コーヒーメーカーの置き場所はどこがおすすめ？おすすめの収納棚6選も

コーヒーメーカーを購入すると、まず悩みの種になるのが置き場所です。キッチンはすでに家電で埋まっていてスペースがなかったり、リビングに置くと使いにくかったりと、困ってしまうときもあります。

置き場所がないときに考えるべきポイントは、大きく分けて2つです。1つは、使う頻度や部屋のつくり、自分の性格を考えて日常的に使いやすいか、もう1つはほかの家電と違和感なく溶け込むかどうかです。この2点を考えるだけで、自然と最適な収納場所が見えてきます。

本記事では、コーヒーの置き場所を決めるときのポイントや、おすすめの台・収納棚を紹介します。コーヒーメーカーをどこに置くか迷っている、おしゃれなデロンギのコーヒーメーカーに相応しい置き場所を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。

コーヒーメーカーの置き場所といえば、キッチン、またはリビングやダイニング多いですね。使い方に合わせてそれぞれにメリット・デメリットがあるので、まずはどこが自分にとって使いやすいのかチェックしましょう。

キッチンにコーヒーメーカーを置く最大のメリットは、シンクやゴミ箱に近い点。コーヒーメーカーには水の補給や洗浄などのお手入れが欠かせません。シンクやゴミ箱にすぐ手が届けば、面倒なお手入れも少し楽になります。

一方、デメリットはリビングと離れている点です。コーヒーをリビングやダイニングで飲む場合は、コーヒーメーカーとの距離は大切です。あまりに遠いと、コーヒーを作りに行くのが面倒になってしまいます。

置き場所によっては、コンロに近すぎて油汚れが付きやすくなるといった問題も。またキッチン内のスペースが十分に確保できない場合は、動線を遮ってしまう可能性もあるので置き場所はしっかり考慮してください。

リビングやダイニングにコーヒーメーカーを置くと、飲みたいと思った時にすぐ手が届くメリットがあります。わざわざキッチンまで行く必要がないので各段に快適です。インテリアにもなってくれるため、空間の彩りを考える楽しみもあります。

しかし、キッチンから遠ざかるため、水の補給やお手入れが手間になります。人によっても何が面倒なのか、何が楽なのかは違ってくるので、自分にどの場所が合っているのかを考えて置き場所を決めてください。

まずは、コーヒーメーカーに欠かせないコンセントの位置です。キッチンやダイニングには多くのコンセントが設置されているので、一番近いコンセントを探しましょう。コードが届かない場合は延長コードを使うのもおすすめです。

ただし、ひとつのコンセントに多数の家電をつなげている場合は、同時に使うとブレーカーが落ちてしまう可能性もあります。空いているコンセントがなければ、家電を移動するか違う場所を考えましょう。

コーヒーメーカーのサイズは、メーカーや容量によってさまざまです。家に十分なスペースがある場合は、新しい棚をコーヒーメーカーのサイズに合わせて設置できます。しかし十分なスペースがない場合は、棚やラックを活用して新しいスペースを作ってみてください。

棚やラック設置するのは、既存の家電の上やシンク脇など、高さを利用できる場所が効率的。狭いスペースでも、コーヒーメーカーを置くのに十分な置き場所を作れます。

コーヒーメーカーには換気用のファンが付いており、そこから蒸気が出る仕組みになっています。そのため、四方が塞がれた場所にコーヒーメーカーを置くと、蒸気が排出されにくくなり、故障の原因になります。設置場所を探す際は、換気用ファンが塞がれない場所を選びましょう。

コーヒーメーカーは立ったまま使うため、高すぎる・低すぎる場所に置くと、体に負担がかかります。特にコーヒーメーカーを使う頻度の高い方は、立って不便さを感じない高さに置くのが大切です。

高さをチェックするときは、キッチンのシンクを見てください。一般的に、シンクは80～90cmで作られています。不便なく使えるような高さに設定されているので、シンクの近くや、同程度の高さを目安にしましょう。

コーヒーメーカーの置き場所を決める場合、部屋全体の雰囲気や、他の家電・家具とのバランスも大切です。では、どんなポイントに気を付ければいいのか見ていきましょう。

コーヒーメーカーのデザインは、お店で見かけるメタリックなものから、シックなインテリアにも馴染む落ち着いた色のもの、ポップな色のものまでさまざま。自分の部屋のどこに置けばコーヒーメーカーが馴染むのかも確認しましょう。

ポイントとなるのは、コーヒーメーカーの色です。周辺の家具や家電と同系色・同じトーンの色にするだけで、統一感が出ます。またお気に入りのメーカーがある場合は、メーカーで揃えるだけで自然と馴染んでくれますよ。

どうしてもコーヒーメーカーだけが浮いてしまって、周りの家具や家電と合わないケースもありますよね。コーヒー豆やマグカップ、キャニスターなど、周辺をコーヒーグッズで囲んでみるのも、統一感を出す方法のひとつです。

コーヒーグッズで囲むと、その空間だけが一気にコーヒースタンドのような雰囲気になります。一緒にお菓子やドライフラワーなども置いておくと、立ち寄るだけで気分転換になるおしゃれな空間ができ上がりますよ。

コーヒーメーカーは、直射日光の当たる場所に置くのはNGです。本体の温度が上がると、素材や機械が劣化し、寿命を短くしてしまう可能性があります。同じ理由で、周囲に電子レンジや冷蔵庫など熱を排出する家電がある場所も避けたほうがいいです。

