【驚愕】イヤホンエージングとは?驚きの効果と方法を解説|音質は変わる?

イヤホンエージングとは、いわばイヤホンの試運転です。イヤホンの性能を最大限に発揮させ、細かい音にまでこだわりたい方には、イヤホンのエージングをおすすめします。今回は、イヤホンエージングの効果、やり方・方法、試行する際の音源を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

2022/05/27 更新

イヤホンエージングとは、イヤホンを性能どおりに動かすための事前準備です。具体的には、イヤホンの音が鳴る部分である振動板に、一定の音量を長時間かけて流す作業をいいます。振動板をイヤホンに馴染ませるのが目的です。

 

しかし、「イヤホンを新しく購入したけれど、エージングって意味がある?」と疑問に感じている方は多いですよね。また、「やってみたいけど方法も分からなし、失敗したら嫌だな」とためらっている方もいると思います。

 

そこで、今回はイヤホンのエージングのメリットや効果、失敗しないやり方を徹底解説。後半では、エージングに使えるおすすめの音源・サイトを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

エージングは細かい音質までこだわりたい方に必須です。新品のイヤホンはスペックどおりの性能を出力できるよう設計されています。しかし、個別の音波を1Hz単位で再生するテストを行ってから出荷しているわけではありません。

 

同じ音楽を同じイヤホンでずっと聴いていると、聴き始めのころは聴こえなかった音が聴こえてきますよね。音楽にはさまざまな種類の音が混ざり合っていますが、新品のイヤホンではその音を全てバランスよく発揮できせん。そのため、新品は音がこもった感じがします。

 

長期間同じ音楽を聴くことによって、振動板がイヤホンとその音楽に馴染み、全体の音がバランスよく発揮されるようになります。ですが、最初にエージングを行っていれば、聴き始めの段階で音楽全体の音を聴けます

スペックどおりの音質を発揮できる

先ほど触れましたが、新品のイヤホンは出荷時に音の調整をしていないため、イヤホンに内蔵された振動板がまだ本体に馴染んでいません。アスリートは運動を始める前にストレッチをしますよね。ストレッチして身体をほぐせば、通常どおりのパフォーマンスを発揮できます。

 

イヤホンも同様に、エージングというストレッチを行うことで、振動板を本体に馴染ませるのです。振動板が本体に馴染めば、パフォーマンスもスペックどおりに発揮でき、イヤホン本来の性能を楽しめます。

高音域の尖り・硬さが抑制される

エージングのかかっていないイヤホンから流れる音には少し硬さがあります。音に硬さがあると高音域に尖りが生じたり、音割れが発生したりします。それらを防ぐためにも、エージングをかけて振動板を本体に馴染ませれば、音が柔らかくまとまった印象になり、耳心地のいい音質になります。

低音域と中音域がバランスよくまとまる

エージングは高音域だけではなく、低音域から中音域にもいい影響を与えます。例えば、低音域の強いHIPHOPやEDMなどをイヤホンで聴く場合、クラブミュージックの特徴ともいえる重低音が強化されるだけではなく、中音域とのバランスもよくなります

 

その結果、全体的な音色にメリハリが出てくるのです。イヤホンの全体的な性能を最大限に発揮させて、スピーカーで音楽鑑賞をしている状態に近づけます。さらに詳しく知りたい方は、下記のリンクをご覧ください。

エージングのやり方はいたってシンプル。エージング用の音源を用意し、必要な時間を計算し、一定の音量を流し続けるだけです。初めてエージングをする場合、普段聴いている音楽をいつもの音量より少し大きめに設定し、1〜3時間ほど流し続け、日にちに分けて繰り返しましょう。

 

聴感が変わればエージングは成功です。また、エージング専用の音源を使う方法もあります。1つのジャンルしか聴かないのであれば、そのジャンルの音楽を一定音量で数時間流し続ける、というやり方も有効です。イヤホンに馴染んでいない状態の振動板を、1つのジャンルに特化した振動板に育てることができます。

