといった、他のものとは分けて洗いたい衣類があるときに使うサブ用の洗濯機として利用することもできます。作業着、ユニフォーム、下着類などから、雑巾、汚れたタオル、バスマットなど、汚れものを分けて洗うことができます。

中にはじゃがいもなど、収穫した野菜の泥汚れを取り除くために使うという方法もあり、さまざまなシーンに合わせて使い方を変えることができます。

小型洗濯機はシンプルな機能だからこそ安いのがメリットです。5kg洗濯機では安くても2〜3万円台ですが、小型洗濯機なら1万円かからない機種もあります。大きいサイズの洗濯機は機能も充実していますが、サイズによって価格も高くなっていきます。

必要最低限の洗いと脱水があればいいといい方には、値段で見ても小型洗濯機がおすすめです。

小型洗濯機は種類によってサイズが変わります。

• 2槽式洗濯機・手回しドラム式は幅が45〜55cm程度
• 1槽式洗濯機・バケツ式洗濯機・手動式洗濯機は45cm以下

このようなサイズ感です。

7kgの一般的な洗濯機の幅は60cm近くになることがほとんどです。洗濯機の設置場所の幅が限られている場合は、1槽式洗濯機・バケツ式洗濯機・手動式洗濯機など、サイズの小さい小型洗濯機を検討するといいでしょう。

ここからは洗濯機を選ぶ際の前提知識を解説します。編集部では実際に洗濯機を購入した500名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• 洗濯機の購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心して洗濯機を選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

たった3つのチェックを怠ると失敗する確率がグッと上がります。

昨今の洗濯機はさまざまなニーズに合わせるため各メーカーが多くの機能を搭載した機種を販売しています。そのため、「これさえ気にすれば失敗しない」と言い切ることは難しいです。しかし、すべての人がチェックすべきポイントが3つあります。

その3つのポイントとは、

①洗濯機のサイズ（外寸）
②洗濯機の容量
③洗濯機のタイプ

この3つです。これだけはチェックしないと大きく失敗する可能性があります。詳細はこのあと述べていきますが、

【結論】

• 「小型」だからこそ入る容量を把握する。
  
• 全自動・脱水なし・手回し・バッテリー式などさまざま。使いやすいと思うものを。

これが大きく失敗しない洗濯機選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

小型洗濯機のサイズを決める上で重要なことはズバリ、

①置きたい場所におさまるか

のたった1つです。小型ゆえ「思ったように置けない」との事態はあまり起こらないかとは思いますが、「購入してみたら想像以上に大きかった」との声はあります。

外寸を必ず確認して購入してください。

小型洗濯機はいくつかのタイプがあります。ここではざっと一覧を書き出しますので、まずはご覧ください。

形状の違い

• 縦型(バケツタイプ)洗濯機
• 二槽式洗濯機

電源の違い

• コンセント式
• 充電式
• 手回し式

タイプの違い

• 電動タイプ
  • 洗濯のみ
  • 洗濯〜脱水まで自動
    
• 手回しタイプ
  • 洗濯のみ
  • 洗濯〜脱水まで手回しで可能

このうち、一番価格が安いものは手回し式かつ洗濯機能のみのタイプで4,000円程度から選べます。機能が多くなればなるほど高額になり中には2万円を超えるものもあります。

