ジェイブイシー イヤホン・ヘッドホン HA-FW10000

HA-FW10000は、JVCが独自に新開発したウッドドームドライバーユニットを採用し、緻密で多彩な表現力を実現しています。

新開発のウッドドームカーボン振動板の採用により、音の伝播速度を速め、振動の減衰特性に優れるカバ材から、JVC独自の技術である薄膜加工技術により薄く削り50umウッドドームを、カーボンコーティングに施し、適度なしなやかさと高い強度を兼ね備え、微蜜な表現力を実現しています。

HA-FW10000はボディへのこだわりも強くJVCのフラグシップモデルに相応しい上質なデザインに仕上がっています。

日本伝統工芸士による漆多層塗り仕上げの日本産楓（かえで）無垢削り出し加工を施し、ハウジングとスタビライザーには和楽器にも用いられる漆塗りを採用しています。

日本の伝統工芸士が１つ１つ手作業で漆多層塗りを施し、深みのある綺麗な光沢に仕上がっています。木とメタル素材の組み合わせでフラグシップモデルに相応しいHA-FW10000に仕上がっています。

ケーブルにも、新開発した技術がHA-FW10000には採用されています。

新たな芯線構成により、音の伸びと微細な表現を可能にしたハイグレード仕様のケーブルには、天然素材の絹が採用され、余分な振動を抑制し雑味のない滑らかな響きを再現しています。

セパレーションも、本体からプラグまで完全にセパレートした構造にすることで改善し、空間表現力の向上にもなっています。

メッキプラグには、高品位の極厚金メッキプラグを採用していて安定した響きを実現しています。

HA-FW10000の一番のネックなポイントが値段です。

HA-FW10000の価格は17万円台と非常に高価なイヤホンで、JVCが出すイヤホン製品の中で一番高いイヤホンとなっていて、やや値段が高く手が出しにくい印象を受けます。

ですが、HA-FW10000は、解像度が高く、高域のキレも良く低域においては柔らかな音色へもフォーカスし、表現力の高さとリアルな音色を兼ね備え、音場の広がりや定位感もしっかりした製品で、値段相応の価値・技術があり、JVCのフラグシップモデルに相応しい製品に仕上がっています。

外音遮断性は不可もなく可もなくといった口コミが多く一般的なイヤホンと同等の遮音性といった印象を受けます。

一般的なイヤホンと同等の遮音性ではありますが、HA-FW10000はカナル型イヤホンなので、カナル型でない製品と比べると遮音性は高いです。

外での使用にも考慮しイヤホンを付けていても、外の状況がある程度分かる様設計されたイヤホンですので、出勤途中など移動中にも向いているイヤホンなのではないでしょうか。

電車の中など静かな場所での使用の際に音漏れの心配がある口コミが多数ありました。

従来のウッドドームシリーズは仕様上、音漏れを抑える事ができずにいましたが、HA-FW10000から、耳側にダクトがあり音漏れはそれほど大きくありません。

電車内での使用の際にも音量を大にしない限り音漏れの心配はありません。

HA-FW10000の魅力の一つでもある、見た目の高級感はとても評価が高く日本の伝統工芸士による仕上げで日本人にマッチした製品に仕上がっています。

日本伝統工芸士により施された、多層漆塗り光沢仕上げにより丁寧な仕上がりとその出来は工芸品に近いイヤホンになっており、とても上質な製品に仕上がっています。

HA-FW10000は音場の広さも魅力の一つで、外見の魅力もありますが、イヤホンにおいての技術・性能も他社を引き離す性能に仕上がっています。

HA-FW10000の性能は様々な受章で証明されています。

VGP２０１８に続き２０１９でも金賞を受賞し、ヘッドホンアワードイヤホン部門でも大賞を受賞しています。その他にも数々の金賞を受賞していて、お墨付きの性能を持っている製品です。

HA-FW10000は、フィット感の評価も高く、装着した際の見た目も高級な仕上がりになっているので、とても評価が高い印象を受けます。

HA-FW10000は、カナル型イヤホンになっているので、イヤホン本体の重さを軽減し。長時間の装着にも疲れを軽減してくれます。

HA-FW10000は、高性能な影響でやや大柄化しています。なのでカナル型でなければ評価は低かった恐れがありますが、幸いにもカナル型であり、重さや疲労軽減にもフォーカスされているので安心して長時間使用できる製品になっています。