補足|低音強化や音割れにはピンクノイズがおすすめ

エージングには、ピンクノイズを使う方法もあります。ピンクノイズは強度と周波数が反比例するのが特徴です。低音域の強度が高く、高域になるにつれ徐々に強度は低くなります。より低音を鳴らしたい時や高音の音割れを防ぎたいときに効果的です。また、ピンクノイズは低域から高域まで緩やかに強度は下がるので、振動板に負担をかけません。

エージングは何時間行うのか気になりますよね。「1日2~3時間を1か月かけて行う」「一定の音量で長時間流し続ければいい」と、さまざまな意見があります。しかし、イヤホンは振動板が小さいので、合計で10~30時間でエージングの効果は出てくる考えが大多数です。


また、インピーダンスといわれる数値も時間に関係しています。インピーダンスは製品概要に記載されています。例えば、インピーダンスが20~30Ωほどなら、10時間程度のエージングでも効果が感じられるはずです。

 

しかし、80Ω以上の高いインピーダンスの場合、30時間ほどのエージングが必要となります。その理由は、インピーダンスが高い数値のイヤホンは全体の音量が小さくなるからです。音量が小さい=振動板の動きが少ないので、長時間のエージングが必要になるのです。

補足|インピーダンスとは

インピーダンスはΩ(オーム)という単位で示される、電流の流れに対する抵抗値のことで、雑音をどれだけ除去できるかを表します。「雑音が除去されるなら高いほうがいい」というわけではなく、好みの問題です。


インピーダンスが高い製品は雑音が少ないぶん、全体の音量が低くなります。逆にインピーダンスが低ければ、音量は大きいぶん、雑音も流れてきます。インピーダンスの効果を実感するには、ヘッドホンとイヤホンを付け替えるだけでもわかります。基本的にイヤホンはヘッドホンに比べてインピーダンスが低いので、音質の違いは顕著に現れるはずです。

イヤホンエージングで失敗する可能性は基本的にありません。ただし、最大音量を流さないように注意しましょう。最大音量で長時間音楽を流す行為は、機器自体の寿命を減らすことにつながります。やりすぎに気をつけて、音量は普段より少し大きいくらいにしてください。

 

しかし、エージングの方法は人それぞれです。少数ですが、「最大音量でないと意味がない」という意見もあります。

音源には、普段聴いているジャンルの音楽、エージング専用CD・ピンクノイズ・ホワイトノイズなど、さまざまな種類があります。好きなジャンルの音楽でもエージングは可能ですが、エージング専用のCDやピンクノイズなど、普段では発生しない周波数の音を流せば振動板の動きも良くなりますので、全体のバランスを考慮するなら専用音源の方をおすすめします。

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こちらはエージング専用のCDです。値は張りますが、効果は期待できるでしょう。スピーカーやヘッドホンなど、振動板の大きな製品に使用することをおすすめします。イヤホンは振動板も小さいので、YouTubeなどの音源で充分エージングの効果は期待できます。

エージング用サイト「Chord & Major」もおすすめ

イヤホンのエージングをする際に、長時間の再生が障壁になってる方も多くいます。しかし、エージング用サイト「Chord & Major」を使えば、通常10〜30時間かかるところ、1時間でエージングが可能です。本格的なエージングには及びませんが、まずはエージングがどんなものかを試してみたい方におすすめします。

アプリの利点は目的に合わせて細かい設定ができる点にあります。目的に合わせて音源を探す必要がないので、手軽にエージングを行なえます。それぞれの専用アプリは以下のとおりです。

 

今回は、エージングの効果ややり方、おすすめの音源を紹介しました。「変化がわかりづらい」との意見もありますが、効果を実感した方は必ずエージングは行っています。ですので、新しいイヤホンを購入した際にはぜひ一度、試してはいかがでしょうか。