キッチンの暖房に足元ヒーター！電気ストーブのおすすめ10選｜寒い台所にはこれ！

冬場は寒くて何をするにも大変ですよね。それは料理も例外でありません。キッチンにも暖房器具を置きたいけど、石油ストーブはニオイが気になる...そう感じた経験はありませんか？そこでおすすめしたいのが電気ストーブです。

電気ストーブはヒーターの種類が豊富あり、温まり方がそれぞれ異なります。特性を理解したうえで選べば、キッチンはもちろん、使用場所や目的によって使い分けができます。寒さが厳しくなってきて、キッチンにいると足元が冷えると感じる方には、電気ストーブの購入をおすすめします。

この記事では、電気ストーブの種類や選び方、おすすめ商品の世の中ランキングを紹介します。寒い台所にぴったりの電気ストーブに注目です。後半では、最新の電気ストーブや、電気ストーブとの併用におすすめの暖房グッズも紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

セラミックヒーターは内蔵されているセラミックを発熱させて、ファンを回しながら送風して空気を温めます。コンセントを挿して電源を入れたらすぐに使えるほか、石油やガス管などを用意する必要もありません。

コンパクトなモデルが多く、持ち運び・移設しやすいのもメリットです。ただしセラミックヒーターは比較的パワーが弱いため、広い空間には不向き。勉強机の下に置き、足元ヒーターとして利用するといった用途におすすめです。

セラミックヒーターについて興味を持った方は、以下の記事もご参照ください。

カーボンヒーターは、内蔵されているガラス管に入った炭素繊維を発熱させる電気ストーブです。遠赤外線を放射しますが、直進性が高く部屋全体を暖めるよりも、人を暖めるのに適しています。広い場所を暖めるには、熱が吸収されてしまうので向いていません。

カーボンヒーターは暖まるのが早く、比較的少ない電力で使用できるのもメリットです。また、価格がリーズナブルなうえに幅広いラインナップなので、自分に合ったものを選びやすいです。

グラファイトヒーターの発熱体には黒鉛を使用しています。黒鉛を加熱して多量の遠赤外線を放出させるストーブです。速暖性が高い電気ストーブで、カーボンヒーターよりも遠赤外線放出量が高く暖房能力に優れています。

グラファイトヒーターは電源を入れてから立ち上がるスピードが早いのが特徴で、たとえばニトリの超即暖グラファイトヒーターECTS-C06が代表的。おしゃれなモデルや自動停止機能で高機能モデルも豊富です。

グラファイトヒーターが気になった方は、以下の記事を参考にしてみてください。

シーズヒーターは、セラミックコーティングが施された金属パイプで発熱体のニクロム線を包みこんだ電気ストーブです。セラミックを採用しているため遠赤外線放射量が多く、カーボンヒーターなどの電気ストーブよりも高い暖房能力を持っています。

シーズヒーターの特徴として、石英管などではなく金属パイプを使用しています。したがって水や衝撃に強いため、高い耐久性がおすすめです。壊れにくい電気ストーブを探している方は、シーズヒーターをチェックしてみてください。

パネル型の本体が印象的で、内蔵されている電熱線を電気で加熱して、輻射熱を放射します。パネルヒーターの特徴は、本体に触れてもやけどしにくいので、小さな子どもがいる家庭にもぴったりです。また、ファンを搭載していないので、ホコリが立たないのもおすすめです。

パネルヒーターは寒い季節に使いますが、エアコンのように送風がないので部屋内の気になる乾燥を低減できるのも便利です。本体の表面部分にガラスパネルを搭載しており、デザイン性に優れたおしゃれなモデルも注目されています。

パネルヒーターについて気になった方は、以下の記事を参考にしてみてください。

ハロゲンヒーターは「遠赤外線ヒーター」とも呼ばれており、ハロゲンランプを発熱体として使用しています。電源を入れてから暖かくなるまでの時間がスピーディーで、キッチンの足元や脱衣所など、狭い場所をピンポイントで暖める際に便利です。

ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプから放射された遠赤外線の輻射熱で周囲を暖めます。しかし、ハロゲンランプの特徴として、近赤外線が多く人体に吸収されにくいために、温かさを実感しにくい問題があります。

ハロゲンヒーターにはさまざまな形をしたモデルがあり、扇風機のようなデザインが主に販売されています。ほかには部屋のスペースを取らないタワー型や長方形など、用途に合わせて選べるのでおすすめです。気になった方は以下の記事をご覧ください。

電気ストーブにはさまざま種類があり、それぞれ温まり方も異なります。電気ストーブによって、本体に使われている発熱体が違うので、遠赤外線の放出量にも差もチェックしてください。遠赤外線が多い方が暖房能力高いので、求めている用途に合わせて選んでみましょう。

キッチン全体を温めたいなら熱放射量の多いグラファイトヒーターやシーズヒーター、スポット暖房として使いたいならカーボンヒーターやセラミックヒーター、安全性を重視するならパネルヒーターがおすすめです。

また、寒い季節に自宅に帰宅した時や、通常暖房を使用していない脱衣所などでは、速暖性が高いストーブが便利です。電源を入れてから素早く周囲を温めてくれる電気ストーブがあれば、快適に過ごせます。

石油ストーブやエアコンなどの暖房器具と比べて、電気ストーブはランニングコストがかかりやすいのが問題です。電気代が気になる方は、細かく温度調節ができるモデルを選びましょう。気温が大きく変化するキッチンなどに設置する場合にも、温度調節機能はおすすめです。

現在販売されている電気ストーブには、多くのモデルに温度調節機能が搭載されています。電気ストーブの中には、5段階以上の細かい調節が可能なモデルもあるので便利です。また、10段階以上調節できるものもあります。

電気ストーブを選ぶ基準としては、どんな機能が搭載されているかもチェックしておきましょう。まず、便利な機能で挙げられるのは首振り運転機能です。扇風機のように首を振り、周囲にいる人を暖めるので快適です。

電源をオンオフする手間がかからない人感センサーもおすすめです。人感センサーとは、本体に搭載されたセンサーが人を感知すると電源がオンになり、ストーブから一定の距離を離れると電源がオフになる機能です。無駄に電気を使用しない機能なので、省エネ効果もあります。

家庭にペットや小さな子供がいる場合は、転倒時オフ機能が役立ちます。地震や子どもが倒してしまった場合に自動で電源をオフにしてくれる機能です。そのほか、電源を入れた時にニオイのしない機能など、さまざまな安全機能が搭載されたモデルがあるので、チェックしてください。

キッチン以外にも、トイレや洗面所で使えるスポット暖房が気になった方は、以下の記事も参考にしてみてください！

電気ストーブを初めて購入する方や、新しく買い替える方は電気代が気になるところです。電気代はほかの暖房器具より高めで、1kWh27円とすると、400Wストーブを1日1時間使うと1ヵ月で300～400円ほどになります。

電気ストーブを1ヵ月使用した場合のランニングコストも考慮しながら選んでみてください。しかし、キッチンのみでの使用で長時間でなければそこまでかかりません。以下に目安としての電気代を記載しているので参考にしてください。

※1kWh27円で計算

キッチンはとにかく足元が冷えるため、電気ストーブに加えてヒーターマットがあるとさらに快適です。シンク下などに敷くと水濡れの可能性もあるので、防水タイプであればベストです。また、自分の立つポジションのみに限定したサイズであれば、余計な電気代もかかりません。水仕事の効率アップにぜひ取り入れてみてください。

足元温風機とはキッチン・洗面化粧台といった、立ち作業をおこなう設備の足元に組み込んで設置するタイプの温風機です。ヒーターのように設置場所を取らないほか、エアコンでカバーしにくい範囲を温められる点から注目を集めています。詳しくはLIXILのような住宅設備機器メーカーのサイトをご参照ください。

寒い冬のキッチンを暖めてくれる電気ストーブについて紹介しましたが、いかがでしたか。電気ストーブの種類や選び方、おすすめ商品が参考になると幸いです。ぜひ、キッチンでの時間を快適にしてくれる電気ストーブをみつけてくださいね。