コーヒーメーカーのおすすめ15選｜種類ごとの特徴・選び方・人気モデルも紹介

「カフェにはよく行くけど、家でも美味しいコーヒーが飲めたら」とコーヒーメーカーの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。しかし、インスタントコーヒーもあるのでわざわざコーヒーメーカーを買うメリットが分からない方も多いでしょう。

実は、インスタントコーヒーとコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは味が全く違います。コーヒーメーカーにはさまざまな種類やモデルがあり、淹れ方や豆の挽き方もそれぞれ異なるので味を追究することが可能です。

今回の記事では、価格などのコーヒーメーカーの基本的な知識・選ぶポイントを解説します。この記事を読めば、コーヒーメーカーについて詳しくなるでしょう。最後には、「買ってよかった」と評判のおすすめのコーヒーメーカーを紹介するのでぜひ参考にしてください。

「コーヒーは好きだけどインスタントコーヒーで十分」と思う方がいるかもしれません。最近のインスタントコーヒーは進化しているので、美味しく飲めるものもあります。しかし、コーヒーメーカーがあればさらに美味しいコーヒーを堪能できます。

コーヒーメーカーは、飲む直前に豆を挽くので酸化しにくく、いつでも新鮮なコーヒーを楽しめます。実は、インスタントコーヒーは豆で保存する場合よりも酸化しやすいです。コーヒーメーカーと比べると、風味が少なく物足りなさを感じるでしょう。

インスタントコーヒーは、価格が安く手軽にコーヒーを作れるのでとても便利です。しかし、味や香りの面ではコーヒーメーカーで作るコーヒーの方が美味しいと感じる方が多いのが事実です。カフェで飲むようなコーヒーの味を求めるならコーヒーメーカーで淹れることをおすすめします。

ミルなしドリップ式のコーヒーメーカーは、他の種類よりもシンプルな構造で手軽に使えることが特徴です。お店で挽いてもらった豆をフィルターにセットすれば、自動で抽出してくれます。搭載機能がそこまで多くないので、コーヒーメーカーに慣れていない方でも使いやすいでしょう。

また、お手入れを簡単に済ませることができます。他の種類に比べてリーズナブルに購入できるモデルが多いことも特徴です。コスパ重視で選びたい場合は、まずはミルなしのドリップ式から探してみてください。

ミル付きのドリップ式コーヒーメーカーは、豆を自動で挽いてくれます。わざわざお店で豆を挽いてもらったり、自分で挽いたりする手間がかかりません。また、ミル付きのドリップ式には半自動タイプと全自動タイプの2つがあります。

半自動タイプは、ミルで粉を挽き終わったらフィルターに移さなければなりません。一方で全自動タイプは豆挽きからコーヒーの抽出までをすべて自動で行ってくれます。より手軽さを求めるなら全自動タイプですが、価格を抑えたい場合は半自動タイプがおすすめです。

ネスレの「ネスプレッソ」が特に有名なカプセル式は、カプセルをセットしてボタンを押すだけで本格的な1杯を楽しめます。カプセルをセットするだけで1杯抽出できるので、お手入れを楽に済ませられる点が大きなポイントです。

また、カプセルはさまざまなドリンクメニューが展開されていて、コーヒーが苦手な方でも使えます。抹茶ラテやミルクティーなどが楽しめるため、オフィスに置いておくのもおすすめです。

エスプレッソマシンは、カフェでも使用されるタイプのコーヒーメーカーです。コーヒー粉に圧力を一気にかけて素早く抽出するので、雑味がなくて美味しいコーヒーを楽しめます。エスプレッソコーヒーはもちろん、カフェラテやカプチーノといったメニューを作れるのも特徴です。

機能性が高く、ミルクフォーマー付きのモデルも多数あります。しかし、搭載機能が多い分価格が高い点がデメリットです。本格的なコーヒーを自宅で楽しみたいコーヒー好きの方には、エスプレッソマシンをおすすめします。

コーヒーメーカーによって淹れられるコーヒーの種類が決まっていることはご存じでしょうか。自分が飲みたいコーヒーの種類に合わせてコーヒーメーカーを決めなければなりません。ブラックコーヒーやカフェオレを飲みたい場合はドリップ式がおすすめです。

エスプレッソコーヒーやカフェラテを飲みたい方は、カプセル式やエスプレッソマシンを選ぶといいでしょう。コーヒーメーカーを購入する前に、自分がどのようなコーヒーやカフェドリンクを飲みたいのかしっかり考えておきましょう。

コーヒーは1杯120ml程度です。基本的には、サーバー容量600mlくらいのコーヒーメーカーのラインナップが多いです。サーバー容量や一度に抽出できる量が多いモデルほど、たくさんのコーヒーを用意できます。

