Bluetooth対応ヘルメットスピーカーおすすめ14選｜聞くだけ・高音質も

ヘルメットスピーカーとは、ヘルメット内部の耳元に装着して音楽を楽しむヘルメット用のスピーカーです。ヘルメットスピーカーはイヤホンのように完全に耳をふさぐわけではないので、バイクの走行中であっても安全に音楽を楽しめるのが大きなメリットです。

中でもBluetoothに対応しているタイプのヘルメットスピーカーは、ハンズフリーで音楽が聴けるのが大きな特徴。そこで今回は、Bluetooth対応ヘルメットスピーカーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。

購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。記事の最後にはヘルメットスピーカーの接続方法や高音質の聞くだけ（聴くだけ2）についても紹介していますので、こちらもあわせてチェックしてみてください。

バイクの走行中に好きな音楽が聴けるヘルメットスピーカーですが、ヘルメットスピーカーを使っても道路交通法違反にはなりません。周囲の環境音（他の車、バイクのクラクション・パトカー、救急車のサイレン、パトカーの呼びかけなど）を聴き取れる範囲であれば問題ありません。

とはいっても、これらの音を聴き取れないほどの大音量で音楽を聴いてしまうと違反になります。音が上手く聞こえないと、大きな事故に繋がってしまいます。ヘルメットスピーカー自体の使用は問題ありませんが、節度を持って安全な運転を心がけましょう。

ヘルメットスピーカーを無線で使用するには、Bluetoothに対応している必要があります。コードがないため、スマートフォンや音楽プレイヤーの置き場所が自由です。無線タイプを選ぶときには、必ずBluetooth対応かをチェックして購入するようにしましょう。

＜無線タイプの特徴＞

• コードがないのでスマートフォンなどの置き場所に困らない
• 線が邪魔になったり絡まったりしない

ヘッドホンスピーカーには、有線タイプの商品もあります。有線タイプは、比較的安く接続が安定しています。

＜有線タイプの特徴＞

• 充電不要でスマートフォンに接続するだけで使える
• 接続が安定しているので長時間の使用も安心
• 比較的安く手に入る

それほど大きいものはありませんが、サイズは商品によって異なるのでしっかりと確認しておきましょう。走行中に万が一落としてしまうと危険なので、手軽にポケットなどに収納できるかも重要になります。

また、落下物によって事故が起きるケースも少なくありません。Bluetooth対応ヘルメットスピーカーはあまりサイズが大きくないので、大きな事故に繋がったといった情報はありませんが、安全性を優先するためにもサイズをチェックしてください。

スピーカーを選ぶ際に重視したいのが「音質」。商品によって、高音質を重視して作られたものから、重低音に特化して作られたものなど、いろいろな商品があります。なので、自分が好きな音質に合わせて、選ぶようにしましょう。

走行中は音質が悪いと聞き取りづらくなってしまいます。そのため、ダイナミックな音質を出力してくれるものであれば聞きやすいです。まずは安いものから使ってみて、グレードアップしてみるのもおすすめです。

ヘルメットスピーカーの中にはハンズフリー機能が搭載されているものがあり、このタイプの商品であれば運転中でも通話が出来ます。

道路交通法上でも走行中の通話は基本的に違反ですが、ハンズフリーによる通話は認められています。電話が急にかかってくるといった状況が多くある方には特におすすめな機能です。

特に長時間走行する場合は、バッテリーの持ちは重要なポイントです。バッテリーの持ちが良ければそれだけ長時間使用できます。最大連続使用時間は商品詳細に記載されているので購入前に必ずチェックしましょう。

ただし、記載される際は待機時間と通話時間の項目が分かれています。自分がどんな使い方をするかを確認したうえで、それに適したバッテリーの商品を選ぶようにしましょう。

バイクで走行していると、急な雨に見舞われる場合もあります。防水性が備わっているとそんな時でも安心して使用できます。

防水性能にはレベルがあり、生活防水程度なのか完全防水なのか商品によって異なります。一概に防水仕様と書かれているだけで安心しないで、防水の程度も確認しましょう。

Bluetooth対応ヘルメットスピーカーは、バイクなどに乗りながら使用するものなので、機能性には重視しておきましょう。たとえば、耐久性が挙げられます。万が一落としてしまっても、すぐに壊れないかも、重要になってきます。

また、安全性も非常に大切です。当然、走行中に操作してしまうと、かなり危険です。必ず路肩に止まってから、操作する必要があります。そのため、スムーズに操作できるかも安全性に繋がるのでチェックしておきましょう。

ヘルメットスピーカーはヘルメットの中で両耳を挟むような形で使用するため自分の耳や頭の形、そしてヘルメットの形にあったものを選びましょう。またパッドが厚すぎると耳が圧迫されて痛いので、薄型がおすすめです。