タイプ選びに関して、バケツタイプか二槽式洗濯機かはしっかり考えられるものの、「脱水」に関して失念する方がいます。

特に、値段の安さで商品選びをするときに要注意です。

脱水機能がない選択肢は、ただのバケツにプロペラがついたような商品になります。そのため、干す前に自分で洗濯物を絞って脱水しなければなりません。

もっとも、脱水能力自体商品によっては疑わしいものもあります。あらかじめ商品レビューでの確認が望ましいです。

小型洗濯機にはバッテリータイプも存在します。コード不要で使えるため、どこにでも持ち運びできるのがメリットですが、当然使用時間に限りがあります。

長時間洗濯をしたいような頑固汚れには向かないため、ご自身の用途にあっているか確認して下さい。

多々ある小型洗濯機のタイプで、災害時のことを考えるなら、電気不要の手回し方式が一番役に立ちます。

日常的に使用する場合でも、手回しタイプは汚れの落とし具合によって自分で洗浄具合を調整できるのも魅力です。

ここまでのおさらいをしましょう。洗濯機選びで大きく失敗しないための重要3ポイントは、

の3つでした。

• 「小型」だからこそ入る容量を把握する。
• 全自動・脱水なし・手回し・バッテリー式などさまざま。使いやすいと思うものを。

これが大きく失敗しない洗濯機選びの最初のステップです。

ここから先は、人によって洗濯機に何を求めるのかが変わってくるので、気になる・重視したい項目についてチェックしてみてください。

そもそも何を気にするべきなのかわからない

きっとそんな方も多いと思います。ここまでで大きく失敗しない洗濯機を選べるようになりましたが、他に気にすべき項目は何があるのでしょうか？

まずは、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。「現在の洗濯機に満足している」と答えた方を含め93%の購入者が後悔ポイントをあげています。

正直にいえばすべて理想通りの洗濯機を選ぶのは難しいです。自分は何を妥協できて、何は妥協できないのか、しっかり見極めることが重要です。

※赤字の項目は解説済み

・アパートやマンション住まいの方
・夜間の使用を考えている方

は要チェックの項目です。

小型洗濯機は、お手入れに関して特別な機能が搭載された機種はほぼないです。

通常サイズの洗濯機には、槽清掃や内部クリーンといったお手入れに関する機能が搭載されています。しかし、残念ながら小型洗濯機に洗浄機能はありません。基本的に洗濯物を入れて回すだけのシンプルな設計です。

小型洗濯機のお手入れは基本的に、「しっかり乾かす」になります。水垢や繊維汚れが気になるなら、ハイターなどを薄めてつけ置き洗いをするのも有効です。

どのように使って、どのようにメンテナンスしていくかも検討した上で購入すると、使い始めてから迷う場面が少なくなりますよ。

結論を言うと、小型洗浄力は口コミをよくチェックするのがおすすめです。

小型洗濯機はあまり機能面では違いがありません。そのため、デザインで選ぶのもありです。

小型洗濯機は通常の洗濯機の大手メーカーは発売していません。手がけているのは、便利グッズを発売するメーカーや、中国メーカーです。

そのため、メーカーの信頼性で商品を選ぶのはやや難しいです。そのため、口コミを重視するべきだと筆者は判断します。

ちなみに、同じ商品が価格違いで別メーカーから発売されている場合も多々あります。そのため「この商品は別のメーカーならもう少し安く販売されているのではないか？」と疑う視点を持って確認してください。

コスパとは払った費用 (=コスト)に対する、性能(=パフォーマンス)のことで、人によって求める性能が違うため、一概にコスパがいい洗濯機を紹介することは難しいです。

小型洗濯機の販売ルートは多くの場合インターネット通販のため、自宅にいながら価格の比較ができます。

そのため、必ず販売サイトごとに価格が違わないか、販売元の会社によって違わないかなどのリサーチで、ある程度コスパ良く商品選びは可能です。

本記事は小型洗濯機に記事ですが、普通のサイズの洗濯機が欲しいけど、設置スペースが確保できずに諦めている方もいることでしょう。

以下の記事ではコンパクトな縦型洗濯機・ドラム式洗濯機を紹介しています。もしかするとサイズによっては設置できることもあるので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。

汚れ物用にサブの洗濯機が欲しい、メインで使えるくらいの洗浄力が高い小型洗濯機が欲しい、外出先で洗濯したいなど、小型洗濯機を必要とする理由は人それぞれです。だからこそ、用途や収納・設置スペースなどに合わせて、自分に合った最適な小型洗濯機を選ぶようにしましょう。