【2023最新】telloシリーズのおすすめ3選｜性能や使い方を解説！

テレビやインスタグラムで、ドローンの空撮映像を見た時に癒されたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな映像をみていると、自分でドローンを操縦していろいろな景色を楽しみたくなりますよね。一方ドローンは高額で操作が難しく、ハードルが高いイメージがあります。

しかし、室内でも安全に飛ばせるサイズで難しい操作が不要なドローンもあります。それが、手に入りやすい価格と高性能で注目を浴びているRyseTech社のtelloシリーズ。telloはトイドローンと呼ばれ、家電量販店やECサイトで簡単に購入することが可能です。

本記事では手軽さが人気のtelloの機種や性能について解説します。また、おすすめのアクセサリーなどもご紹介しますので参考にしてください。

「世界一楽しいドローンを作る」という想いを持つスタートアップカンパニーのRyze Tech社は、2017年に設立されたテック系中国企業です。民生用ドローン市場で約7割を占めるドローン最大手メーカーのDJI社から、フライトコントロール技術提供を受けてtellが誕生しました。

世界最大手のDJI社の高度な技術をもとに、ドローンを安心して楽しめるように設計して作られているところが魅力です。

ドローンの楽しさが詰まっているtellは、高い技術が搭載されていることで知られています。また小型ながら、ドローン最大手のDJI社の技術が細かなところに活用されているのも特徴です。

現在の日本の航空法では、200g以上のドローンは規制対象となるため簡単に飛ばすことができません。しかし、telloは軽量の80gとコンパクトなボディでありながら、その中にはさまざまな性能がたくさん搭載されています。

通常、ドローンは機体が重くなるほど安定性が高くなります。しかし、telloはDJI社の高度な機体制御テクノロジーのおかげで軽量小型でありながら安定した飛行ができ、初心者でも安心して操縦が可能です。例えば初心者では難しいホバリングでも、telloが自動で高度を保ってくれます。

telloにはドローン初心者に嬉しい自動離隔陸機能が搭載されています。スマホの画面にワンタッチするだけなので操作が簡単。telloの底部に搭載されているビジョンポジショニングシステムで自動離着陸するので、離着やタイミングが難しい着陸も安心してこなせます。

ドローンを操縦する時に心配になるのが衝突事故です。しかし、telloには障害物探知システムが搭載されているので、センサーが障害物を検知し衝突する恐れがある場合は自動的に飛行を中止してくれます。

また、機体とスマホの接続が途切れてしまった場合は、telloが自動で着陸してくれるフェールセーフ保護機能が役立ちますよ。

telloにはインテル製の高品質プロセッサーが搭載されているため、高画質な映像を撮ることが可能です。またCircle・360・Up&Wayの3種類のフライトモードが付いたEZショット機能を使えば、初心者でも感動するような空撮ができます。さらに、電子式映像ブレ補正機能のEISで気になるブレの心配も解消できるのも魅力です。

機能操作がスマホで簡単にできるのもtelloの魅力。スマホに無料の専用アプリをインストールし、機体とWi-Fiを接続させることでタップやスワイプで簡単操作が可能です。また、飛行中は機体からの映像をスマホで見ることができるので、臨場感あふれる映像を楽しめます。

「Scrtach」というコーディングシステムで、telloの飛行パターンをプログラミングすることが可能です。ブロック型ビジュアルプログラミングなので、初心者でも楽しくプログラミングが学習できます。また、プログラミングに慣れている方は「tello SDK」を使えば、tello専用のアプリの開発も可能です。

設定はとても簡単で、下の3つの工程で完了します。

1. 機体を箱から取り出す
2. USBでシールが付いている側を下にしてバッテリーを充電する
3. 充電している間に、iPhoneならApple store、アンドロイドならGoogle Play storeからtello専用のアプリをダウンロードする

機体を箱から取り出す際は、下部から取扱説明書と予備プロペラを取り出し確認してください。また、フル充電にかかる時間は約90分とされています。充電をしている時はtelloの電源は入れないように注意しましょう。

付属品を確認し、バッテリーの充電とアプリのダウンロードが終わったら操作を開始します。操作自体は簡単ですが、慣れない間はゆっくり確認しながら進めていきましょう。

接続は以下の4つの工程で行います。

1. telloの機体の右側面にある電源を長押し
2. 機体の正面ランプが赤色→緑色→黄色に点滅
3. 同時に、telloからWi-Fiが発信される
4. スマホの設定画面から「TELLO-xxxxxxxx」のWi-Fiを選択する

機体の正面ランプが黄色に点滅してる時は準備中のサインなので、点滅しなくなるまで待つ必要があります。

telloの機体にあるランプの色や点滅の意味があるので、使用する前に確認しましょう。例えば、充電状態を意味する青いランプの点滅が早い時は充電エラー・ゆっくり点滅している時は充電中・充電完了を意味します。

また、バッテリー量を表示する赤の点滅がゆっくりと点滅する場合はローバッテリー・速く点滅する場合は電池切れ寸前・点灯は重大なエラーを意味します。これらを覚えておくと、事故や故障を回避するために役立ちますよ。

飛行開始時にtelloアプリを起動し、下の6つの工程を行います。

1. 最初の画面、右下の「connect Tello」を選択
2. 利用規約が表示されるので、下までスクロールして問題がなければ「Read」にチェック
3. 「Accept」をクリック
4. Tello本体からの画像がスマホに表示される
5. 画面左上の上向き矢印を押す
6. 離陸しますか？の表示をスライドさせると離陸が開始される

着陸時も同様に画面左上の下向き矢印を選択し、離陸の表示をスライドさせます。

DJI社のフライトコントロールテクノロジーが駆使されているtelloは、スマホの画面をスワイプすると動かした方向へフリップできる「8Dフリップス」、機体を手からトスするとホバリングができる「スルー&ゴー」という機能も搭載されています。

詳しい内部構造を知りたい場合は、2018年5月に公開された日本語版ユーザーマニュアルを参考にしてください。

telloが高性能でもドローン初心者の操縦は不安定なため、風のある日の飛行は避けましょう。強風により機体が舞い上がり、安定した操縦ができなくなってしまいます。また、飛行禁止場所や飛行ルールも必ず確認してください。

また、安定した操縦ができるまではドローン経験者と一緒に練習をするのがおすすめです。慣れるまでは誤操作によって事故につながる危険があることも認識しましょう。

ここまで、初心者でも安心して楽しめる小型軽量の「tello」ドローンについて解説しました。扱い方やルールは理解できましたか？ぜひ本記事を参考に、「tello」ドローンでさまざまな景色を楽しんでください。