【業務用に】5リットル以上の大容量電気ポットおすすめランキング｜電気代・人気の象印も

電気ポットは、寒い冬に活躍するアイテムです。もちろん、電気ポットは季節を問わず使えますが、温かい飲み物を飲む機会が増える冬季には欠かせません。電気ポットは、1リットル未満〜5リットルまで幅広い容量から選べます。

中でも、5リットルの大型電気ポットは、大家族や業務用におすすめです。また、多くの人が利用するオフィスの給湯室でも大活躍します。しかし、5リットルの電気ポットは商品数が少なく、自分に合う商品を見つけられるか不安な方も多いですよね。

そこで本記事では、5リットルの電気ポットを扱うメーカーや、電気ポットの選び方を詳しく解説します。また、5リットルの電気ポットおすすめランキングや、記事の最後に4リットルの商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

5リットルはコーヒー(200ml)が約25杯、カップラーメンなら約16杯分作れます。こまめに給水する手間がないので、5人以上の家族や来客が多い家庭、またオフィスのような大人数で使用するシーンにもおすすめです。

ただ、家庭用の電気ポットは容量2～3Lのものが主流で商品数も多いです。より多くの選択肢から検討したい方は、5リットル未満の電気ポットも検討しましょう。

使用人数ごとのおすすめの容量を以下にまとめたので、自分が欲しい電気ポッドがどこに該当するか把握しておいてください。

以下の記事は、容量ごとにおすすめの電気ポットを紹介しています。探している容量に近いものがあれば、ぜひチェックしてみてください。

大きすぎるとしまう場所に困りそう

と悩んでいる方もいるでしょう。

ただ、上記を参考に容量を決められた場合は、その時点で大体の大きさは決まっています。容量が大きくなるほど容器部分は大きくなってしまうものです。以下、容量別の大きさのまとめです。

該当容量の機種をランダムで調査したデータなので該当しない機種もあります。大枠な目安としてご活用ください。

大きさで失敗しないためには、使用する場所と収納する場所に置けるかで判断するのがいいでしょう。スペック詳細に必ず記載してあるので、購入前に確認してください。

「容量は5L欲しいけど、大きさは2〜3Lくらいがいい」などズレが起こる方もいるかと思います。迷った場合は、どちらを確保したらストレスがかからないかで決めるのがおすすめです。

利便性や省エネ性能の高い電気ポットが欲しい方は象印がおすすめです。調理家電を幅広く展開している象印は、「まほうびん構造」を応用し保温力の高い商品をラインナップしています。

• 電気ポット「優湯生(ゆうとうせい)」シリーズ
  電気でお湯を沸かして魔法瓶で保温するため、消費電力を抑えています。1300Wですばやく大量のお湯を沸かせるのも特徴です。

• 「カフェドリップ給湯機能」搭載
  コーヒーを淹れるのに便利な、小量でお湯を注げる機能です。お湯が飛び散らず、ゆっくりと味わいのあるコーヒーを淹れられます。

象印の電気ポットについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

おしゃれだけど高性能な電気ポットが欲しい方にはタイガーがおすすめです。タイガー魔法瓶は象印と並ぶ魔法瓶の老舗メーカーで、真空断熱技術を駆使した保温性の高い電気ポットを展開しています。スクエアタイプのおしゃれなデザインのポットも人気があります。

• 電気ポット「とく子さん」シリーズ
  タイガー魔法瓶の電気ポットは、おしゃれでデザイン性が高いのが特徴です。また、「高真空二重瓶」で魔法瓶とステンレス製の2重の構造になっているので、省エネでの保温もできます。

• 安全機能にこだわっている
  タイガー魔法瓶の電気ポットは、蒸気レスやチャイルドロックなど安全機能が充実しています。搭載機能は以下の通りです。

タイガーの電気ポットが気になる方は、ぜひ以下の記事も併せてチェックしてください。

ヒロコーポレーションは、家電・雑貨・衛生用品など、幅広いジャンルの製造・販売をしているメーカーです。電気ポットは、2.2L・3.2L・5.0Lの3種類があります。

• 価格が比較的安い
  ほかのメーカーの5リットル電気ポットは価格が1万円を超えるモデルが多いですが、ヒロコーポレーションの5リットル電気ポットは7千円程度です。比較的リーズナブルな価格で購入できます。

