ソニー スマートフォン・携帯電話 Xperia X Compact

Xperiaらしいスクウェア型のスマートなデザインを採用。

安価な価格帯のスマートフォンですが、それを感じさせないスタイリッシュで飽きが来ないシンプルなデザインとカラーバリエーションを取り揃えています。

また他のスマートフォンと比べて小型に作られているので、ポケットや小さな鞄にもスペースを取ることなく持ち運ぶことができます。

男性は勿論、手の小さい女性でも片手で操作しやすいコンパクト重視のスマートフォン。

音量調節ボタンや電源ボタンなどが片手で操作しやすい位置に設置されていて、電源ボタンには指紋認証システムも搭載されています。

また最近SNSに写真を上げる方に嬉しいのは、カメラのシャッターボタンが写真を撮りやすい位置に設置されていること。ふとした瞬間やお洒落なお店で食事をしている時など、色々なシーンで気軽に写真を撮影することができます。

フルハイビジョンを搭載しているスマートフォンが普及している今の時代には珍しいHDの液晶画面ですが、HDとは思えない綺麗な映像を届けてくれます。

またHDの液晶画面を採用したことによりバッテリーがより長持ちする仕様になっているので、コンパクトサイズのスマートフォンでもより長く動作することが可能となっています。

コンパクトサイズスマートフォンに見合ったCPU性能なので、他のスマートフォンと比べるとレスポンスが遅く操作が一時的にできない場合があります。

特にAIを使用しているアプリケーションを使用する際にスマートフォンの電源が落ちることがあるので、多くのアプリケーションの同時操作や重いアプリケーションを使用するということには向いていません。

現在普及しているスマートフォンのバッテリーは平均で3500～5000mAhほどですが、このスマートフォンはコンパクトサイズという仕様により2700mAhと平均を少し下回るバッテリー容量になっています。

バッテリーを大量消費するアプリケーションの使用や複数の同時操作、長時間の操作などで動作時間が圧倒的に短縮されてしまいます。コンパクトサイズのスマートフォンならではの欠点のひとつです。

コンパクトサイズのスマートフォンは気軽に写真撮影ができますが、こちらの機種はカメラの動作に多々不備が見受けられます。

特にカメラのピントについてです。通常のカメラアプリケーションでピントを合わせた後にシャッターを切ると再度AFが働き、ピント自体を合わせるのがなかなか難しいようです。

メモ代わりに使用する程度の利用でしたら問題ない性能といったところです。

コンパクトサイズのスマートフォンですが、しっかりと防水・防塵加工が施されています。

このスマートフォンを選ぶユーザーは「色々な場所に持ち歩きたい」「気軽に持ち歩くことを重視している」という方がほとんどなので、水濡れや埃汚れに強い装備が標準搭載されているのは嬉しい機能のひとつと言えるでしょう。

コンパクトサイズのスマートフォンで重要視される項目のひとつ、それは本体の重さです。

このスマートフォンは約135gとかなり軽量で、単一電池や野球ボールよりも軽く作られています。

気軽に持ち歩きたい人、重いスマートフォンでは長時間操作できない人、重い物をあまり持てない人にはとても嬉しい重量です。

こちらはXperia X Compact SO-02Jの2年後の2018年6月22日に発売されている上位互換モデルとなります。

こちらの最大の違いは大きく分けて3つ。まずはバッテリー容量の違いです。SO-02Jが2700mAhに対し、SO-05Kは2760mAhとバッテリー容量が向上しています。

2つ目は画面改解像度の違い。SO-02Jが1280×720に対しSO-05Kは2160×1080とかなり差が大きく出ています。画面サイズも4.6インチから5インチに変更され、かなり画面が綺麗に見られると言っていいでしょう。

最後に本体重量の違い。SO-02Jは約135gですがSO-05Kは約168gと少々重め。バッテリー容量や画面サイズなどの変更から重量が増えていると思われます。

格段に性能が向上していると言っていい製品ですが、機能向上のせいかバッテリー駆動時間はSO-02Jよりやや劣る部分があるので、自分がどの機能を重視するかによって購入するかどうか検討することになると思われます。

こちらはXperia X Compact SO-02Jの約1年後、2017年の11月17日に発売された上位互換モデルとなります。

一番の差は最大待受け時間の差です。SO-02Jの3G回線の場合、最大約600時間だったところをSO-02Kの場合、最大約460時間となり140時間ほどの差が出ています。こちらLTE回線の場合でも02-Jは約540時間ですが02-Kの場合約430時間とかなり短縮されています。

この理由としては02-Jと同じトリルミナスディスプレイを採用しつつも、全面と背面カメラの画素数を急激にグレードアップさせたことに関連していると思われます。画素数を上げつつもバッテリー容量は変更されていないので、スマートフォン本体のバッテリー使用量が増えた為です。

しかし逆を言えば前回問題視されていたカメラの画質が向上しているので、大きさが変わらず持ち運びしやすいコンパクトサイズのスマートフォンを使用するユーザーでも満足のいく写真が撮影できるようになったという点ではとても良い機能向上ではないでしょうか。

こちらはSO-02Jの約1年前、2015年11月13日に発売された下位互換モデルになります。

最大待受け時間は3G回線で約430時間、LTE回線では約400時間とSO-02Jと比べるとかなり駆動時間に差があります。バッテリー容量はSO-02Jと変わりなく2700mAhですが、CPUやOSを含め、全体的に搭載されている内容がかなり古い物になっているのでその点でバッテリーの減りが速いのではないかと思われます。

またバッテリーの発熱問題がかなり話題にされており、充電時や少々負荷をかけた操作などをしている際によく発熱をしてバッテリーと本体を痛めてしまうようです。平常時は問題ないという声も見受けられますが、こういった点でもバッテリーと本体の寿命を縮めてしまう要員のひとつとなっているようです。

ですがSONYの商品ということがあり、音楽や通話時などの音質はかなり高評価。旧式から搭載されている指紋認証システムも誤作動することなく、ストレスフリーで使用できるようです。バッテリーの問題を多く取り上げられている機種ではありますが、音楽や通話の音質を重視して使用される方には嬉しい性能と言えるでしょう。

多くのアプリケーションや同時並行操作をする場合にはバッテリーの減りが速く感じる機種ですが、小型音楽機器としての性能は旧式としても十二分の性能を保持しています。

SONY Xperia X Compactの種類について、商品概要、説明書、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

SONYの製品ということがあり音楽や通話の音質はかなり高評価で、コンパクトサイズのスマートフォンということもあり気軽に持ち運びできる点もプラスの要素と言えるでしょう。

しかし旧式と新式を通してバッテリー容量不足はややマイナスと言える点で、動作がややカクついてしまうところも他の製品と比べてしまうとストレスに感じてしまう部分です。またカメラの性能不足も、現代のSNS社会ではやや痛い部分ではないでしょうか。

総合評価として、普段からメインで使用するスマートフォンとしてはやや性能不足の部分が多く見受けられるので、サブ機として使用する場合や音楽機器をメインとして使用する場合には非常に向いている製品です。

コンパクトサイズのスマートフォンとしてはマイナスの面が多く見受けられる製品でしたが、一方で音質やサブ機としての性能は十二分に備えているのでユーザーが使用したいかという方向性によって使い方や評価がかなり変わってくる製品でした。

こちらの記事で自分に合うスマートフォンを見つけるお手伝いになれれば幸いです。