【2024】場所を取らないスリム扇風機おすすめランキング｜おしゃれなタワーファン

夏の暑さを凌ぐのに、必須とも言えるアイテム。それが、扇風機！エアコンはもちろん、それだけでは耐えられない暑さ。もっと直接的に涼を得たい時に活躍してくれます。そんな扇風機の中でも、近年注目を浴びているのが場所を取らない筒型が特徴のスリム扇風機「タワーファン」です。

スリム扇風機とは、扇風機の象徴とも言える羽根が見えない縦型の扇風機をいいます。一般的なリビング扇風機にはない魅力がたくさんある商品なのですが、いざ購入しようと店を訪れてみても、違いがわかりにくいですよね。

そこでこの記事では、スリム扇風機の特徴や実際に購入した人の声、選び方やおすすめの商品などさまざまな情報を紹介しています。ぜひ、最後まで読んで自宅にピッタリのスリム扇風機を購入してください。

スリム扇風機（タワーファン）は、本体内部に設置されているシッコロファン（換気扇に使われている細長い羽を筒型にしたファン）を回転させ風を送る仕組みとなっています。

また、ダイソンの場合は気圧を利用してスリットから大量の空気を送り出す仕組みです。

このため、プロペラ状の羽を回転させ風を送る扇風機とは構造が異なります。

プロペラ式の扇風機は3,000円前後のリーズナブルな価格帯が充実していますが、スリム扇風機は5,000円～10,000円前後と本体価格が比較的高価です。価格は若干高めでもスリムなため置き場所を取らないので、狭い場所やワンルームの1人暮らしの方にもおすすめします。

【スリム扇風機・扇風機の違いを比較】

スポット送風ができるので自分がいる場所だけに風を送りたい場合に最適。広い部屋で隅々まで風を送りたいなら扇風機、スポットで風を送りたいならスリム扇風機を選ぶのがおすすめです。

スリム扇風機は、コンパクト設計でオシャレです。羽がないので小さな子供がやペットがいる家庭でも安心して使えるメリットが。しかし、価格が普通の扇風機に比べて高かったり首振りの可動範囲が狭かったりとデメリットもあるので、スリム扇風機のメリットとデメリットを紹介します。

まずは、スリム扇風機のメリットを見ていきましょう。簡単にまとめると以下のようになります。

• 狭いスペースにも設置可能なスリム形状
• オフシーズンの収納に困らない
• お洒落なリビングやダイビングに馴染むデザイン性
• 羽根がなく安全性が高い

細長い縦型の省スペースなデザインなので、扇風機が置けない場所でも無理なく置けて、オフシーズンの収納にも困りません。また、お洒落なリビングやダイビングに馴染むデザイン性なので、インテリアにも馴染むところが人気の理由です。

さらに、羽がなく安全性も高いです。小さい子どもやペットがいると、ちょっと目を離した隙に扇風機に近づき、思わぬ怪我をしたらどうしよう…と不安があります。しかしスリム扇風機は羽を使用せずファンにも手が届かないので安心です。

次はデメリットについてまとめてみましょう。以下のようになりますので、導入を悩んでいる人は要チェックです。

• 左右への首振り範囲が狭い
• 上下の角度調節が出来ないタイプが多い
• 一般的な扇風機に比べると、運転音が大きい・風量弱め
• 構造が複雑になりやすく、お手入れがしにくい

首振り範囲が狭く角度調節が多い、左右への首振り範囲が狭い、上下の角度調節ができないのは不便に感じられる場合もあります。基本的にスリム扇風機は首振り範囲はあまり広くなく、上下の角度調節ができないものもあります。またお手入れの面でも複雑な構造で簡単に外して洗えないのはデメリットです。

さらに、スリム扇風機は基本的に風が強くないため、「強モード」で使用する人も多いです。しかし、強くすれば羽根の回転数が上がり運転音も上がるため、就寝時や寝室では音が気になる場合があります。またこの背が高い構造上、地震時に倒れる可能性もあるため、小さなお子さんやペットがいる家庭では本体を固定するなど配慮しましょう。

