キヤノン プリンター TS6030

こちらの商品はメーカー純正品のインク交換用のインクカートリッジです。

TS6030のインクはCyan, Magenta, Yellow, Black, Pigments Blackの5種類で構成されています。同じBlackでも2種類あるのは、「染料インク」と「顔料インク」の両方の黒インクを搭載し、印刷する内容によって使い分けているためです。「Pigments Black」は文章印刷に適した「顔料インク」で、「Black」は写真印刷に適した「染料インク」のブラックです。

純正インクは品質が非常によくサポートもしっかりしています。しかし値段が高いのが難点です。

そこで、純正ではないですがTS6030のプリンターに搭載して使用できる互換インクというものがあります。互換インクの最大のメリットは、純正インクと比較すると圧倒的にコストが安いです。純正品と比較すると半分程度の値段で購入可能です。

しかしデメリットもあります。互換インクは純正品インクとは違うため、使用して故障した時にはメーカー保証がつきません。

月の印刷数も多く、印刷コストをとにかく抑えたいという人には互換インクをおすすめします。

TS6030は写真に最適な染料インクと文字印刷に強い顔料インクが搭載されております。染料インクで写真を印刷することにより、鮮やかでキレイな写真の印刷が可能になっています。

さらに写真をキレイに仕上げる『自動写真補正Ⅱ』が搭載されています。

撮影された場所・シーンによって自動で解析・分類し最適な補正を行い、オリジナルの良さを残しつつ、さらに美しく仕上げます。

また『エリア別明るさ補正』により、露出不足の写真も最適な明るさに補正することが可能になっています。

インクが切れた際に一色ずつインクタンクの交換が可能です。一色ずつ交換が可能なことにより、各インクが無駄なく使用でき経済的です。また、インクが残り少なくなるとパソコンの画面上でお知らせしてくれます。

また、TS6030にはキャノン（Canon）純正インクの『大容量インクタンク』に対応しております。これを活用すると『標準インク』と比較して、L版フチなし写真をプリントで１枚６円程度お得になります。

L版フチなし写真プリント/１枚あたりのコスト

TS6030には物理ボタンがあります。『スタート』『ストップ』『モノクロ』ボタンが物理ボタンとして搭載されております。液晶が故障して何も出来なくなることは、携帯で経験済みの方も多いと思いますが、物理ボタンがあると安心ですね。

タッチパネルも3.0型のものが搭載されています。フロント部は自由に角度調節できるので、操作が快適に行えます。

自宅にWi-fi環境がない方でも、簡単に印刷ができます。プリンターをiphoneやAndroid端末に接続するだけで、ドライバーのインストールすることなく印刷が可能です。

TS6030はWi-fi標準搭載なので、同じくWi-fiに対応しているデジタルカメラからワイヤレスでのダイレクトプリントが可能です。

キャノンのプリンターは静音性に優れております。印刷音がうるさいとそれだけでストレスになります。仕事中やご家庭で静かに印刷できるプリンターはそれだけで重宝されますね。

印刷中は『すーっ、すーっ』と音がでる程度です。お子さんなどがいる環境でも、お子さんを起こさず使用することが可能です。

しかし、印刷中のローラー音が少し気になることもあります。これは実際に家電量販店で印刷音を聞いて見たほうがよそうです。

TS6030は従来機種と比較して、接地面積で約30％程小さくなっています。そのため、持ち運びしやすく、置く場所にも困りません。

また、外観もシンプルで非常にお洒落です。インテリアの一つとして置いていても問題ないです。

この口コミが非常に多かったです。TS6030は従来機種と比較して機能が充実し、構造が複雑になっていることから、初期不良が非常に多いようです。またその際のメーカーの対応もイマイチなようです。

プリンターを買ったのに初期不良で印刷できないでは、本末転倒なので非常に大きなデメリットです。

背面給紙では頻繁に紙詰まりが起き、印刷不可になるとの口コミがいくつかありました。

プリンターの紙詰まりが多いということは、大きなデメリットとして挙げられます。仕事などで一日に大量に印刷する方には非常に手間となってしまいます。

従来機種と比較してコンパクトになっているため、A4用紙を給紙トレイにセットするとはみ出してしまうとの口コミがありました。

コンパクトで場所を取らないような設計になっているので、印刷時は多少の我慢は必要かもしれません。

使用頻度が少ないと、インクが詰まってしまい修理が必要との口コミがりました。一年に数回しか使用しない場合はインクが詰まってインクが出なくなるみたいです。

背面トレイで給紙が出来るのがよいとの口コミが多数ありました。他社製品の同じような価格帯・スペックでは、背面トレイがついていないので、ハガキや写真等を印刷する機会が多い方に人気です。

従来機種と比較すると、サイズが接地面積で約30％程度小さくなっています。サイズがコンパクトになったことで、置く場所を選ばないとの口コミが多くありました。

静音性は従来機種とそんなに変わらないようですが、印刷時の音がきにならないレベルで静かとの口コミが多くありました。印刷音が大きいとそれだけでもストレスになるので、静音性が高いことは嬉しいですね。

TS6230はTS6030の後継機種です。TS6230が最新モデルです。

TS6230とTS6030の大きな違いは「インクの種類」「価格」です。

まず、インクの種類ですがTS6030はBCI-371+370で、TS6230はBCI-381＋380です。プリンターと同様にインクもBCI-371+370の上位互換がBCI-381＋380です。機能に大きな違いはないですが、最新インクの方が色彩などは綺麗になっているようです。

価格ですが、最新機種であるTS6230の安くなっています。

最新機種の方が需要も大きく、供給も多いため金額が下がっているのだと思われます。

逆に、TS6030はすでにキャノン（Canon）の正式HPでは販売されておらず、製造がされてないようです。そのため、価格が上がっているものだと思われます。

その他スペックにはほとんど違いがありません。

結論としては、価格も安く最新機種であるTS6230が断然おすすめです。

理由は最新機種の価格の安さです。わざわざ同じスペックで価格が高い古い機種を買う意味もありませんので、TS6230の購入をおすすめします。

また、最新機種の方が購入後のサポートもしっかりしているので、TS6030の購入をおすすめします。

TS5030はTS6030の下位互換の製品で発売は同じ2016-17年モデルです。

TS5030とTS6030の大きな違いは「タッチパネルの有無」「給紙トレイの数」です。

まずタッチパネルですが、TS6030には搭載されており、TS5030には搭載されていません。

物理キーかタッチパネルで操作性に大きな違いがあります。

給紙トレイはTS6030には背面トレイと前面トレイが搭載されていますが、TS5030には前面トレイしか搭載されておりません。ハガキや写真の印刷をされる方は背面トレイがあると便利です。

その他のスペックにはほとんど違いがありません。

価格は上位互換のTS6030の方が高価になっています。

写真やハガキを多く印刷する方にはTS6030がおすすめです。

普段使いで、印刷するものが紙媒体に限られている方は価格の安いTS5030がおすすめです。

Canon TS6030 プリンターの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

TS6030はコンパクトであること、タッチパネル搭載機種であり、操作性に優れていることからも非常に使い勝手の良いプリンターです。

また背面トレイがあることで印刷の利便性が大きく上がります。

しかし、不良の多さやインクの消耗の速さなどからハンドリングが少し難しい機種です。

評価としては、使用頻度が高く大量に印刷をする人には向いておらず、場所をとらず使い勝手の良いプリンターを求めている方におすすめです。

プリンターは使用用途によって、機種やメーカーが大きく変わります。

まずは自分の使用用途や頻度などを考えて、自分にあったプリンターを選んでください。