また、コーヒーメーカーの接地面がでこぼこしている・斜めになっているなど、不安定な場所も置けません。コーヒーメーカーが倒れてケガにつながり、お湯がこぼれて故障の原因になる危険性もあります。

お手入れがしやすいようにシンク付近に置きたいと考える方も多いですが、その際は水がかからないよう配慮が必要です。コーヒーメーカーが濡れてしまうと、火災や感電につながるおそれがあります。

コーヒーメーカーを使うときの一番のネックは、水の補給とお手入れです。そういった手間が苦手方は、すぐに水が使えるシンク付近が最適です。床を汚す心配がなく部品を洗えて、ゴミもすぐに捨てられます。

一方で、シンク付近は家電や食器がひしめき合い、十分な場所が取れないときもあります。コーヒーメーカーが濡れてしまうのを避けるためにも、棚やカゴを上手に取り入れてスペースを活用しましょう。

キッチンに十分なスペースがない場合は、高さを活用して新たなスペースを作ってみましょう。すでにある家電の上に小さなラックを設置するのが簡単です。ほかの家電や雑貨との統一感が出るよう、ラックの色やトーンに気を付けてください。

また、高さのある棚やラックを使えば、何もない空間に新しいスペースを作れます。現在のキッチンのレイアウトを少し変える必要が出てくるかもしれませんが、デッドスペースになっていた場所にものを置けるようになります。

キッチンに少しでも空きスペースがある場合は、ラックや棚を設けてコーヒーメーカーの置き場所にする方も多いですよね。その際気になるのが、キッチン内の動きやすさです。動線を塞いでしまうと、料理などの際に邪魔になってしまいます。

キャスターが付いた可動式ワゴンはどこにでも移動でき、シーンに応じて余計なスペースを上手に活用できるのでおすすめです。コーヒーメーカー専用にして、移動できる簡易コーヒースタンドにしてもいいですね。

リビングにコーヒーメーカーを置く際、既存の家具の上に十分なスペースがなければ、新しい棚やラックを導入する必要があります。心地のいいリビングにするため、周辺の家具の色やトーン、素材、バランスを考えて置く場所を決めましょう。

たとえば、色やトーンを合わせれば統一感が出ますし、素材によっては部屋の印象を左右します。ラックや棚の上には十分なスペースがあるため、コーヒーグッズ以外にも観葉植物や本を置いて、おしゃれな空間を作るのもおすすめです。

ご家庭にキッチンカウンターがあるなら、ぜひコーヒーメーカーの置き場所として検討してください。キッチンとリビングの間にあるキッチンカウンターは、いわば両者のいいとこどり。お手入れにも、普段の生活にも身近な距離感です。

ある程度スペースがあれば、コーヒーグッズなどの家電や雑貨をそろえ、見せる収納のようにもコーディネートできます。コーヒーメーカーを中心に置けるので、緑を添えた憩いのスペースや、カフェ風の空間にできるのも魅力です。

コーヒーメーカーの収納ラックは人気メーカーでも多く取り扱っています。まずは、ニトリですが、レンジ棚・スチールラック・ワゴンなどがおすすめです。レンジ棚はレンジ上のデッドスペースを有効利用できます。

無印良品ではさまざまなシェルフがあり、スチール・ステンレスなど材質も豊富です。木材であればスタッキングシェルフがおすすめです。組み立て次第で好きな形にできるため好みのサイズに調整できます。竹材のコーナーラックであれば省スペースに収納可能です。

イケアではキャスター付きのキッチンワゴンが数多くラインナップしています。カラー・材質・デザインなどキッチンの雰囲気に合わせて選べます。

最近は一人用のコンパクトなものが登場し、一人暮らしでも気軽に購入できるようになったコーヒーメーカー。しかし、キッチンが狭くなりがちな1Kや、リビングとキッチンが一体となった1Rなどの単身者向けの部屋の場合、コンパクトでも置き場所がないときがあります。

まだ床にスペースがある場合は、どんな場所でも活躍してくれる可動式のワゴンがおすすめです。すでに家具で埋まっている場合は、家電の上や家具同士の隙間といった小さなスペースを埋められるよう、棚やラックを活用しましょう。

ここまで、おすすめの置き場所をご紹介してきました。しかし、コーヒーメーカーが作り置きタイプの場合や、そもそもコーヒーメーカーをあまり使わない場合は、置き場所にこだわる必要はありません。むしろ生活の動線を遮らないほうが、毎日の暮らしには大切です。

使う頻度が少なければ高さも気にする必要がないので、選べる置き場所の選択肢は広がります。たとえば棚・ラックの最下段や高い位置にある収納棚などは、少し腰をかがめたりつま先立ちになったりすれば、すぐにコーヒーメーカーを使える丁度いい位置です。

必要な時にだけ取り出して使いたい方は、キッチンやリビングにある収納スペースがおすすめです。壁や床に備え付けられている収納スペースは、十分な広さを持っているものが多いので、ぜひコーヒーメーカーを置く場所として活用してみてください。

コーヒーメーカーはデロンギやサーモスなど、さまざまなメーカーから販売されています。これからコーヒーメーカーを購入する予定の方は、選ぶときのポイントを知っておくと役立ちます。以下の記事ではコーヒーメーカーの種類や価格相場を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

コーヒーメーカーの置き場所は、普段の暮らしや部屋のつくりを考えてを決めるのが大切です。ラックや棚を活用したり、周囲に置くグッズにも気を付けたりすると、インテリアとしても楽しめますよ。置き場所を厳選して、コーヒーを気軽に楽しみましょう！