JVC Victor WOOD HA-FW10000は、2018年11月に発売されたJVCのフラグシップモデルですが、SONY IER-Z1Rは2019年3月23日に発売されたSONYのハイエンドモデルです。

IER-Z1Rは３つのドライバーを搭載し、低音域から中高音域、高音域、超高音域で割り当てられたドライバーユニットを組み合わせた「HDハイブリッドドライバーシステム」を搭載しています。

IER-Z1RはHA-FW10000にはない付属品が多数あります。

HA-FW10000は、キャリングケース・イヤーピース（S/MS/M/ML/L各２個）の付属ですが、IER-Z1Rは、キャリングケース・ハイブリッドイヤーピース・トリプルコンフォートイヤーピース・クリップ・ケーブルホルダー・クリーニングクロス・ヘッドホンケーブル・バランス接続ヘッドホンケーブルなHA-FW10000には付属していない付属品が多数付属されています。

IER-Z1Rは付属品が非常に豊富で様々な再生機器に接続して高音質の音楽再生が可能です。

ウォークマンやSONY社製のヘッドホンアンプ・スマートフォンを使用して再生する機会が多いのならHA-FW10000よりIER-Z1Rの方が満足する商品になります。

HA-FW10000とIER-Z1Rは外見にも違いがあり、HA-FW10000は日本伝統工芸士による手作業での漆多層塗り光沢仕上げの日本産楓 無垢削り出しボディを採用した事がHA-FW10000の最大の魅力ですが、強度の面ではややIER-Z1Rに劣ります。

IER-Z1Rでは、ハウジング素材にジリコニウム合金を採用し、非常に高い硬度と耐食性をもっており、傷つきにくく錆びにくい耐久性を実現しています。

IE 800 Sは、ゼンハイザーのイヤホンで2017年11月30日に発売されたイヤホンです。

小さなハウジングから予想以上の音場の広さを体感できるIE 800 Sですが、HA-FW10000と比べると音場の広さは狭いです。

IE 800 Sの外見は非常にシンプルなデザインでスーツなどにも合うデザインをしています。

HA-FW10000はそのデザインの特徴上使用状況を限定される恐れがありますが、IE800Sはとてもシンプルなデザインをしており、使用状況を限定しないシンプルなデザインになっています。

HA-FW10000とIE800Sは同じタイプのカナル型を採用していますが、HA-FW10000はカナル型に特化したケーブルで、IE800Sはカナル型に特化していないケーブルを採用している為、装着時の異物感が目立つ可能性があります。

ですが、HA-FW10000は、やや大柄化している為小さい形状のイヤホンを好む方はIE800Sの方が耳にフィットしますので自分に合ったイヤホンを探してみて下さい。

JVC HA-FW10000の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

HA-FW10000は、JVC WOODシリーズ１０周年を記念し開発されたJVC Victorのフラグシップモデルです。

フラグシップに相応しい上質なイヤホンに仕上がっています。

多数のレビューや口コミがありながら評価の低いレビューは非常に少なく、完璧に仕上げられたイヤホンです。

細部にまでこだわり抜き外見には、日本の伝統工芸士の漆多層塗り光沢仕上げを採用しており芸術作品に近いイヤホンに仕上げられた日本製の最高峰イヤホンです。

２期連続のVGP金賞を受賞し、その他にもヘッドホンブック２０１９大賞受賞・HiViBESTBUY2018・2019　1位　を獲得した日本の名機となっています。

リケーブルにも対応しているので、予期せぬ断線などがあっても本体を買い替える必要がない他、純正ケーブルから他のケーブルへ換えることでより自分好みの音楽を楽しめます。

高級イヤホンですが欠点という欠点がなく、一度HA-FW10000で試聴すれば他の下位モデルには戻れません。

値段以上の価値・性能が十分にあるイヤホンといえます。

購入を検討している方は、装着感や使用状況なども踏まえ、店頭で１度試して購入してみてください！