【登山に】中華テントのおすすめ10選｜MOBI GARDEN・NATUREHIKE

中国産の製品に対し「中華～」との呼び方がありますよね。これはいわゆる俗称で「中国産だから安い」「安物買いの銭失い」といったニュアンスを含んでいるのを知っていますか。

キャンプ用・登山用テントも同様に「中華テント」なるジャンルが存在します。実は、その中華テントに変化が起きており、近年品質が急速に向上しています。今や中華テントは実用にも十分耐えられるレベルと認知されており、むしろコストパフォーマンスの高さが評価されています。

そこで本記事では中華テントの魅力をお伝えするため、MOBI GARDENやNATUREHIKEなどのおすすめメーカーやULテントなどのおすすめ商品をピックアップしてご紹介します。また、テントの選び方や評判もご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

近年中華テントの品質は飛躍的に向上し、市場価値が高まっています。ここでは、中華テントの魅力を詳しく解説します。

中華テントは総じて値段が安いのが魅力の1つです。家電・PC機器などと同様に、中華テントは日本製と比べて大幅に安く、同程度の品質でも倍以上の価格差が生じる場合も珍しくありません。

主な理由は、中国現地における人件費の安さによるものです。近年高騰気味といわれているものの、依然安価で強力なマンパワーが健在しています。

近年、中華テントの品質は目覚ましく向上しており、今や実用レベルに達しています。値段における費用対効果は非常に高いです。後述するモビガーデンやネイチャーハイクのように、世界的に認知されるメーカーも台頭しています。

ワールドワイドな企業が出現した理由は、中華テントの品質が広く評価されるようになったからです。国際競争力を備えた中華テントは、今や「安かろう悪かろう」ではなくなっています。

テントの種類とは全体の形状やデザインについての分類です。主なものとして、ドーム型・ワンポール型・ツールーム型・ワンタッチ型などの種類があります。

ドーム型は2本のポールを交差させてテントを持ち上げる仕組みです。ワンポール型は1本のポールでテントの中心を支える要領です。ツールーム型はテントとタープが一体化したタイプを言います。

ワンタッチ型は傘を開くような感覚で、設営と撤収が手軽にできる形式です。なお、独自のデザインのものも存在するので、テントの種類は上記だけでないのを覚えておきましょう。

キャンプ用テントのサイズは、収納時サイズ・展開時サイズの2種類に区別されます。キャンプ用テントは人が居住するだけの大きさがあるため、使用しないときは小さく収納できるのが重要なポイントです。

そのため、サイズをチェックする場合は展開時の大きさだけでなく、持ち運びを想定して収納時の大きさを確認しましょう。

キャンプ用テントの機能とは、テント展開時の居住性・防風性・防水性・耐久性といった性能や特徴をいいます。また重量の軽さ・設営のしやすさのように、必須ではないものの使用上の利便性に関わる要素もあります。

中華テントは製造コストが低い点もあり、すべての機能を網羅しているとは限りません。自分の用途に合わせて、必要な機能を優先して選びましょう。

キャンプ用テントの材質や構造は、テントの強度や居住性を左右します。材質とはフレームに使われている金属の種類や、生地に使われている素材を指しています。これに対し構造とは、テント設営のやり方やテント構成を指します。

構造において特に大事なのはウォール（テントの内外を隔てる生地）の仕様で、シングルウォールとダブルウォールの2つに分けられます。両者の違いはフライシートの有無です。防水処理されたフライシートテントに被せる二重構造をダブルウォールと言います。

一方、フライシートを使わないテント単体の構造をシングルウォールと呼びます。

中華テントと聞くと、何となく心配になる方もいるかもしれません。たとえば、日本語による商品説明がなかったり、品質が不安だったりなどの面があるのが理由です。それらの不安要素をカバーしている優良メーカー2社を紹介します。

ネイチャーハイク（NATUREHIKE）は2010年に設立された気鋭のメーカーです。テントだけでなく、スリーピングバッグやアウトドアファニチャーまで幅広く網羅した総合アウトドア事業を展開しています。

優れた技術力と抜群のコストパフォーマンスにより、わずか数年で国内外から高い評価を集めました。2020年9月には日本公式オンラインストア「NATUREHIKE JAPAN」がオープンし、いっそう親しみやすくなっています。

モビガーデン（MOBI GARDEN）は、2003年にテントメーカーとして発足しました。テントだけでなくさまざまなアウトドアギアの開発も手がけ、2010年以降は中国において業界トップのシェアとなっています。

代表作であるテント「冷山」では、中国市場だけで80万点を超える大ヒットを記録。2016年には新たなブランドメッセージ「World Unbounded. Step by Step」を立ち上げ、事業を世界的な規模に拡大しています。

中華テントは十分に実用レベルに達した、コストパフォーマンス抜群なものばかりです。もし心配が拭えないのであれば、少し割高のモデルを選びましょう。特に信頼性の高い中華テントメーカーの上位モデルは、世界的に通用する品質です。当記事を参考に中華テントの価値を見直し、ぜひキャンプにご活用ください。