【やらなきゃよかった？】レーシック手術ができる病院とおすすめの選び方を徹底解説

レーシック手術をしたいと思っても、「クリニックの選び方が分からない」「費用が分からなくて不安」と悩む方は多いですよね。本記事ではレーシックとはどんな手術なのか、クリニックをどうやって選んだらいいのかを詳しく解説します。

不安をなくして、失敗のないようなクリニックを選びましょう。この記事を読めば10分でクリニック選びができます！

• 角膜の厚みが足りない
• 白内障など目に病気がある人
• 持病があり術後の回復に影響がある人
• 18歳未満の未成年
• 妊娠・授乳中の人

レーシックでは角膜を削るため、厚みが足りないと施術できない可能性があります。また、白内障や緑内障といった目に病気がある場合や、持病の影響でレーシック後の回復に影響が出る方も施術を受けられません。

18歳未満の未成年は安定性が確保できないため、施術は受けられません。妊娠・授乳中は眼圧や屈折値が安定しないケースが多く、適切な手術が受けられない可能性があるため原則としては施術をしないクリニックがほとんどです。

レーシックの費用相場はおよそ20~40万円ほどで、使用している機械などによりクリニックごとに費用が異なります。レーシックには以下のような種類があり、使用する機械によって行える施術に違いが出ます。

またレーシックは保険適用外の自由診療にあたり、各クリニックが値段を決められます。そのため同じ治療法・機械でもクリニックによって費用の差が生まれます。

費用でクリニックを選ぶ際は、予算に合うかどうかだけでなく施術の内容も必ずチェックしましょう。自分に合った施術でなければ、効果が薄れてしまう可能性もあります。不安な場合には、カウンセリング時に細かな費用を聞いてみてください。また以下の記事でも詳しく述べているので、合わせてチェックしてみてください。

レーシック手術では手術費用だけでなく、事前の検査費用やアフターケア代がかかります。そのため、手術費用の中にどこまでの費用が含まれているのか確認しておきましょう。またクリニックにおいては保障期間を設けているところもあります。アフターケアや保証制度に別途費用がかかる場合には、その詳細も聞いておくのがおすすめです。

事前検査では角膜の状態などを細かくチェックし、レーシック手術が可能か判断します。この事前検査の質によっては手術でのリスクが高まる可能性があります。

事前検査の質の高さを判断するのは非常に難しいので、セカンドオピニオン※として検査無料のクリニックを利用するなど、複数のクリニックで検査を行うのがおすすめです。

※よりよい決断をするために、専門的な知識を持った第三者に求める「意見」

レーシック手術をして「後悔した」「失敗した」といった想いをしないためにも、実際にクリニックで手術を受けた人の意見を取り入れるのも大切です。口コミはGoogleの口コミ機能などからチェックできます。

チェックしたいポイントは以下5点になります。

• 医師や看護師の対応のよさなど、院内の雰囲気
• 手術に対する説明の丁寧さ
• かかった費用(HPで提示されている料金と違いはないか)
• 術後の経過がどうだったか
• アフターケアについて

それぞれのクリニックに良い口コミと悪い口コミがあるので、両方をチェックしながら検討してみてください。もちろん院内の雰囲気や対応への感じ方には個人差があるため、すべてを真に受ける必要はありません。自分が何を重要視するかも照らし合わせながら、自分にぴったり合うクリニックを選んでみましょう。

レーシック手術は1回の通院だけでなく、事前検査やアフターケアなどで複数回来院しなければなりません。そのため、通いやすさも視野に入れてクリニックを選びましょう。特に異常がある場合は車での運転は避けた方が良く、運転せず通える場所を選ぶのも重要なポイントです。

ここまでクリニックの選び方について紹介してきましたが、それじゃあ結局、どこが良いの？と思う方も多いはずです。そこで、選び方の結論としてクリニック3つを紹介します。

ここで紹介するクリニックは、以下の3つです。

• 手術実績が豊富でリーズナブルな「品川近視クリニック」
  ※2004年10月1日から2022年7月30日までの症例数132万以上
• 眼科専門医が多数在籍する「先進会眼科」
• オンライン相談が可能な「新宿近視クリニック」

