体重計・体組成計の価格とおすすめ製品12選｜値段相場はどれくらい？違いは？

外出機会が減り以前より体系が気になる…という人も多いのではないでしょうか。以前はジムに行っていたという人でも、時節柄行きにくくて体重管理や運動から遠ざかってしまっているという声も。家でも体重管理をするためには、体重計や体組成計が必須です。

体重計や体組成計は、常に最新のものが販売され続けていて価格帯も幅広いです。新しい体重計を購入する場合、価格が高くても最新機能が搭載されている方がいい人もいれば、まずは価格が安いもので様子をみたい、という意見もありますよね。

そこで今回は、体重計の価格に焦点を当て、体重計の種類や選び方について詳しく解説します。価格別の体重計・体組成計のおすすめ13選もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

最初に体重計の種類と価格相場について解説します。体重計・体脂肪計・体組成計の3種類の違いと、それぞれの価格相場についても見てみましょう。

体重計はシンプルに体重のみを量るものです。昔ながらのゲージ表記のものとデジタル表記のものがあります。ゲージ表記のものは物の量りと仕組みが同じなので、乗るだけで簡単に体重を量れます。

デジタル表記の場合、センサーを使って体重を量ります。数字が一目で確認できるため、読み間違いもなくスムーズです。性能が上がるとその分価格も高くなるので、予算に合わせて選びましょう。

体脂肪計は体重と体脂肪が測れるものです。以前は身長と体重を入力し、両手で握ると体脂肪が測れるものもありましたが、現在は体重計のように乗るだけで体重と体脂肪を確認できるタイプが主流です。

体脂肪のみ測れるものは徐々に減っています。しかし、体重と体脂肪のみ確認できればいい場合、シンプルな機能のものであれば比較的安い価格で購入することができます。

体組成計は体のさまざまななデータが計測できるものです。3つの中で価格が最も高く、高級なものになると数万円するものも。計測できるデータは筋肉量・水分量・骨密度・除脂肪体重など、端末によっても異なります。

体組織計は、両足で測定するものと両手両足で測定するタイプのものの2種類ありますが、全身のチェックを行いたい人は両手両足タイプがおすすめです。価格の安いものなら5,000円程度で購入できるので、自分の知りたい項目と予算のバランスで選びましょう。

新しい体重計や体組成計を購入する際には、価格相場を知るのも重要です。自分にぴったりな体重計でも、相場より高すぎてはもったいないですよね。体重計・体脂肪・体組成計の価格相場は以下の通りです。

• 体重計…1,000〜5,000円
• 体脂肪…2,500〜4,000円
• 体組成計…1,000〜20,000円

体重計・体脂肪計・体組成計のすべてが4,000円前後での機器が1番多いです。現在の主流は体組成計で、価格が高くなればなるほど高性能になります。

体重計はシンプルに体重のみを測定する機械です。その日の体重を計るだけのものなら1,000円以下で購入できるものもあります。しかし、アナログ表記のものだったり、100g単位の測定があまり正確でなかったりと、精度にバラつきがあります。

より正確な体重を測定したい人は、ある程度高価なものを選びましょう。高額なモデルになると体重を50g単位で測定できるものも多いです。測定の精度が上がれば上がるほど価格が高くなり、中には10万円前後の体重計もあります。

体脂肪計は体重と体脂肪を測定するものです。ダイエット中には体重よりも体脂肪を把握するのが大切になるため、体脂肪が測れるものを選びましょう。ただし、ダイエットをしていると「体脂肪率は低ければ低い方がいい」と考えがちです。

女性の場合、体脂肪が20%を下回ると他ホルモンバランスが崩れてしまい体調が悪くなるという声もあります。適正範囲内で、自分にベストな数値を見つけましょう。

体組成計は体のさまざまな数値を測れる機器です。測れる項目が多くなればなるほど価格が高くなるので、予算の範囲内で自分が知りたい項目があるものを選びましょう。

• 体重
• 体脂肪率
• 骨格筋率（体の骨格筋の割合を示す数値）
• 骨量（骨に含まれるミネラルの数値）
• 内臓脂肪（内臓脂肪のレベル）
• 基礎代謝量（寝ていても消費するカロリー量）
• BMI（肥満度を示す数値。体重（kg）÷身長（m）の2乗」で計算できる）

家庭用の体組成計の基本は上記の数値を示してくれます。業務用では体の部位別の数値や細かな筋肉量を示してくれるものもあります。

体脂肪計や体組成計の測定方法は、両足のみで測定するタイプと両手両足で測定するタイプの2種類。主流となっているのは両足のみタイプです。体組成計は、体に微弱な電流を流して筋肉量や脂肪量を測定しています。

