【2023】バイクインカムおすすめ10選｜タンデム・ソロ用や安い商品も紹介

仲間と会話を楽しみながらツーリングを満喫できるのが「バイク用インカム」です。コミュニケーションを取りながら走れるので、バイク仲間が多い方におすすめです。ツーリングをさらに楽しいものにしたいと購入を検討する方もいるはずです。

バイク用インカムは、商品ごとに通信できる距離や繋げられる台数などの性能が異なります。さらに、ラジオや音楽再生ができるモデルなど、便利な機能が豊富でどれを選ぶべきか悩んでしまいます。

そこで今回は、バイクインカムの選び方に加え、ソロ・タンデムに使えるものや2台セットのものなどを含む最強おすすめ商品10選をご紹介します。記事の最後には、安いバイクインカムを購入する際に気をつけるべきポイントも解説しているので、ぜひご覧ください。

ソロ・タンデム（2人乗り）でツーリングを楽しむならローエンドモデルで構いません。2人通話対応のバイク用インカムでも十分に性能を発揮してくれます。特に、ソロツーリングが多く、仲間とツーリングする機会が少ない方は、費用を抑えて安いモデルを購入するのがおすすめです。

また、ソロが多いなら機能重視をしてください。なお、2人同時通話モデルには有線タイプと無線タイプがあります。

「3人以上」ならペアリングのしやすさ重視でバイク用インカムを選んでください。ミドルレンジモデルであれば、同じ会社でなくても接続できる機能（ユニバーサル機能）を搭載しているのでおすすめです。音質にこだわって選べば、人数が多くても会話しやすくなります。

4人以上のツーリングには、切り替え不要のハイエンドモデルがおすすめです。話す度に相手にチャンネルを合わせる必要がなく、扱いづらさや面倒臭さを感じません。仲間の人数が多いと距離が空くため、同時に通信距離が広いバイク用インカムを選ぶと快適に使用できます。

街乗りの場合は、通信距離が200m程度のバイク用インカムがおすすめです。街乗りでは大きく距離が空かないため、通信距離が狭くても問題ありません。また、タンデムも距離が空かないので200mで十分です。しかし、街乗りでも間に車が入ってきた場合、スムーズに会話できない可能性があります。

高速道路の走行は、バイク同士の距離が空きやすいので1km以上を目安にバイク用インカムを選んでください。無理にバイク同士の距離を縮めて走行すると事故の原因です。また、山などで通信障害が気になる場合は、Bluetoothのバージョンにも注目して選ぶと快適に会話できます。

バイク用インカムを選ぶ際は、連続稼働時間も重要なポイントです。走行中に電池が切れてしまっては、仲間との会話を楽しめません。商品ごとに連続稼働時間は異なるため、購入前にスペックを確認してください。8時間程度のものであれば、ストレスなく使えるのでおすすめです。

「防水・防塵機能」を搭載したバイク用インカムは、雨が降っている日や風の強い日でも壊れずに使えます。ほとんどのバイク用インカムが防水機能を搭載していますが、防水能力は商品ごとに異なります。

JIS規格をクリアしているものなら安心して使えるため、ぜひチェックしてください。中でも「IP7」なら水に浸しても問題がないのでおすすめです。

「音楽併用機能」搭載のバイク用インカムは、仲間と一緒に会話も音楽も楽しめます。また、本機能は会話中でも音声案内が聞けます。ツーリングで先頭を走るシーンが多くても進路を決めやすいです。スマホとBluetoothで連携できれば仲間にも音楽が届きます。

ラジオ搭載のバイク用インカムは、ソロツーリングでも使えます。1人でもラジオを聴きながら楽しく走れます。インカム本体にFM機能が搭載されていれば、スマホにBluetoothで接続する必要がなく電池の減りを抑えられるため、ぜひチェックしてください。

「自動経路制御機能」が搭載されていれば大人数・広範囲でもスムーズにペアリングや会話できます。一度ペアリングをした相手が通信圏外になっても、再び距離が縮まれば自動で接続される仕様で、煩わしさを感じません。「メッシュ」とも呼ばれている機能です。