• 快適に使える基本的な機能がそろっていて使い勝手がいい
  空焚き防止機能・温度調節・再沸騰モードなど、快適に使える機能が標準搭載されています。操作ボタンも少なく簡単に使えるので、お年寄りのいるご家庭でも安心です。

総合電機メーカーとしてお馴染みのパナソニックの電気ポットは、高性能で省エネに優れている点がおすすめです。機種のラインナップは多くないですが、弱アルカリ沸騰や学習省エネなど、機能面は安定しています。大手メーカーの安心感で選んでいる方も多いです。

シンプルで使いやすい電気ポットが欲しい方にはピーコックがおすすめです。ピーコックも魔法瓶を製造するメーカーで、電気ポットやタンブラーをはじめとした電気調理器を展開しています。

ピーコックの電気ポットは無駄な機能のないシンプルなつくりが特徴で、誰にでも扱いやすく価格もお手頃な点が魅力です。容量は2～3Lのものが中心ですが、1.2Lや4Lの商品も販売しています。

おしゃれなデザインの電気ポットが欲しい方にはアイリスオーヤマがおすすめです。アイリスオーヤマは安いうえに使いやすい家電を多数販売している人気ブランドで、電気ポットも低価格と高性能を両立しています。

インテリアにも馴染むおしゃれなデザインも多いので、一人暮らしの方にもおすすめなブランドです。

ここからは電気ポットを選ぶ上での、前提知識を解説します。編集部では実際に電気ポットを購入した500名を対象に、アンケートを行いました。

そこで本記事は、単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入後の後悔を抑える内容になっています。

• 電気ポットの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心して電気ポットを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、たった3つのポイントを意識するだけで電気ポット選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①使うシーンに合った給湯方式を選ぶこと

②必要な容量を確認して選ぶこと

③魔法瓶搭載のものを選ぶこと （エアー式は除く）

これだけです。「給湯方式って何？」「必要・不必要をどう決めるの？」っと思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 使用するのが主に屋外か室内かその両方かを決める
• 飲む人数に合わせて容量を決定
• 電気代・保温の観点から魔法瓶はマスト

これが失敗しない電気ポット選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

先述の通り、5L以上の電気ポットは5人以上の家族や、来客が多い家庭におすすめです。ただ、家庭用の電気ポットは容量2～3Lのものが主流で商品数も多いです。

以下の記事は、容量ごとにおすすめの電気ポットを紹介しています。探している容量に近いものがあれば、ぜひチェックしてみてください。

魔法瓶以外に節約する術はないか

と思っている方は必見です。

電気ポットには省エネ機能が搭載されているものがあります。その内容はメーカーそれぞれで、趣向を凝らしています。

タイマー機能があれば、外出時や就寝中は保温が切れるように設定できます。使わないときも保温していると電気代がかさみますが、この機能があれば余分な電気代を減らせます。

また、長時間使っていない時に自動で保温が切れるオートオフ機能があれば、さらに電気代を節約＆省エネできますよ。

他に気にすべき項目があるのではないか

ここまでで失敗しない電気ポットを選ぶことができるようになりましたが、これだけで本当に大丈夫かなと不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

できれば重いのは避けたい

と考える方も多いのではないでしょうか。

ただ、重さは容量や機能面を充実させるにつれて増えていきます。しかし一つ言えることとして、高機能電気ポットの重量は3kg前後の機種がほとんど。3kgは許容して選んだ方が選択肢が増えるのでおすすめです。

また、軽量の2kg以下の機種は温度設定の段階が少なかったりと機能面が削られている傾向があります。重さを気にしすぎて必要な機能がないという事態にならないよう注意してください。

電気ポットの機能でおすすめなのは、マイコン制御により保温温度を選べるものです。段階的に選べるものや1℃単位で細かく設定できるタイプもあります。

お湯を必要とする飲料は種類によって適温があります。以下に代表例をまとめました。飲みたい物によって温度を調整できるのはとても便利ですよ。

温度調節できる電気ポットについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

浄水機能・カルキ抜き機能が搭載されている電気ポットを選べば、ポットの水が沸騰した後も継続して加熱を行いカルキを取り除いてくれます。

カルキ臭やカビ臭を抑えたお湯を使えば、コーヒーやお茶もより美味しく抽出できるのがメリットです。ただし、ポットに付着したカルキ汚れを落とす機能ではないので、お手入れは定期的に行いましょう。