スリム扇風機の購入にチェックしておきたいのが、風向きです。風向きを上下に切り替え可能なタイプは、床に座った状態から立った状態まで幅広いシーンに使えます。安い製品は気軽に購入できますが、ルーパーが動かせないと使えるシーンが限られるので気をつけてください。

左右に風向きを変更できるものでも、角度が狭いと広範囲に風を送れません。首振り角度が何度あるのかも要チェックです。首振りについては、本体が左右に動くタイプと、本体は動かず内部のファンだけが左右に動くタイプがあります。

前者は広範囲に動くものが多く、後者は首振り角度が狭い傾向があるので構造も確認しましょう。上下や左右の首振りは、手動なのか自動なのかでも使い勝手は変わってきますので、使いやすいと思えるものを選んでくださいね。

スリム扇風機の中には、水や保冷剤で冷たい風を送れるものや、ファンヒーターのように温風によって暖房機能を搭載している製品もあります。ただしスリム扇風機に付随する機能のため、クーラーやファンヒーターと同等の機能ではありません。

簡易的な機能でもスリム扇風機1台で冷暖房に対応できれば、個別に家電を買わずに済むので経済的です。エアコンは冷えすぎるので苦手な方や、ピンポイントで暖めたい場合に活用できます。

スリム扇風機は背が高いので、子どもやペットがいる家庭では安全性を重視して選びましょう。背が高くない製品なら倒れにくいですし、羽根のないタイプなら羽根に触れないので怪我のリスクを軽減できます。

ファンタイプの場合は子どもやペットの安全性に配慮して、送風口に指が入らないような工夫がされているか、送風口が子どもやペットの手の度とかない高い位置にあるかを確認しましょう。触れると止まるチャイルドロック機能があるとより安心です。

暖房機能を搭載している製品を選ぶ際は、火傷事故防止への配慮や工夫がされているかどうかも確認しておくのがベストです。

スリム扇風機は長時間使用する場合が多くなるので、稼働する時間に応じて電気代もチェックして選ぶのがおすすめ。省エネ性能が高いのは、消費電力が20W～30Wの製品です。電気代は1kWh単価を27円で計算すると割り出せます。

消費電力が20Wの場合は1時間あたりの電気料金は約0.54円、消費電力が30Wの場合は1時間あたり約0.81円です。1日12時間使用しても2OWなら約6.48円、30Wなら約9.72円とそれほど気にならない金額です。

自動タイマーオフ機能や、省エネ運転モード、自動温度センサーを搭載した製品を選べば、うっかりしていても電気の無駄遣いを防げますよ。

スリム扇風機には空気清浄機機能やタイマー機能を搭載した製品もあります。利便性を重視して選びたい方はこれらの機能が搭載しているかどうかもチェックするのがおすすめ。空気清浄機機能とタイマー機能2つの機能を詳しくみていきます。

スリム扇風機に空気清浄機能を搭載した製品なら、風を送りながら部屋の空気を清潔に保てます。衛生的な環境で過ごしたい方におすすめです。空気清浄機能が搭載されている場合は、フィルター清掃が必要になるので手入れのしやすさもチェックしておくのも大事です。

別途空気清浄機の購入を検討している場合も、1台で済めばコストを抑えられます。2台分を1台で兼用できれば、設置スペースも取りません。メーカーによる違いがあるものの、花粉や有害ガスを除去できるものもあります。

タイマー機能が付いていると使い勝手が良くなります。切りタイマーは就寝時に便利ですし、入りタイマーがあれば朝起きる時間や日が出て暑くなる時間に合わせておけます。寝るときに扇風機がないと眠れないけれど、冷えすぎ困る方にはお休みモード付きがおすすめです。

