バイクヘルメットおすすめ21選｜おしゃれなものや原付用も【メンズ・レディース】

バイクに乗るときには必ずヘルメットを被らないといけません。それは法律で決められているからですが、安全面からみても大切です。なぜなら、バイク事故での死亡率の半数が、頭部の損傷によるものだからです。

また、安全面だけでなく選び方で、快適性や見た目も大きく異なってきます。しかし、初めてヘルメットを選ぶ場合には、どのヘルメットが自分に合うのか不安に感じる方もいるはずです。せっかくなら、フルフェイスヘルメットなどのおしゃれなものを選びたいですよね。

メンズ用・原付用などどれを選ぶか迷う方は多く見受けられます。そこで今回は、バイクヘルメットの選び方やおすすめ商品を紹介していきます。どのヘルメットが自分にピッタリなのか知るためのヒントにしてください。

フルフェイスタイプのヘルメットは、あごを含め頭部全体を守ってくれるヘルメット。レースでも使用されている最も安全性の高い形状をしています。バイクのスタイルや運転のレベルに関係なく使用できますが、価格は高く視界は狭めです。

風切り音が低減されるため、被っていると高速道路でもうるさくなりにくいです。よくツーリングに行く方や安全にバイクに乗りたい方におすすめのタイプとなっています。

ジェットタイプのヘルメットは、あごのガードがなく、視認性が高い形状のヘルメット。教習車ではこの形のものを被る場合が多いです。シールドが曇りにくいものの、安全性ではフルフェイス形に劣ってしまいます。

高速走行時には、風の影響で不安定になる場合もあるため、高速道路に乗る場合にはフルフェイスのヘルメットにするなど対策をしましょう。

ハーフキャップタイプのヘルメットは、頭頂部だけを覆う形状のヘルメット。ファッション性は高い一方、耳や側頭部が完全にヘルメットから露出しているため、事故時にはケガをする確率が高くなります。

JIS規格には、125cc以下のバイクで使用ができるタイプや排気量無制限で使用できるタイプに分かれるため、注意が必要です。

システムタイプのヘルメットは、あごのガードからシールドまでを一体で開閉できるタイプと、シェルとの分割・合体できるタイプがあるシステムタイプのヘルメット。開放感と安全性を得られますが、構造が複雑なため重く感じます。

走っている間は快適なフルフェイスタイプも信号待ちでは暑く息苦しい思いをしてしまいますが、システムタイプだと快適に楽しめます。

バイク用ヘルメットは、適正なサイズで使用する必要があります。大きすぎてブカブカだと事故の際に危なく、逆に小さすぎると毎回窮屈に感じてしまいます。女性の方はきちんと女性用のヘルメットを使用してください。適正サイズは頭部の外周を測ると分かります。

【適正サイズの測り方】

1. 眉毛の上、約2.5cmあたりにある、額の最も出ている位置に巻き尺を当てる
2. そこから水平に回して後頭部の最も出ている位置に当て、さらに前側まで一周させる

バイク用ヘルメットには、さまざまな安全規格があり、公道あるいはモータースポーツの使用目的によって異なります。そのため購入するときは、規格をきちんとクリアしているか確認しておきましょう。

バイク用ヘルメットで重要になってくるのが、重さです。首に負担のかからない重くないものの方が疲れにくいです。事故時にもヘルメットが重ければ重いほど、慣性モーメントが働いてしまい、かえって危険になります。

フルフェイスのヘルメットはペットボトル1本分くらいの重さがあるため、少しでも軽いモデルを選べばより首に負担をかけなくて済みます。

長時間のツーリングや暑い日のツーリングには、通気性のあるヘルメットが必須です。ベンチレーション機能があるヘルメットは、ヘルメットの中に熱気がこもるのを防いでくれます。さまざまなメーカーから高性能なものが販売されていますので、ぜひチェックしてください。

アメリカンバイクには、ジェットタイプやハーフキャップタイプが似合いますが、安全性も高いフルフェイスタイプがおすすめです。風が吹き付ける厳しい冬場でも暖かく感じられ、バイクと調和できるデザインのヘルメットがたくさんあります。

中でもクラシック調のヘルメットは、アメリカンタイプだけでなくクラシックバイク・カフェレーサータイプにも似合うヘルメットです。

オフロードバイクにはオフロードタイプのヘルメットがおすすめです。オフロードタイプのものは、オフロード走行に特化しているため、バイザーではなくゴーグルを装着する場合が多いです。デザインもカッコよく高機能なものがあるので、自分の好みのヘルメットを探してください。

原付スクーターに乗る方こそヘルメットをこだわって選ぶのがおすすめです。スピードもあまり出ないし危険な走行をする性格でもないと考えている方も、安全性や快適性を考えましょう。これまで紹介した種類・規格のポイントを参考にしてください。

