Bluetoothスピーカーが繋がらない！マーシャル製品でペアリングできないときは？

テレワークや電子化が進む昨今、デバイス同士をコードレスで接続できるBluetoothは欠かせないものになりましたね。コードが邪魔にならない・配線を減らせるため部屋の内装がスッキリするなど大きなメリットがあり、非常に便利です。

一方で、実際に使っている人の中には「うまく接続できない」「接続が急に切れた」「ペアリングできない」など、困った経験がある人も多いです。突然Bluetoothが使えなくなると、集中できずストレスですよね。

Bluetoothにうまく接続できないときは、繋がらない原因とその対処法を実践することが大切です。この記事では、Bluetoothスピーカーがつながらない原因とその対処法について解説します。また防水スピーカー・100均ダイソーでも販売しているレトロスピーカーや、イギリスブランドのマーシャルの接続方法についてもご紹介しているので、参考にしてみてください。

Bluetooth機能はデバイスの電源を切ったり、その他の作業をしている時に自然にオフになるときがあります。Bluetoothが繋がらないときは、まずはデバイスの設定画面からBluetoothの設定を確認してみてください。もしオフになっていれば、オンにするだけでBluetooth機器とつなげられます。

一度スピーカーとデバイスのペアリングをしたにも関わらず、電源を切ると同時にペアリングも切断されてしまい、それが原因で接続できていない可能性もあります。デバイスの設定画面からBluetoothを選択し、ペアリングの中にスピーカーがあるか確認しましょう。

もしペアリングされていたら一度解除をして、取扱説明書や公式ページに従ってペアリングモードをやり直してみましょう。

スピーカーによってはBluetoothに接続する時にPINコードが必要な場合もあります。PINコードを設ければプライバシーの保護ができるので安全ですが、デバイスの画面に「Bluetoothペアリングの要求」といったメッセージが出てきて、慣れていない方は見落としてしまう場合が多いです。

PINコードやこうした手順があれば、取扱説明書に記載されている場合がほとんどなので、取扱説明書を読むようにしましょう。

今の時代、デバイスを複数持っている方も少なくないかと思います。Bluetoothで接続できるのは基本的に一組のみです。仮に他のデバイスとスピーカーが接続している場合は、接続しようと思っているデバイスとは接続できません。そのため、どの端末と接続しているか確かめて、ペアリングを解除する必要があります。

Bluetoothにもバージョンがあり、最新のものになるごとに、接続の安定性・通信速度・接続範囲・消費電力の性能が向上しています。Bluetoothバージョン4.0から通信規格が変わったため、それ以前の機器と接続できない場合があります。

Bluetoothバージョンが4.0以前（2009年以前）の古い機材を使用している場合は、バージョンの違いから接続が不安定になっている可能性があるため、お手持ちの機器を確認しましょう。

スピーカーとデバイスの距離が離れているのが原因で、Bluetoothに繋がっていない可能性もあります。ものによって変わりますが、Bluetoothの通信ができる範囲には限界があります。スピーカーとデバイスを接続する場合は距離を近づけて、Bluetooth接続をしやすい環境にしましょう。

接続も完了してプロファイルやバージョンも正しいのに、なぜか音声が流れない場合は接続する環境が原因かもしれません。Bluetoothは周波数帯域で電波の通り道を経由して、デバイスと通信しています。この通り道はヘルツ（Hz）と呼ばれる単位で表され、使用するものが多いほど電波が悪くなります。

• Wi-Fi
• 電子レンジ
• 電源（電線や鉄道高架）

これらは周波数帯域を使用するため同時使用すると接続しにくくなります。Bluetoothは繊細な電波なので、利用する場合は周りにBluetoothに干渉する機器がないか、確認するようにしましょう。

スピーカーなどのBluetooth機器には「プロファイル」と呼ばれる接続するときのルールが存在しており、接続したいBluetooth機器とデバイスのプロファイルが一致しない場合は繋がりません。

Windows10など、デバイス側のプロファイルが遅れている場合はOSを更新すれば最新にできます。OSが最新でないと通知がくるので、その通知に従ってOSを更新しましょう。

今まではなんの問題もなく使えていたのに、突然デバイスとスピーカーの接続ができなくなった場合、どちらかのバッテリーが切れてしまった可能性もあります。デバイスのほうはすぐに確認できるので、確認して問題がなければスピーカーの充電をしてみましょう。

ちなみに、購入したてのスピーカーは十分に充電できていない可能性もありますので、使用前に充電しましょう。

スピーカーもさまざまな種類があり、防水スピーカーやダイソーでもレトロスピーカーがありますが、基本的にスピーカーの操作方法や機能は同じです。そのため、Bluetoothが繋がらないときの対処法も同じ、上記の方法を試してみてください。

基本的なつなぎ方は、スピーカー側のペアリング設定をONにした状態で、スマホやPC側でBluetoothをONにし、繋ぎたいスピーカーを選択すれば接続可能です。スピーカーに説明書がついているときは、説明書の指示に従ってください。

スピーカーとデバイスを接続するときはBluetoothをオンにしておかないと接続できませんが、長時間音にした状態だと、何らかの問題で接続が切れてしまう場合もあります。接続する前にBluetooth機能を一回オフにしてみましょう。

Bluetooth接続していないときは、Bluetooth機能をオフにしておく方が充電面でも機能面でも好ましいですね。

「ペアリング済み」と表示がでるのに接続できない場合は、デバイスやスピーカーの一時的な不具合が考えられます。精密機械は再起動すると情報が落ち着いて問題が解決することもあるため、デバイスとスピーカーを再起動し、Bluetooth機器のペアリングを設定し直すとうまく繋がる可能性があります。

iPhoneやAndroidでBluetoothを利用するケースは増えています。検出されないなどうまくいかない場合は、ペアリングを一旦解除してから、再起動を試みましょう。

複数のスマホやデバイスを持っている場合は、そのほかのデバイスがBluetoothに繋がるかどうか試してみてください。ほかのデバイスがBluetoothに繋がる場合は、スマホや繋げようとしているデバイスが故障している可能性があります。

接続したいBluetoothと同じものを持っている知り合いがいる方は、自分のスマホやデバイスと繋がるかどうか試させてもらいましょう。そこで繋がったとしたら、自分が持っているBluetoothが故障している可能性があります。その場合は、メーカーに返品・交換などの問い合わせをしてください。

これらの対処法をすべて試しても接続しないときは、デバイスかスピーカーのどちらかが故障している可能性もあります。先ほどご紹介したように、複数のデバイスがあれば、デバイスかスピーカーのどちらが故障しているかが分かります。

ほかのデバイスで接続できる場合は該当デバイスに問題があり、接続できない場合はスピーカーに問題があります。どちらが故障しているか確かめたうえで、修理に出しましょう。保証期間中であれば無料で修理をしてもらえる場合もあるので、保証書を持っていくのを忘れないようにしてください。

マーシャルのスピーカーが繋がらない場合は、ユーザーマニュアルや説明書を参考に接続方法を調べてください。説明書には繋がらない時の問題と原因や、スマホとのペアリング方法も記載されているので参考にしてみてください。以下のURLから飛べます。

Bluetoothの機種が接続できなくなった場合は、原因になっている問題を素早く把握するのがポイントです。また、バージョン・プロファイル・通信方式が接続する予定の機器に合っているかなどもよく確認しましょう。この記事を参考に、不具合が起きた時にもすぐに故障と決めつけず、落ち着いて対処してください。