バイク用Bluetoothスピーカーおすすめ10選｜違法って本当？

バイクに乗って外の風を感じながら音楽を聴くのはとても気持ちいいですよね。Bluetoothのスピーカーがあれば、バイクに乗りながら音楽を聴けます。コードレスなので安全運転ができ、取り付けも簡単です。

しかし、運転中に音楽を聴くのは交通違反にならないかと心配になる方もいますよね。。また、「バイクのどこにBluetoothスピーカーを装着するの？」・「走行中に落ちないの？」と疑問に思いますよね。

そこで今回は、バイクに乗りながらBluetoothスピーカーで音楽を聴く際の交通違反になるかといった疑問点・選び方・バイクで使えるタイプを解説します。さらに、おすすめのBluetoothスピーカーの紹介もしていますので、最後までご覧ください。

上記のものは東京都の場合です。バイクの運転中に音楽を聴く点については、道路交通法で明確に違反や違法といった記載はありません。ただし、都道府県によっても変わってくるので、運転する地域の道路交通規則を調べてください。

音楽を聴くのは違反ではないですが、周囲の音が聞こえる範囲で安全運転を心掛けて楽しみましょう。イヤホンについては、基本的にグレーゾーンであるのを意識して使用してください。

道路交通法には明確な音量について書かれていませんが、音楽を聴く際の安全考慮はとても大切です。サイレンや周囲の音が聞こえる音量で音楽を聴き、周りの音が聞こえない程の音量は危険なので控えてください。

両耳を塞いでしまうと、周囲の音が聞こえにくくなるので注意が必要です。交通違反にはならないとしても、自分や周りのために安全運転ができる範囲の音量で音楽を楽しみましょう。

公共の場で音楽を聴くには、周囲への配慮が必要な点も忘れてはいけません。バイクは車のように室内になっていないので、音漏れには気を付けましょう。

Bluetoothスピーカーの使用は違反ではありませんが、はっきり聴こえないからとむやみに音量を大きくすると、迷惑になるだけでなく周りの音も聞きにくくなってしまうので、マナーと節度を守って安全な運転を心掛けてください。

バイクで音楽を楽しむためのBluetoothスピーカーは2種類あります。全く違うタイプになるので、バイクのスタイルによって使い分けをしてもいいかもしれません。おしゃれなスピーカーを選んでください。

アメリカンスタイルのバイクやビックスクーターに乗っている方に、ハンドルに取り付けるタイプのBluetoothスピーカーが多く使われています。見た目にもかっこよく、Bluetoothだと配線もないのでデザインの邪魔になりません。注意点として、音がそのまま外に漏れてしまうので周囲への配慮が必要です。

ヘルメット内部の耳元に装着するタイプのスピーカーです。ヘルメット内にスピーカーが付いており、イヤホンと違って耳を塞がないので周りの音も聞こえます。外に音漏れする心配もなく音楽を楽しめるのがポイントです。また、バイク周りのデザインを変えずに使用できるので、バイクを複数台乗り換える方にもおすすめです。

また、ヘルメットタイプは製品によって、ハンズフリー機能が備わっているものがあります。バイク運転中の通話は危険ですが、ハンズフリー機能があればヘルメットを装着したまま安全に通話ができ、違法にもならないためおすすめです。

Bluetoothにはバージョンがあり、バージョンが違うとスピーカーと接続できなかったり接続の安定性に差が出たりする場合があります。バージョン3.0以前と4.0以降では相互性がないため接続はできません。性能にも違いがあるので、バージョンはしっかりと確認しましょう。

音質については、バージョンによる影響はほぼありません。最新バージョンになるにつれてより多くのデータ量を速く転送できるようになって通信範囲も広がり、消費電力も少なくなりました。

バイクにスピーカーを取り付けるのであれば、防水機能が付いているものがおすすめです。防水の等級は「IPX」で表されます。防水性のないIPX0から防水性の高いIPX8まで9段階に分けられ、IPX4あれば多少の雨や雪が耐えられます。

しかし、大雨になると故障する可能性があるので、雨の日にスピーカーを外に出しておく方はIPX5以上のものを選びましょう。

Bluetoothスピーカーをバイクに取り付けるにあたってとても大事なのは、外れずしっかりと取り付けられているかどうかです。運転中にスピーカーが外れてしまうと事故の危険性があります。自分だけでなく周囲に危険を及ぼす場合もあるので、スピーカーが外れないように取り付けはしっかりと行ないましょう。

また、取り付けが面倒に感じる方は、ヘルメットスピーカーがおすすめです。工具・配線不要で、両面テープなどで貼り付けるだけで取り付けられる製品もあります。有線タイプのヘルメットスピーカーも取り付けは難しくなく、説明書通りに行えばしっかりと取り付けられます。

ヘルメットスピーカーのバッテリーの持ちは、有線タイプは気にする必要はありませんが、無線タイプでは重要な要素です。バッテリーの持ちは製品によってさまざまで、短いと6時間ほどですが中には60時間利用できる大容量バッテリーを搭載したものもあります。

