【2024】ポータブルクーラーおすすめ15選｜車中泊・キャンプにも【自作できる？】

暑い夏場の車中泊やキャンプで大活躍するポータブルクーラーやポータブルエアコンは車内やテント内を涼しく快適な温度にしてくれます。夏場は熱中症の危険性も高くなるため、車中泊やキャンプには1台あると非常に安心です。

ポータブルクーラーは電源方式や排水方式など選択すべきオプションの幅が広く、小型なものから、排気ダクトなしの商品といったさまざまな展開があるためどれを選んだらいいのか迷いますよね。そこで今回はポータブルクーラーの選び方について詳しく解説していきます。

さらに、アウトドア以外での活用術やネットで話題になったポータブルクーラーの自作方法、ナカトミやアイリスオーヤマといった人気メーカーの商品を含むおすすめ15選などポータブルクーラーの気になる情報を深く掘り下げます。購入で迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

ポータブルクーラーとは一般的な壁掛けエアコンとは異なり、移動させたり持ち運べたりするエアコンです。この記事ではポータブルクーラーの中でも室外機不要のタイプをご紹介します。

ポータブルクーラーの種類と特徴、メリット・デメリットを表にまとめました。「スポットクーラー」「スポットエアコン」「冷風機」に明確な違いはありません。

室外機不要・工事不要のポータブルクーラーは車中泊やキャンプなどのアウトドア以外でも幅広いシーンで使えます。1つ持っておくと便利です。

• 賃貸マンションのようなエアコンの取り付けが難しい部屋
• 室外機を設置できない部屋
• 台所やお風呂場などをピンポイントで冷やしたいとき（電気代の節約にも！）
• 部屋干しした洗濯物を効率的に乾かしたいとき（除湿機能がおすすめ）
• 災害時や停電時（ポータブル電源など必要）

以下の記事ではポータブルクーラーと同様に室外機不要・工事不要の窓用エアコンを紹介しています。移動や持ち運びはできませんがポータブルクーラーより冷房能力が高いため、気になる方はぜひチェックしてくださいね。

ポータブルクーラーは、利用シーンに合わせた大きさで選んでいきましょう。設置場所に見合わないサイズだと無駄に電気代を消費してしまいます。たとえば、狭いテント内や車内で大型のポータブルクーラーを使うと、かえって冷えすぎる場合もあり、電気代の消費も大きくなります。

冷やしたい空間が少ししかないのであれば、コンパクトサイズのポータブルクーラーを選びましょう。コンパクトであれば、車内だけではなく、アウトドアでも使用でき、幅広く活用できます。

購入しようとしているポータブルクーラーのサイズと、利用シーンの確認を忘れないようにしながら、商品を選んでみてくださいね。

ポータブルクーラーの主な電源方式は以下の2つです。

• シガーソケット方式
• AC電源方式

車中泊などでは、シガーソケット方式のポータブルクーラーが便利です。もしくは充電式のポータブルクーラーでもいいです。シガーソケットがあればポータブルクーラーが使えるため、車内で役立つ電源方式です。

一方、AC電源方式は、コンセントを使って電源を供給するため、使用場所が限られます。ただ、最近ではキャンプ場などでもAC電源を備えている場所が多く、機材を揃えれば車内でも使用が可能です。AC電源タイプを車内で使用する場合は、変換用インバーターが必要になります。

持ち運びやすさでポータブルクーラーを選ぶ方法もあります。ポータブルクーラーは移動させて使うもののため、持ち手付きの商品がおすすめです。一般的に運びやすいとされる重量は、男女ともに10kg～15kgとされています。

ただし、力の弱い方が10kg以上のクーラーを持ち運ぶのは楽ではありません。運びやすさを重視するのであれば、キャスター付きのポータブルクーラーをおすすめします。自分にとって持ち運びやすい工夫がある商品を選びましょう。

ドレン水の排出方法でもポータブルクーラーを選べます。ドレン水とは、クーラーが冷風を吹き出す際にでる排水です。このドレン水をどのように排水するのかは、それぞれのポータブルクーラーによって異なるため、商品を選ぶ際は排出方法も確認しましょう。

クーラーの本体内で水を循環させるため排水を出さないノンドレンタイプの商品は、たいへん使い勝手がいいのでおすすめです。室外に水を排出する必要がないため、楽なのがこのタイプの特徴といえます。ドレン水用のホースを外へ出す手間が省けるため、車内でも使いやすいタイプのポータブルクーラーです。

ポータブルクーラーは静音性の高さも重要です。静音性が高い商品であれば、使用場所を選ばないためどこでも使えます。ポータブルクーラーの静音性が高いかどうかは、dB（デシベル）の数値をチェックしてください。

dBの数値が小さなものほど、ポータブルクーラーが静かに使えます。ちなみに、図書館のような静かな場所は約40dBです。ポータブルクーラーの運転音が40dB以下であれば、かなり快適に使えるため、運転音に敏感な方はできるだけ音が小さいモデルの商品を選ぶのがいいです。