それぞれのクリニックの違いを、以下で詳しく見ていきましょう。

*費用は両目の場合。税込み。

*2 既定の期間内

以上のように、クリニックごとに特徴が異なります。品川近視クリニックではベーシックなレーシックが10万円以下で受けられるほか、無料の託児所などが利用可能です。

先進会眼科は1～3年のアフターケアが付いており、術後のケアもしっかりしてくれます。一定期間内の相談や受診が無料でできたり、再照射・追加矯正が無料で行えたりするのが魅力です。

新宿近視クリニックはオンライン相談ができ、再手術の無料保証がついているのが特徴です。それぞれのクリニックをチェックしながら、自分に合うところを探してみましょう。

レーシックには短時間かつ低価格で手術ができるメリットや、ハローグレア現象といったリスクが出るなどのデメリットがあります。

以下の記事でもレーシック手術におけるメリット・デメリットについてまとめているので、詳しく知りたい方は合わせてチェックしてみてください。

レーシックのメリットはなんといってもメガネやコンタクトが不要になり、裸眼で生活できる点です。手術自体も片目約10分ほどと短時間で終わります。痛みも少なく、約1日~1週間ほどで視力が安定するため仕事を長期間休みたくないといった方にも向いています。

*2週間のソフトコンタクトレンズを使用し続けた場合

レーシックが両目で20万円と考えると、コンタクトレンズを10年使用した時点でレーシックの方が安い計算になります。長い目で見るとレーシック治療で費用を抑えられるのも嬉しい点ですね。

レーシック手術では角膜を削ってレーザーを照射しますが、削った角膜は元に戻せません。そのため、術前の状態に戻したいと思っても不可能です。後悔しないためには、以下のポイントに注目しながらクリニックを選びましょう。

• デメリットやリスクを説明してくれるか
• 納得できない場合の再手術ができるか
• 術後の診察やケアが充実しているか

レーシック手術には、少なからずリスクがあります。主なリスクにはハローグレア・ドライアイなどがあります。ハローグレアは夜の光の見え方に異常が出るもので、光がにじんだりもやがかかったように見えたりします。

ハローグレアやドライアイなどは術後しばらくするとおさまったり慣れたりするケースが多いですが、気になる場合にはクリニックに相談してみましょう。

レーシック手術を受けたあとは、一定の割合で「近視の戻り」が発生します。これにより、視力が低下してしまい可能性がありますが、全体の約5%ほど※と言われています。以下に、南青山アイクリニック東京における手術後の視力低下に関する質問への回答があります。

※南青山アイクリニック参照：https://minamiaoyama.or.jp/qa/lasik_after.html

レーシックとICLの違いや、どちらが向いているのかわからないという方もいるでしょう。どちらも同じ視力回復手術ではありますが、それぞれ手術方法が異なり、人によって適正もあるため好きなほうを選べるというわけではありません。

以下の記事ではレーシックとICLの違いや、それぞれのメリット・デメリットについて解説しています。合わせてチェックしてみてください。

事前検査の内容はクリニックによって多少異なりますが、視力検査だけでなく「角膜形状解析」や「角膜厚測定」など約10項目前後の場合がほとんどです。

• 角膜内皮細胞検査
• 角膜厚測定
• 角膜形状解析
• 眼圧検査
• 視力検査
• 涙液検査
• 眼底検査
• 瞳孔径測定
• 他覚的屈折検査
• 自覚的屈折検査
• 細隙灯顕微鏡検査

多くの検査を行うため約3時間程度かかります。検査日はアイメイクを控え、目を酷使しないようにしましょう。また、コンタクトを装着している方は、事前検査からさかのぼって数日～数週間コンタクトを外さなければなりません。