とにかく容量が大きいものがいいように思えますが、オーバースペックになる場合もありますので、ご自身の使用目的に合った製品を選んでください。

ヘルメットタイプは装着感も大切なポイントです。スピーカーを両耳に装着してその上にヘルメットをかぶるため、大きいスピーカーだとをかぶったときに窮屈で耳や頭がが痛くなります。ヘルメットタイプはヘルメットをかぶった際にスピーカーが余裕をもって入るほどの薄さの商品を選びましょう。

バイクを乗っていると「雑音が多く音楽が聞こえない」といった事態になりがちです。しかし、バイクのスピーカーはあまり音質がいいとはいえません。

特に、低音が聞き取りにくくなってしまうので、重低音にこだわるのであれば音質もしっかりと確認してください。ヘルメットに装着するタイプのスピーカーには高音質なものが多いのでおすすめです。

DAYTONA（デイトナ）は1972年に静岡県で創業した、バイク用品の開発・製造を行っているメーカーです。取り扱う製品はバイクのパーツからライディングウェアなど幅広く、リーズナブルでコスパが高い製品も数多くあります。

デイトナのヘルメットスピーカー「聴くだけBluetoothイヤホン」は、スマホなどとBluetooth接続して手軽に音楽が楽しめ、さらにFMラジオも聴けるリスニング専用モデルです。また、警告音・ナビの音声案内もワイヤレスで聴けるため、快適な安全運転ができます。また、IP67の高い防水防塵性能を搭載しているのも特徴で、天候を気にせず使用できます。

STILO（スティーロ）は、1990年にイタリアで創業したヘルメットメーカーです。2020年には日本法人が設立され、日本への本格的な導入が始まりました。まだ日本での認知度はあまり高くはありませんが、非常に高品質で使い心地のいいヘルメットはWRCで9割のシェアを持ちます。

スティーロのヘルメットスピーカーは、商品名に「イヤーマフラー」と記載がありますが、中にスピーカーが内蔵されています。イヤーカップによる騒音低減するものなど、ヘルメットスピーカーも価格は高めですが高品質な点が特徴です。また、購入したらすぐに使える、スピーカーとマイクが内蔵されたヘルメットも販売しています。

SYGN HOUSE（サインハウス）は、1987年に神奈川県で創業したバイク用品・パーツを取り扱うメーカーです。サインハウスが取り扱うヘルメットスピーカー「B＋COM」は、Bluetoothでスマホなどのデバイスを2台まで同時接続でき、音楽・ナビなどを使い分けられます。

また、ハンズフリー機能搭載で運転中も通話ができ、スマホのSiri・Googleアシスタントの音声認識機能を起動させて、走行中に音声でスマホの操作指示もできます。「B＋COM」は、お手頃価格のものからハイエンドのものまであるので、用途に合わせて選びやすいのも嬉しい特徴です。

WINS（ウインズ）は、石川県に本社を置くメーカー「ウインズジャパン」のブランドです。ウインズのヘルメットメーカーは、使いやすさはもちろん音質にこだわった製品を展開しているのが特徴です。

価格は高くなりますが、製品の中にはハイレゾ音源を再現するものがあります。さらに、迫力の音・バランスがいい音など、音質のタイプ別に取り揃えているのも嬉しい特徴です。取り付けの自由度が高く、付属のマジックテープで簡単に取り付けられる点もおすすめポイントです。

SENA（セナ）は韓国のデジタル機器を取り扱うメーカーで、日本ではバイク・自転車用のインカムで知られています。セナのインカムはヘルメットスピーカーとしても使えます。カメラ付きなど非常に高性能で、人気のSHOEIのヘルメット専用モデルがあるのも特徴です。

また、複数人で同時接続して、みんなでインカムでおしゃべりができるのも大きな特徴です。複数人でツーリングを行う方は、走行中にメンバーと会話ができるとより楽しめます。また、お互いの位置情報をネット上で確認できる機能もあるため、万が一のトラブルにも対応しやすくなります。

Cardo（カルド）はアメリカのバイク用インカムを展開するメーカーです。スピーカー・イヤホンなどで絶大な人気を誇るメーカー「JBL」と業務提携し、音質にこだわった商品展開が特徴です。

インカムですがヘルメットスピーカーとしても使え、カルド独自のBluetooth機能で複数人と同時接続も可能です。また、JBLの技術を駆使したハイクオリティな音質で音楽が楽しめます。さらに、音声操作・防水防塵性能など使いやすさも追求した、非常に高品質なモデルです。

バイクの運転中にBluetoothスピーカーで音楽や通話を楽しむと、毎日の移動をより充実したものにできます。ただし、運転中は安全にも十分注意して周囲に配慮した音量設定をしてください。当記事おすすめのBluetoothスピーカーの中からお気に入りを探し、マナーと交通ルールを守って楽しいバイカーライフを送りましょう。