キヤノン プリンター IP110

インクは５色、写真に適した染料カラー4色と黒文字専用の顔料ブラックを採用しています。また、最小1plという極小インク滴の高解像度プリントヘッド「FINE」を搭載。粒状感を感じさせない写真はとても美しく、小さな文字や罫線までシャープできれいに仕上げます。

大きさは重さ約2.0kg、幅約322mm奥行き約185mm高さ約62mmと、ノートパソコンのような外見です。収納スペースを取らず机の引き出しにもしまえるコンパクトさ。両手で楽に持ち運びできるサイズなので、ビジネスバッグにも入り携帯用としても使えます。

Wi-Fi機能を搭載しているので、スマホやタブレットからも写真を簡単にプリントできます。また、無料のアプリを使うことによりクラウド上の文書やWEBページも印刷できます。Wi-Fi環境のない場所や出張先での使用などビジネスにも適しています。

「ブラックインク節約モード」という、普通よりもブラックインクの使用量を抑える機能を搭載。さらに「ブラック合成モード」という機能によりブラックインクが無くなった時、カラーインクでブラックを合成しモノクロ文書のプリントを行うことができます。

オプションになりますがバッテリーがありますので、電源のない所でも使用できます。バッテリーをフル充電して使用すると、Wi-Fi接続の場合はA4普通紙にカラー文書を約240枚、USB接続の場合は約290枚をプリントすることが可能です。

プリンター本体のサイズが据え置き型の他のプリンターと比べて小さいため、インクカートリッジ自体の大きさも小さく容量が少ないからです。そのため、インクの減りが据え置き型より早く感じられ、すぐに交換が必要となります。その点でコストパフォーマンスが良いとは言えません。

プリンターとしてはサイズがコンパクトで軽量ですが、持ち運ぶことを考えるとエプソンやブラザーのモバイル機種と比べてサイズが大きいです。車に積んで仕事場に持っていくのならよいですが、常に持ち歩くのは大変そうです。

パソコンの機種など接続しようとするものの種類によるのかもしれませんが、Wi-Fi接続の設定が難しく分かりにくい場合もあるようです。また、家ではWi-Fiで無線接続し外出先ではUSBにより有線接続する場合など、無線・有線の切り替えも難しいようです。

プリンターを外出先で使用する場合、電源がある場所なら一緒にACアダプターを持っていけばよいですが少し荷物になります。また電源が無い場所で使用する場合はバッテリーが必要となってきます。しかしiP110ではバッテリーが別売りとなっていて値段が高いそうです。

持ち運べることを想定して開発されたモバイルプリンターであるにも関わらず、写真も文字もこれほどきれいに印刷できるプリンターは他にはないそうです。インクの種類を分けることで、写真の画質は高く文字もシャープに印刷されて大満足。また印刷速度もモバイルプリンターとしては十分のようです。

名刺からA4まで印刷で来てこのコンパクトさを実現していることに多くの方が満足され、購入の決め手となっています。他の据え置き型のプリンターはその大きさのために置き場所を考えなければなりませんが、iP110は引き出しにも入る大きさなので置く場所に困りません。また、仕事で持ち運ぶ場合も小さくて軽くて重宝しているので喜ばれています。

PIXUS iP110はWi-Fi機能が搭載されたので、パソコンだけでなくタブレットやスマホからも印刷することが出来て便利だとの声も多かったです。２台のパソコンで共有されている場合、ケーブルの差し替えが不要になり楽になったとか。また当初は有線で使うつもりだったけれど、設定が意外と簡単で無線にして便利さを実感された方もいらっしゃいました。

キャノンのPIXUS iP110は前の機種iP100と比べてほとんど変わっていませんが、Wi-Fi機能の有無が大きな違いです。iP100にはbluetooth機能が付いていましたが、iP110はWi-Fi機能が搭載されているので通信範囲が広がり、さらに便利になりました。

PIXUS iP110も前機種のiP100もどちらも小さくて軽いのが特徴です。そして両者ともコンパクトでありながら、写真も文字もきれいに印刷できるため大変人気があります。しかし、プリントするたびに約2kgある本体を運ぶのは家の中でも楽ではありません。また複数人でプリンタを使う場合、その都度USBケーブルを差し替えるのはなかなか面倒です。