レーシック手術はリスクが少ないと言われていますが、危険性がないわけではありません。手術によって、以下のような症状が出る場合があります。

• 近視の戻り
• ドライアイ
• 角膜混濁
• 角膜不正乱視
• ハローグレア
• フラップのトラブル
• 感染症

近視の戻りに関しては一定の割合で発生する可能性がありますが、術前より視力が落ちるケースはほとんどありません。ドライアイや角膜混濁などは点眼等でケアできます。そのほかの危険性に関しても、アフターケアの整ったクリニックであれば術後診察などによって治療可能です。

レーシック手術の危険性について不安がある場合には、カウンセリング時に詳しく聞いてみましょう。万が一、症状が出た場合についての対応も聞いておくのがおすすめです。

レーシックの費用は両目の施術で20～40万円が相場です。費用に幅があるのは、レーシックを行う機械の種類がスタンダードから最新モデルまで複数あるためです。また各クリニックで複数のメニューを用意しているところも多く、品川近視クリニックの場合だと両目7.5万円でできるレーシックもあります。

レーシックの費用がクリニックによって異なる理由は2つあります。1つ目は、レーシックは自由診療なので各クリニックが自由に料金を設定できるため。2つ目はそもそもレーシックを行う機械には種類があり、その機械のグレードによって金額が変わるためです。

レーシックに重点を置く大手はリーズナブル、個人の眼科はやや高額な傾向があります。また個人の眼科では高額な一方、事前検査やアフターケアが充実しているところも多くあります。安いから悪いわけではないため、自分の希望に合うクリニックを探してみてください。

レーシックによって得た視力は、眼の病気などを発症しない限り一生持続するとされています。またなかには、”アメリカで行われたレーシック手術後10年の追跡調査では、88%の人が良好な視力を維持”※しているという報告もあります。

また現代のレーシック手術は、この報告対象の方が受けたレーシックよりもはるかに進歩しているのは確かです。もちろん人によっては時間の経過とともに視力低下やドライアイになる可能性はゼロではありませんが、医療技術が進歩しているおかげでより高い維持率に期待が持てます。

※引用元：先進会眼科

https://senshinkai-clinic.jp/lasik/poor-eyesight/

レーシック手術によって薄くなった角膜が内側からの圧力に押されて湾曲すると、再び近視になるといった「近視戻りによる視力の低下」が後遺症として挙げられます。しかしこれはもともと近視が強い方に起こりやすいと言われており、全体の約5%※1ほどの割合です。

またレーシック手術を受けた10年後に関しては『88%の方が良好な状態を維持している』という記録※があります。現在受けられるレーシック手術の技術は、この10年以上前の手術よりも進歩しているため、10年後に後遺症が発生するリスクは12%よりも低くなることが予想されます。

※1南青山アイクリニックHP参考：https://minamiaoyama.or.jp/qa/lasik_after.html

※2先進会眼科HP参考：https://senshinkai-clinic.jp/lasik/poor-eyesight/

レーシック手術は基本的に日帰りで行います。翌日や1週間後、数ヶ月後などの術後検査はありますが、手術自体は1日で終了です。そのため、仕事や学校などがあって入院するのが難しい方でも、気軽に施術を受けられます。

レーシック手術にかかる時間は片目10分前後とされています。両目を手術した場合でも20分程度で手術自体は終了するため、短時間で済むのが嬉しいポイントです。

ただし、手術をしたらすぐに帰れるわけではなく、術後の経過観察などを含めると約2時間程度はかかります。また、術前検査を当日に行う場合は、さらに時間がかかるので注意しましょう。

手術当日の時間を短くしたいなら、事前検査などを別の日に行うのがおすすめです。クリニックによってはすべてを1日で行ってくれるところもありますが、ほぼ終日かかると思っておいてください。午前中から診察に行って、帰宅するのは夕方や夜になるイメージです。

今回は、レーシック手術で失敗しないためのクリニック選びについて紹介しました。レーシック手術にはメリットがある一方で、デメリットやリスクなどもあります。失敗を防ぐためにも、しっかりとデメリットやリスクについても知っておきましょう。

また、各クリニックの特徴を知って自分に合うところを探すのも大切です。レーシックを扱うクリニックはたくさんあるので、本記事を参考にしながら後悔のない施術を受けてください。