両足のみタイプは下半身の体脂肪率を中心に測定しますが、両手両足タイプはバランスよく全身の数値を測れるため、正確な全身の数値を知りたい方におすすめ。ただし、両手両足タイプは価格が1万円〜とやや高価な傾向があるので、予算に合わせて選びましょう。

体重計を購入するなら、家族分のデータ登録ができると便利です。データ登録ができる人数は機器によって違いますが、同居人数分登録できるものがおすすめ。主に体組成計では、測定する人の身長や体年齢などを登録しておけば乗るだけで個人を判別し測定を行います。

データを登録できないものだと、毎回データを登録しなければならないため不便です。手軽に測定したい時にすぐ測れるように、データ登録機能のあるものを選びましょう。

体重計や体組成計の測定単位は、細かい方がより正確に体のことを知れるのでおすすめです。わかりやすいのが体重の測定単位。価格がリーズナブルなものは100g単位でしか図れませんが、価格が高いモデルのほとんどは50g単位での測定が可能です。

細かな数値を知ることで、ちょっとした変化にもすぐ気づくことができます。ダイエットや筋トレをしている人にとっては、モチベーションUPにもつながりますね。

スマホと体重計・体組成計が連動していると、測った数値をわざわざ記録しなくていいので便利です。スマホ連動しているものの中には、専用アプリに入力が必要なものもあるので、データが自動で飛ぶかどうかの確認は必ず行いましょう。

体重計に乗るだけでデータが自動転送するものは、価格が高額な場合が多いです。安価なモデルでは専用アプリがあり自分で入力を行うものが中心となります。

タニタは世界で初めて家庭用の体重計や乗るだけで計測可能な体脂肪計を発売したメーカーです。ハイスペックモデルでは小精度である周波数測定機能で、体の数値を測定することが可能。「タニタ食堂」で一躍有名になったメーカーということもあり、健康的なダイエットを行えるようにさまざまな体重計を発売しています。

タニタの体組成計には、筋肉の状態を分析できるインナースキャンデュアルが搭載されている上位モデルがあります。この機能を使えば筋肉量だけでなく筋肉の質を測定ができます。年齢と共に低下する筋肉の質に注目した世界初の技術です。

オムロンは健康医療機器や環境関連機器などをリリースしている日本の大手メーカーです。Bluetooth対応モデルが多く、連携しているアプリに転送すれば簡単に健康管理ができる便利な体重計を多く販売しています。

もちろん専用アプリもリリースされているので、これからスマホで体重管理を行う人におすすめのメーカーです。乗って4秒で測定とデータ転送が完了するモデルもあるので、忙しい時でも簡単に体重管理を行えます。

パナソニックはあらゆる家電を販売している日本の有名メーカー。美容家電に力を入れているメーカーでもあるので、女性が体重管理を続けやすい工夫を取り入れています。体重が減ると液晶にキラキラマークが表示されるので、モチベーションを保ちやすいという声が多いです。

上位モデルの体組成計では、測定時に体がふらついたかどうかで判断する体幹バランス年齢の測定が可能。年齢と共に衰えていく部分なので、他社とは違ったユニークな部分を測定したい人におすすめのメーカーです。

エレコムがPC周辺機器を中心に販売しているメーカーです。その技術を生かしたWi-Fi通信可能な体組成計をリリースしています。筑波大学とコラボしより正確な内臓脂肪レベルの測定を実現した体組成計が話題です。

コンパクトな体重計が多く、収納場所に困らないのも特徴の1つ。シンプルなデザインが中心なので、性別を問わずに人気のメーカーです。

体組成計や体脂肪計での数値はあてにならないという声がありますが、これは半分正解で半分不正解です。私たちの体の中は日々変化しています。そのため、測るタイミングや生活習慣によって数値が変化するので、昨日と今日で全く違うというのは珍しい話ではありません。

大切なのは数値に一喜一憂するのではなく、毎日の変化と食生活や運動習慣を紐づけて管理すること。あくまで参考程度にはなりますが、体の変化に気づくことは可能です。

有名メーカー以外でも、ニトリやドンキからも格安の体組成計が発売されています。ドンキの体組成計はBluetooth接続で、スマートウォッチとの連携が可能。スマートウォッチと連携すると心拍管理ができるので、有酸素運動を取り入れている人におすすめです。

一方のニトリは、昔ながらのアナログ測定のシンプルな体重計を販売しています。こちらはシンプルに体重がわかればいいという人におすすめ。どちらも非常に安いので、手軽な価格の体重計と体組成計を求める人にぴったりです。

各メーカーからさまざまな体重計や体組成計が発売されています。機器によって測定項目が変わるので、自分にぴったりのものを見つけてください。機能が上がれば価格も高くなるので予算に合わせて選びましょう。