タニタの体組成計おすすめ8選！アプリ連動でダイエットや毎日の健康管理に

自分の体重や体脂肪率が気になる、筋肉量がどれくらいあるのか知りたい、健康管理のために毎日体組成計で自分の体をチェックしたい、そんな時に役立つのが体組成計です。ダイエット中で、筋肉量を落とさず体脂肪を落としたいという時にも体組成計は非常に役立ちます。

そんな体組成計ですが、数値が正確に測れないという口コミなども目にすることがあり、精度が気になるという方も多いです。数ある体組成計の中でも、高精度の測定が可能で種類豊富に展開されているのがタニタの体組成計です。

そこで、タニタの体組成計について解説、おすすめ商品を紹介します。また、「数値がおかしいと思った時に確認すること」やオムロンとタニタとどっちを買うか悩んでいる方に向けて「体組成計はオムロンとタニタでどう違う？」など必見です。さらに正しい体組成計の使い方もぜひ参考にしてみてください。

「体組成」とは、筋肉や脂肪、骨など、からだを構成する組成分のことです。これらを計測する体組成計の基本的な測定項目は数が多いため、何を示すのかを正しく理解しましょう。

7つの項目のうち以下の4項目は、肥満や生活習慣病などに直接的に関わってくる主要なものと言われています。それぞれの要点を押さえておきましょう。

1. 体重：健康状態を知るための重要項目です。定期的に測定し、変化を把握していけば、効果的な健康管理につながります。
2. 体脂肪率：体脂肪率とは、体重のうち「体脂肪の重さ」が占める割合のことです。体脂肪が過剰に蓄積された状態が「肥満」です。
3. 筋肉量：体内の筋肉組織の重さのことです。加齢などで筋肉量が減ると、筋肉を動かすための基礎代謝も減るため、脂肪が蓄積されやすくなって生活習慣病を発症しやすくなります。
4. 基礎代謝量：基礎代謝量は「生存のために最低限必要なエネルギー」のことで、安静時、呼吸器・循環器系や神経系、臓器がわずかに活動している状態で消費するエネルギー量です。

体組成計では、その他にも以下のような測定項目があります。自分にとって何が重要な項目なのかを把握しておけば、有効なダイエットやからだ作り、健康増進につながります。それぞれのポイントを押さえておきましょう。

1. BMI：「Body Mass Index（＝体格指数）」の頭文字「B・M・I」をとったもので、「BMI＝体重（kg）÷身長（m）÷身長（m）」の算式で求められます。
2. 内臓脂肪レベル：「内臓脂肪」は、脂質異常症や糖尿病など、生活習慣病に深く関与します。「内臓脂肪レベル」は、その内臓脂肪の面積の大小をレベル化したものです。
3. 体内年齢：体内年齢は、体組成と基礎代謝量のデータから、タニタ独自の研究から導き出した年齢傾向から算出します。

手軽に測れる体組成計ですが、いくつかの事項に注意しないと正しい計測値を得ることはできません。ここでは、そのポイントについて触れていきましょう。

各測定項目は、食事や運動、睡眠などの影響を受け、1日の中でも変動します。また、体調に左右されることも少なくないため、できるだけ常に同じ時間・条件で計測してください。

食事や入浴、運動による体水分・体温などの変化が、なるべく体組成の計測値に影響しないよう、以下の点に留意しましょう。

• 食後2時間を経過しているか
• 測定前に排尿、排便を済ませているか
• 運動後の測定はNG
• 脱水やむくみはないか
• 低体温時の測定はNG
• 発熱時も測定NG
• 入浴後もNG

タニタが推奨する体組成計の最適な計測タイミングは、『食前かつ入浴前』です。

タニタの体組成計は、生体電気インピーダンス法という計測方法を用いています。これは、体組成計の電極から微弱な電流を身体に流し、その電気抵抗値から「脂肪」や「筋肉」などの体組成を「推定」する方法です。

この生体電気インピーダンス法では、不適切な測り方をすれば、「おかしいな？」と思われる計測値が出ることがあります。特に体水分や体温の変動は、電気の通りやすさに影響を与える場合があります。

私達は、日頃あまり意識していませんが、さまざまな要因により、体水分の分布は変化するものです。以下のような変化が激しいときに測定すると、数値が変動しますので、避けるようにしましょう。

【体水分の分布の変化要因】

• 過度の飲食後
• 二日酔いのとき
• 激しい運動の後
• 多量発汗など極度の脱水症状のとき
• 発熱や下痢のとき

体温が上がると血流量は増加し、体温が下がると血流量は減少しますので、電気の通りやすさが変化し、計測値に影響を与えてしまいます。以下のような要因により、体温変化が大きくなった時も数値が変動しますので、測定は避けるようにしましょう。

【体温の変化要因】

• 運動やサウナ
• 入浴
• 食事によってエネルギー消費量が上がったとき
• 冷たい外気や、冷房に長時間さらされたとき
• 女性の生理周期など

タニタの最新式体組成計では、測定したデータをスマートフォンに送信し、アプリで記録・確認ができます。普段持ち歩いているスマートフォンと連携すれば、より効果的な健康管理やダイエットがしやすくなり、モチベーションアップにつながります。主なアプリは以下のとおりです。