「ノイズキャンセリング機能」搭載なら周りの騒音を抑えられるため、会話がしやすくなります。走行音で思ったように声が聞こえない事態を防いでくれるおすすめな機能です。また、周りの音を入れないため、ガヤガヤと騒がしい飲食店やイベントなどの仕事用として活用できます。

「自動音量調節機能」があれば、周りの音に合わせて手動で音量を変更する必要がありません。騒音に合わせて自動で音を大きくしたり小さくしたりする機能で、会話もスムーズになります。特に、速度が上がりやすい高速道路の走行中に役に立つおすすめの機能です。

Bluetoothでスマホと連携できるバイク用インカムなら操作も簡単です。特に、初心者はバイク用インカムの操作が難しかったり、使い方が分からなかったりする場合が多いです。

接続してしまえばアプリで簡単に操作ができるので、ぜひチェックしてください。また、バイク用グローブをつけたままでもスマホなら画面が広く操作しやすいです。

MIDLAND（ミッドランド）は半世紀近い歴史を持つ、イタリア発の世界的映像機器メーカーです。世界40ヵ国以上に進出しており、その売り上げは50万台に及びます。日本には2012年に初上陸し、他社製品との通話や専用アプリの開発など、インカム業界に次々と新しい革新をもたらしています。

Daytona（デイトナ）は今年創業50周年を迎えた、国内発のメーカーです。主にバイク関連製品に力を入れており、人々にバイクの楽しさを発信し続けています。また、他社製品と比較しても、安価なアイテムが多いため、値段にこだわる方はもちろん、初心者向けとしてもおすすめのメーカーです、

SENA（セナ）は、インカム分野で常に第一線を走り続け、業界全体をリードしてきた企業です。とりわけ、バイク用インカムにおいてはラインナップが非常に豊富で、初心者向けから、上級者にニーズも満たせる商品まで揃っています。また、公式サイトでの説明が非常に丁寧なので、初心者でも不安なくインカムを使い始められます

メンバーが決まった際は、なるべく同じメーカーの製品で統一しましょう。メーカーによって対応できるアプリや、互換性に違いがあるからです。そのため、ツーリングスタイルに合わせて、メーカーを選ぶのがおすすめです。

ここでは、バイク用インカムを実際に装着する2パターンの取り付け方をご紹介します。インカム本体はクリップ式と面ファスナー式にわかれているので、自分が使うヘルメットの形状合わせて取り付け方を選ぶのがおすすめです。

バイク用インカムには、クリップと面ファスナーの2種類の取り付け方があります。それぞれの装着方法を具体的に以下で解説しているので、ぜひ参考にしてください。また、どちらの取り付け方も、しっかり固定されるので走行に影響はありません。

【クリップ】

1. 取り付けるベースの位置を決める
2. インカム本体にあるクリップをシェルと内装の間に差す
3. 取り付けベース部分に固定する
4. 固定したら本体のケーブルを接続する

【面ファスナー】

1. 取り付けるベースの位置を決める
2. 面ファスナーのシールを剥がす
3. 取り付けたい位置とヘルメットに面ファスナーを接着する
4. 取り付けベース部分に固定する
5. 固定したら本体のケーブルを接続する

バイク用インカムを取り付ける際に気になるのがヘルメットの見栄えですが、ヘルメットにインカムを取り付ける専用スペースが備わったものならスマートになるのでおすすめです。ケーブルルートも考慮してある商品だと、より取り付けやすくなります。

ハイエンドモデルに比べると安いインカムは音質・防水機能・接続の安定性が下がります。購入してはいけない訳ではありませんが、ある程度価格の高いものを選ぶと快適さがアップします。できるだけ費用を抑えて購入する場合は、口コミで実際に使用した人の声を参考にするのがおすすめです。

バイク用インカムを使用すれば、走行中でも仲間と楽しく会話を弾ませられます。本記事で紹介した選び方を参考にすれば、使い心地抜群なバイク用インカムを選べます。ぜひ、こちらの記事を参考に、ツーリングを楽しんでください。