ヘルメットスピーカーを始めて使う方にはマジックテープ式がおすすめです。このタイプは難しい取付手順は一切なく、ただマジックテープを合わせるだけの非常に簡単なものです。

初心者ではないけれど、配線類の整理が苦手な方にもおすすめです。シンプルな作りなので迷わず取り付け可能です。

ヘルメットスピーカーをこれまでに何度も使っている上級者の方には内装を外してセットするものがおすすめです。このタイプは配線が必要な種類の商品もあるので若干取り付けに手間がかかってしまいます。

しかし、一度設置すればスピーカーの位置が安定して走行中でもずれが少なくなります。さらにしっかりと固定されるので高音質な音でより聞きやすくなります。

ほとんどの商品はブラックカラーで統一されているので、非常に使いやすいデザインのものが多くなっているかと思います。しかし、中にはシンプルではなくおしゃれなものがいいと考える方もいますよね。

現在ではレッド・ネイビーなどのおしゃれな商品も多くなっているのでチェックしてみましょう。ヘルメットに合うカラーや柄のものを選ぶと違和感なく使用できます。少し違ったデザインでもアクセントになるのでまずは気に入ったものを使ってみましょう。

基本的に、Bluetooth対応ヘルメットスピーカーはイヤホンやヘッドホンなどと選び方は変わりません。価格と音質の二軸で見ていくようにしましょう。大体安いものであれば1,000～4,000円程度で購入できます。

音質をより追求したい場合や品質を気にする場合は、1万円程度のものがいいかと思います。しかし値段だけでは判断できない場合もあるので、必ず商品詳細やレビューもチェックしましょう。

いざ取り付けるとなると初めはなかなかうまくいきません。せっかく購入しても、上手く使えなければ意味がありません。

付けやすいかどうかは、ロコミなどを参考にすると、より使いやすい商品が見つかるかと思います。また、お近くの店舗などで試してみるのもおすすめです。

SYGN HOUSE(サインハウス)は、あらゆるバイク用品を取り扱っている日本の企業です。トレンドにも敏感で流行にさわせて新商品を次々と販売しています。

そんなサインハウスのヘルメットスピーカーは、3000円程度で購入できるリーズナブルな物から、3万円近くの高級品まで幅広いラインナップを取り揃えています。

WINSは最近数量限定でアニメ「エヴァンゲリオン」とコラボしたヘルメットを販売したと話題になっているヘルメット専門の国産メーカーです。

2009年に金沢で創業して以来数々の最先端のヘルメットを作り続けており、ヘルメットスピーカーがまだメジャーになる前から販売を始めていました。豊富なラインナップを取り揃えているのでお気に入りの商品が見つかるはずです。

DAYTONA(デイトナ)は、静岡県周智郡森町に本社を置くオートバイ専門のカスタムパーツメーカーです。

1000円台のコストパフォーマンスに優れた商品から、1万円程度の商品では要望の多かったFMラジオが聞けてツーリングのお供にピッタリな商品まで取り扱っています。単四電池1本で12時間の連続使用が出できるなどバッテリーの持ちもいいです。

STILO(スティーロ)はF1等のサーキットで行われるようなモータースポーツで、たくさんのプロレーサーが愛用しているイタリアのヘルメットメーカーです。

日本ではまだあまり馴染みがないメーカーですが、WRCではほぼすべてのワークスチームが愛用し、更にF1でもメルセデスのボッタスをはじめ、他に4人のドライバーが使用するメジャーなヘルメットメーカーです。ヘルメットスピーカーでも高級で優れた性能のものを扱っています。

DAYTONAのDT-KIKUDAKEはその名のとおり「聞くだけ」に特化したイヤホンつきの製品です。聞くだけなので通話はできませんが、バイクの走行騒音に負けない高音質なサウンドが人気の商品です。

使い方も簡単で、スマートフォンなどとBluetooth接続して聞くだけです。IP67相当の防水仕様で、突然雨が降ってきても安心して使用できます。

• 走行騒音に負けない高音質なサウンド
• IP67相当の防滴仕様
• 乾電池1本で約12時間使用可能

ワイヤレスで音楽を聴く際はお持ちのスマートフォンやiPadなどをペアリングして音楽が楽しめます。そのため、設定方法を事前にしっかりと把握しておきましょう。

ペアリングが終わってから、ボリュームコントロールキーで曲を再生したりと、自由に操作できます。ただし、走行中に操作すると危険なので、必ず止まってから操作するようにしてください。

今回は、おすすめのBluetooth対応ヘルメットスピーカーのおすすめを紹介しました。いろいろなメーカーから販売されていて、機能もさまざまなので、ぜひこの記事を参考にしながら選んでみてください。