シャープ スマートフォン・携帯電話 Andoroid One S3

シャープ独自のフルHD「IGZOディスプレイ」は従来のディスプレイよりも赤や緑の発色が鮮やかになっており、深みのある美しい色合いの画像が楽しめます。また、大容量のバッテリーと合わせて3日を超える電池の持ちを実現しています。

スマートホンには欠かせない防水、防塵、耐衝撃の機能が備わっており、お風呂や雨の日でも安心して使えます。また、「IGZOディスプレイ」によるチューニングで指が濡れていても画面操作ができ、お風呂や料理中でも問題なく利用できます。

発売時からAndroid8に対応しており、購入してからも最新のOSにアップデートすることができるので、常に新しいGoogleサービスを利用できます。最新のOSにアップデートすると、セキュリティが向上され、新しい便利な機能が使えるようになります。

最近ではキャッシュレス化が進んでおり国内生産のスマートホンはほとんどおサイフケータイが使えるのですが、Android One S3はおサイフケータイ機能が搭載されていません。また、ワンセグも使えないのでその点を不便と感じる人もいるようです。

Android One S3のデメリットとしてスペックが低く処理速度が遅いという意見が見られました。メールやライン、SNS、インターネット検索をするくらいなら問題のない速度ではありますが、容量の大きいゲームなどをする場合は処理が遅く、物足りなさを感じるようです。

カメラの画素数は外側カメラが1310万画素となっています。普通よりもやや画質はよく、好感度の撮影も可能ですが、カメラに力を入れているスマートホンに比べると画質が落ちたり、遠くのものが映りづらいというような意見が見られました。

最近のスマートホンでは指紋認証や顔認証でロック解除できる端末も増えていますが、Android One S3はそういった生態認証には対応していないため、端末のロック解除は従来のパスコードなどでの解除となります。

また、シャープ従来の便利機能やエモパーなども非対応です。

シャープが独自に開発した「IGZOディスプレイ」の評価が高いです。高画質で鮮やかな画面で写真やアプリを楽しめる上に、省エネ性能もあるということで画面には満足度の高いレビューが多く見られました。

先に説明した「IGZOディスプレイ」が省電力に優れているほか、電池の容量が2,700mAhと大きく、OSのAndroid8も消費電力を抑える機能があるので、電池は長く持ちます。使う頻度やアプリの数、通話時間にもよりますが、最長で3日ほど持つようです。

Android One S3は最高基準の防水、防塵機能と耐衝撃性能を兼ね備えています。お風呂の中でも音楽を聴いたり操作ができる上、万が一落としてしまっても壊れにくい設計です。画面もフィルムが貼りやすい上壊れたりヒビが入りにくく、持っていて安心です。

Androidのスマートホンにはメーカやキャリア独自のアプリがいくつか入っており、容量を余計に使ったり動作が遅くなったりするのが不便という声も多く聞かれますが、Android One S3はそういったアプリが入っておらず純粋なAndroidのアプリのみで、欲しいアプリはPlayストアから好きなものを利用できます。

AQUOS 507SH Android OneはAndroid One S3の1年前に発売された機種です。キャリアはYmobileのみ取り扱っています。

どちらのスマートホンも本体のサイズや画面の大きさにはさほど変わりはありません。ただ、AQUOS 507SH Android Oneの方が薄く、重量が軽いので持っていて疲れにくいといえます。どちらも防水・防塵機能がありますが、耐衝撃性能はAndroid One S3だけのようです。

ディスプレイはどちらもシャープ独自の「IGZOディスプレイ」を使っており、鮮やかな発色です。しかし、Android One S3の方が解像度が上がっているためより鮮明な画面を楽しめます。カメラの性能には大きな差はありません。

機能的には、RAMの容量がAQUOS 507SH Android Oneが2GB、Android One S3が3GBなのでマルチタスクをするにはAndroid One S3の方が速いです。しかしCPUのスペックは同じでどちらも重い処理のゲームなどには適していない性能のCPUなので、普段使いに留まりそうです。

他の機能としてはどちらもAndroidのプリインストールアプリしか入っておらず、おサイフケータイや指紋認証や便利機能は使えません。

初期のOSはAQUOS 507SH Android OneのOSがAndroid7、Android One S3はAndroid8となっています。AQUOS 507SH Android Oneは8にアップデートできるかは不明ですが、Android One S3はアップデート可能です。Android One S3の方が最新のAndroidを使えます。

ただし、Androidのバージョンは使う人によって好き嫌いがあり、使いやすいかどうかは人それぞれです。

どちらのスマートホンも携帯性や普段使いする場合の機能性にはさほど違いがありませんが、AndroidのOSが最新で、処理の速度はAndroid One S3の方が良いのでより快適に使う場合はAndroid One S3をおすすめします。

コスト面についてはAQUOS 507SH Android Oneの方が古い機種なので安くなっている可能性があります。欲しい機能と価格を比較しながら検討するのが良いでしょう。

Android One S5はAndroid One S3の約1年後に発売された後続機種です。Android One S3から大きく変わった部分がいくつかあります。

まずCPUでは、コアが変わったためAndroid One S3よりも処理能力が向上しています。そのためAndroid One S3では遅かった動作もAndroid One S5ではよりサクサク動くようになっています。

また、Android One S3では非対応だったおサイフケータイがAndroid One S5では対応になり、便利さが増しました。そのほか、画面サイズがより大きくなっており、解像度も上がっているためAndroid One S3より更に鮮やかで高画質な画面となっています。更にハイレゾにも対応し、音質のいい音楽も楽しめるようになりました。

カメラの画素数は変わりがありませんが、イメージセンサーやレンズに変化があります。より多くの光を取り込めるようになったため、Android One S3よりも明るくきれいな写真が撮れるようになりました。

一方で、指紋認証やワンセグ、シャープの便利機能やエモパーが使えない点についてはAndroid One S3と変化はありません。

Android One S5はAndroid One S3よりも性能が上がっている分、価格もかなり上がっています。本体価格でAndroid One S3より1～2万の差があるようです。少し高くなってもスペックで選ぶならAndroid One S5の方がよいでしょう。

ただ、Android One S3とコアの性能が大きく変わっているわけではないのでゲームをするには遅かったり物足りなかったりするかもしれません。

最低限の機能でコスパ良く使いたい場合はAndroid One S3を選ぶと良いでしょう。

シャープ Android One S3 携帯電話の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

シャープ Android One S3は発色がよく、鮮やかなディスプレイが特徴です。独自の設計のため省エネに貢献し、濡れた指で操作することも可能といった利点があります。また、最高峰の防水・防塵機能がついていて耐衝撃性能もあるため、落としても壊れにくく頑丈です。

機能的にはシンプルの一言に尽きるでしょう。メーカーやキャリアのアプリもなく、必要最低限のAndroidアプリしか初期には入っていません。最低限の機能しか使わない、という人やたくさん機能があると返って使いづらいという人にはおすすめです。

一方でCPUの処理速度が遅くゲームなどのアプリを使うには向きません。カメラ性能も並程度で、おサイフケータイや指紋認証、シャープの便利機能やエモパーも使えないので、多彩な機能でもっとスマートホンを楽しみたい人には物足りない機種です。

以上の点から、価格も低いスマートフォンなので、ガラケーにはないスマートホンの良さを体感したいという入門機としておすすめの機種です。