シャープ スマートフォン・携帯電話 シンプルスマホ3

シニア向けのスマートフォンで重要なのは、なんといっても画面の見やすさです。シンプルスマホ3では選べる大きい文字サイズはもちろん、下に表示される「拡大鏡ボタン」で見づらい箇所を簡単に拡大します。

5.0インチの大画面に、省電力でタッチパネルの操作性が良いIGZO液晶を搭載。ホームボタンの他に「電話」「メール」の物理ボタンを備え、新着は光ってお知らせしてくれる便利機能つきです。

よく連絡する相手の番号を4件までホーム画面に登録できるので、通話したいときに慌てずサッと電話をかけることができます。

省電力IGZOと充分なバッテリー量で、標準使用時の場合3日間の電池もちを実現。旅行やお出かけにも気軽に持ち歩くことができます。防水、防塵、耐衝撃も備えているので、スマートフォンの取り扱いに慣れない方でも安心。

また「元気だよメール」「読んだよメール」で離れて住む家族にも安否やメール既読を手間なくお知らせします。万一の際は背面ボタンでブザー、登録した家族への電話、位置情報メール送信をする「緊急ブザー」つきです。

シンプルスマホ3は、周囲の雑音をカットする「ノイズキャンセラー」、声を聞こえやすくする「音声強調」、余分なエコーを抑えて聞き取りやすくする「エコーキャンセル」によって通話しやすい音声に変換。

さらに年配の方が聞き取りにくい「高音域」を強調してくれるので、子どもや女性など高い声の相手とのスムーズな会話をサポートしてくれます。通話をよく利用するシニアの方にとっては、非常に嬉しい機能ですね。

シニア向けに特化して開発されたスマートフォンのため、通常のスマートフォンとは画面や使い勝手の面で違いが多いようです。プリインストールされたアプリや固定の機能を有するため、アレンジがききにくいという欠点があります。

特に通常のスマートフォンを使っていた方がシンプルスマホ3を操作すると戸惑うことが多いので、購入の際にはショップで使い方の説明をしっかり確認しておいた方が良いかもしれません。

解像度や処理速度など、どんどん高品質のものが開発されていくスマートフォン市場の中ではシンプルスマホ3の機能は劣ると言わざるを得ません。

しかし「たくさんアプリを使いこなさなくてもいい」「必要最小限でいい」という方にはシンプルかつコンパクトに機能がまとまっているので、分かりやすいというメリットがあります。

シニアの方の「初めてのスマートフォン」としておすすめです。

シンプルスマホ3には、通常のカメラと同じような「専用シャッターボタン」が搭載されています。スマートフォンでの撮影に戸惑うシニアは多いため、非常に便利なボタンです。しかし、人によっては「小さくて押しづらい」という声も。

高齢で「小さいものを押す」のが苦手になってきた方にはちょっと使いづらいのかもしれません。

シニアの方ですと、あれこれ機能のあるスマートフォンは使いこなすのが困難なものです。しかしシンプルスマホ3は高齢の方がよく使われるアプリをあらかじめホーム画面に表示。初めてでも使いやすい設計となっています。

ガラケーからの移行など、あまり余計な機能が欲しくない方に向いたスマートフォンと言えるでしょう。画面は最新スマートフォンと比べたら高画質ではないものの、充分に見やすいとの声も上がっています。

必要な機能だけをまとめているので、バッテリー持ちが比較的良いのがシンプルスマホ3の良い点です。

画面はシャープ独自の液晶「IGZO」を採用しており、少ない電力で高精細の映像を実現。4Kやフルハイビジョンのゲームや映画を楽しむことはできませんが、通常使用ならこれで十分というユーザーも多いようです。

電池もちのよいシンプルスマホ3は、充電しづらい長時間のお出かけ時にも安心して持ち歩けます。

ガラケーからの買い替えをした方からは、「通話の声が聞き取りやすくなったので、変えてよかった」という声が上がっていました。

シニアの方は高音域が聞き取りにくくなってしまうので、声の高い女性や子どもが通話相手だと何度も聞き返してストレスになってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうした方には高音域を強調してくれるシンプルスマホ3はおすすめです。ノイズやエコーも軽減するのでより聞き取りやすく通話を楽しめます。

シンプルスマホ4は、シンプルスマホ3の上位モデルで2018年夏モデル。約2年の差があります。

シンプルスマホ3から4への移行によってRAM2GBから3GBとなり、処理速度の向上が見込めます。またストレージ容量は16GBから32GBと2倍になり、保存できるデータ量が格段に上がりました。また外部メモリ最大容量も200GBから400GBとなっています。

そのため写真や動画を多く取る方、アプリをたくさん使いたい方にはシンプルスマホ4が向いています。インターフェースもシンプルスマホ4ではUSB Type-Cを採用しているので使い勝手が良く、イヤホンジャックも備えています。

逆にあまりスマートフォンを頻繁に使わない、電話やメール、ネット閲覧などの最小限でいいという方には比較して安価なシンプルスマホ3で十分でしょう。

シンプルスマホ3はSoftbankキャリアのスマートフォンですが、こちらFujitsu らくらくスマートフォン me-F01LはDocomoキャリアです。やや丸みのあるデザインで、ブラック・ゴールド・ピンクから選べます。

2018年冬春モデルのため、スペックは前述したシンプルスマホ4に近いといえます。RAM3GB、ストレージ容量32GB、外部メモリ最大400GBなので処理速度やデータ容量はシンプルスマホ3と比較すると高性能です。

しかしバッテリーが2110mAhで、シンプルスマホ3の2810mAhと比較するとやや少なめ。バッテリー持ちは容量だけでは判定できないにしろ、有機ELで画面がキレイならくらくスマートフォン me-F01Lは反面、電池消費が激しいかもしれません。

有機ELを体感するのであればらくらくスマートフォン me-F01L、バッテリー持ちを重視するならシンプルスマホ3がおすすめです。

2018年夏モデル、ワイモバイルの京セラ かんたんスマホ 705KCのご紹介です。カラー展開はライトブルー、ライトピンク、シルバーの落ち着いた色味です。

シンプルスマホ3の2年後に発売されたスマートフォンのため、RAM3GB、ストレージ容量32GB、外部最大メモリ256GBと処理速度、データ容量ともに優れています。イヤホンジャックを備えているのでご使用になる方にとってはかんたんスマホ 705KCの方がおすすめです。

ただし最大待ち受け時間ではシンプルスマホ3の方が長時間なので、バッテリー持ちのいいものをお求めの方にはシンプルスマホ3がおすすめ。

そして重要なのが、使用料の違いです。格安が売りのワイモバイルは、さらに60歳以上の方に向けて通話料無料となるキャンペーンを行っています。適応にはいくつか条件がありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

シャープ シンプルスマホ3 携帯電話の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

シャープ シンプルスマホ3はシニア向けスマートフォンのため、一般のスマートフォンとはかなり取り扱いが異なってきます。そのため一般のスマートフォンからの移行だと「使いづらい」という声が多く聞かれました。また、子ども世代が親に教える際にも戸惑うことが多いようです。

しかし、ガラケーからの移行の場合は満足したという口コミもあり、特に「音声が良くなった」「通話しやすくなった」というメリットがあります。通話の多いシニアの方にとっては非常に重要なポイントになってくるのではないでしょうか。

各種シニア向けスマートフォンとの比較では、最新機種に処理速度やストレージ容量といったスペックでは劣るものの、バッテリー面ではシンプルスマホ3が優れているようです。お出かけが多いシニア層の方は、一度是非検討してみてはいかがでしょうか。