ストーブガードおすすめ10選｜熱くならない赤ちゃんにも安心なタイプや自作方法も

寒い冬に欠かせないストーブですが、赤ちゃんのいるご家庭だと「目を離したすきに火傷してしまったら…」と安全面で不安を抱える方も多いですよね。そこで設置しておきたいのが、ストーブガードです。

ストーブガードは、ストーブやファンヒーターの周りを囲って、子供やペットが近づけないようにする柵です。FF式ストーブを囲える3面式や全方向からガードできる4面式、屋外で使える丸型、熱くならないものなどさまざまな形状があります。「冬しか使わないのは勿体ない…」と購入をためらいがちですが、お手頃価格で購入できる商品もたくさんあります。

今回は、そんなストーブガードの特徴・選び方・100均アイテムでできる簡単な自作方法や代用方法などを詳しく解説します。さらに、3面式など形状ごとのおすすめ商品10選やおしゃれな商品もあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧いただき、購入の参考にしてください。

ストーブガードは、ストーブに直接触れてやけどをしないように、ストーブの周りを囲う柵のことです。赤ちゃんなどの小さな子どもやペットがいても安心してストーブを使用できるアイテムです。さまざまな形状があり、ストーブに合わせて購入できます。

小さい子どもやペットがいる家庭の方はぜひストーブガードを検討してみてください。

ストーブガードは細かい網状になっており、子どもが手を触れられないようにできるアイテムです。ヒーターやストーブは小さい子どもが掴まりやすい高さになっているため、安全対策にストーブガードは必須です。

また、物が直接触れることがないため、火災の予防にも役立ちます。やけど防止と火災予防に役立つアイテムです。

3面式ストーブガードは、ストーブの前面と側面を囲うタイプのものです。組み立てが簡単なのが3面式の特徴です。ストーブを壁際に置いて使っているで背面は囲う必要がない場合や、ストーブの後ろに給排気筒がついているFF式を使用している方におすすめします。

4面式はストーブの四方を囲う屋根付きのストーブガードです。ストーブの後ろまで囲えるだけでなく、上部もガードできるのが特徴。設置スペースがあれば、子供のいる家庭にはこちらをおすすめします。もっと面の多い5面式や6面式もあるので、お使いのストーブにあわせて選んでください。

丸型のストーブガードは、対流式のストーブに使用するもので、キャンプやアウトドアなど屋外でも使えます。対流式ストーブとは、暖かい空気が上昇する対流といった現象を使って部屋全体を暖めるタイプのストーブです。より早く部屋を暖められます。

このタイプのストーブガードは、上に丸型のテーブルが付いているのが特徴です。食器が置けて便利なので、特にキャンプでの使用におすすめです。

吹き出し口タイプは、ファンヒーターに直接取り付けるストーブガードです。取り付けはマグネットなどで簡単に行え、サイズがコンパクトなのが特徴です。また、サイズを変えられるものなど、ヒーターの形状に限らず設置できる商品もあるため、使用しているヒーターに取り付けられます。

さらに、温風が当たる部分はシリコンゴムなどの熱くなりにくい素材でできているため、お子様がその部分を持ってもやけどをしない工夫がされています。選ぶ際は、頑丈でお子様がつかんで体重をかけても取れにくい商品がおすすめです。

ストーブガードのサイズを選ぶときは、ストーブのサイズと室内の設置スペースを確認しておきましょう。ストーブガードは、ストーブの大きさより一回りくらい大きいものを選びます。

さらに、大切なのが部屋の中に設置スペースを確保する点です。3面式ならそれほど場所をとりませんが、4面式や5面式はそれなりの大きさになります。そのため、購入の前にしっかり設置スペースを確保して「買ってから後悔した…」とならないように気を付けましょう。

ストーブガードの扉はいくつか種類があります。特におすすめなのは、前面に開閉扉がついておりスライドできるタイプです。このタイプだと、ストーブガードを設置したままストーブを操作できるのでおすすめです。

また、スライドタイプは横に開けるタイプ・縦にスライドするタイプがあります。さらに、普通の扉のように前面に開くものもあります。縦にスライドするタイプは、ケガ防止のためにストッパーがついているものを選びましょう。

ストーブガードを選ぶときは、製品の素材も大切なポイントです。多くのストーブガードは、スチール製・メッキといった金属製のものになっています。

そのほかに、木製は金属製よりも熱くなりにくいのが特徴で、木の温かみも感じられるため部屋のインテリアとしてもおすすめします。人気の木製ストーブガードですが、種類が少なく、値段もほかと比べて高めな点がデメリットです。また、植毛素材・シリコンも熱くなりにくい素材のため、安全性を重視する方におすすめします。

ストーブガードはぶつかって倒れる危険性もあります。そのため、お子様がいて安全性を特に重視したい方は、固定用ワイヤー付きの製品を選ぶのもおすすめです。底の部分をワイヤー・金具などで固定して転倒を防止できます。固定ワイヤー付きで、さらに熱くなりにくい素材を使用している製品であれば、安全性は申し分ありません。

また、触れた時にズレないようにするには、滑り止めがついたものがおすすめです。ストーブガードの足部分にゴムなどが付属し、滑らないようになっています。ストーブガードは固定していないとズレやすいため、固定できるものか、滑り止めのどちらかあれば安心です。

ストーブガードを店舗で購入するなら、ホームセンターがおすすめです。たとえばカインズを例に挙げると、アイリスオーヤマ・グリーンライフなどの商品を取り扱っています。

ベビー用品店の西松屋ではストーブガードのオリジナル商品はないものの、他ブランドの商品は取り扱いがあります。吹き出し口ガードは、ファンヒーターの吹き出し口の前をガードするアイテムで、温風が当たっても熱くなりにくい設計です。工具が必要なく取り付けが簡単な点がメリットです。

ただし店舗によって取り扱いは異なります。なお、生活用品大手のニトリではストーブガードを製造していません。

ストーブガードは、決して安いとはいえません。実は100均のアイテムを使用して自作もできるため、お値段が気になる方におすすめです。ここでは、作り方をご紹介します。

1. 100均で売っているワイヤーネット、結束バンドといったアイテムを購入。
2. ストーブをワイヤーネットで覆い、結束バンドでつなげていく。
3. 結束バンドの余った部分を切って完成。

自作なら、3面・4面や丸形に使えるタイプなど作れ、インテリアにマッチするデザインも思いのままです。

しかし、やはり100均の製品ではどうしても安定感に欠け、子供が当たると転倒する可能性があります。さらに、高温のストーブの傍に置いておいて耐熱性に問題はないのかも心配です。安定性を求めるのであれば、正規品を購入するのがおすすめです。

ストーブガードはさまざまな形状のものがありますが、ファンヒーターの吹き出し口ガードの場合はヒーターに近づけるので熱くなりにくい素材でできていても注意が必要です。

また、ヒーターのスイッチに触ってしまったり灯油タンクのふたを開けたりと、いたずらは防げないので、子どもからは目を離さないようにしましょう。全体をガードするタイプでも柵をよじ登ってしまう危険性もあります。

ストーブをそのままの状態で使っている家庭も多いです。ただ、子供やペットがいると、どうしても事故が心配です。ストーブガードを使えば、火傷や火災の原因になる転倒事故を未然に防げます。事故防止のため、ぜひ購入を検討してください。