スリム扇風機は広範囲に風を送れるので、離れた場所で使う機会が多くなります。リモコン付きならソファやベッドから動かず、風量や風向きを調整出来て便利ですよ。

どの扇風機を選べばいいかわからない！

この記事にたどり着いた皆さんも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか？

本記事の目標はズバリ、

簡単に扇風機選びの失敗をなくすこと

です。

今回の記事では、選び方の解説に加えて実際に扇風機を購入した方500名を対象に行ったアンケート結果も取り上げ、購入前の不安を解消できる内容になっています。ぜひ最後までお付き合いください。

☆この記事を読めば失敗しない扇風機を選べます！

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実は、たった3つのポイントを意識するだけで扇風機選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】の扇風機に行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

モーターで何が変わるの？

と不思議に思われる方もいるのではないでしょうか。

扇風機には「DCモーター」と「ACモーター」の2種類あります。それぞれの違いを表にまとめました。

ほぼすべての項目で、DCモーターがACモーターを上回っています。扇風機は基本的にDCモーターが搭載されているものを選ぶようにしましょう。

価格の差を気にする方もいるかもしれませんが、風量段階が少なく静音性にもかけるACモーター扇風機は、購入後に後悔する可能性が高いです。

DCモーターでも5,000円前後とお手頃の価格もありますので、ぜひDCモーターの扇風機を選んでみてください。

就寝時には静音性が高いDCモーターの扇風機！

より静音性が高いモデルを求めるなら、DCモーターかつ騒音値が30dB以下であるかをチェックしてみましょう。中には最小作動音が7.5dBと非常に静かなモデルもありますよ。

扇風機の騒音値は大きいものだと50dB前後あります。例えると、家庭用エアコンの室外機レベルの騒音です。

確認しないで購入すると後悔する可能性が非常に高いので、しっかり確認してください。

細やかな風量調節はDCモーターだからこそ

DCモーターを採用したモデルは、5〜15程度の風量調節ができます。

ACモーターは弱・中・強の３段階が主流なので、「中だと弱すぎで、強だと強すぎる！」なんてヤキモキする場合があります。

細かく調整できるDCモーターなら、気温や体温の変化に合わせて柔軟に扇風機を使えますよ。

タワーファンはプロペラがないので、吸気口や本体を拭き掃除するだけです。お手入れを楽にしたい方にはぴったりです。

ただ、吸気口は表面しか拭けないため、掃除機で吸っても奥の埃が気になる場合があります。衛生面が気になる方はストレスに感じる可能性も。

一方、一般的な形の扇風機であるリビングファンは分解して洗う手間はかかりますが、ホコリをしっかり落とせます。衛生面が気になる方はリビングファンも選択肢に入れて検討してください。

他に気にすべき項目があるのではないか

と不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、扇風機購入者421名が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目を見てみましょう。