なぜなら、原付は交通弱者になりやすくあおられたり、クラクションを鳴らされたりしがちで、危険と隣り合わせだからです。

バイク用ヘルメットのカラーリングは印象を決める大きな要素のため、自分の好みに合わせたカラーリングを選びましょう。

柄も、単色で構成されているソリッド・ヘルメットのカラーリングが複色で構成されているグラフィック・MotoGPや、全日本ロードレース選手権などのレーサーがかぶっているヘルメットのカラーリングを模したレプリカがあります。

眼鏡を着用している人は眼鏡対応のヘルメットを選ぶとバイクに乗るときも不便さを感じません。先ほど紹介したシステムタイプのヘルメットのものは、眼鏡を着用したまま被れるので便利です。

また、眼鏡をかけた方がバイクのヘルメットを被って困るのが曇りです。ヘルメットのシールドと眼鏡が両方曇ってしまうため、両方に曇り止めスプレーを使用しましょう。

ショウエイのバイク用ヘルメットは、パーソナルフィッティングシステムサービスといったショウエイ独自のフィッティングサービスがあります。 ヘルメットを購入した時に、ライダーのサイズにジャストフィットするために、頭部のサイズを計測してくれます。

さらに専用パッドで内装を調整してくれるサービスもあります。 残念ながら2021年10月から順次有料化されているので、利用したい方は購入先に相談してみましょう。

アライのバイク用ヘルメットは、防護・安全性にこだわりをもっています。レースシーンでも愛用者は多く、選手の安全を守っているのです。

アライ独自のARAI SAFETYは、世界で最も厳しい安全基準のスネル規格をさらに自社で厳しくしています。高い安全性がありますので、安心してバイクに乗れます。

カブトのバイク用ヘルメットは、高品質のみならず「人の心を和ます」といったコンセプトを持っています。バイク用のヘルメットだけでなく自転車用ヘルメットの制作もしており、その認知度は幅広いです。

ヘルメット自体も軽くデザイン性にも優れていますが、ショウエイ・アライと比較したときにスネル規格がないヘルメットもあります。

AGVはイタリアのバイクヘルメットメーカ－で、メンズ向けのかっこいい商品が多いブランドです。モーターサイクルの本場であるイタリアで培われたそのヘルメットの技術は、安全面のみならず見た目・使い心地も満足できます。

後頭部にスポイラーが付いていて空力性能が向上しているモデルや、軽量にこだわった普段つかいに適したモデルがあります。自分の好みや用途に合わせて購入するようにしましょう。

winsのバイク用ヘルメットは、カーボンヘルメットやドライファイバーヘルメットなど、素材・製造方法にこだわって作られたヘルメット。ショウエイ同様、独自の内装フレキシブルサイズシステムにより、内装パッドを微調整すれば、自分の頭にフィットしたヘルメットが被れるようになります。

走行時の動画をよりリアリティあるものを撮りたいなら、ヘルメットに装着して使えるウェアラブルカメラがおすすめです。取り付けるカメラはアクションカメラといって、防水性や耐久性に優れているため、少々の悪天候でも問題ありませんし、仲間とのツーリングを動画として残せます。

バイクを走行しながら、音楽やナビ音声を聴きたいならヘルメットスピーカーがおすすめです。

インナーイヤー型ヘッドホンと違い、ヘルメット自体のイヤーパッド部分やアウターに装着するため、周囲の音を聞きやすく安全性が高いのが特徴です。有線と無線の2種類があるので、用途に合わせたヘルメットスピーカーを選ぶようにしましょう。

ツーリングやタンデム中に会話したい場合には、バイク用インカムがおすすめです。耳に装着したりヘルメットのイヤーパッドに取り付けたりするだけで、仲間と会話できます。シンプルな仕組みの商品が多く、初心者でも使いやすいのが特徴になっています。

バイク用ヘルメットは、直接肌に触れる部分のため、内装を取り外して定期的に洗うのをおすすめします。

【ヘルメットの洗い方】

1. 内装をヘルメットから取り外す
2. 40℃のぬるま湯に中性洗剤を入れる
3. 内装をもみ洗いする
4. 洗剤の泡が出てこなくなるまで水ですすぎ洗いをする
5. すすぎ終わったらタオルで水気を吸い取り、陰干しする
6. 完全に乾かしてからヘルメットに装着する

取り外せない場合は、洗剤入りの洗濯水をタオルに染みこませて、内装にポンポンと押し当てて汚れを取ります。

ヘルメットで困るのが収納と持ち運ぶときです。アパートやマンションなら当然ですが、一軒家に住んでいる方も出来れば玄関などの自宅の中で保管するようにしましょう。

持ち運ぶときも、防犯のためにバイクのミラーやハンドルには置くのではなくヘルメットホルダーに固定したり、手に持ったりするといいです。コンビニなどの人通りの多い所では少し手間ですが、盗難も意識するのが大切です。

ここまでバイク用ヘルメットの選び方やおすすめ商品を紹介してきました。ヘルメットを選ぶ際は、安全性はもちろん、自分に合った使い勝手やデザインのものを選ぶとよりバイクライフが楽しくなります。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリのヘルメットを探してください。