• 「ヘルスプラネット」：体重・体脂肪・歩数などをグラフ化し、目標の実現に向けた、効率のいいダイエット・健康管理をサポート
• 「ねんしょう！ for Girls」：背筋、腹筋、腕立て伏せ、スクワットの4種類のエクササイズをイケメンキャラがサポート
• 「女性のリズム手帳」：女性にとって大切な生理サイクルの記録・管理など、女性のためのヘルスケアアプリ

他にも人気のスマホアプリが揃っています。詳細情報は以下のタニタホームページをご覧ください。

ご承知のとおり、オムロン、タニタ両社とも日本を代表する健康計測機器のトップメーカーです。体組成計の購入を考える時、オムロン、タニタどちらを選ぶか悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれの特徴と違いを見ていきましょう。

オムロンは、これまで数々の世界的なイノベーションを生み出してきました。オムロンが体組成計に採用している測定方法は、BI法（Bioelectrical Impedance＝生体インピーダンス法）です。脂質がほとんど電気を通さないのに対し、水分を多く含む筋肉や血管などの組織は電気を通しやすいという性質を利用したものです。

このBI法で得た電気抵抗値と身長・体重・年齢・性別の計5項目を基に、オムロンが独自に作り上げた推定式を用いて数値を算出しています。

オムロンの体組成計には、自社製のアプリ「OMRON connect」によるスマホアプリとの連携や、ご家族で体組成計を使うための、「子どもアルゴリズム」など機能が付加されています。収納性にも定評があり、日常生活における使い勝手の良さを重視している点が、オムロンの体組成計の特徴と言えるでしょう。

一方、タニタは、体組成計で国内トップシェアを誇ります。環境変化に上手く適応しながらユーザーのニーズを捉え、常に業界の先駆けとなる商品を世に送り出しています。

生体電気インピーダンス法に加え、足に障害を持つ人でも測れる”手から電流を流して計測する方式“や、体を細かく分析できる“デュアル周波数測定”などの新技術をいち早く体組成計に取り込んでいます。

これらの進取性に加え、高精度の測定が可能で、豊富な機種を揃え、あわせてスマホアプリを駆使しながらユーザーニーズに応えています。ユーザーの立場に立った製品開発思想が、タニタの体組成計の特徴と言えるでしょう。

体組成計による測定方法は、主に「両足測定」と「両手両足測定」の2通りに分かれます。どういう目的で、どの計測項目を確認していくのかを明確にすることで、どちらの計測方法がマッチするのかが分かります。それでは、具体的に見ていきましょう。

両足測定モデルは、標準的な機能を備えた機種と言えます。7つの基本事項（体重・BMI・体内年齢・体脂肪率・筋肉量・基礎代謝）の測定で十分と考える方は、この両足測定モデルで全く問題ありません。タニタには、豊富な機種が揃っています。

一方で、全身および部位ごとの脂肪率や筋肉量など、より多様かつ詳細な項目の測定を希望する方は、両手両足測定モデルがおすすめです。測定項目はタニタの体組成計では最多の全26項目あり、「デュアルタイプ体組成計 インナースキャンデュアル RD-800～802シリーズ」などが対象機種になります。

「女性ダイエットモード」とは、月経日を登録することで、ダイエットに適したダイエットチャンス期を教えてくれる機能です。理なく効果的なダイエットにつながるようサポートしてくれます。対象機種は、「体組成計 インナースキャン50 BC-308」です。

「アスリートモード」とは、アスリートのからだや運動習慣にあわせた測定モードです。プロはもちろん週に12時間以上のトレーニングを行っているアマチュアの方も、この「アスリートモード」での測定をおすすめします。全90機種のうち「体組成計 BC-766～768シリーズ」など、78機種に搭載されています。

「乗るピタ機能」とは、体重とからだの電気抵抗値から、乗った人を自動で見分ける機能です。これにより、ただ乗るだけで自動的に測定できるようになりました。全90機種のうち「体組成計 BC-314～316シリーズ」など、84機種に搭載されています。

タニタの体組成計は、高い精度が差別化ポイントです。その中でも「デュアルタイプ体組成計」はは精度が高く、これまで医療分野で使用されていたこの「デュアル周波数測定」を家庭用体組成計に採用したものが、「デュアルタイプ体組成計」シリーズになります。

これにより、家庭でも筋肉の質の把握することが可能になりました。全90機種のうち「デュアルタイプ体組成計 インナースキャンデュアル RD-910」など、29機種に搭載されています。

目的に向けて成果を出していくためには、体組成計での計測で得たデータを管理・活用しない手はありません。ここでは、体組成計本体、スマホの2通りの管理・活用法を見ていきましょう。

上述の「乗るピタ機能」などは、体組成計内で体重や体の電気抵抗値などがデータ管理され、乗った人の情報と自動的に照合されています。ほとんどの機種で、これらのデータ管理機能が搭載されています。

体組成計とスマホを連携し、アプリを活用することで、前述のようにより効果的な健康管理やダイエットに取り組むことが可能です。

スマホ連携データ管理に対応した機種は、全90機種のうち「デュアルタイプ体組成計 インナースキャンデュアル RD-800～802シリーズ」や「RD-906～913シリーズ」など、33機種となっています。

ご覧頂いたとおり、タニタの体組成計は、健康管理やダイエット、トレーニングに試行錯誤しながらも懸命に取り組む方向けの、顧客起点の高機能製品です。付随するスマホアプリも併せ、これらを味方にして、充実したヘルシーライフを送りましょう。