最も後悔が多い項目は「静音性」となりました。「寝ているときに扇風機の音で起きることがある」などの声が届きました。

静音性に関する後悔の声がたくさん届いたので、以下に一部抜粋してまとめました。購入前の皆さんは同じ思いをしないよう気をつけましょう。

静音性の解説を再度確認したい方は、もう一度選び方①に戻りましょう。

「思っていたより大きくて想定していた設置場所に置けない」とならないよう、扇風機の大きさが設置場所に合うかを確認しておきましょう。

421名に聞いたアンケートでも「思ったより場所を取って使わないときに場所を取る感じがする」などの声が届きました。

設置場所の幅・高さ・奥行きを必ず測り、購入予定の扇風機を置いたときどれくらい場所を取るか確認してみてください。

購入前には、扇風機の電源コードが設置場所近くのコンセントに届くかを確認しておきましょう。

扇風機購入者421名に聞いたアンケートでも「本当に置きたい場所までのコードがあと少し足りなかった」「延長コードを使用している」などの声が届きました。

購入前に把握しておけば、ケーブルが長いモデルを探したり、延長ケーブルを準備したりでき、購入後に困る要因を減らせますよ。

扇風機の静音性を意識する際、盲点となりやすいのが首振り音です。使ってみて初めて、首振り時のヒンジからカタカタ音がする場合があります。

ただ、メーカーに問い合わせをしても故障でなければ「仕様です」と言われる場合が多いです。

特に価格の低い商品で発生する場合が多いので、購入前に首振り時の音に関する口コミがないか確認するのが安心ですよ。

実は、扇風機のなかにはバッテリー搭載タイプのものがあります。このタイプは充電後、一定の時間コードレスで稼働させることができます。

短時間しか使わない方、コードの煩わしさを解消したい方は導入を検討してもいいでしょう。

近年、Wi-Fi対応扇風機が増えています。筆頭はダイソンの羽なし扇風機で、最新モデルは基本的にすべてWi-Fi対応でアプリで操作が可能です。

他にも、スマート扇風機など新しいジャンルの商品も増えています。スマートスピーカーと連携させれば声で操作可能なので、風量を変えるときの面倒さを解消できますよ。

日立は大正時代から扇風機を製作している世界有数のメーカーです。日立の扇風機は独自技術で、扇風機の風が苦手な人でも心地よく風に当たれる「うちわ風」を実現しています。

全機種にチャイルドロックが搭載されており、小さいお子さんがいるご家庭でも安心して扱えます。

パナソニックは性能が高い扇風機がラインナップされています。8段階の風量調節・7枚羽根、ナノイーを搭載しているものまであります。

高性能の分価格は高めですが、予算に余裕がある方はぜひチェックしてみてください。

山善は、扇風機のラインナップが豊富なメーカーです。DCモーターやACモーター採用のリビングファンはもちろん、ハンディファン・小型の卓上ファン・クリップファンなどさまざまな扇風機を販売しています。

商品数がとても多いので、お気に入り商品を見つけやすいのが特徴です。また、10,000円以下の壁掛け扇風機やサーキュレーターも人気でコスパも優れています。

ダイソンは羽根なしのおしゃれな扇風機を取り扱っています。据え置き・タワー型・卓上があり、用途に合わせてサイズを選べるのが特徴です。

価格は30,000〜60,000円台と高めですが、空気洗浄機の機能も搭載されているので、1年を通して使えます。また、高速回転する羽根がないので、小さいお子さんがいても安心して使えるのも嬉しいですね。

アイリスオーヤマは、ハンディファンからリビングファンまで幅広いラインナップで扇風機を販売しており、中でもサーキュレーターは人気の商品です。

全体的に価格が安い商品が多く、DCモーター採用のモデルも10,000円前後で購入できるのでコスパに優れています。また、種類も多いので用途に合った商品を見つけやすいのが特徴です。

スリム扇風機のお手入れ手順は次の通りです。

1. 背面の吸気口にたまっているホコリを掃除機で吸い取る
2. フィルターにたまったホコリを掃除機で吸い取り水洗いする
3. タッチパネルの手垢を拭き取る

スリム扇風機は背面に吸気口がありそこにホコリがたまります。ホコリは内部にもたまりやすいのですが、分解出来ない場合はできる範囲だけホコリを吸い取っておきましょう。フィルターの取り外しが可能なタイプは、フィルターにたまったホコリを掃除機で吸い取った後に水洗いでOKです。

ホコリ以外では、タッチパネルやボタンに手垢汚れが付着します。汚れをそのままにしておくと黒ずんでくるのでこまめに手入れをしてください。手垢や皮脂は雑巾にアルコール除菌スプレーを含ませ拭き取るのがおすすめです。

スリム扇風機は省エネスペース設計なので、狭い部屋にも使いやすいのが嬉しいところです。デザイン性も高くインテリアに合わせて選べるのもポイント。風量調整をすればシーンに合わせて最適な心地いい風を感じられますよ。ライフスタイルに合わせて最適な1台を見つけてくださいね。