複数人分のコーヒーを用意することが多いなら、5〜10杯ほど抽出できるものがおすすめです。また、カプセル式やエスプレッソマシンは基本的に1杯ずつ抽出します。

エスプレッソマシンの中には2杯分同時に抽出できるものもありますが、ラインナップがあまり多くありません。一度に用意したいコーヒーの量から使いやすいモデルを選びましょう。

コーヒーメーカーで使うフィルターには、紙フィルターとメッシュフィルターの2種類があります。実は、フィルターの種類によって味や風味が変わってきます。紙フィルターとメッシュフィルターのそれぞれの特徴を解説するので参考にしてください。

紙フィルターはメッシュフィルターに比べて繊維の目が細かいため、コーヒーの油分までろ過できる点が大きな特徴です。油分もろ過するので、スッキリとした味わいに仕上がります。紙製なので抽出後はゴミ箱に捨てるだけでよく、お手入れに手間がかかりません。

メッシュフィルターは、金属や樹脂などで作られており何度でも繰り返し使えます。ランニングコストを抑えられる点がメリットです。また、紙フィルターよりも目が大きいのでコーヒーの油分も一緒に抽出できます。コーヒー豆本来の味や香りをしっかりと楽しみたい場合はメッシュフィルターがおすすめです。

コーヒーメーカーを使っていると、粉が溜まったり汚れが出てきたりします。定期的に掃除を行う必要があるので、購入前にお手入れ方法を確認しておきましょう。お手入れを簡単に済ませたいと思っている方は、シンプルな構造のモデルがおすすめです。

また、コーヒーメーカーのタンクが着脱式だったり内部のパーツが取り外しできたりするものがお手入れしやすいでしょう。本格的なモデルであれば、洗浄モードが搭載されているものもあります。

ドリップ式のコーヒーメーカーの中には、ステンレス製のサーバーやヒーター付きのものなど保温機能が搭載されているモデルがあります。とりあえず抽出だけして、あとから飲む場合でもコーヒーが冷めません。家族とコーヒーを飲むタイミングが合わない場合に活躍します。

より美味しくコーヒーを飲みたい方は、蒸らし機能が搭載されているモデルがおすすめです。蒸らし機能を使うとお湯が豆全体に行きわたるので、香りがよくて濃厚な1杯になります。味わい深いコーヒーを自宅で飲みたい場合は、蒸らし機能の有無を確認しておきましょう。

コーヒーメーカーに搭載されていると最も便利なのが、タイマー機能です。タイマー機能があれば、自分の好きな時間にコーヒーができあがるように設定できます。起床時間に合わせてセットしておけば、起きてすぐに淹れたてのコーヒーを楽しめるのでおすすめです。

日本を代表する家電メーカーのパナソニックからコーヒーメーカーが販売されています。パナソニックではミル付きドリップ式を販売しており、半自動タイプと全自動タイプの両方を展開しています。

また、家電メーカーだけあって機能性に優れているのがポイントです。沸騰浄水機能を搭載したモデルはカルキを除去した後にコーヒーを抽出できます。

「コーヒーメーカーと言えばデロンギ」という方も多いのではないでしょうか。デロンギは1902年にイタリアで誕生したキッチン家電のメーカーです。コーヒーメーカーや電気ケトル、オーブンなどを展開しています。スタイリッシュでおしゃれなデザインが特徴のメーカーです。

また、デロンギではミルなしのドリップ式、ミル付きの全自動タイプ、エスプレッソマシンを販売しています。ラインナップが豊富なので、ライフスタイルや飲みたいコーヒーの種類に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。

ネスレはネスカフェで有名なスイスの大手食品メーカーです。カフェ事業を行っていたりインスタントコーヒーを販売していたりと「コーヒーといえばネスレ」という方も多いでしょう。ネスレでは、カプセル式とエスプレッソマシンの2種類のコーヒーメーカーを展開しています。

特にカプセル式のネスプレッソやドルチェグストなどが有名で、オフィス用コーヒーメーカーとしても人気のあるメーカーです。カプセルはフレーバーのラインナップが豊富なので、好みや気分に合わせて選べるのが人気のポイントでしょう。

シロカは日本の家電メーカーで「こころ豊かな暮らしを築く」が経営理念です。コーヒーメーカーを幅広く展開しており、どのモデルも他メーカーにはないオリジナリティのあるデザインです。デザイン性を重視したい方におすすめします。

また、シロカではミルなしのドリップ式とミル付きの全自動タイプを展開。特に、全自動タイプはボックス型のコンパクトなコーヒーメーカーでスマートに設置可能です。

魔法瓶で有名なタイガーからも、高品質なコーヒーメーカーが販売されています。とくにおすすめなのが、タイガー ACT-E040です。こちらは「まほうびん構造」で真空ステンレス製となっており、保温保冷機能が優れています。また、粉・ドリップバッグ・カプセルの3Wayで使い勝手抜群です。