このような時iP110なら電源を入れて置いておくだけで、自動的にパソコンを認識してプリントしてくれるので大変助かります。とはいえ、iP100の愛用者の中にはiP110にもbluetooth機能を付けてほしいという意見もあり、その場合iP100を使い続ける方もいるようです。

エプソンのPX-S05はACアダプターとバッテリーの両方を標準装備している点が、キャンPIXUS iP110との大きな違いです。外出先でバッテリーが切れた場合、市販のバッテリーから電源を供給出来たり、パソコンからUSB経由で充電できたりします。

サイズは幅309mm奥行154mm高さ61mm、重さはバッテリーを含めて約1.6kgとキャノンPIXUS iP110よりも軽くてコンパクト。カラーの液晶画面が付いているので操作も簡単です。iP110と同じくA4用紙まで印刷できますが、インクは顔料系の4色構成なので写真より文書を印刷するのに向いています。

また、エプソンPX-S05には簡易ドライバ機能という便利な機能があります。これは、本体にドライバを内蔵しているため外出先で初めてのパソコンと接続して使う場合でも、USBで接続すれば印刷できます。ネットワーク環境が整っていなくても、手元にCD-ROMが無くても印刷できるようになる、ということです。

ヒューレットパッカード（hp）のHP Officejet200はインク1本でモノクロなら約600枚、カラーなら約415枚と大量印刷できる点でPIXUS iP110と大きく違います。オプションのバッテリーを使用すれば、電源の無い場所でも最大415枚の印刷が可能。用紙はA4まで対応しています。

HP Officejet200もインクは染料系のカラーインクを採用しており、こちらも写真の印刷を重視していると言えます。また、バッテリーがオプションであったりWi-Fi機能を搭載している点はiP110と同じですが、印刷スピードは速くランニングコストもiP110より抑えられています。

またサイズは幅約364mm奥行186mm高さ69mmで重さは2.1kgであり、PIXUS iP110とそれほど変わりません。しかし、電源にACアダプターが無くケーブルだけですのでiP110よりも携帯しやすいスッキリしたデザインと言えるでしょう。タッチパネルが付いていて操作が分かりやすい点も魅力です。

ブラザーPJ-773の最大の特徴はA4対応モデルでありながら本体サイズが約幅255mm奥行55mm高さ30ｍｍという圧倒的な小ささです。重さは充電式バッテリーを付けた状態で約610gとなります。とても軽くて片手で持てる大きさであるため、ビジネスバッグに入れてどこへでも持ち歩けます。

またレシートなどに使われている感熱紙を使用している点もPIXUS iP110と違います。印字面はとても鮮明でありながら、1分間に約8枚も印刷できます。しかし残念ながら両面印刷やカラー写真の印刷はできません。モノクロで一枚ずつしか印刷できないため、領収書、見積書、処方箋など少量のビジネス書類向きです。

ブラザーPJ-773もWi-Fi機能を搭載しており、スマホやタブレットからも手軽に印刷できる点はPIXUS iP110と同様ですが、お値段はかなり高額です。

キャノン　インクジェットプリンター PIXUS iP110 の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

キャノンPIXUS iP110が長く愛されるのは、なんといってもそのスタイリッシュな見た目とコンパクトさ。そして写真も文字も鮮やかに美しく印刷できることに他なりません。

Wi-Fiを使った無線接続には賛否両論があり、接続を簡単に感じる人もいれば設定が上手くいかず難しいという人もいます。スマホやタブレットからダイレクトに写真を印刷することを優先されるのであれば、他の機種を選ばれた方がいいかもしれません。

しかしスッキリとした収納を好まれる方には、仕事場でもご自宅でもピッタリな製品だと思います。また建設関係など移動に車を使われて、現場で写真も文字もきれいに印刷したい方にも大変おすすめです。

プリンターにもそれぞれ個性がありますので、使用頻度、印刷量、用紙、使う場所などご自分が使うシーンを購入前に一度よく考えてみて下さい。そうすれば、あなたに合ったプリンターを手にすることができると思いますよ。