小さな子どもがいるご家庭では、安全機能が充実したタイプの電気ポットがおすすめです。以下に主な安全機能をまとめましたので、チェックしてみてください。

蒸気を抑えた蒸気レスタイプのポットを選べば、火傷を防げるうえに天板のある棚やワゴンに収納しても水滴が付かないので防カビ効果が期待できます。子供がいるご家庭や、置き場所が天板のある場所しかない方におすすめです。

以下の記事では蒸気レスの電気ポットを紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

電気ポットってどんな素材で出来てるの？

と思われる方もいるのではないでしょうか。

電気ポットはステンレス製・プラスチック製の2つがあります。それぞれわかりやすくメリットとデメリットをまとめました。

以上になります。何を重視するかは人それぞれなので、「メリットが多い」「このデメリットなら許容できる」と思う方を選択しましょう。

電気ポットのお手入れを楽にするためにおすすめなのは、上蓋が外せるタイプや広口タイプを選ぶことです。内部が洗いやすくなり、お手入れのストレスを減らせますよ。

また、クエン洗浄ボタンがある機種を選ぶのもおすすめです。ボタンで洗浄メニューを選択できると、スムーズにお手入れができます。ただ、このボタンはなくてもクエン酸を使ったお手入れは可能なので、あればくらいの認識でも問題ないでしょう。

5リットルでは少ない・多いと感じる方は、6リットルや4リットルのモデルも気になりますよね。あわせて4リットルのモデルを3選ご紹介するので、チェックしてください。

6リットル以上の電気ポットは、現状では大手メーカーから販売されていません。まれに6リットル以上のモデルが販売されていますが、ノーブランド製品やマイナーなメーカーの製品です。大手メーカー以外の製品は、安全性や耐久性が心配でおすすめできません。基本的には、5リットルのモデルを購入して、こまめに水を足したり、複数の電気ポットを使ったりするのがおすすめです。

4リットルの電気ポットは一般的なサイズのため、さまざまなメーカーから販売されています。5リットルサイズは一般家庭では多すぎると感じるかもしれませんが、4リットルであれば大家族で使いやすいサイズです。

4リットルは、小さめのマグカップで約28杯分に相当します。二世帯・三世帯で同居している家族でも、丸一日たっぷり使えるため、継ぎ足しの必要がなく楽ちんです。

便利なおすすめの4リットルの電気ポットを3選紹介します。

5リットルの大容量電気ポットだと、お湯を使いきれない時があります。残ったお湯は次の日も使って安全なのか不安な方も多いです。一度沸騰したお湯は殺菌されるため、雑菌の心配はなく、最長で3日程度なら問題ありません。

しかし、電気ポットの中は一度お湯を入れるとミネラル成分やカルキで汚れ、そのままお湯を沸かすと味に影響が出ます。おいしいお湯やポット内の清潔さにこだわるなら、電気ポットのお湯は毎日新しく取り換えるのが無難です。

手間がかかって面倒と感じる方も多いと思います。しかし、5リットルの電気ポットを使うときは、毎日お湯を入れ替えて、お手入れもこまめにするのが大切です。

電気ポットにかかる電気代は、各メーカーで算出しているため参考になります。たとえば、象印の蒸気レスVE電気まほうびん3.0リットルの電気ポットの場合、湯わかし時の消費電力が700Wです。1日当りの消費電力量は0.68kWhで、年間にすると消費電力量は249kWhとなります。

これを電気代に換算すると約7,200円から7,900円です。これは3.0リットルの電気ポッドなので、4.0リットルだとさらにプラスの料金がかかります。

大容量の5リットルの電気ポットは、ご家庭だけでなくオフィスでも活躍します。とくに、寒い冬は温かい飲み物を飲む機会が増えるので欠かせないアイテムです。大家族の方やオフィスで使用したい方は、本記事を参考に機能面や安全面をチェックして、用途に合った商品を選んでください。