ポータブルクーラーを購入する際に確認しておきたいのが、1つはリモコンの有無です。車内でポータブルクーラーを使う際、リモコンがあると大変便利です。せっかくポータブルクーラーで涼しく、くつろぐためには寝そべったまま操作したいものです。

2つめは風向き調節ができるかどうかです。できれば、ルーバーを下に向けれるものがおすすめです。体に直接冷風を当てることでより涼しさを感じることができます。吹き出し口が上部にあり風向きが変えれないとなると車内で寝そべった状態では冷風が当たりません。

車中泊やアウトドアで使用するなら「LEDライト」がついていると暗い場所での操作に困りません。また、小さなお子さんがいるご家庭では「チャイルドロック機能」搭載をおすすめします。

ポータブルクーラーによって搭載している機能はさまざまですので、自分に必要な機能がついているか確認してから購入しましょう。

ポータブルクーラーを取り扱うメーカー・ブランドは数多くあるので、どこの商品を選ぶべきか悩みますよね。それぞれのメーカーによって特化しているポイントも多様なので、求める機能や使う環境と照らし合わせて、自分にあったメーカー・ブランドを選択しましょう。

• ダイキン：スリムでコンパクトなデザインが人気。持ち運んで使用したい方におすすめ。
• アイリスオーヤマ：コスパの良さに定評あり。インテリアの邪魔をしないシンプルなデザインが多い。
• スイデン：広い場所での使用を想定した商品が多く、オフィスや工場などでの使用にぴったり。
• ナカトミ三：冷房だけはなく送風、除湿の機能がついた便利な製品が充実。

最近では自作のポータブルクーラーも話題になっています。ガラリ（換気口）・小型のファン・クーラーボックス・保冷材の4つを材料として、比較的簡単に作れます。自作ポータブルクーラーに興味がある方は、自作してみるのもひとつの方法です。

自作するために使うパーツは、どれもホームセンターなどで揃えられるため、市販のポータブルクーラーよりも、コスパは抜群です。気になる方はチェックしてみてくださいね。

作り方

1. 喚起口となるガラリ用の丸い穴をクーラーボックス側面に空ける
2. 小型のファン用の四角い穴をクーラーボックスのフタ部分に空ける
   
3. ガラリと小型ファンをクーラーボックスにくっつける
4. クーラーボックスの中に、保冷剤を入れ、PCファンをモバイルバッテリーにつなぐ

保冷剤が溶けると水が底にたまってくるため、下にタオルを一枚敷いておくといいです。また、モバイルバッテリーは熱を持つと発火する恐れがあるので、熱を帯びたら直ちに使用をやめるなど、扱いには十分気を付けましょう。

夏場のキャンプには必須のクーラーボックスもチェックしていきましょう。購入した食材を新鮮に保ち、飲み物は冷たいまま保管できます。夏場のアウトドアでは持っていないと不便なアイテムのため、この機会に揃えてしまうといいです。

アウトドアだけではなく、スポーツ観戦や運動会などさまざまなシーンでクーラーボックスは使えます。ぜひ、自分の用途に合わせて、使いやすいお気に入りのクーラーボックスを探してみてください。

キャンプ・アウトドアでポータブル電源は欠かせないものとなってきています。アウトドア中でもスマホの電源は落としたくないですし、電気の明かりがあれば周囲をより明るく保てます。ストレスが最小限になり、楽しいキャンプになります。

さらに、先ほど紹介したポータブルクーラーの詳細を見ればわかりますが、ほとんどのポータブルクーラーの電源はAC電源です。そのため、車中泊やキャンプでクーラーを使う場合ポータブル電源は必須アイテムです。冬場のキャンプではホットカーペットや電気毛布に利用できるので、一年中活躍するアイテムです。

以下の記事では、ポータブル電源をよりくわしく解説しているので、ぜひ併せてチェックしてください。

室内で用いる場合は、小型エアコンもコンパクトでおすすめです。通常のエアコンの高さは300mmほどありますが、この高さを250mmに抑えたものが小型エアコンと呼ばれています。

もし、室内を移動させて使う必要がないのであれば、小型エアコンながら室外機が付いているタイプがやはり使いやすいです。また、小型エアコンの中でも、室外機が不要な窓用の商品もあります。

以下の記事では、さまざまな小型エアコンをご紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

冷やしたい場所をピンポイントで冷やせるポータブルクーラーについて、選び方やおすすめ商品をご紹介しました。ぜひ本記事を参考にして、自分にピッタリのポータブルクーラーを購入し、暑い夏を快適に過ごしましょう。